対 京都大学戦

日時 6月25日 13:00 KO

場所 アミノバイタルフィールド

○東京大学 14 ―9  京都大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 7 7 0 14
京都大 3 0 0 6 9

対 慶應義塾大学戦

日時 5月22日 11:00 KO

場所 川崎球場
●東京大学 6 ―14  慶應義塾大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 6 0 0 6
慶應大 0 0 7 7 14

対 神奈川大学戦

日時 5月8日 14:00 KO

場所 東京大学御殿下グラウンド

○東京大学 14 ―10  神奈川大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 0 7 14
神奈川大 0 0 0 10 10

対 明治学院大学戦

日時 4月24日 14:00 KO

場所 東京大学御殿下グラウンド

●東京大学 7 ―14  明治学院大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 0 7 7
明治学院大 0 0 7 7 14

対 新潟大学戦

日時 11月27日 16:00 KO

場所 アミノバイタルフィールド

○東京大学 44 ―6  新潟大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 3 17 0 24 44
新潟大 0 0 0 6 6

Game Report

UNBEATEN WARRIORS.
この言葉を四年生に贈りたい。今シーズン、ウォーリアーズは一度も負けなかった。本年度春季唯一の定期戦であった京都大学とのゲームも含めると、8戦全勝である。その最後のゲームを飾るに相応しく、最初から最後まで相手を圧倒できたゲームであったと思う。中でも、生川の好パントと一年生K原藤の安定したスコアリングキックが目立った。

★ HCが選ぶPlayer of the Game=P#97生川、K#57原藤

対 桜美林大学戦

日時 11月13日 16:15 KO

場所 アミノバイタルフィールド

○東京大学 44 ―6  桜美林大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 3 17 0 24 44
桜美林大 0 0 0 6 6

Game Report

今季初めて披露したアグレッシブディフェンスが、チームに勇気をもたらした。試合開始後の相手オフェンスを2シリーズ連続1-2-3パントに追い込むと、オフェンスも主将樋口のオプションキープで先制し、リズムを掴む。その後今季成長株WR#84和田へのTDパスなどで加点し、前半を21対0で折り返す。後半に入っても、LB#45奥茂がQBサックを連発するなど、相手オフェンスにプレッシャーをかけ続け、SF#11鷹本、#27三浦が立て続けにインターセプトを奪い、試合を決する。オフェンスは最後まで貪欲に攻め続け、QB樋口がTE#34江川、和田に、最後はWR#19鳥巣と、三つのTDパスを通し、44-3で優勝を決めた。この結果WARRIORSは悲願の一部昇格を決めた。

★ HCが選ぶPlayer of the Game=SF#11鷹本(4年)

対 東京学芸大学戦

日時 10月29日 13:30 KO

場所 東京大学御殿下グラウンド

○東京大学 39 ―7  東京学芸大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 10 15 7 7 39
学芸大 0 0 0 7 7

Game Report

スペシャルチームが勝利をもたらした。試合開始直後のキックオフリターンで#13多田(4年)がスピードに乗ってTD。さらにこの秋急成長している#97生川(2年)のパントで相手を1ydsまで押し込んだところで、ディフェンスが今季初のセーフティを奪う。そして、仕上げはパントリターンチームによるパントブロックTD。オフェンスのロングゲインが多かったことも影響し、30分以上相手オフェンスに時間を使われたが、ディフェンスも要所を締めて、30点以上の差をつけて勝利することができた。ここ数試合、様々なゲーム展開の中で、それぞれ確実に勝利することができ、チームに安定感が出てきた。本日は、いよいよ優勝がかかったゲーム。どんな展開になっても、あせることなく、自分たちの目指すフットボールをやり抜き、結果として勝利をもぎとりたい。

★ HCが選ぶPlayer of the Game=SF#13多田(4年)

対 防衛大学校戦

日時 10月16日 16:00 KO

場所 アミノバイタルフィールド

○東京大学 47 ―7  防衛大学校●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 21 0 14 12 47
防衛大学校 0 0 7 0 7

Game Report

この試合は、開始直後の#34江川によるキックオフリターンTDに尽きる。このTDでチームは勢いに乗り、オフェンスは600yds、6TDを獲得。ディフェンスも悪いフィールドポジションが続く中相手を1TDに封じ込め、チームとしてようやく危なげの無い試合ができた。好ブロックの#39瀬戸を筆頭に、リターンチーム全体が勝利を引き寄せたと言ってよい。RB#32吉田がラッシング、WR#84和田がレシーブでそれぞれ100yds以上稼ぎ、ルーキーCB#37平山が自身初のインターセプトを記録するなど下級生の活躍も目立った。一方で、チームとして誇りをかけて取り組んでいるはずのキックオフカバー、スコアリングキックにおいてミスが目立ち、課題として残った。キッカーの奮起に期待したい。

★ HCが選ぶPlayer of the Game=#39瀬戸(3年)

対 武蔵工業大学戦

日時 10月01日 16:40 KO

場所 大井第二球技場

○東京大学 27 ―9  武蔵工業大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 7 13 7 27
武蔵工大 0 3 0 6 9

Game Report

1QはランプレーでのロスゲインやTDパスの落球が響き得点に至らず。2Qに入り、QB樋口がパスを効率的に決め、TB白山のオープンプレーでようやく先制点を奪う。しかし、パントカバーチームのミスからピンチを招き、前半終了間際にFGを返され、結局7対3で折り返す。後半に入りようやくチームのエンジンがかかり始め、ディフェンスがボールを奪い、オフェンスはQB樋口からWR鳥巣へのTDパスを連続成功させ、何とか試合を決定付ける。その後期待の若手をフィールドに送り出すが、これが大誤算。ディフェンスはずるずるとドライブを許しTDを奪われ、オフェンスもインターセプトを献上。実力はあるのに、ゲームでその力を発揮できていないように見える。これからの奮起に期待。この試合を通して見ると、相手の戦略(ロースコアゲーム)からいかに抜け出すかが鍵だった。後半からではあったが、自分達のペースに持ち込んだことは、チームにとって収穫であった。

★HCが選ぶPlayer of the Game=CB#2刀田(2年)

対 東京農業大学戦

日時 9月18日 16:00 KO

場所 アミノバイタルフィールド

○東京大学 19 ―0  東京農業大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 13 6 0 0 19
東農大 0 0 0 0 0

