2025/10/12-中央大学戦
日時 2025年10月12日(日) 11:00KO 場所 アミノバイタルフィールド
◯東京大学24-20中央大学●
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
東大 | 0 | 3 | 7 | 14 | 24 |
中央 | 7 | 10 | 0 | 3 | 20 |
関東1部リーグTOP8第5節。前節法政大学戦で敗北し2勝2敗となったWARRIORSは、全日本大学選手権に向けて絶対に負けられない中央大学との試合に臨む。
【1Q】 2年TE#82西田(東大寺学園)のキックで試合開始。中央大学の1stプレー、中央のランプレーを4年LB#20劉(サレジオ学院)がロスタックルしチームを勢いづける。 だが相手QBのスクランブルを止められずそのままタッチダウン(TD)を許してしまう。(東大0-7中央) あわよくば攻撃権を狙うグラウンダーの中央大学のキックは4年OL#78町井(開成)がしっかりと確保し自陣27ydより東大のオフェンス。3年QB#3田中(灘)が鋭いカットバックを見せ26ydのロングゲイン。敵陣に侵入するも相手DLによるディフレクトもありパントに追い込まれる。自陣20ydより中央大学のオフェンス。相手のショートパス、QBランなどの多彩な攻撃にテンポよく進まれてしまう。TDを狙った相手のスペシャルプレーを3年DB#19原(甲陽学院)がパスカットし、LB#20劉が良いタックルをみせ3rd down&9に追い込むも相手のパスが成功し1st downを更新されてしまう。4年DB#6藤本(浅野)、4年DB#41坪坂(石川県立金沢泉丘)があわやインターセプトというパスディフェンスをし4th downに追い込む。相手はフィールドゴール(FG)を選択するもこれを外し、東大ディフェンスがこのシリーズを無失点に抑えることに成功する。自陣25ydより東大のオフェンス。QB#3田中が連続でボールをキャリーし1st downを更新。パスを試みるも相手DBの見事なパスカットで失敗。相手ディフェンスの鋭いタックルもあり東大は再びパントを選択。自陣14ydより中央大学のオフェンス。ランフェイクパスやスクリーンパスでテンポよく進み自陣40ydまで前進を許したところで第1Q終了。(東大0-7中央) 【2Q】 第2Q開始後、東大に反則もありジリジリ進まれて敵陣9ydまで前進をゆるしてしまう。しかしプレッシャーもありパス失敗が連続し、4th downとなった中央大学はFGを選択しこれを成功。10点差となる。(東大0-10中央) 中央大学のキックは再びグラウンダー。それを3年QB#12安田(開成)がしっかりと確保し自陣34ydより東大のオフェンス。4年RB#24米田(西大和学園)のオープンのラン、4年QB#8林(開成)のQBランで1st down更新。続くプレーで3年RB#44寅丸(駒場東邦)が中央を切り裂き21ydのロングゲイン、敵陣に侵入する。再びQB#8林、RB#24米田のランで1st downを更新するも、相手のパスディフェンスとナイスタックルに阻まれ4th downとなる。ここで東大はFGを選択し、これを4年DB#21舟本(栄光学園)がしっかりと決めきり7点差に戻す。(東大3-10中央) 東大のキックは相手がフェアキャッチをし、自陣25ydより中央大学のオフェンス。LB#20劉が強いタックルを見せるも、相手QBはポケットワークにより東大ディフェンスを翻弄し、再び敵陣に侵入する。東大ディフェンスは素早い集まりを見せて粘るも、相手のパスがエンドゾーン右奥に決まってしまいTD。再び引き離される。(東大3-17中央) 前半残り時間31秒から中央大学のキック。QB#12安田がリターンし自陣35ydから東大のオフェンス。そのまま時間を流して第2Q終了。(東大3-17中央) 【3Q】 中央大学のキックで第3Q開始。浮かせたキックで空いたスペースを狙うも、4年DL#48椿野(兵庫県立神戸)が賢く外に弾き出し自陣37ydより東大のオフェンス。オープンのラン、中央のランをするも相手ディフェンスに阻まれ、3rd downのパスは失敗しパントに追い込まれる。自陣14ydより中央大学のオフェンス。細かいパスを連続して決められ敵陣に侵入を許す。ここで相手はWRの位置に入ったQBがピッチされたボールをパスするスペシャルプレーを決めて自陣6ydまで進む。