2025/06/28-明治学院大学戦
日時 2025年6月28日(土) 17:00KO 場所 明治学院大学ヘボンフィールド
●東京大学27-28明治学院大学◯
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
東大 | 14 | 7 | 3 | 3 | 27 |
明学 | 0 | 7 | 0 | 21 | 28 |
【1Q】
明治学院大学のキックで試合開始。タッチバックにより自陣25yd地点から東大オフェンス。相手の反則もあり3rd down & 1になったところで3年OL#71水野(麻布)と3年WR#4木岡(渋谷教育学園幕張)のブロックの間を2年RB#49永坂(西大和学園)が駆け抜けゴールライン1ydまで65ydのロングゲイン。3年QB#12安田(開成)が自ら持ち込んで先制のタッチダウン(TD)。トライフォーポイント(TFP)も4年DB#21舟本(栄光学園)が冷静に決める。(東大7-0明学)
東大のキックオフで試合再開。2年TE#82西田(東大寺学園)が蹴り込んだキックを自らタックルし自陣28yd地点より明学のオフェンス。相手のランプレーにより2回1st down更新されるも4年LB#20劉(サレジオ学院)のタックルや相手のパス失敗により3rd down & 9に追い込むと、相手が奥に投げ込んできたボールを3年DB#22稲垣(洛南)が弾き、浮いたボールを2年DB#28伊藤(巧)(渋谷教育学園渋谷)がしっかり確保してインターセプト。自陣5ydより東大のオフェンスとなる。4年WR#7鮎澤(聖光学院)のオープンのランで1st downを更新すると、QB#12安田が相手のタックルをはがしながら23ydのロングゲイン。着実に近づいていく。3rd down & 2のところをWR#4木岡が相手を引きずりながらの力強いランで17ydのゲイン。続くプレーでランのフェイクからQB#12安田からWR#7鮎澤へのパスが成功。そのまま相手をまくり26ydのゲイン。敵陣4yd地点まで攻め込む。そこからWR#7鮎澤がオープンのランでエンドゾーンまで走りぬけTD。続くTFPもDB#21舟本が安定感あるキックを見せ成功。(東大14-0明学)
東大のキックオフで試合再開。TE#82西田のキックは相手に大きく返されるも4年LB#41坪坂(石川県立金沢泉丘)が懸命のパシュートでタックル。だが相手に反則があり自陣25yd地点より明学のオフェンス開始。相手のOL陣を東大DLたちが押し込み進ませない。相手の反則、パス失敗もあり3rd down & long になったところをしっかりプレッシャーをかけパス失敗に追い込み、明学はパントを選択。だがここで相手のパントが乱れたところを3年DB#19原(甲陽学院)がタックルし敵陣11yd地点より東大のオフェンスとなる。QB#12安田がランして3ydゲインしたところで1Q終了。(東大14-0明学)
【2Q】
3rd down & 6になったところを3年WR#13山﨑(長崎県立佐世保北)によるオープンのランで1st down更新。ゴールまで残り1ydに迫る。それをQB#12安田が冷静にボールキープして押し込みTD。DB#21舟本がTFPをしっかり決め切り21点差となる。(東大21-0明学)
東大のキックオフで試合再開。東大カバーチームのナイスカバーにより自陣16yd地点から明学のオフェンスとなる。だが相手にロングパスを通され敵陣25yd地点まで進まれる。2年DB#35里井(西大和学園)のナイスカバーなどもあり4th down & 1に追い込むも相手はギャンブルを選択。そこを止めきれず1st down更新を許してしまう。そこから粘るも相手にボールを押し込まれて明学のTD。そのままTFPも決める。(東大21-7明学)
