2026/05/31-関西学院大学戦
日時 2026年5月31日(日) 13:30KO 場所 MKタクシーフィールドエキスポ
●東京大学14-24関西学院大学○
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
| 東大 | 0 | 0 | 7 | 7 | 14 |
| 関学 | 7 | 7 | 0 | 10 | 24 |
【1Q】 3年TE#82西田(東大寺学園)のキックで試合開始。関学のリターンに対し、4年DB#19原(甲陽学院)が見事なヒットでブロッカーを処理した後そのままリターナーにも襲いかかり、自陣深くから関学の攻撃となる。しかし関学はパスを中心に攻撃を組み立て、リズムよく前進されると、最後はパワープレーで中央を攻められタッチダウン(TD)を許す。(東大0 – 7関学)関学のキックはエンドゾーンに飛び込み、自陣25ydからのオフェンスとなる。2プレー目で早速ロングゲインが生まれる。右方向へのオプションプレーと思いきや、右にラインナップする4年OL#78邵(渋谷教育学園幕張)と4年OL#76王(西大和学園)が左に走る。OLコンビのブロックを活かした4年QB#3田中(灘)によるカウンタープレーで16ydゲイン。勢いに乗る東大オフェンスはQB#3田中から4年WR#6古屋(山梨県立甲府第一)へのパスが決まると、相手DBのタックルを外しながら1st down更新。続けざまにこの春の成長が目覚ましい2年RB#40徳岡(駒場東邦)の思い切りの良いダイブでゲインを重ねる。順調にドライブを続けていた東大だが、こちらも春にアピールを続けている2年RB#88長澤(東大寺学園)へのピッチを選択したところ、相手DBの上がりが早く激しいタックルを受ける。この際にボールをこぼしてしまいターンオーバーとなる。ターンオーバー後の関学はまたもパスを中心にテンポの良いオフェンスを展開。DB#19原、3年DB#21伊藤(渋谷教育学園渋谷)の両DBによるランアフターキャッチを許さないタックルで食い下がるも、エンドゾーン目前まで攻め込まれる。関学はTDを奪ったパワープレーで追加点を狙う。しかしここから東大ディフェンスが驚異の粘りを見せる。3年DB#27里井(西大和学園)や3年LB#20細見(開成)、4年DB#12安田(開成)らの身体を張ったタックルでTDを許さない。迎えた4th down & 1、関学は続けてパワーを選択。ここもDB#19原が完璧にRBを捉え、エンドゾーンを守り切る。正面から勝負を仕掛けてきた関学に対し、ギリギリで踏ん張った東大ディフェンスが無失点でこのドライブを終える。オフェンスがエンドゾーンを背負う中1ydゲインしたところで1Q終了。(東大0 – 7関学)
【2Q】 少しでも前に進みたいところでRB#88長澤へのピッチを選択し6ydゲイン。続く3rd downではまたもRB#40徳岡が抜け出し1st down更新。続いてRB#88長澤、WR#6古屋へのパスでゲインを重ねるも、後が続かずパントを選択。ここは3年DB#29山門(西大和学園)のナイススナップからDB#27里井の素晴らしいパントが飛び出し、大きく陣地を回復する。続くディフェンスでは、2年DL#58立入(駒場東邦)、3年DL#81河野(智)(攻玉社)のインサイドの粘りや、3年DL#98川野(海城)の素晴らしいパシュートでゲインを許さない。しかし関学も3rd downできっちりとパスを成功させ、ドライブを継続する。DB#19原のパスディフェンスなどで粘るも、最後は相手WRの技術が上回り追加点を許す。(東大0 – 14関学)関学のキックはまたもタッチバックとなり、自陣25ydからの攻撃。QB#3田中の個人技で1st down更新するも、後が続かずパントに終わる。前半終了まで時間がない中、関学の攻撃となるが、ここはディフェンスがしっかりと抑え追加点を許さない。前半を2ポゼッション差で終える。(東大0 – 14関学)
