対 横浜国立大学戦

日時 12月 3日 16:45 Kick Off
場所 アミノバイタルフィールド
●東京大学  7― 19 横浜国立大学○

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 7 0 0 7
横浜国立大 12 0 7 0 19

Game Report

秋季リーグ最終節の対戦相手は、ここまで5勝1敗と好調な横浜国立大学。午前中に行われた駒澤大学vs国士舘大学で国士舘大学が勝利したという結果を受け、東大はこの試合に勝てばチャレンジマッチ出場、負ければBIG8残留という大一番の試合となった。

【1Q】
コイントスの結果、東大のリターンにより試合開始。ボールをキャッチした#19助川(1年/開成)がGoal to 95ydsからリターン開始しブロッカーをうまく活用し、54ydsまでビッグリターンをもたらす。東大第1シリーズのファーストプレーはパスを選択、QB#14伊藤宏(2年/立教池袋)から、WR#84田中(4年/六甲)へのフェイクパス成功。Goal to 41ydsまで前進し、フレッシュを獲得する。しかし、この後3rd Downで投げたパスを相手Defにインターセプトされてしまい痛恨の攻守交代となる。

ターンオーバーで始まった横国の第1シリーズはGoal to 88ydsから攻撃開始。インサイドへのランと、外側へのジェットスイープをLB#44勝(4年/東海)が連続で即座にタックルし、相手の前進を阻む。続く3rd Downでのパスも失敗し、横国はパントを選択。ここでボールをキャッチした#15古賀(3年/開成)が大きくリターンするが、不正なブロックがあり反則地点から罰退して攻守交代となる。

Goal to 74ydsから始まった東大第2シリーズは、RB#35鍵和田(3年/桐蔭)・#30山口(4年/甲陽)・#23石村(4年/桐朋)の連続ランでGoal to 64ydsまでゲインしフレッシュ獲得。ここでQBを#16松下(4年/浅野)に替えランとパスを織り交ぜながら敵陣侵入を目指すが、フレッシュ獲得はならずパントを選択し#20鎌形(4年/県立浦和)のパントで攻守交替となる。

横国第2シリーズはGoal to 64ydsから。相手のオプションランに翻弄されフレッシュを許すと、その後も人数を集めたランをLos上で止めきれず、Goal前10ydsまでテンポ良く攻め込まれてしまう。3rd Down 8ydsとなったこの場面で横国はプレーアクションを選択、エンドゾーン内でフリーのWRはこれをキャッチしタッチダウン。先制を許してしまう。PATはキックを選択、ここでライン陣の間を素早くすり抜けた#44勝が見事キックをカット!!更なる追加点を阻止し、東大0-6横国とする。

東大のリターンで試合再開。再びボールをキャッチした#19助川はGoal to 75ydsまで返し、オフェンスに繋げる。しかし、東大第3シリーズ最初のプレーでタックルを受けたRB#35鍵和田がボールをファンブル。そしてこれを相手Defに確保されてしまい痛恨のターンオーバー。横国に追加点のチャンスを与えてしまう。

ターンオーバーによりGoal to 25ydsから攻撃開始した横国Off。点差を広げないためにもこのピンチを乗り越えたい東大Defであったが、最初のプレーであるクイックパスで一気にGoal前7ydsまで進まれてしまう。その後のQB自らのランを止め、3rd Downまで追い込むものの、ここでも相手のプレーアクションに対応しきれずタッチダウンを許してしまう。PATで横国はパスを選択、このパスは大きくサイドラインを越え失敗。東大0-12横国となる。

東大#19助川のリターンで試合再開。Goal to 72ydsから攻撃開始となる。東大第4シリーズ最初のランプレーで、1ydゲインしたところで1Q終了となる。

【2Q】
攻め向きを変えて始まった2Q。ここでWR#83深澤(3年/浅野)へのスクリーンパスが成功。WR#84田中・#15古賀のナイスブロックを活かしながら#83深澤はサイドライン際を一気に駆け上がり、なんとそのままエンドゾーンへ!!このシリーズわずか2プレーで見事なタッチダウンを決めた東大Offは会場を大きく沸かせる。PATでのキックはK#2児玉(2年/学芸大附属)が危なげなく決め、7点を追加。東大7-12横国と点差を縮める。

K#2児玉のキックにより試合再開。横国はこのリターン中に反則を犯し罰退、Goal to 82ydsから攻撃を開始する。相手Offはパスを成功させゲインを重ねるものの、自らの反則もありテンポ良く進むことは出来ない。ここで、ロングパスを狙った横国QBにLB#44勝のナイスブリッツが炸裂。スクランブルを試みたQBをDL#99岡崎(4年/駒場東邦)がタックルし、大きくロスさせる。その後のプレーでも再び横国は反則で罰退。このチャンスを活かし、東大Defは自陣を踏ませずにパントへと追い込む。

追加点を狙う東大第5シリーズはGoal to 79ydsから攻撃開始。RB#35鍵和田・#23石村のランを中心に前進するが、ロングゲインを狙ったプレーアクションが惜しくも通らずパントで攻守交代となる。

Goal to 67ydsから攻撃開始となった横国Off。ランを中心とした相手OffをLB・DB陣が着実に止め、このシリーズも自陣に侵入を許さずにパントで攻守交代となる。

Goal to 80ydsから攻撃開始となった東大第6シリーズ。最初のプレーでQB#14伊藤がナイスオプションで自らロングゲインでフレッシュ獲得する。前半残り時間も2分を切り、タイムアウトを使って時間を止めながらエンドゾーンを目指す。しかし、ここでパスをキャッチしたWR#83深澤がボールを落とし、これを相手Defに確保されてしまい攻守交代となってしまう。