明学のキックオフで試合再開。自陣7yd地点からのオフェンスとなる。3rd down & 6に追い込まれるもWR#4木岡がオープンを走り1st down更新。相手の反則や、QB#12安田のランでテンポよく1st down を更新していく。だが3rd down & 13となってしまったところでボールを痛恨のファンブル。攻撃権を奪われ前半残り1分51秒で自陣45yd地点より明学のオフェンスとなる。相手のランパス織り交ぜた攻撃で1st down更新されるもDB#19原の巧みなパスカバーにより相手をパントに追い込む。残り時間1分2秒で自陣8yd地点より東大のオフェンスとなる。ランプレーで時間を流して前半終了。(東大21-7明学)
【3Q】
東大のキックオフで後半開始。明学に敵陣39ydまでリターンされ、東大のディフェンス開始。4年DL#2田所(浅野)がプレッシャーをかけQBが逃げたところを3年DL#97福永(東海)がQBサック。相手をパントに追い込み敵陣48yd地点より東大のオフェンス。3rd down & 12となるもQB#12安田から3年WR#87河野(誠)(麻布)にカムバックのパスが成功。そのままWR#87河野(誠)がキレのあるカットで2人の相手ディフェンスを剥がして16ydゲインして1st down更新。その後QB#12安田のランで1st down更新するも、4th downに追い込まれ、東大は敵陣17yd地点でフィールドゴール(FG)を選択。これもDB#21舟本が確実に決め切り3点を追加する。(東大24-7明学)
東大のキックオフで試合再開。LB#41坪坂が仕留めきり自陣27yd地点より明学のオフェンス。相手のパス、ランで1st downを2回更新されるも、相手の反則や、4年DL#48椿野(兵庫県立神戸)のラッシュからDL#97福永の本日2回目のQBサックにより3rd down & 27まで追い込むがここで反則により1st downを与えてしまう。明学のスクリーンプレーで1st down更新したところで3Q終了。(東大24-7明学)
【4Q】
ゴール前まで攻め込まれ、最後は明学のダブルムーブのパスが成功しTD。明学はTFPで2点を選択するも気迫のディフェンスで阻止成功。(東大24-13明学)
明学のキックオフで試合開始。タッチバックとなり自陣25yd地点より東大オフェンスとなる。ここでQB#12安田が巧みなフェイクで抜け出し49ydのロングゲイン、敵陣26yd地点まで迫る。続いてランやパスをするも相手に止められFGを選択。DB#19原が敵陣21ydからしっかりと決め切り3点を追加する。(東大27-13明学)
東大のキックオフで試合再開。自陣35yd地点から明学のオフェンスとなる。明学のロングパス、スクリーンパスが連続して成功し敵陣3yd地点まで進まれ、最後はランプレーで押し込まれてTD。TFPも成功し7点差となる。(東大27-20明学)
明学のキックオフで試合再開。自陣11ydからのオフェンスとなる。OL陣の力強いブロックから4年RB#37井上(大分県立大分上野丘)、QB#12安田、WR#13山﨑のランで着実に1st downを更新していくもここで2回目のファンブル。明学にリカバーを許し敵陣49yd地点より明学のオフェンスとなる。DB#19原のナイスカバーが光るも、明学QBのスクランブルやテンポのいいパスで進まれる。DL陣がしっかりプレッシャーをかけて3rd downに追い込むもパス成功。敵陣1yd地点まで進まれる。タイトボックス内の気迫で2ydロスさせるも最後は明学RBに押し込まれTD。ここで1点差となった明学はTFPで2点を選択し逆転を狙う。守りたい東大だったが相手のランフェイクのパスが成功し逆転されてしまう。(東大27-28明学)
明学のキックオフにより試合再開。相手のキックはアウトオブバウンズとなり自陣35yd地点より東大のオフェンス。残り時間51秒。ランプレーで更新を狙うも相手に阻まれ4th down & 4。パス失敗し明学に攻撃権が移る。最後は明学がニールダウン。(東大27-28明学)
東大の春シーズンはこの試合で終了した。秋シーズンまで残り2か月。この春シーズンで出た課題を修正し、秋での飛躍に期待したい。