【3Q】 関学のキックで試合再開。リターンを試みるも相手の集まりが早く、自陣深くからのオフェンスとなる。早速3rd downに追い込まれるも、QB#3田中のキープに周りのオフェンスが加わりモールとなって押し込み、1st down更新。WR#6古屋への2連続パス成功で攻め込むものの、3rd downのQBキープを止められてしまい、パントで攻守交替となる。続くディフェンスでは相手のドロープレーを2年DB#25加嶋(神奈川県立横浜翠嵐)の身体を張ったタックルで封じ、QBキープを4年LB#1近江(大阪府立天王寺)が仕留め、3 & outに抑える。相手のパントを4年WR#13山﨑(長崎県立佐世保北)が持ち前のスピードを活かし大きくリターン。敵陣からの攻撃となる。オフェンスはWR#13山﨑へのスクリーンプレー、再三素晴らしいダイブを披露しているRB#40徳岡の中央のラン、QB#3田中のキープと相手ディフェンスに的を絞らせない。ここで再びパスを受けたWR#13山﨑がDBをかわしゴール前1ydまで迫ると、最後はRB#40徳岡が4年OL#70福本(甲陽学院)、4年OL#71水野(麻布)、OL#76王らOL陣のブロックを活かしてねじ込み待望のTD。点差を7点に縮める。(東大7 – 14関学)続く関学のオフェンスは再びパスを軸に前進を続ける。レッドゾーン目前まで攻め込まれ、相手のパスが失敗したところで3Q終了。7点差で最終第4Qに入る。(東大7 – 14関学)
【4Q】 なかなかドライブを断ち切れない中、4年DL#9天摩(西大和学園)がOLを処理しキャリアに襲いかかる。4th down & 2となり関学はギャンブルを選択。この場面でもパワーを選択するが、またも東大ディフェンスが驚異の粘りを見せる。今年からコンバートした3年DL#18坂本(東京都立青山)、DB#27里井がブロッカーを粉砕し、そのままキャリアを仕留め切る。またもこのドライブを無失点で切り抜ける。続くオフェンスは3 & outに抑えられ、再びディフェンスとなる。相手QBのランで大きく攻め込まれるものの、その後は相手のミスにも助けられ4th downとなる。関学はフィールドゴール(FG)を選択。これが成功し点差を10点に広げられる。(東大7 – 17関学)続くオフェンスは自陣20ydから開始。ここはこの春ブレイク中の3年RB#89大武(西大和学園)にピッチを選択。WR#13山﨑、4年RB#85藤原(西大和学園)が完璧なブロックで相手を封じる。2人のブロックを活かしたRB#89大武が持ち前のスピードで相手を置き去りにし、80ydの独走TDラン。終盤に入っても素晴らしい集中力とフィニッシュで大きな7点を追加し、すぐさま点差を3点に縮める。(東大14 – 17関学)しかしこのままでは終わらない。関学はミドルフィールドへのパス、QBの個人技を活かしたスクランブルで攻め込んでくる。しかしDB#19原のパスディフェンス、2年DL#93稲継(甲陽学院)のナイスタックルで踏ん張り、FGに追い込むと、このFGが失敗に終わる。ここでも粘りを見せたディフェンス、逆転への望みはオフェンスに託された。しかしここでは相手ディフェンスの粘り、オフェンスのミスも重なり4th down & 7に追い込まれる。ランフェイクからのロールパスを試みるもターゲットがあかず、QB#3田中がスクランブルで1st down更新を狙うも、相手ディフェンスの集まりが早くわずかに届かない。関学はランフェイクのロングパスでゴール前に迫ると、最後はQBキープのランを選択。DB#27里井が飛び込むもわずかに間に合わずTDを許す。(東大14 – 24関学)残り時間が短い中、東大のリターンで試合が再開する。フロント陣のナイスブロックを活かし、WR#6古屋がスピードに乗り抜けかけるも、相手キッカーの身体を張ったタックルに止められてしまう。続くプレーでRB#85藤原へのロングパスが決まり、一気に敵陣に侵入。残り時間が短い中でエンドゾーンへのパスを試みる。4年WR#87河野(誠)(麻布)へのパスが決まったかと思われたが、味方にぶつかってしまったQB#3田中が先に膝をついていたという判定。そのまま時間が流れてしまい試合終了となった。(東大14 – 24関学)関学相手に最後まで戦い続けた東大。プレーオフ常連校に対し随所に光るプレーも見られた一方で、トップとの差が見えたのも事実。ここからさらに努力を重ね、この10点差を詰め切り、秋のプレーオフで勝利を掴めるか。