大ピンチの東大。だがここで3年DB#1近江(大阪府立天王寺)が値千金のインターセプト。一気にモメンタムを引き寄せる。自陣20ydより東大のオフェンス。だが中央大学の鋭いタックルで3 & out。3年TE#83神田(泰)(六甲学院)が51yd回復する素晴らしいパントを見せて自陣26ydより中央大学のオフェンス。ランとパスを織り交ぜた攻撃で1st downを更新される。DB#1近江が強烈なカウンタータックルをし、DL陣の奮闘もあり4th down&2に追い込む。ここで相手はギャンブルを選択しオープンのランをするも、これをDL#48椿野が仕留めて攻撃権は東大に移る。自陣36ydより東大のオフェンス。QB#3田中の投げたパスを主将4年TE#34太田(大阪星光学院)がキャッチし25ydのゲイン。続くプレーで、4年WR#7鮎澤(聖光学院)を狙ったパスにディフェンスパスインターフェアランスの反則があり敵陣24ydまで一気に迫る。QB#3田中が連続でランするも相手のディフェンスに阻まれ4th down&1となるがここで東大はギャンブルを選択。OL陣が押し込み、QB#3田中がキャリーしてギャンブル成功、1st downを獲得する。敵陣12ydより1st down、RB#24米田がTE#83神田(泰)、3年OL#71水野(麻布)の素晴らしいブロックの裏を快速を飛ばしてTD。再び7点差に戻す。(東大10-17中央) 東大のキックで試合再開。相手のリターンを4年DB#26松下(聖光学院)が仕留めて自陣24ydより中央大学のオフェンス。ショートパス、QBランで1st downを更新されたところで第3Q終了。(東大10-17中央) 【4Q】 自陣48ydより中央大学のオフェンス。パスを通され1st downを更新されるも、LB#20劉がしっかり仕留め切るなどあり4th down & 9とする。中央大学はここでギャンブルを選択、短いパスを通すもDB#41坪坂、DB#21舟本の4年DBコンビが素早くタックルしてギリギリのところで更新を阻止。自陣26ydより東大のオフェンス。QB#3田中のランで9ydのゲイン、4年RB井上(晴)(大分県立大分上野丘)の中央のランで8ydのゲインとテンポよく進む。ここでTE#83神田(泰)へのパスも成功し7ydのゲイン。続くパスは失敗し3rd down&3。ここでQB#3田中がラン。相手のタックルをスピンして剥がし、そのまま加速して50ydの独走TD。同点に追いつく。(東大17-17中央) 東京大学のキックで試合再開。素晴らしいカバーで自陣18ydより中央大学のオフェンスとなる。相手のパスが成功し1st downを更新されるも、DB陣のカバーが光り4th down&1に追い込む。ここで相手は再びギャンブルを選択。中央のランが成功して1st downを更新されてしまう。ここからQBスクランブルとパスで自陣3ydまで攻め込まれるも、相手の反則で後退、DB#19原のあわやインターセプトのパスディフェンスもあり3rd downに追い込む。勝負どころの3rd down、DL#48椿野が相手のパスをディフレクトしてパス失敗。相手はFGを選択しこれを成功。点差を広げる。(東大17-20中央) 試合残り時間2分49秒、中央大学のキックで試合再開。グラウンダーのボールを3年WR#13山﨑(長崎県立佐世保北)がリターンし自陣34ydより東大のオフェンス。RB#24米田のオープンのランで1st down更新。続けてRB#24米田に預けて8ydのゲイン。そしてQB#3田中が走り1st downを更新する。またRB#24米田のオープンのランで9yd、さらに持たせて12ydのゲインと着実に進んでいく。敵陣21ydより1st down。ここでTE#34太田が素晴らしいキャッチを見せエンドゾーンまで残り10ydと迫る。そしてQB#3田中がランして残り2ydとなる。QB#3田中がそのままエンドゾーンまで持ち込みTD。残り時間17秒を残して逆転に成功する。(東大24-20中央) 東大のキックで試合再開。残り時間10秒、自陣33ydより中央大学のオフェンスとなる。相手はパスで10yd進み1st down更新。残り時間6秒、中央大学最後の攻撃、DL#48椿野がQBサックして時間は流れて試合終了。(東大24-20中央) 中央大学に逆転勝利し3勝2敗とした東大。勢いそのままに次節桜美林大学戦に臨む。