2025/08/30-立教大学戦
日時 2025年8月30日(土) 15:00KO 場所 アミノバイタルフィールド
◯東京大学32-30立教大学●
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 延長 | TOTAL | |
東大 | 7 | 0 | 3 | 7 | 15 | 17 [15] |
立教 | 7 | 10 | 0 | 0 | 13 | 17 [13] |
【1Q】
夏も終盤に差しかかるなか、なおも厳しい日差しが照りつける。うだるような暑さの中、立教のキックにより試合が始まる。3年WR#13山﨑(長崎県立佐世保北)の切れ味鋭いリターンで自陣36ydから東大最初の攻撃。3年QB#3田中(灘)のQBキープ、2年RB#39草場(聖光学院)の真ん中へのダイブ、4年RB#24米田(西大和学園)の外のランをテンポ良く使って1st downを連続で更新する。そして、QB#3田中から3年WR#86古屋(山梨県立甲府第一 )への狙いすましたパスが決まり、そのままエンドゾーンまで駆け抜け先制のタッチダウン(TD)。(東大7-0立教)
立教のファーストプレー。
1年生QBの投げ込んだロングパスにヒヤリとさせられるも、3年DB#19原(甲陽学院)と4年LB#41坪坂(石川県立金沢泉丘)のナイスカバー。3年DB#1近江(大阪府立天王寺)、DB#19原のタックルで粘りを見せるが、ランとパスを効果的に混ぜた立教オフェンスに押し込まれ、TDを許してしまう。(東大7-7立教)
東大はQB#3田中のランでボールを進めていく。しかし、ここで相手のタックルにより痛恨のファンブル。立教にカバーされ攻守交替。
厳しいポジションでのディフェンスになるが、2年LB#56細見(開成)、DB#1近江が素晴らしい上がりを見せ、相手キャリアを吹き飛ばす気迫のこもったタックル。4年DB#6藤本(浅野)によるロスタックルもあり、ゴール前で粘りを見せたところで1Q終了。(東大7-7立教)
【2Q】
立教の1年生QBと1年生WRのホットラインを止められず、TDを許す。(東大7-14立教)
続く東大のオフェンスは、4年QB#8林(開成)のQBキープから始まる。2年ながらセンターを務める2年OL#69大和(海城)とQB#8林の息のあったスニークで7ydゲインを見せる。ここで4年TE#34太田(大阪星光学院)へのパスを試みるも失敗。3 & outとなるが、3年TE#83神田(泰)(六甲学院)の規格外のパントによって良いフィールドポジションからの東大ディフェンスとなる。
これ以上の失点を抑えたい東大は、DL陣が押し込み、4年LB#20劉(サレジオ学院)らの執念のタックルで立教オフェンスを食い止め、パントに追い込む。
自陣1ydからの東大のオフェンスは、3年OL#70福本(甲陽学院)、3年OL#71水野(麻布)らが相手DLを押し上げ続け、4年RB#37井上(晴)(大分県立大分上野丘)らのランで着実にボールを前に進めていく。相手ディフェンスをランに引きつけたところで、TE#83神田(泰)へのロングパスを試み、成功。もう一度パスを試みるも、相手DBの素早いカバーにより痛恨のインターセプトを喫する。立教オフェンスは45ydのフィールドゴール(FG)まで決めきり、点差が広がる。(東大7-17立教)
オフェンスもディフェンスも互角の戦いだが、2回のターンオーバーによる差がそのまま点数に出てしまい前半を終える。(東大7-17立教)
【3Q】
東大が10点を追いかける展開で後半が始まる。2年TE#82西田(東大寺学園)の飛距離のあるキックからWR#86古屋がナイスカバーを見せる。3年DL#9天摩(西大和学園)がロスを破壊しロスタックル。パントまで追い込む。しかし相手ディフェンスも驚異の粘りを見せ、東大オフェンスもパントに追い込まれる。
続く立教のオフェンスに対して、LB#20劉の強烈なタックルが炸裂。試合初出場ながら恐れのない2年DB#46時永(麻布)、2年DL#58井上(康)(西大和学園)も鋭いタックルを披露する。追い詰めたところで、2年DB#28伊藤(渋谷教育学園渋谷)が値千金のインターセプト。敵陣48yd地点からの東大オフェンスとなる。4年WR#7鮎澤(聖光学院)が相手CBを完封した背中をRB#24米田が駆け抜けロングゲイン。TE#34太田がオープンのランを展開したところで3Q終了。(東大7-17立教)
