2025/05/10-京都大学戦

日時 2025年5月10日(土) 17:00KO場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学31-42京都大学◯

  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東大 7 7 7 10 31
京大 14 14 7 7 42

【1Q】
2年TE#82西田(東大寺学園)のキックで試合開始。京都大学のファーストシリーズでは、3年LB#88門岡(駒場東邦)の素早いタックルなどで一時は4th downまで追い込む。しかし相手のギャンブルで1st down更新を許してしまい、最後は相手QBのランでエンドゾーンまで持ち込まれてタッチダウン(TD)。(東大0-7京大)
東大のオフェンスは、ランパス織り交ぜた攻撃を展開するが繋がらず、3 & outとなる。東大ディフェンスは、4年DL#2田所(浅野)の的確なプレーリードもあり相手オフェンスを3 & outに追い込み攻守交替。続く東大オフェンスは、3年QB#12安田(開成)が4年TE#34太田(大阪星光学院)や3年WR#4木岡(渋谷教育学園幕張)の好ブロックを活かしてオープンを駆け上がり、2度のビックゲイン。最後はWR#4木岡がエンドゾーンへ持ち込みTD!(東大7-7京大)
その後のディフェンスは3年DB#22稲垣(洛南)の鋭いタックルや3年DB#15近江(大阪府立天王寺)のナイスカバーなどがあり、相手オフェンスをパントに追い込み攻守交替。しかし直後のプレーで相手DLの執念のボールアタックによりボールを失いターンオーバー。続く東大ディフェンスのプレーで相手にテンポ良く攻撃を決められ、再度TDを許してしまう。(東大7-14京大)
3年OL#71水野(麻布)や3年OL#52邵(渋谷教育学園幕張)などのOL陣が力強いブロックをしたところを、3年RB#44寅丸(駒場東邦)が確実にゲインを重ねたところで1Q終了。(東大7-14京大)

【2Q】
1Qに引き続き、RB#44寅丸の素早いダイブで9yd獲得。しかしその後は4年QB#8林(開成)が果敢にランをするも相手ディフェンスに阻まれてパントに。パントでは3年WR#86古屋(山梨県立甲府第一)やRB#44寅丸のナイスカバーにより、相手オフェンスは自陣深いところからの攻撃を余儀なくされる。その後の東大ディフェンスは3年DL#97福永(東海)や4年DL#96酒井(聖光学院)がプレッシャーをかけにいくも、相手オフェンスにランパス織り交ぜたテンポの良い攻撃を次々決められ、4年DB#26松下(聖光学院)なども粘りを見せたが最後は相手にパスを決められTDを取られてしまう。(東大7-21京大)
流れを呼び戻したい東大オフェンスは4年OL#78町井(開成)の好ブロックや4年RB#37井上(大分県立大分上野丘)の素早いダイブにより着実にゲインを重ねるが、ディープを狙ったパスが痛恨のインターセプト。攻守交替となる。その後の相手オフェンスのランプレーを止めきれず、再びTDを取られてしまう。(東大7-28京大)
何としても点が欲しい東大は、TE#34太田やWR#4木岡が相手を吹き飛ばす力強いランを展開。最後はQB#8林とTE#34太田のホットラインがディープへのパスをしっかり決めきりTD獲得!(東大14-28京大)
続くディフェンスでは、3年DL#90吉松(大阪星光学院)のパスカットなどもあり、京大に追加点を許さず前半を終了。(東大14-28京大)
【3Q】
京大のキックで後半開始。後半開始早々、昨シーズンから好リターンを重ねる3年QB#3田中(灘)がビックリターンを見せ、敵陣20ydという絶好の位置から東大のオフェンスとなる。2年OL#69大和(海城)や2年OL#67吉村(麻布)などの奮闘もありゲインを重ね、最後はRB#44寅丸がしっかり取り切り追加点を獲得!(東大21-28京大)
流れを渡したくないディフェンスは3年DL#9天摩(西大和学園)によるラッシュや3年DB#5伊東(渋谷教育学園渋谷)の素晴らしいパスカバーがあったが、相手のラン攻撃を止めきれずにTDを許してしまう。(東大21-35京大)
追いつきたい東大であったが、相手DLの激しいプレッシャーを受けパントに追い込まれてしまう。パントでは2年DB#35里井(西大和学園)が好パントを見せて陣地をしっかり回復。追加点を許したくないディフェンスは相手のパス攻撃をしっかり防ぎ切り、パントに追い込み再び攻守交替。流れに乗りたいオフェンスは、QB#3田中が相手ディフェンスを次々かわしてビックゲインを生み出し、一気にゴール前まで前進したところで3Q終了。(東大21-35京大)
【4Q】
このままTDを獲りたい東大だったが、相手ディフェンスが粘りを見せて4th downに追い込まれる。ここでフィールドゴール(FG)を選択し、4年DB#21舟本(栄光学園)がFGトライを見事成功させ、貴重な3点を追加する。(東大24-35京大)
しかし、直後の東大のキックオフカバーで相手リターナーにリターンTDを許してしまい、追加点を取られてしまう。(東大24-42京大)
後がない東大は、3年TE#83神田(六甲学院)のブロックを活かしたWR#4木岡のオープンのランなどでゲインを重ね、OL#78町井とOL#69大和が開けたレーンをRB#44寅丸が一直線に走り一気にエンドゾーン付近まで前進。その後も前進を続けて最後はQB#3田中が自らエンドゾーンへ飛び込み、TDを獲得!(東大31-42京大)
残り時間少なく早く止めきりたいディフェンスは、DB#22稲垣の突き刺すロータックルや2年DB#28伊藤(巧)(渋谷教育学園渋谷)、4年DL#48椿野(兵庫県立神戸)の果敢なタックルで京大オフェンスを止めるも、タイムアップで試合終了となった。(東大31-42京大)

オフェンス・ディフェンスともに課題の残る悔しい結果となった。1週間後の関西学院大学戦では、自らの課題に真摯に向き合い努力を重ね、より成長したWARRIOR達が見られることだろう。

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