2022/10/16-桜美林大学戦

日時 2022年10月16日(日) 10:45KO

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 7 ー 21 桜美林大学○

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東大 0 7 0 0 7
桜美林 14 0 0 7 21

 

【1Q】
上位リーグ進出の期待がかかったシーズン第4戦。桜美林のキックで試合開始。自陣18ydから攻撃を開始し、序盤から勢いに乗りたい東大だがあえなく3&outに終わる。さらに2年DB/P#36松田(興)(開成)のパントで陣地回復を試みるも浮き足立っているところを狙われ、桜美林のリターンタッチダウン(TD)を許してしまう。トライフォーポイント(TFP)も決められる。(東大0-7桜美林)
桜美林のキックはタッチバックとなり、自陣25ydから東大の攻撃開始。得意のオプションプレーで悪い流れを断ち切りたいところだが、痛恨のファンブル。厳しい位置で桜美林に攻撃権が渡る。桜美林の多彩なランプレーを前になす術なく、再びTDを許す。TFPも成功。(東大0-14桜美林)
東大はフェアキャッチを選択し、自陣25ydから攻撃。4年RB#33佐藤(六甲学院)のランでリズムを掴み始めるもボールが手につかず再びファンブルロスト。攻撃権が桜美林に移る。なんとか空気を変えたい東大は4年DL#91竹村(駒場東邦)や2年LB#47江原(甲陽学院)の気迫のこもったタックルで前進を許さない。3&outに抑え、パントに追い込む。桜美林のナイスパントで、自陣2ydから東大の攻撃。ディフェンスの奮励を活かしたい東大は粘り強くランプレーを繰り出すが、桜美林の堅守に阻まれ前進することができない。パントで攻守交替。点差を広げたくない東大はLB#47江原の思い切りのいいタックルや4年DB#6渡邊(渋谷教育学園幕張)のナイスプレーで桜美林をパントに追い込む。桜美林が再び見事なパントを決め、自陣1ydからの攻撃。RB#33佐藤が外をまくるナイスランで東大にモメンタムを引き寄せたところで1Q終了。(東大0-14桜美林)

【2Q】
流れに乗りたい東大は3年QB#19曽原(筑波大学附属)の冷静なキープランでゲインを重ね1st down更新。3年WR#13洞(武蔵)も続き、着実なランプレーで陣地を進める。そしてQB#19曽原が、相手に絡まれながらもWR#13洞のブロックを活かして47ydを走り抜け見事TD!2年DL#52中原(海城)の職人スナップによって4年DB/K#27田上(栄光学園)がTFPを楽々決め、反撃の狼煙をあげる。(東大7-14桜美林)
東大のキックで試合再開。2年LB/K#58大島(開成)の芸術的なプーチキックにより、桜美林のリターンを最小限に抑える。敵陣30ydから東大の守備開始。相手QBのランでゲインを重ねられるものの、4年LB#8関(聖光学院)と4年LB#59込山(開成)が鮮やかなロスタックルを連発。4th downに追い込む。桜美林はリスクを負ってパントに見せかけたスクリーンプレーを行うがフロント陣のプレッシャーによって冷静に守り切る。チャンスを活かしたい東大はRB#33佐藤が果敢に攻め込むが、巧みな桜美林ディフェンスを前に3&out。パントで攻守交替。東大ディフェンスも負けじとDL#91竹村のロスタックルや3年DL#2髙野(開成)のナイスタックルで3rd downに追い込む。ここで桜美林がテンポを変えてノーハドルオフェンスを繰り出すも、LB#8関がシューストリングタックルで仕留める。桜美林のパントで攻守交替し、東大はRB#33佐藤やWR#13洞のランプレーで攻め込む。残り時間が少ない中、ロングパスを投じるが痛恨のインターセプト。ディフェンスのナイスカバーによって桜美林の攻撃を防ぎ、前半終了。 (東大7-14桜美林)

【3Q】
LB/K#58大島のキックで試合再開。2年DB#23小城(大阪教育大学附属池田校舎)の目覚ましいタックルで相手エースに仕事をさせず、桜美林が自陣26ydから攻撃開始。度重なる桜美林の多様なランプレーにも惑わされることなく、3&outに留める。パントで攻守交替し、自陣37ydから東大の攻撃開始。東大も持ち前のランプレーで桜美林を揺さぶるが相手の好守に苦しみ、1st downを更新することができない。4年OL/P#77谷(開成)のナイスパントにより、自陣35ydから桜美林の攻撃。LB#8関やDL#2髙野、LB#47江原が桜美林オフェンスを破壊して、またもやランプレーを食い止める。パントで攻守交替し、自陣16ydから東大の攻撃開始。ディフェンスの奮闘に応えたいオフェンスは主将4年OL#74屋敷(巣鴨)の決死のブロックや4年RB#40国京(開成)の気合の入った走りによって突破を試みるも再び3&out。パントで攻守交替し、敵陣39ydから桜美林の攻撃。LB#8関のロスタックルや4年DL#99長利(ラ・サール)のパスカットで食い下がるが、じわじわと前進され、自陣10ydまで攻め込まれたところで3Q終了。(東大7-14桜美林)

【4Q】
ここ一番の勝負所だったがカバーのミスによってフリーのパスを決められてしまい、無念のTDを許す。TFPも決められ、点差が広がる。(東大7-21桜美林)
RB#33佐藤のナイスリターンで試合再開。自陣39ydから攻撃開始。逆転の契機としたい東大はOL#77谷や3年TE#82中矢(愛知県立時習館)の懸命なブロックを活かしQB#19曽原が魂の走りを見せる。その後RB#40国京やQB#19曽原のランで粘り強く進めるも4th down&1。東大はすべてを賭けてインサイドのランプレーで勝負するも桜美林のディフェンスの壁を前に砕け散り攻守交替。1秒でも長くオフェンスに託したい東大はDB#6渡邊やDB#36松田(興)の鋭いタックルによってパントに追い込む。攻撃権を得た東大はこのチャンスにQB#19曽原にボールを託し、オフェンス一体となってモールで押し込むが桜美林の力に屈してしまう。1st down更新ならず、パントを選択。桜美林が自陣40ydから攻撃開始。LB#8関やDL#91竹村のプレッシャーも虚しく、パスを何度も通される。自陣30ydまで攻め込まれ、窮地に立たされる。ここで大車輪の活躍を見せるLB#8関が値千金のQBサック!相手QBがファンブルしたボールをDL#2髙野が確保、一縷の望みに賭ける。自陣36ydから魂を預けられたQB#19曽原がインサイドのランを繰り返し、敵陣に侵入。一進一退の攻防を繰り返し、4th down&2。エースRB#33佐藤が力強いランで1st down更新。さらに度重なるランの裏をかいて、奥へと抜けたTE#82中矢へロングパスを決めて敵陣8ydまで攻め込む。しかしラストプレー、RB#33佐藤へのパスは弧を描き、惜しくも落下。タイムアップを迎えた。

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