2023/9/3-明治大学戦

日時 2023年9月3日(日) 17:00KO
場所 駒沢第二球技場

●東京大学 7 ー 27 明治大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東大 0 7 0 0 7
明治 7 10 7 3 27

【1Q】
真夏の西陽が照りつける駒沢オリンピック公園2023年秋シーズン初戦。
明治大学のキックで試合開始。4年WR/K#13洞(武蔵)のリターンで東大は攻撃開始。
3年WR#80光吉(開成)のオープンプレーと4年RB#95伊佐治(東京都立戸山)のラインを薙ぎ倒す力強いランで続け様に1st downを更新すると、WR#80光吉へのパスプレーも決まり一気に敵陣地のゴール前まで攻め込む。4年QB#8曽原(筑波大学附属)のランで得点を試みるが、ディフェンスに阻まれ4th downに追い込まれる。フィールドゴール(FG)も失敗し無得点で攻守交替となってしまう。
続くディフェンスでは3年LB#54江原(甲陽学院)の好タックルとパス失敗により3&outに抑える。続くオフェンスのシリーズでは3年RB#33中村(開成)のランでゲインを重ねるもインターセプトにより攻守交替。明治のランに対し、4年DL#2髙野(開成)、3年DL#42三木(西大和学園)の力強いプレーで対抗するも、最後はQBキープによりタッチダウン(TD)を許してしまう。トライフォーポイント(TFP)も決まり明治に先制を許す。(東大0-7明治)明治大学のキックで試合再開。QB#8曽原の中央を切り裂くランを繰り出したところで1Q終了。
【2Q】
陣地が入れ替わった2Q。WR/K#13洞のオープンプレーで1st downを更新すると、4th downでのギャンブルも成功させる。RB#95伊佐治とWR#80光吉の中外を織り交ぜたランでファーストダウンを更新し続けると、最後はQB#8曽原がQBスニークでねじ込みTD。2年DB/K#89舟本(栄光学園)が冷静にTFPを沈め明治に追いつく。3年LB/K#41大島(開成)のキックで試合再開。3年DL#9張田(ラ・サール)のラッシュなどでQBにプレッシャーをかけるもスクランブルを止めることができず自陣ゴール前まで侵入を許す。ここで東大ディフェンスが意地をみせ、LB/K#41大島、2年DB#6藤本(浅野)の思い切りのいいタックルでロスに抑えると、続くパスも失敗させFGに追い込む。明治はこのFGを決め再び勝ち越しを許す。(東大7-10明治)明治のキックオフで試合が再開されるとWR/K#13洞がビッグリターンを見せ、自陣49yd地点から攻撃を開始する。このままオフェンスのリズムを掴みたいところだったが、落球もあり3&outを強いられる。続くパントでボールがオーバーしてしまい、2年QB/P林#12(開成)がなんとか確保するも自陣深くで攻守交替となってしまう。なんとか踏ん張りたいディフェンスだったが、不運な反則もあり最後は明治RBにTDを許してしまう。TFPも決められ点差を2ポゼション差に広げられる。(東大7-17明治)明治のキックで試合が再開され、WR#80光吉のオープンプレーで1st downを更新したところで前半終了。
【3Q】
LB#41大島のキックで後半開始。3年DB#23小城(大阪教育大学附属池田校舎)が力強いプレーを見せると、LB#41大島が強烈なQBサックを炸裂させパントに追い込む。攻守交替して東大の攻撃。RB#95伊佐治の中央を切り裂くランでの1st down更新を続けるもファンブルしてしまい、攻守交替を強いられる。続くディフェンスでは3年DB#19松田(開成)やDB#23小城が光るタックルを見せるも最後はパスを通されTD。TFPも決められ追加点を許す。(東大7-24明治)明治大学のキックで試合再開。RB#33中村が中央の突破を試みたところで3Q終了。
【4Q】
勝負の4Q。RB#33中村のランでゲインするも4th downに追い込まれる。ここで東大はギャンブルを選択するも失敗。攻撃権は明治に移る。踏ん張りたいディフェンスは3年DL#10金本(開成)の相手を引きずり倒すタックル、LB#54江原の素晴らしいパスディフレクトもありTDを許さない。あと少しの手が届かず明治にFGを決められ、追加点を挙げられる。(東大7-27明治)明治のキックで試合再開。WR/K#13洞やRB#95伊佐治のランで1st downを更新するも更なるゲインを狙ったパスをインターセプトされ攻守交替。
続くシリーズではディフェンスが集中力をみせ、LB#41大島の強烈なタックルに続いてDL#10金本、DL#9張田が束になってQBに襲いかかり明治の攻撃を3回で終わらせる。得点を返したい東大は立て続けにWR/K#13洞のオープンプレーを繰り出し1st downを連続で更新する。その後もWR#80光吉が相手を引きずり倒しながら前進する力強いプレーをみせ、またしても1st downを更新する。一気に得点に結びつけたいオフェンスだったが、ファンブルにより攻守交替を強いられる。
なんとかしてオフェンスにボールをつなげたい東大は続くディフェンスでLB#54江原が続け様に相手を前進させない力強いタックルをみせ、3&outに抑える。続くパントではまたしてもWR#80光吉が相手のタックルを何度も外す素晴らしいリターンをみせ、敵陣から攻撃を開始する。
一矢報いたい東大オフェンスはオープンプレーで前進を試みるが、ピッチしたボールが開いてディフェンスにカットされターンオーバーを余儀なくされる。このまま明治が時間を使い切って試合終了。開幕戦勝利とはならなかった。(東大7-27明治)

前の記事

2023/6/24 防衛大学校戦

次の記事

2023/9/16-中央大学戦