ターンオーバーによりGoal to 41ydsから横国の第6シリーズが開始。前半残り時間は42秒。ファーストプレーのパスを通され、自陣30ydsまで攻め込まれるピンチに追い込まれるが、次のプレーで見事LB#44勝がパスをインターセプト!!東大に追加点のチャンスをもたらす。

#44勝のインターセプトはエンドゾーン内だったためタッチバックとなり、東大第7シリーズはGoal to 80ydsから。前半残り時間は28秒。タッチダウンを目指しランを仕掛けるものの、1プレー行ったところで前半終了。東大7-12横国で試合を折り返す。

【3Q】
試合後半は東大のキックにより試合開始。相手リターナーをK#2児玉が自らハードタックルし、Goal to 76ydsから横国Offの攻撃開始となる。横国のファーストプレーは中央へのランを選択。これをDL#99岡崎が素早くタックルし、3yds後退させる。続くプレーでもLB#44勝がナイスタックルをみせ3rd Downに追い込むものの、ここでパスを通されてしまいフレッシュを許してしまう。ここから試合の流れはテンポの良い攻撃と人数を集めたランによって横国主導のリズムになってしまい、小刻みにGoal前まで進まれてしまう。その流れのまま自ら走るQBを止めきれず、タッチダウンを許してしまう。PATのFGも決められてしまい、東大7-19横国と点差は広がってしまう。

東大のリターンにより試合再開し、東大第8シリーズはGoal to 74ydsから攻撃開始となる。WR#13瀬戸(3年/聖光学院)へのパスやQB#14伊藤の冴え渡るオプションで自らボールを進め、敵陣へと侵入する。Goal to 38ydsまで攻め込むが、ここから思うように攻撃が続かずパントで攻守交代となる。

パントにより、横国第8シリーズはGoal to 82ydsから攻撃開始となる。エースRBを中心に連続のラン攻撃に対し、一進一退の守備をみせる東大Def。ハーフライン近くまでジリジリと攻め込まれるものの、横国の反則にも助けられ3rd Down Longに追い込む。ここでDL・LB陣が一気にパスラッシュを仕掛け、相手QBを見事サック!!自陣への侵入をシャットアウトしパントで攻守交代とする。

Goal to 65ydsから攻撃開始となった東大第9シリーズ。先のシリーズからの良い流れを引き継ぎ、タッチダウンを目指したいシーンであったが、このシリーズ最初のプレーでパスインターセプトを受けてしまう。

ターンオーバーによりGoal to 43ydsから攻撃開始となった横国Off。東大Defはまたしてもピンチに立たされてしまう。ファーストプレーのランをLB#55藤本(4年/麻布)がタックルしたところで3Q終了となる。

【4Q】
攻め向きを変え4Q開始。横国は再びランを主軸に攻撃を展開する。ジリジリと前進されていくなか、LB#94関(2年/開成)やLB#44勝のロスタックル、そしてDL・LB陣のパスラッシュも光り、相手をFGへと追い込む。ここで相手の反則も味方しFGは失敗。東大Defは大きなピンチを脱する。

東大第10シリーズはGoal to 76ydsから攻撃開始。試合残り時間も少ないため、パスで一気にタッチダウンを狙う。安定感のあるWR#83深澤へのスクリーンや、WR#13瀬戸へのクイックパスを確実に決め敵陣へ侵入するものの、相手DBとの競ったプレーを東大側の反則と見なされ再び自陣へと引き戻されてしまう。再びパスを中心に前進を目指し4th Downでも攻撃を選択するものの、惜しくも上手く噛み合わずに攻守交代となってしまう。

Goal to 41ydsから攻撃を開始した横国Offは時間を消費するためにもランを連発する。東大はタイムアウトを使い時間を止めながら守備するも、小刻みにゲインを許してしまいGoal前14ydsまで攻め込まれてしまう。しかし、横国側の反則に助けられ3rd Down Longに追い込んだ東大Def。ここでDL#99岡崎のパスラッシュが相手QBをサックしGoal to 28ydsからのFGに追い込む。このFGはゴールポストから外れ、連続で相手の得点を阻止することに成功した。

試合残り時間3分を切ったことろで始まった東大第11シリーズはGoal to72ydsから。QB#14伊藤からWR#87中澤(4年/駒場東邦)へのロングパスが通り、一気にハーフラインへまで攻め込む。試合残り時間が少ない状況のためパスを連投し更なる前進を目指すが、相手Defを上手くかわすことが出来ず思うように進めない。4th DownではQB#14伊藤からWR#83深澤へロングパスが投じられたが、わずかに右に逸れたボールは惜しくも通らず、ここで攻守交代となってしまう。

試合残り時間1:30から横国の第11シリーズが開始。横国は時間を消費する為にニーダウンを選択。タイムアウトを使い切っている東大は時間を止めることは出来ず、Def陣は相手からボールを掻き出そうと試みるも無情にも試合残り時間は0秒となってしまう。東大7-19横国で秋季リーグ最終節は幕を閉じた。

この敗戦により、東大はBIG8内4位となり来シーズンもBIG8残留が決まったと同時に、4年生も今試合をもって引退となった。大きな変化にさらされたWARRIORS2017にとっては今までにない苦労や戸惑いも多くあった1年間だったはずだ。最終的な結果を受け、満足のいかない部分や後悔が残っている部分もきっと少なからずあると思う。しかし、春シーズンから秋シーズンにかけての成長に目を見張るものがあったのもまた事実である。後輩達に引き継がれたのは「TOP8昇格」という目標だけではなく、4年生がもがきながらも前進したその姿も含まれているだろう。来年のTOP8昇格を期待すると同時に、大学生活を懸けて戦い抜いた4年生達を称えたい。本当にお疲れ様でした。