Game Report

1Q最初のオフェンスシリーズで、QB樋口(4年)からTE江川(4年)にパスが成功し、7点を先制。さらにFB鈴木(4年)のランで1TDを加えるも、TFPに失敗。結局、このプレーが試合を通じた緊張感の無さを象徴することとなった。2Qに入りパントリターナーがファンブル、リカバーされゴール前に迫られたが、4thダウンギャンブルをCB神戸(3年)のロスタックルで何とかしのぐ。その直後、TB湊(4年)のランによる ロングゲインと江川へのパスと僅か2プレーで3本目のTDを奪ったが、TFPを 再び失敗。前半は19-0で折り返す。 後半は、敵パントをリターナーが再びファンブルしたり、不用意な反則により絶好機を逃したりで、結局得点出来ず。ディフェンスは児玉(4年)、小山(2年)らフロント陣の活躍もあり、パントリターンでの二つのファンブルを除けば、一度も自陣まで攻められることはなく、スタッツ上は危なげのない勝利であったが、今後のリーグ戦を考えると前節以上に課題が多く残った試合となった。明るい材料としては、90年代後半のチーム躍進の立役者RB本蔵(97年度卒)以来、1年生でリーグ戦スターターを獲得したOL永田の活躍だろう。次節以降も、若手の活躍に期待したい。

★ HCが選ぶPlayer of the Game=DL#99児玉(4年)

対 武蔵大学戦

日時 9月3日 13:30 KO

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 42 ―7  武蔵大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 21 0 0 21 42
武蔵大 0 0 0 7 7

Game Report

新生ウォーリアーズの開幕戦の立ち上がり、キッキング・ディフェンスチームの活躍による好フィールドポジションを生かし3連続TDを挙げ、幸先の良いスタートを切った。しかし、その後オフェンスがファンブルやインターセプトといったミスを繰り返し、リズムに乗り切れない。その流れを変えたのは、WR#19鳥巣(4年)。QB#8長尾(2年)からのパスをキャッチし、64yds走り切りTD。その後はSF#13多田(4年)のインターセプトリターンTD、QB#13日出間(3年)→TE#80三品(2年)の23ydsTDパスが決まり、ようやく試合を決した。TD5本差の勝利とはいえ、オフェンスのドライブ力、ディフェンスのパスカバーなど多くの課題が浮き彫りとなった試合だった。

★ HCが選ぶPlayer of the Game=WR#19鳥巣(4年)

対 富士ゼロックス戦

日時 6月 24日 13:40 KO

場所 大井第二球技場

●東京大学 19―46 富士ゼロックス◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 13 6 0 0 19
富士ゼロックス 2 16 7 21 46

対 東京工業大学戦

日時 6月 11日 14:00 KO

場所 本郷御殿下グラウンド

◯東京大学 20―14 東京工業大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 0 13 20
東工大 0 7 7 0 14

対 東京農業大学戦

日時 6月 4日 18:30 KO

場所 本郷御殿下グラウンド

◯東京大学 38―7 東京農業大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 10 7 7 14 38
東農大 0 0 7 0 7

対 専修大学戦

日時 5月28日 13:30 KO

場所 川崎球場

●東京大学 24―38 専修大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 17 0 0 24
専修大 7 14 7 10 38

対 防衛大学校戦

日時 5月14日 14:00 KO

場所 本郷御殿下グラウンド

◯東京大学 28―21 防衛大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 14 0 0 14 28
防衛大学校 0 8 0 13 21

対 中央大学戦

日時 4月23日 16:30 KO

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 7―28 中央大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 0 7 7
中央大 7 0 14 7 28

対 東海大学 1部2部入替戦

日時 12月 9日 13:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 9― 6 東海大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 0 9 9
東海大 3 3 0 0 6

Game Report

今年の集大成・ラストゲームのつもりで臨んだ関東戦で多くの凡ミスにより自滅し、よもやの敗戦を喫して入替戦出場となった東大。敗戦のショックから立ち直り、「本当のファイナルゲーム」に勝利すべく、3週間猛練習を積んできた。
対する東海大は、1981年の現行ブロック制以降、昨年まで連続して1部に所属し、2003年には関東準優勝を果たした実力チーム。今年は2部で6勝1敗の2位となり、昨年の東大同様に1年での1部復帰を目指し、この試合に照準を合わせてきている。
東大は、初めて関東準決勝に出場するかと思われた1995年の雨中の最終戦で東海大に苦杯をなめさせられ、逆に翌年は見事にリベンジして初のプレーオフ出場を果たし、以後も「因縁の対戦」として特別な思いで死闘を演じてきた。朝から冷たい雨が降りしきる12月のアミノバイタルフィールド。奇しくも2年前の12月12日に16年ぶりの2部降格を余儀なくされた時と同じ場所・同じ時期・同じ天候。しかし、今年は新生ウォリアーズが意地とプライドの全てを賭けて「因縁の相手」の1部昇格の夢を打ち砕く。

[1Q]東海大のキックオフにより試合開始。
風下からのキックは伸びず、リターナーがキャッチできずにもたつく間に、東海大カバーチームがリカバー。試合開始早々、東大にとってあってはならない凡ミスにより、東海大は東大陣29ydという絶好のポジションで攻撃権獲得。ベーシックなランプレーを繰り返す東海大に2回FDを与え、ゴール前5ydまで攻め込まれるが、東大守備陣が良く踏ん張り3回のランにゲインを許さず4ht-4に追い込む。東海大は無理をせずにFGトライ。難なく成功し、0-3。(4:59)
#4白山(3年)が自陣36ydまでリターンし、東大の最初の攻撃開始。QB#8長尾(3年)の29ydオプションキープで1回FDを獲得し、敵陣33ydまで攻め込むが、TB#33前田(4年)・TB#白山(3年)・QB#8長尾のランは3回連続でロス。4th-17となり、あえなくパント。パンター#8長尾からTE#87岩崎(3年)へのスペシャルパスが成功したかに見えたが、東大ラインのホールディングの反則により、結局攻守交替。
自陣27ydからの東海大攻撃に1回FDを与えるも、その後はしっかりと止め、4th-5でパントに追い込む。ここで東海大は、パンターがそのまま走るという意表を突いたスペシャルプレーを試みたが、東大守備陣はあわてずにタックルし、東大は敵陣40ydという絶好のポジションで攻撃権獲得。