【4Q】
ボールを前に進め、33ydのFGトライ。スナップが少しズレるも、ホルダーの3年QB#17萩野(渋谷教育学園幕張)が落ち着いてボールを置き、4年DB#21舟本(栄光学園)がキックを決め、TD一つの点差となる。(東大10-17立教)
立教オフェンスはランパスをテンポ良く決めてエンドゾーンに近づく。残り時間からもこれ以上の失点はできない東大ディフェンス、4年DL#2田所(浅野)が真価を発揮し2回連続のロスタックルで相手を押し戻す。48ydのFGトライとなりこれは失敗。無失点で切り抜ける。
3年OL#63王(西大和学園)、OL#70福本、OL#71水野らの鮮やかなブロックの間をQB#3田中が悠々と走りロングゲイン。残り時間2分となり、必ず得点したい東大だが、4th downに追い込まれてしまう。4th downギャンブルを選び、QB#3田中がTE#83神田(泰)に渾身のパスを投じるも、失敗。残り2分を切った状態で相手オフェンスという、厳しい展開になる。
時間さえ使いきれば勝利となる立教オフェンスは、ランプレーで少しずつボールを前に進める。東大ディフェンスはタイムアウトを使いつつ粘りのディフェンスを見せる。ここで、2年DB#35里井(西大和学園)が試合の流れを変えるビッグプレー、ファンブルフォース。DL#2田所がリカバーし攻守交替。1分を残してオフェンスに回る。WARRIORSのエースRB#24米田にピッチ。TE#83神田(泰)、TE#34太田が完璧に相手をブロック。WR#7鮎澤、4年OL#78町井(開成)がエンドゾーンまで並走するフィニッシュ。77yd独走、起死回生のTD。フィールドが熱狂の渦に呑まれる。DB#21舟本が落ち着いてキックを決め、同点に追いつく。(東大17-17立教)
続く立教のオフェンス、焦りが見え始めミスが連発する。3 & outに追い込み、立教はパントを選択。ここでスナップが逸れ、ゴール前5ydの絶好の位置から東大のオフェンスとなる。残り時間2秒となり、FGを選択。決めれば勝利のDB#21舟本のキック。観客の興奮の中、放たれたキックが宙を舞い、ゴールポールに当たる。惜しくもボールが左に逸れていく。しかし相手の反則により蹴り直しとなる。もう一度与えられたFGトライ。今度のキックは真っ直ぐ枠を捉えるが、相手の出した手に当たり逸れてしまう。同点のまま4Qまで終了し、勝負はタイブレークへともつれこむ。(東大17-17立教)
【延長】
先攻は東大。OL陣の力強いブロックによって押し上げた道を信じてQB#3田中がゲインを重ね、1st downを更新する。RB#24米田がオープンを走り、続けて1st down更新。RB#37井上(晴)、QB#3田中のランでゴール前まで迫るも、立教も粘りを見せ4th dowhに追い込まれる。キックではなくプレーを選択し、ランフェイクのプレーアクションパスでTE#34太田がキャッチしTD。(東大7-0立教)
後攻の立教。1プレー目からロングパスを通しゴール前まで迫る。続くランプレーで走り抜けTD。2プレーで追いつかれてしまう。(東大7-7立教)
攻守の順番が入れ替わり、もう一度立教のオフェンス。LB#41坪坂がタックルして粘るも、ロングパスを決められTDを許す。ツーポイントコンバージョンのパスは失敗し、6点の得点となる。(東大7-13立教)
続く東大のオフェンス。QB#3田中のランを試みるも、立教DLが怒涛の粘りを見せ、4th downに追い込まれる。ここで6点以上の得点ができなければ負けの東大。4th downギャンブルを選択。カウンタープレーで3年QB#12安田(開成)にピッチ。集まって来た相手ディフェンスの裏をかき、奥に抜けたTE#34太田に浮かせたパス。TE#34太田がキャッチしTD。(東大13-13立教)
QB#3田中がTE#83神田(泰)へのツーポイントコンバージョンのパスを決め、試合終了。(東大15-13立教)
2025年シーズン開幕戦を劇的な逆転で制し、白星スタートを切ったWARRIORS。春の苦しい期間を乗り越え成長を遂げたチームは、勢いそのまま次節の慶應戦へと臨む。