2023/5/14-京都大学戦

日時 2023年5月14日(日) 14:00KO
場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 20 ー 14 京都大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東大 7 0 7 6 20
京大 0 3 3 8 14

【Game Report】

【1Q】
3年LB/K#41大島(開成)の飛距離のあるキックで試合開始。3年DL#10金本(開成)のタックルでランをストップするも、京大オフェンスのテンポのいいパスとQBキープで立て続けに1st down更新を許す。その後は3年DB/P#19松田(興)(開成)のナイスカバーや3年LB#54江原(甲陽学院)のロスタックル、2年DB#6藤本(浅野)の確実なタックルによりパントに追い込み攻守交替。今シーズンを占う東大オフェンスのファーストシリーズは自陣18ydからスタート。4年QB#8曽原(筑波大学附属)から3年WR#80光吉(開成)へピッチされると、大外をまくりファーストプレーでいきなりの82ydタッチダウン(TD)!トライフォーポイント(TFP)もLB/K#41大島が確実に決め、東大が先制。(東大7-0京大)
東大のキックで試合再開。LB/K#41大島、LB#54江原、3年DL#97竹内(筑波大学附属駒場)の好タックルが続き、相手QBのスクランブルしながらのパスをDB/P#19松田(興)がディフレクトしパントに追い込む。攻守交替し東大の攻撃は4年RB#95伊佐治(東京都立戸山)の中央へのランや4年WR#13洞(武蔵)の華麗なランを織り交ぜるも、1st down更新とはならず、期待の1年WR/P#83神田(六甲学院)の好パントで攻守交替。LB/K#41大島や3年DB#23小城(大阪教育大学附属池田校舎)の好タックルなど見せ場は作るも、リズムを掴みつつある京大オフェンスにゲインを許す。それでも東大ディフェンスは4th downに追い込み、フィールドゴール(FG)も失敗、このドライブを無失点で終える。攻守交替し東大オフェンスは3年QB#17風間(開成)の立て続けのQBキープで1st downを更新すると、WR#80光吉の大外のランと個人技で大きくゲイン。1st downを再び更新し第1Qを終える。
【2Q】
陣地を入れ替えて東大の攻撃は続き、QB#17風間のキープで1st downを更新。しかし後が続かず、パントで攻守交替。東大ディフェンスは4年LB#18梶本(麻布)、LB#54江原の好タックルやDL#10金本のパシュートなど見せ場を作るも、QBキープ、ミドルレンジへのパス、中央のランなど多彩な京大オフェンスに苦しめられ、エンドゾーン手前まで攻め込まれる。あわやタッチダウンかと思われた相手QBのランをLB#54江原とDB/P#19松田(興)が体を張って止めると、DL#97竹内が中央のランをストップし4th downに。相手のFGは成功し、失点を最小限に抑える。(東大7-3京大)
相手のキックで試合再開。QB#8曽原のキープ、3年RB#39山川(浅野)のダイブで1st downを更新。その後もQB#8曽原のランが光るが、パス失敗や反則で1st down更新とはならず、パントで攻守を交替。東大DL陣の凄まじいパスラッシュやLB#54江原のタックルで3&outに追い込み攻守交替。東大オフェンスは反則で罰退するとそのまま時間を流し、前半を終える。(東大7-3京大)
【3Q】
京大のキックで後半開始。東大オフェンスの後半最初のプレーは、トリプルオプションからのWR#13洞へのピッチ。WR#13洞は快速を飛ばし、大外をまくって再びの75yd一発TD!TFPもLB/K#41大島が冷静に決め、リードを広げる。(東大14-3京大)
東大のキックで試合再開。東大ディフェンスは前半にも通されてきた中央へのパスや、外へ逃げる様なランでゲインを許すも、3年DL#42三木(西大和学園)の身体を張ったランストップやDL#10金本のプレッシャーによりQBの失投を誘うなど随所に好プレーを光らせ、このドライブをFGに抑える。(東大14-6京大)
京大のキックで試合再開。外へのピッチやQBランを試みるも、思うように噛み合わず3&outしパントで攻守交替。中央へのランを中心に攻める京大に対し、東大ディフェンスはLB#18梶本の好タックルなどで粘りのディフェンスを展開する。最後はエンドゾーンに投げ込まれたパスをDB#19松田(興)がディフレクト。相手のFGは失敗、このドライブを無失点で切り抜ける。続く東大は依然ランを中心とした攻撃を展開していく中、QB#8曽原が2年TE/K#86太田(大阪星光学院)へのパスをヒットし1st downを更新。再びパスを試みるもサックを受け、4th downとなったところで第3Q終了。(東大14-6京大)
【4Q】
WR/P#83神田のパントで試合再開。一線を抜けた相手のランをDB#19松田(興)のパシュートで仕留める。しかし、京大エースQBの的確なカバーリードでパスが立て続けに成功しテンポのいい攻撃を展開される。ここで京大オフェンスのエクスチェンジミスを見逃さなかったのは今日当たっているLB/K#41大島。転がったボールをすかさず抑え攻撃権を獲得する。東大オフェンスは重戦車RB#95伊佐治の中央へのダイブが絶好調。QB#8曽原のスクランブルも織り交ぜ1st downを更新するが、後が続かずパントを選択し攻守交替。京大QBのランで1st down更新を許すも、次のプレーで京大WRの弾いたボールをゴールデンルーキーDB#6藤本が値千金のインターセプト!続く東大オフェンスは、またもRB#95伊佐治の中央のランでゲイン。続くプレーでボールを託された4年WR#4吉田(武蔵)はカットバックを切り加速すると、個人技でタックルを外しTD!TFPは失敗するもリードを広げる。(東大20-6京大)
東大のキックで試合再開。パス中心のオフェンスを展開する京大オフェンスに対し、東大ディフェンスは短いパスやQBスクランブルで1st downの更新を許すも、2年DB#27金井(海城)のナイスカバーやDB#6藤本のランアフターキャッチを許さないタックル、DB#23小城の必死のパシュートでのセーブTDなど随所に好プレーが光る。しかし最後はQBキープでTDを許し、TFPの2ptコンバージョンも成功。点差を1ポゼッション差に詰められる。(東大20-14京大)
京大のオンサイドキックは3年WR#81田村(開成)が抑えて失敗、東大が攻撃権を獲得。QB#8曽原がニーダウンし、そのまま試合終了。(東大20-14京大)
4年ぶりの東京開催となった双青戦。2016年以来の双青戦勝利で幸先の良いスタートとなった今シーズンのWARRIORSの躍進を期待したい。

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