[2Q]しかし、3回連続のランはFD獲得に至らず、4th-2でパント。自陣10ydからの東海大攻撃に1回FDを与え自陣25ydまで進まれるが、その後はNG#90小関(4年)のナイスタックルもあり、ゲインを許さず4th-10に追い込む。風上からの東海大パントは予想以上に良く伸び、東大リターナーの頭上を越されそうになり、背走しながら手を伸ばすも痛恨のファンブル。殺到してきた東海大カバーチームにリカバーを許し、東大陣10ydで再度攻撃権を与えてしまう。
2回のランに6ydの前進を許し、3thでゴール前4ydと絶体絶命のピンチとなるが、ILB#52菅(4年)がスイープを見事5ydロスに仕留め、4th-9とし、東海大はFGトライ。FGは成功し、0-6。(残り時間6:49)
#4白山の好リターンで自陣38ydで東大は攻撃開始。FB#23末宗(3年)のダイブ・TB#33前田のランで3th-inchとなるが、オプションピッチミス(東大リカバー)で結局パント。(残り時間2:51)
これまで実質的なゲインは殆ど許していなかった東大守備陣だが、自陣21ydからの東海大攻撃に2プレーで東大陣42ydまで前進され、何とか4th-3に追い込むも、東海大にギャンブル成功を許し、東大陣30ydでFDを与えてしまう。(残り時間30秒)
中央のランを2ydゲインに押さえ、東海大が初めて投じたパスは失敗。残り時間10秒・3ht-8で東海大はFGトライするも、このFGは失敗し、東大は致命的な失点を水際で食い止めて前半終了。

[3Q]自陣35ydから始まった東海大攻撃の2プレー目は、ロングゲインを狙ったフリーフリッカー。しかし、東大守備はしっかりとレシーバーをカバーしていたDB#17高橋(3年)が見事に値千金のインターセプト。
自陣34ydで攻撃権を獲得した東大は、FB#23末宗のダイブ・QB#8長尾のキープ等で2回のFDを獲得し、敵陣30ydまで前進。4th-4のピンチもQB#8長尾からTE#80三品(3年)へのオプションフェイクパスが見事に決まり、ゴール前15ydまで攻め込む。しかし、2回のランは3ydしか前進できず、更にスナップミス(東大リカバー)もあり、4th-10。ショットガン体型からのパスも東海大DBにカットされ、絶好の同点・逆転の好機を逸してしまう。
いやな雰囲気となったが、東大守備陣が奮起し、東海大にFDを与えず、1-2-3パント。自陣44ydから再開した東大攻撃は、TE#80三品への15ydパスで敵陣40ydでFD獲得。QB#8長尾のスクランブル・オプションキープ、TB#4白山のオプションピッチで8ydしか前進できず、4th-2。しかし、このピンチにエースTB#33前田がオプションピッチで22yd快走し、ゴール前10ydまで前進。

[4Q]1プレー目にQB#8長尾がオプションキープで10yd走り切り、東大は待ちに待った同点TD。逆転を狙ったキッカー#21神戸(4年)のPATは失敗し、6-6。(0:07)
自陣29ydからの東海大攻撃。後半FDを与えていなかった東大守備陣だが、東海大ランプレーの前に小気味良くFDを3回与え、僅か5プレーで東大陣23ydまで攻め込まれる。更に9yd前進され2nd-1となるが、NG#90小関のロスタックルもあり4th-2に追い込み、ギャンブルも阻止したかに見えたが、ギリギリでFD。
残り時間約7分、ゴール前12ydで東海大FDという絶対絶命のピンチ。2回のランで3th-4とされたが、東大守備陣が良く踏ん張りノーゲイン。4th-4かと思われたが、ここで東海大にデッドボールファウル。タックルされた選手が東大選手を蹴るラフプレーで、15yd罰退・ダウン喪失。東大にとってはラッキーな4th-19の局面で、東海大はFG体型からパスを投じるスペシャルプレーに出たが、あえなく失敗。
残り時間5分半で自陣22ydから逆転を狙った東大攻撃開始。ホールディングの反則で2nd-19と苦しくなったが、この試合の立役者TE#80三品がパスを好捕して31ydゲインし、自陣44ydへ。更に、2nd-9でTE#80三品がパスキャッチ後見事な好走を演じ、一気に敵陣30ydへ前進。(残り時間3:15)
QB#8長尾の2回のランは殆ど進まず3rd-9となったが、FB#23末宗のランで7yd前進し、4th-2。(残り時間1:33)
QB#8長尾のキープによりギリギリでFD獲得し、ゴール前20yd。更に2nd-8でQB#8長尾が根性の7ydキープを果たし、残り時間6秒でゴール前11yd/3rd-1。
勝ち越しを狙った東大は当然FGトライ。関東戦で2回FG失敗し、この日もPATを失敗しているキッカー#21神戸。極度の緊張の中で蹴ったボールは、これまでの失敗を帳消しにするように見事な弧を描いてバー中央に吸い込まれ、残り時間2秒で9-6の劇的な勝ち越し。最後のキックオフをきちんと止めて試合終了としたいところだったが、距離が出過ぎて東海大リターンチームにしっかりと体制を作られて東大陣30ydまでリターンされてしまい、あわや再逆転のTDかというところを何とかサイドラインに押し出したところでゲームセット。

関東戦同様にイージーミスが続出し、最後の最後まで勝利の女神がどちらに微笑むかわからない苦しい試合だった。しかし、1部残留への執念を持ち続けて最後まで勝利を諦めずに戦い、見事な見事な劇的勝利で雨中の死闘に終止符を打った。新生ウォリアーズが最初の試練を乗り越えた瞬間であり、創部50周年となる来年の上位進出・近い将来の甲子園ボール出場を心から祈る。

対 関東学院大学戦

日時 11月18日 10:55 Kick Off

場所 駒沢陸上競技場

●東京大学 7―13 関東学院大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 7 0 0 7
関東学院大 0 3 7 3 13

Game Report

前節一橋大に1FG差で惜しくも勝利を勝利を逃し2勝4敗の東大。
一方前節タイブレークに持ち込みながら筑波大に負け1勝5敗の関東大。
両者にとって今試合は泣いても笑っても今シーズン最終戦。Aブロックの最下位は既に立大に決定。入替戦出場の残り1チームは、東大・関東大・筑波大の可能性あり。東大は勝てば自力による入替戦回避確定。負ければ、この後行われる筑波大-一橋大の結果次第で入替戦出場の可能性を残す。
今シーズンの集大成として、最終戦にふさわしいゲームで締め括るべく悔いの無い試合にするはずだったが・・・・・・

