2024/11/09-桜美林大学戦

日時 2024年11月9日(土) 11:00KO
場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学14  ー  6桜美林大学●

  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東大 7 0 0 7 14
桜美林大 3 0 0 3 6

 

【1Q】
東京大学のキックで試合開始。4年LB#41大島(開成)の蹴りこんだボールはエンドゾーンを越え、タッチバックにより敵陣25yd地点から東大ディフェンス。LB#41大島の2連続ロスタックルで3rd down & longに追い込むと3年DB#6藤本(浅野)と4年LB#54江原(甲陽学院)の強烈なタックルで3 & outとなる。
桜美林のパントが乱れ、これをブロックしたことにより敵陣12ydの絶好の位置からの攻撃。4年QB#17風間(開成)が自ら持ち込んで先制のタッチダウン(TD)。トライフォーポイント(TFP)も3年DB#21舟本(栄光学園)が冷静に決める。(東大7-0桜美林)
桜美林のキックオフでは、2年DB#22稲垣(洛南)がハードタックルを見せ、敵陣21ydから桜美林の攻撃となる。リズムを掴み始めた桜美林にジリジリと進まれるも、DB#6藤本のロスタックルなどもありFGに抑える。(東大7-3桜美林)
桜美林のキックで試合再開。自陣20yd地点から東大の攻撃となる。QB#17風間のランや4年WR#80光吉(開成)のフィジカルを活かしたゲインなどで20ydほど進んだところで1Q終了。(東大7-3桜美林)

【2Q】
4年RB#33中村(開成)や4年WR#89吉田(武蔵)らによる中と外のランを使い分け、着実にゲインを重ねていく。QBサックなどもありフィールドゴール(FG)を試みるも桜美林がこれをブロック。そのままリターンされ、ハーフライン付近から桜美林の攻撃となる。しかし LB#54江原の素早いタックルや4年DL#42三木(西大和学園)の豪快なランストップがゲインを許さない。桜美林は4th downギャンブルに失敗し、自陣41ydから東大の攻撃となる。
次のシリーズでは1st downを獲得できず2年TE#83神田(六甲学院)によるパントで攻守交替。敵陣20ydからのディフェンス。桜美林にロングパスを通されるも LB#41大島とLB#54江原のタックルなどで時間を使わせFGに追い込む。桜美林のFGは外れこのドライブを無失点で切り抜ける。攻守交替し、ニールダウンにより時間を使い切り前半終了。(東大7-3桜美林)

【3Q】
桜美林のキックオフで後半開始。WR#89吉田のリターンにより自陣30yd地点からのオフェンス。3年RB#24米田(西大和学園)のオープンのラン、RB#33中村の中央突破もあったがこのドライブはパントに追い込まれる。代わったディフェンスでは2年DB#28原(甲陽学院)のあわやインターセプトのパスカバーもあり、この日3回目の3 & outとなる。続く東大の攻撃ではWR#80光吉が走りゲインを重ねる。4年RB#39山川(浅野)がOLのこじ開けたギャップを走った所で3Qが終了。(東大7-3桜美林)

【4Q】
フィールドが変わって最初のプレーは4th&3からのギャンブルとなる。WR#80光吉が外を捲りロングゲイン。ゴール前3ydまでボールを持ち込む。最後は4年OL#76落合(麻布)と4年OL#59松田(ア)(麻布)の間をRB#39山川が飛び込んでTD。TFPはDB#21舟本がきっちりと決める。(東大14-3桜美林)
時間を使いたくない桜美林はパスを投げ、東大ディフェンスは激しいパスラッシュと的確なパスカバーで喰らいつく。DB#28原、DB#22稲垣ら2年生コンビのパスカットもあり桜美林の猛攻をFGに抑える(東大14-6桜美林)
続くオフェンスではQB#17風間の執念のゲインもあったが1st downを獲得できずパントにより攻守交替。続くシリーズで桜美林が4th downギャンブルを試みたところで LB#41大島が試合を決めるストリップサック。残り時間1分45秒で東大が攻撃権を獲得する。このシリーズでRB#39山川が1st downを獲得したことにより勝利が確実に。最後は4年生でビクトリーフォーメーションを組みニールダウン。(東大14-6桜美林)

東大が今シーズンラストゲームを4勝目で飾り、TOP8では初となる勝ち越しを決めた。この試合をもって4年生は引退し、悲願の日本一達成は来季の新体制へと託された。

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