2025/09/14-慶應義塾大学戦
日時 2025年9月14日(日) 18:00KO 場所 アミノバイタルフィールド
◯東京大学24-21慶應義塾大学●
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
東大 | 0 | 7 | 14 | 3 | 24 |
慶應 | 7 | 7 | 0 | 7 | 21 |
9月14日関東1部リーグTOP8第2節、シーズン初戦を劇的な勝利で飾ったウォリアーズは、昨年の雪辱に燃える慶應義塾大学を迎え撃つ。
【1Q】
2年TE#82西田(東大寺学園)のキックにより試合開始。3年DB#1近江(大阪府立天王寺)が良いタックルを見せる。迎えた慶應の1stシリーズ、パスとランを織り交ぜたテンポの良いオフェンスに前進を許す。4年DB#6藤本(浅野)の出足の早いカウンタータックル、3年LB#88門岡(駒場東邦)の強烈なタックルで東大ディフェンスは粘りを見せるも、慶應オフェンスの勢いを止められずタッチダウン(TD)を許す。(東大0-7慶應)
東大オフェンスの1stシリーズ、3年QB#3田中(灘)のラン、4年RB#24米田(西大和学園)のランで東大オフェンスは随所に良いプレーを見せるも、慶應ディフェンスの鋭いタックルもありパントに追い込まれる。自陣39ydから始まった慶應オフェンスのプレーアクションパス、QBランを東大ディフェンスは止められず、敵陣34ydまで前進を許したところで第1Q終了。(東大0-7慶應)
【2Q】
第2Q開始後も、勢いそのままに慶應オフェンスにTDを許す。(東大0-14慶應)
自陣4ydからの東大オフェンス、3年RB#44寅丸(駒場東邦)の中央のランで良いゲインを見せるも、パントに追い込まれる。相手のパントリターンチームがスペシャルプレーを試みるも、DB#1近江の鋭い読みでリターンを許さない。相手QBに大きなゲインを許すも、慶應のオプションプレーに対する4年LB#20劉(サレジオ学院)のタックル、スクリーンパスに対してのLB#88門岡、3年DL#97福永(東海)のナイスパシュートで4th downに追い込む。そのまま慶應がフィールドゴール(FG)を外し、東大ディフェンスが無失点に抑える。
ディフェンスの粘りを得点につなげたい東大オフェンスは、RB#24米田と4年TE#34太田(大阪星光学院)のオープンのラン、QB#3田中のQBキープで大きくゲインするも、センターとQBのエクスチェンジのところでミスが起こり、ファンブルしたボールをそのまま相手ディフェンスに抑えられ攻守交替。敵陣まで攻めこんだところでのターンオーバーで何とか流れを引き戻したい東大だったが、ここでビッグプレーが生まれる。相手QBが奥を狙ったパスを、DB#6藤本がインターセプト。東大オフェンスを、そしてチームを救うプレーでオフェンスにボールを回す。窮地を救ったディフェンスのプレーを何とか得点につなげたい東大オフェンスは、RB#24米田のオープンのラン、QB#3田中の中央突破で前進し、TE#34太田のランやQB#3田中からTE#34太田へのパスで敵陣までボールを進める。ここで初戦の勝利の立役者RB#24米田の36ydのTDラン。東大オフェンスがチャンスをものにし、7点差まで詰め寄る。(東大7-14慶應)
【3Q】
勢いに乗りたい東大は後半開始のキックオフリターンで、3年WR#13山﨑(長崎県立佐世保北)が56ydのビッグリターンを見せる。さらに3年生が躍動し、3年QB#12安田(開成)がオープンのランで立て続けに大きく前進し、昨年からエースQBを務める4年QB#8林(開成)が中央のランで11ydのゲインを見せる。最後は4年RB#37井上(晴)(大分県立大分上野丘)のTDランで同点に追いつく。(東大14-14慶應) ここで流れに乗りたい東大だったが、慶應オフェンスがランで大きくゲインし、敵陣36ydまで攻め込まれる。しかしここで東大ディフェンスが粘りを見せ、パントに追い込む。 攻守交替した後、東大オフェンスはRB#24米田のランなどで大きくゲインするも、相手ディフェンスの集まりで3rd & 7に追い込まれる。ここでWR#13山崎がパスをキャッチ、そのまま大きくゲインし、敵陣35ydまでボールを進める。相手のロスタックルなどがありながらも、TE#34太田のパスキャッチ、RB#24米田の中央のランで前進し、最後もRB#24米田のランでTD。東大がリードする。(東大21-14慶應) 東大のキックオフで相手リターンを止めたところで第3Q終了。(東大21-14慶應)【4Q】
勝負の第4Q、東大ディフェンスは、ランで攻め込まれるも、2年DB#28伊藤(渋谷教育学園渋谷)のロスタックルが炸裂する。相手オフェンスも執念の粘りを見せ、1st downを更新し、ドライブを続ける。2年DL#58井上(康)(西大和学園)のQBサックがあるも、慶應オフェンスにTDを許す。(東大21-21慶應) 東大オフェンス勝負のシリーズ、RB#24米田のオープンのランを皮切りにTE#34太田の13ydのパスレシーブで1st downを更新し、RB#24米田のラン、TE#34太田のラン、RB#37井上(晴)のラン、QB#12安田のランで時間を消費しながらボールを敵陣奥深くまで進める。試合残り3秒、敵陣5ydまで進んだところで、4年DB#21舟本(栄光学園)が勝負を決めるFGを成功させ、東大が見事開幕2連勝を果たし、次節強豪早稲田大学との全勝対決に臨むことになった。(東大24-21慶應)