[1Q]レシーブを選択した東大は#4白山(3年)の好リターンで自陣42yd から攻撃開始。
QB#8長尾(3年)のオプションキープ、TB#33前田(4年)の中央ラン、FB#39瀬戸(4年)のランで2回FDを重ね、敵陣29ydまで攻め込むが、結局4th-10となりFGトライ。#21神戸(4年)の47ydFGは関東大ラッシュにカットされ失敗。 関東大の最初の攻撃にFDを許さず、東大は自陣41ydから攻撃開始。
TB#4白山の12ydオプションピッチ、QB#長尾→WR#35今川(4年)の 12ydパス等で2回FDを重ねて敵陣31ydまで攻め込む。 しかし、QB#8長尾のオプションキープは関東大のマーク厳しく5ydロス。 ショットガンからのTB#33前田のオプションピッチ、QB#8長尾のドローも 殆ど前進できず、4th-12でパント。#8長尾のナイスパントで関東はゴール前1ydから攻撃開始。
QB#16中野や今試合要注意のRB#29三国のランにあっさりと2回FDを 与え、自陣22ydまで前進されてしまう。

[2Q]何とか4th-4としパントに追い込んのも束の間、東大リターナーが痛恨の落球。これを関東大がリカバーし東大陣38ydから攻撃再開。
QB#16中野の14ydランで、FG圏内のゴール前24ydでFD獲得。 しかし、関東大もこの好機を生かせず、ショットガンのスナップオーバーで17ydロスもあり、結局4ht-21となりパント。自陣11ydからの東大の次の攻撃シリーズ。
ランプレーによる2回のFDと関東大レイトヒットの反則もあり、自陣49ydまで 進んだ後、右オプションピッチでTB#33前田がサイドライン際を独走。 惜しくもゴール前5ydでタックルされたが、2プレー目にTB#33前田自ら、同じ右オプションピッチで4ydを走り切り、東大は待望の先制TD。 (10プレー/89ydのドライブ)
#21神戸(4年)のPATも決まり7-0。(残り時間3:35) 関東大#29三国のリターンをきっちりと止め、関東大の前半最後の攻撃は自陣29ydから開始。
RB#29三国のランを中心に2回FDを獲得し、東大陣44ydまで進んだ後、ショットガンから本試合初めてのパスを投じ、残り時間37秒で東大陣19yd まで攻め込む。東大守備も良く踏ん張り何とか4th-1に追い込むが、関東大は無理をせずにFGトライ。難なく27ydFGは成功し7-3。(残り時間11秒)

[3Q]関東大・東大共に最初の攻撃シリーズはFDを奪えずパントの応酬と なった後の関東大の2ndシリーズ。 自陣32ydからの1stプレーでオプションピッチを受けたRB#29三国が 50yd独走し、東大陣18ydへ。 8ydパス・9ydランであっさりとゴール前1ydに進み、最後はRB#29三国が中央を突いて関東大は逆転のTD。PATも決まり7-10。(6:02)
#4白山の好リターンで再逆転を狙った東大の攻撃は自陣43ydから開始。
QB#8長尾の21ydオプションキープ、TE#三品(3年)の22ydパスキャッチ等5プレーで3回FDを重ねてゴール前4ydまで迫る。 しかし、パワーIからのスイープは5ydロスを喰らい、パスは関東大ブリッツ 厳しく失敗、FB#39瀬戸のダイブはノーゲイン。東大はこの好機を生かせずに同点狙いのFGトライするも#21神戸の 26ydFGは失敗。自陣20ydからの関東大攻撃が1回FD獲得したところで最終クウォーターヘ。

[4Q]関東大にパスを成功され自陣44ydまで進まれるが、LB陣の好タックルやDL陣の激しいパスラッシュ等で4th-10とし、パントに追い込む。 しかし、攻守交替に胸を撫で下ろし反撃の狼煙を期待したのも束の間、東大リターナーが痛恨の落球。関東大がゴール前10ydでファンブルリカバー。ホールディングやフォルススタートで関東大は大きくロスするもRB#29三国のランで挽回し、結局4th-16でFGトライ。 難なく33ydFGは成功し7-13。(残り時間6:10)
未だ充分時間があり1TD・PAT成功で逆転可能な東大。自陣39ydから攻撃開始するも、QB#8長尾のキープ、TB#4白山のピッチ、スクリーンパスは有効なゲインとならず、残り時間4分で絶体絶命の4th-4。当然ギャンブル選択した東大は、QB#8長尾がオプションフェイクした後に 関東大DBを抜いてフリーになったTE#80三品へ落ち着いて28ydパスを成功させ、一気に関東大陣26ydまで進む。 しかし、QB#8長尾の2回のランはノーゲイン・3ydロス、ホールディングの反則で10yd罰退もあり、4th-22に追い込まれる。(残り時間2分半)
最後はロングパスを投じ不成功するも、グランドにはイエローフラッグ。 関東大パスインターフェアの可能性に一瞬応援席は喜んだが、東大レシーバーはキャッチ不可能との判断で取り消し。これで東大逆転の芽は完全に潰えた。
攻守交替した関東大はRB#29三国のロングゲインで1回FD獲得し、残り時間45秒となった時点でニーダウン。関東大応援団のカウントダウンでタイムアップ。

東大は多くのミスで自滅し、RB#29三国のランしかない関東大に無念の敗戦。 この試合の後、筑波大が一橋大にアップセットの勝利を収めた瞬間に、筑波大は3勝4敗で入替戦回避、関東大と東大は2勝5敗と並ぶも直接対決の勝敗で東大が自動的に入替戦出場決定となった。全ての選手・スタッフ・OBにとって想定外の結果になったが、本試合が今年の集大成となる最高の試合では決して無かったことも事実であり、改めて「集大成のラストゲーム」のチャンスを与えられたと気持ちを切り替え、12月9日の東海大学との入替戦にウォリアーズのプライドと意地の全てを賭けるしかない。

対 一橋大学戦

日時 11月 3日 10:45 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 14―17 一橋大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 0 7 14
一橋大 14 3 0 0 17

Game Report

明大・慶大・日体大と上位校に3連敗の後、立大・筑波大に2連勝し勢いに乗る東大。得点力・獲得ヤード共に1部Aブロック2位の強力な攻撃力と、要所要所を全員ディフェンスで止める守備力で、試合毎にチーム力は確実に上昇中。
対する一橋大は現在まで3勝2敗で、Aブロック優勝候補の明大に完封勝利を収め、慶大とは最後まで互角以上の戦いをした強豪チーム。攻守バランスが取れているだけでなく、特に1試合あたりの喪失ヤードがAブロック最少(190ヤード弱)の強力なディフェンス力が自慢。
しかし、20年近く関東大学アメフトリーグにおける国立大学勢の雄を自負してきたウォリアーズとしては絶対に負けられない一戦であり、Aブロック上位進出を賭けた熱い戦いが始まった。

[1Q]一橋大のキックオフにより試合開始。キックオフ時の一橋大の2回連続の反則で、東大1stシリーズは自陣41ydと好ポジションから開始。1stプレーでQB#8長尾(3年)が投じたランプレーフェイクのロングパスを、一橋大DB陣を振り切ったエースWR#19森田(2年)が飛び込んで見事にキャッチし、一気に敵陣16ydまで攻め込む。
QB#8長尾のオプションキープ、TB#4白山(3年)の中央ランで3rd-3とした後のパスプレーで一橋大ラフィング・ザ・パサーの反則があり、ゴール前4ydでFD獲得。TB#32吉田(3年)が中央ランでエンドゾーンに持ち込み、東大は試合開始早々貴重な先制TD。(5プレー/59ydのドライブ)キッカー#21神戸(4年)のPATも決まり7-0。(2:11)
一橋大KORを東大が好カバーし、一橋大1stシリーズは自陣15ydから開始。しかし1stプレーの中央ランでFDを獲得されて以降、一橋大エースRB#20渡辺のランが全く止まらず、テンポ良く4回のFDを重ねられ、僅か6プレーで東大陣16ydまで攻め込まれる。何とか3rd-1まで踏ん張るが、RB#20渡辺のランによりゴール前4ydでFDを獲得され、最後はRB#23鈴木のランでTDを与えてしまう。(10プレー/85ydのドライブ。全てランプレー)PATも決められ、あっという間に7-7の同点。(6:46)
リターナー#32吉田が自陣35ydまで返して東大2ndシリーズ開始。3rd-9でショットガン体型からのQB#8長尾からTE#81杵多(2年)への19ydパスが成功し、敵陣45ydまで攻め込むが結局4rd-6となりパント。
#8長尾の好パントにより自陣13ydからの一橋大2ndシリーズだったが、1stプレーでスクリーメージラインを抜けたRB#20渡辺が、あわやTDとなる好走で一気に東大陣10ydまでロングゲイン。2プレー目にQB#18加藤の9ydカウンターランで、一橋大は逆転のTD。(3プレー/87ydのドライブ)PATも決まり7-14。(10:24)

[2Q]リターナー#32吉田が自陣38ydまで返し、早い時間帯での同点を狙いたい東大3rdシリーズ。しかし、反則(ホールディング・無資格レシーバーダウンフィールドへの侵入)が相次ぎ、更に一橋大強力ディフェンス陣の前にQB#8長尾やFB#39瀬戸のランが殆どゲインできず、4th-17となりパント。
自陣37ydからの一橋大3rdシリーズは、反則で1st-20となった後、RB#20渡辺のランを何とか3ydゲインで食い止め、ロングパスをCB#21神戸の好カットで凌ぎ、ショットガン体型からのロングパスも東大DB陣を抜いた一橋大WRのイージーミスで事無きを得、何とか4th-17でパントに追い込む。
自陣16ydからの東大4thシリーズは、TB#32吉田の11ydオプションピッチ、TB#4白山の13ydオプションピッチで2回FDを重ね、ハーフライン上まで攻め込むが、結局4th-5となりパント。#8長尾のパントは好パントとなるが伸び過ぎてタッチバックとなり、一橋大の4thシリーズは自陣20ydから開始。
OLB#42高見(2年)のQBサック等好プレーもあったが、ラン・パスで小刻みにゲインされ、3回の3rdコンバージョンも成功され、4回のFDで東大陣20ydまで攻め込まれる。(残り時間30秒)
QB#18加藤のオプションキープをノーゲインで仕留め、RB#20渡辺へのオプションピッチ時の一橋大イリーガルブロックの反則もあり、2nd-13まで追い込むが、次プレーで東大は痛恨のパスインターフェアの反則を犯し、ゴール前8ydでFDを与えてしまう。(残り時間17秒)
一橋大のパスインターフェアで東大陣23ydまで罰退したのも束の間、16ydパス成功を許し、残り時間4秒でゴール前7yd。一橋大のFGトライは成功し、7-17となったところで前半終了。

[3Q]東大キッカー#21神戸ののキックオフにより後半開始。自陣10ydからの一橋大1stシリーズは、東大ディフェンスが3回のランプレーで6ydしか前進を許さずパントに追い込み、東大1stシリーズは自陣47ydと絶好のポジションから開始。しかし、QB#8長尾のスクランブルは4ydロス、WR#35今川(4年)への11ydパスは成功するがFB#39瀬戸のダイブはノーゲインで、4th-4でパント。
#8長尾のナイスパントをゴール前ギリギリでカバーし、更に一橋大の反則でハーフディスタンスとなり、殆どゴールライン上から一橋大2ndシリーズ開始。一橋大は2回の3rdダウンをQB#18加藤のオプションキープとパスで乗り越え、ラン・パスでテンポ良く3回FDを重ねて、僅か8プレーで東大陣36ydまで侵攻。しかし、次のパスプレー時に東大ディフェンスのビッグプレー炸裂。ロングパスをWRと競り合ったCB#2刀田(3年)が値千金のインターセプトを決め、攻守交替。
一刻も早く1TD1FGの点差を縮めたい東大は自陣6ydから2ndシリーズ開始。QB#8長尾の2回連続のオプションキープでFDを獲得し、TB#白山の27ydラン、更にTE#80三品(3年)への13ydパスにより、僅か5プレーで敵陣37ydまで攻め込むが、その後の3回のランプレーで6ydしか進まず4th-4となったところで3Q終了。

[4Q]当然東大はギャンブルを選択。東大応援団が固唾を呑んで見守る中、右オプションの動きからQB#8長尾は右サイドから左サイドに逆走してきたWR#35今川へピッチし、WR#35今川は俊足を生かして左サイドを縦に切れ上がり、そのまま31ydのTDラン。肝の局面で炸裂した見事な東大オフェンスのスペシャルプレーであった。(9プレー/94ydのドライブ)
キッカー#21神戸(4年)のPATも決まり14-17。(0:09)これで勢いづいた東大は、自陣21ydからの一橋大3rdシリーズで、ILB#92中野(3年)のロスタックル等もあり、FDを1回与えただけでパントに追い込み、逆転を狙った攻撃シリーズを自陣27ydから開始。(残り時間9:03)
QB#8長尾のランで6yd前進したものの、フェイクパスは失敗し、3rd-4。FDを狙ったQB#8長尾のランは2ydロスし、あえなく4th-6でパント。#97生川(3年)のナイスパントで一橋大4thシリーズは自陣14ydから開始。早く攻撃権を取り戻したい東大は、一橋大ラン攻撃にFDを与えず4th-インチでパントに追い込み、残り時間5分で自陣45ydから最後の攻撃開始。1stプレーでTE#87岩崎(3年)の11ydパスが成功し、敵陣44ydでFD獲得するが、この後4人のWRへ投げ分けたパスは全て失敗し、攻守交替。(残り時間4:40)
その後、一橋大を3回の3rdダウンに追い込むも、今試合の立役者であるRB#20渡辺のランを止めることができず、13プレーのボールコントロールオフェンスを許し、東大陣19ydで4th-10になったところで、無念のタイムアップ。

東大は看板のランニングアタックを一橋大の強力DL陣の前に136ydに抑えられる一方で、RB#20渡辺の191ydのゲインを始めとしてランプレーだけで322ydのゲインを許す等獲得ヤードで大きく下回ったが(239yd対391yd)、後半は一橋大攻撃を無得点に抑えロースコア勝負に持ち込み、最後まで闘志衰えずに一発逆転のチャンスを伺ったが、残念ながら無念の惜敗を喫した。
これで今シーズン2勝4敗。次節11月18日の関東学院大戦は泣いても笑っても今シーズンの最終戦。
自力による入替戦回避を図ると共に、今期の悔しさと無念の全てを出し尽くし、来期に繋がる気合の入った集大成の勝負を挑む。

[参考]Aブロックの最下位は立大に決定。
入替戦出場の残り1チームは、東大・筑波大・関東学院大の可能性あり。
東大が入替戦に出場するケースは以下の2ケース。
①筑波大が一橋大に勝利し、且つ東大が関東学院大に敗戦するケース
②筑波大が一橋大に敗戦し、東大が関東学院大に27点差以上で敗戦するケース

対 筑波大学戦

日時 10月21日 16:15 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 23―10 筑波大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 6 7 10 23
筑波大 0 3 7 0 10

Game Report

明大・慶大・日体大と上位校に3連敗の後、立大を圧倒し、今季初勝利を挙げ、 完全にチームに勢いの戻った東大。4試合の総得点(95点)・総獲得ヤード(一試合平均326ヤード)共に、 1部Aブロックで日体大に続いて2位であり、強力なランニングアタックに よるハイパーオフェンスの破壊力は試合毎に凄みを増している。
対する筑波大は初戦で立大に14-13で辛勝した後、日体大・慶大・明大に完敗 が 続いており、特に4試合で24点しか挙げていない攻撃力の不振が際立っている。
両者の戦いは2004年12月12日の雨のアミノバイタルフィールドで行われた 入替戦以来だが、15-26で完敗した東大は16年振りの2部陥落を余儀なく され、選手・スタッフ・OB全員が屈辱と絶望感に打ちひしがれた因縁の試合。今季2勝目は言うに及ばず、2部陥落の屈辱的な過去を払拭し、再生・復活 ウォリアーズの新たな歴史を刻むスタートとするべく、リベンジが始まった。

[1Q]東大キッカー#21神戸(4年)のキックで試合開始。 自陣10ydからの筑波の攻撃で1回FDを与えるも、パントに追い込み、 東大の1stシリーズは自陣35ydから開始。 ところが1stプレーで筑波の厳しいプレッシャーによりオプションピッチが乱 れ、ファンブルしたボールを筑波にリカバーされ、一瞬のうちに攻守交替。 東大陣30ydと絶好のポジションからの筑波2ndシリーズでDL#90小関 (4年)のナイスタックルもあり3rd-5に追い込むが、パスを決められ、 東大陣20ydでFDを与えてしまう。
いやなムードの中、ブリッツに入ったILB#92中野(3年)の見事なQBサックで 2nd-17に追い込み、続くランプレーでファンブルを誘い、これをDL#97 生川(3年)がリカバーし、このピンチを凌ぐ。自陣28ydからの東大2ndシリーズは、#33前田(4年)・#32吉田(3 年)・#4白山(3年)という豊富なTB陣、前節怒涛のダイブを連発したFB#39 瀬戸(4年)、有数のアスリートQBである#8長尾(3年)による多彩なラン と、 WR#19森田(2年)へのパス等でFDを3回重ねて敵陣33ydまで攻め込む。

[2Q]RB#32吉田のオプションピッチは5ydロスするも、TE#80三品へのパス や QB#8長尾のドローで4th-2とし、先制点を狙ってFGトライ。#1原藤(2年)のキックは残念ながら失敗し、筑波は自陣25ydから3rd シリーズを開始。 1stプレーで21ydパスで決められ、ハーフライン近くまで陣地を挽回される が、 ILB#52菅(4年)の見事なロスタックルもあり、4th-6とパントに追い 込む。 筑波のナイスパントにより、東大は自陣6ydから3rdシリーズ開始。
QB#8長尾・TB#4白山・FB#39瀬戸の小気味良いランプレーで2回FD を 重ね、TE#80三品への25ydパスも決まり、敵陣34ydでFD獲得。 筑波のレイトヒットの反則で敵陣19ydまで更に進み、FB#39瀬戸の怒涛の 18ydダイブでゴール前1ydとし、最後はQB#8長尾自ら持ち込んで東大は 貴重な先制TD。(9プレー/94ydのドライブ) キッカー#1原藤のPATは失敗し、6-0。(6:52)
キッカー#21神戸によるキックオフを大きく返され、筑波4thシリーズは自陣 43ydから開始。1stプレーでQBからピッチを受けたRBからWRへのスペシャルプレーにも 東大守備は慌てずに対応し、パス失敗。 本プレー中の筑波のパスインターフェアで1st-25まで後退させ、健脚QB #8佐々木の2回連続のQBスクランブルもDL#59田留(4年)の好タックル等で大きなゲインを許さず3th-17まで追い込むが、結局QB#8佐々木の 24ydドローで東大陣40ydでFDを与えてしまう。
この後、ランプレーに対してはILB#52菅やDL#69小山のロスタックルも あり 大きなゲインは許さないが、肝のところでパスを決められ、東大陣15ydまで 攻め込まれる。 しかし、ここで東大守備がよく踏ん張って4th-10に追い込み、筑波はFG トライを選択。 距離的には微妙はキックだったが、バーに直接当たってそのまま後方に落下。 筑波にラッキーな得点を許してしまい、6-3。(残り時間22秒)
K.O.R後に東大が1プレー行ったところで前半終了。

[3Q] 筑波のキックオフにより後半開始。 リターナー#32吉田のビッグリターンにより、東大1stシリーズは敵陣41y dと 絶好のポジションから開始。3回のランプレーでFDを獲得し敵陣29ydまで進んだ後の最初のプレーで、 TB#32吉田のカウンターランがそのままTDとなり、東大は後半開始早々に 貴重な追加点。(4プレー/41ydのドライブ) PAT時の東大ビロー・ザ・ウエストの反則により、15yd罰退しての再PAT と なったが、キッカー#21神戸が落ち着いて決め13-3。(2:05)
筑波K.O.Rを東大がナイスカバーし、筑波1stシリーズは自陣15ydから開 始。 筑波は2回の3rdダウンを乗り越え、ラン・パスでテンポ良く4回のFDを重ね て 東大陣24ydまで攻め込む。 東大守備もよく奮闘し4th-2に追い込むが、結局東大陣8ydでFDを与えて しまい、その後5ydラン・3ydランで筑波のタフな16プレー・85ydTD ドライブを 完結させてしまう。(9:38)
PATも決まり13-10。 わずか3点差に追い込まれ、いやなムードが漂う中で、またまたリターナ#32 吉田の超ビッグリターン炸裂。 東大K.O.Rチームの好ブロックにより一線を抜けた#32吉田は健脚に物を 言わせて、あわやTDとなるロングリターンを演じ、東大2ndシリーズは敵陣 20ydから開始。 1stプレーは1ydロスするもFB#39瀬戸のダイブで3rd-1とし、T B#33前田 のパワープレーで敵陣10ydでFD獲得。

[4Q] 筑波守備もよく踏ん張り、ゴール前2ydで4thダウンとなった東大は、FGト ライを 選択。キッカー#21神戸がきちんと決め、16-10。(0:23)
筑波K.O.Rを東大がナイスカバーし、筑波2ndシリーズは自陣20ydから開 始。 QBランで1回FDを与えるが、DL#69小山の好タックル等で3rd-4に追 い込む。 この大事な局面で東大守備が真骨頂発揮。 パスを予想して激しいプレッシャーをかけ、ディフレクトしたボールをSF#27 三浦 (4年)が反応良く見事にインターセプト。
敵陣48ydと絶好のポジションからの東大3rdシリーズは、TE#80三品へ のパスで 敵陣37ydでFDを獲得し、その後徹底的なランプレーを繰り返し、2回の3r d ダウンもFB#39瀬戸のダイブで乗り越え、最後はTB#33前田の7ydTD ラン。 東大は勝負を決める貴重なダメ押しの追加点。(9プレー/48ydのドライブ) PATもキッカー#21神戸が落ち着いて決め、23-10。(残り時間5:0 5)
自陣30ydからの筑波最終シリーズは、2回の3rdダウンと1回の4thダウ ンを 何れもQB#佐々木のドロー・スクランブルで切り抜けられ、東大陣24ydまで 攻め込まれる。(残り時間1:30)
しかし、慣れないショットガン体型でのスナップオーバーで筑波は自滅し、 3rd-22で起死回生を狙って投じたパスも、今年からOLBを担っている元S Fの #3鬼頭(4年)がセンス良く見事にインターセプトし、筑波の反撃を断ち切る。そのまま東大が3プレー行ったところで、タイムアップ。

東大は見事に2年前のリベンジを果たし、今季2勝目を連勝で飾った。 実質5回の攻撃シリーズを3TD・2FGトライ(1回失敗)に結びつけた攻撃力 と、 肝のポイントで見せた好タックル・2回のインターセプト等闘志溢れる守備力による総合力の勝利であった。 次節は今季好調の一橋大戦。 関東/国立大の覇権は絶対に渡さない。

対 立教大学戦

日時 10月 8日 13:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 41―21 立教大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 14 13 7 41
立教大 0 0 7 14 21

Game Report

明大・慶大・日体大と上位校に三連敗中の東大。
前節の日体大戦で惜敗したとは云え、強豪相手にオプションとパワープレーの 強力ランニングアタックで獲得ヤードを大きく上回る等、攻撃力は急上昇中。一方守備面も個々には課題はあるものの、キャリアーへの闘志溢れる集散の良い全員ディフェンスで、試合毎に着実に成長中。
対する立教大は筑波大・一橋大・関院大と下位校に三連敗中と不振が続くが、 昨年の躍進(3勝3敗)の立役者である好QB馬道を擁し、シーズン当初は TD誌でも慶大に続いてブロック2位の評価を得ていた実力チーム。1999リーグ戦(34-7で東大の勝利)以来実に7年ぶりの対戦となったが、 崖っぷちに立たされた両チームにとって、未だ見ぬ初勝利に向けた大事な一戦であることは勿論、特に東大にとっては2002シーズン第2戦の山梨学院大戦の 勝利を最後に一部リーグ公式戦19連敗中という呪縛を4年ぶりに解き放つ ためにも絶対に負けられない試合。
今シーズン一番の強風が吹きすさぶアミノバイタルフィールドで、ウォリアーズの全選手・全スタッフのプライドを賭けた闘いは始まった。

[1Q]コイントスで選択権を得た東大は前半のチョイスを立大に譲り、立大は リターンを選択。キッカー#21神戸(4年)の風上からのキックは良く伸びタッチバックとなるが オフサイドの反則により、立大は自陣25ydから攻撃開始。
3人のRBを配しQBは浅めにセットした独特のショットガン体型からの3回のランにゲインを許さず、4th-5でパントに追い込む。東大1stシリーズは自陣44ydと絶好のポジションから開始。1stプレーでTB#32吉田(3年)がオプションピッチで20yd近くゲインし、 幸先良いスタートを切ったかに見えたがOLのホールディングにより罰退。次プレーは殆ど進まず迎えた2nd-9で、前節50yd以上走り絶好調のFB #39瀬戸(4年)がダイブで中央を突き、力強いセカンドエフォートでFD獲得。この試合のキープレーとなるFB#39瀬戸のダイブで波に乗った東大は、I体型 から徹底的にラン攻撃を繰り返し、QB#8長尾(3年)の16ydオプションキープ・ FB#39瀬戸の17ydダイブで敵陣13ydまで進み、最後はQB#8長尾が オプションキープを走り切り、先制のTD。(7プレー/56ydのドライブ) キッカー#21神戸(4年)のPATも決まり7-0。(5:09)
風上からの東大キックは再びタッチバックとなり、立大2ndシリーズは自陣 20ydから開始。 東大守備は2回連続で3thダウンに追い込む等健闘するも、中央・オープン・オプション等のランとパスを交えた多彩な立大攻撃にテンポ良く3回FDを許し、東大陣42ydまで攻め込まれる。1stダウンでQB#13馬道のランで8ydを走られ、いやなムードとなった が、ILB#52菅(4年)のナイスタックルで3ydロスを強い、QB#13馬道のオプションキープにも2ydしかゲインを許さず、4th-3に追い込む。早く同点に追いつきたい立大は迷わずギャンブルを選択するもパス失敗で、東大は見事にピンチを切り抜ける。
自陣35ydからの東大2ndシリーズはFB#39瀬戸の12ydダイブ・T B#4 白山(3年)の3yd中央ランでハーフラインまで進み、1Q終了。

[2Q] ハーフラインで迎えた2nd-7で、オプションキープにより中央突破したQB#8 長尾は、あっという間に50ydを走り切り、そのまま独走TD。 (3プレー/65ydのドライブ) キッカー#21神戸のPATも決まり14-0。(0:11)
風下からのキックオフとなるためゴロキックで対応するも好リターンを許し、 立大3rdシリーズは東大陣42ydと絶好のポジションから開始。 OLB#3鬼頭(4年)のパスディフレクト等東大守備は良く守り、4th-2に 追い込むが、2TD差を追う立大は当然ギャンブル選択し、中央ランで辛くも FD獲得。更にミドル・ショートパスを連続して決められ、東大陣17ydで再度FDを与えてしまい、QB#13馬道のオプションキープ・ショートパスで3th-2とピンチ を招くが、 ここで立大はスナップミスを犯し、4th-10。最後のフェイクパスは失敗となり、東大は前半最初のピンチを何とか切り抜ける。
”ピンチの後にチャンスあり”、自陣17ydから開始した東大3rdシリーズは またもや見事なTDドライブを演出。 1stプレーのTB#32吉田の20ydオプションピッチが、ホールディングの反則で フイになった後の1st-20で、FB#39瀬戸の27ydダイブが飛び出し自 陣 34ydでFD獲得。TB#32吉田のオプションピッチは5ydロスとなったが、またもやFB#39 瀬戸の 39ydダイブで敵陣32ydまで進み、最後はQB#8長尾が左オプションキープから右へ大きく旋回し、そのまま独走してエンドゾーンへ。(5プレー/83ydのドライブ)キッカー#21神戸のPATも決まり21-0。(7:11)
ゴロキックの東大KOキックを自陣47ydまで返され、立大は3TD差を追って前半最後の攻撃開始。1stプレーのミドルパス成功で東大陣34ydでFDを与えてしまうが、立大の2回の反則もあり何とか2nd-24まで追い込む。更に、ブリッツに入ったILB#52菅が見事なQBサックをしたかに見えたが、 無情にもフェイスガードの反則(5yd)を取られ、2nd-19。 ミドルパスで3rd-8まで前進された後、スクリーンパスを決められ、東大陣 20ydで再度FD。(残り1:00)
更に2回のショートパスとダイブでゴール前9ydでFDを獲得されるが、DL陣の激しいパスラッシュで3th-12まで追い込み、最後は立大がオプションピッチ ミスを犯し、東大LB#43高見(2年)が見事にリカバー。 ピンチを凌いだ東大が1プレー行ったところで前半終了。

[3Q] 風上からの立大キックオフにより後半開始。 自陣20ydから始まった東大の1stシリーズは、QB#8長尾のオプション キープで 一気に敵陣46ydまで進んだ後、FB#39瀬戸がダイブで中央突破し、ゴール前14ydまで進む。1stダウンでこの試合初めてのピッチミスにより、あわやファンブルリカバーさ れた かと思われたが、フォワードパス失敗のホイッスルで事なきを得、続く2nd-10でTB#32吉田が力強く中央を突破し、ゴール前3ydでFD獲得。 最後はQB#8長尾がオプションキープでオープンを駆け抜け、東大は後半開始早々貴重な追加点。(6プレー/80ydのドライブ) キッカー#21神戸のPATは惜しくも外れ、27-0。(2:15)
東大オフサイドの反則で蹴り直しとなった立大KORを大きく返され、立大1st シリーズは東大陣46ydから開始。 2回のパスを失敗させ3rd-10となるが、立大はQB#13馬道の決め打ち スクランブルで東大陣34ydでFD獲得。ランプレーとショートパスでゴール前14ydまで進まれた後、QB#13馬道か ら WR#28渡辺のTDパスが決まり、立大にこの試合初めてのTDを許す。 PATも決まり27-7。(4:33)
風上からの立大ロングキックをリターナー#32吉田が好リターンし、自陣27y d から始まる東大2ndシリーズ。 TB#32吉田の12yd中央ランの後、この試合のキーマンであるFB#39瀬 戸が OL3人の好リードブロックにも助けられ、怒涛の31ydダイブを見事に炸裂させ、 あっという間に敵陣30ydまで攻め込む。 TB#4白山のドロー・QB#8長尾のオプションキープで3rd-shortと した後、TB#4白山のオプションピッチでゴール前16ydまで進み、FB#39瀬戸の 15yd 渾身ダイブでゴール前1yd。 最後は本シリーズの立役者FB#39瀬戸が自ら中央を突き、更には立大LBを アオテンさせTD。(8プレー/73ydのドライブ) キッカー#21神戸のPATも決まり34-7。(8:39)
続く立大2ndシリーズも自陣45ydと好位置から開始。 ランプレーで1回FDを与え東大陣42ydまで進まれたが、SF#27三浦(4 年)と CB#21神戸の見事な連携でオプションピッチをノーゲインに止める等、東大守 備は 踏ん張り、4th-6に追い込む。 ギャンブルに出た立大パスはレシーバーの頭上大きく外れサイドラインを割り、 ピンチを凌いだと思った瞬間、グランドには東大パスインターフェアのイエロー フラッグ。

[4Q] 微妙な判定であったが、これで息を吹き返した立大は東大陣35ydからの再攻撃でフェイクパス・QBキープ・東大反則(5ydフェイスマスク)でゴール 前14yd まで進み、最後はQB#13馬道からWR#10佐藤へのフェイクパスが決まり、2本目のTD。PATも決まり34-14。(1:00)
残り時間での逆転を狙った立大はオンサイドキックを試みるも、東大が無事キャッチ。自陣36ydからの東大3rdシリーズは、TB#32吉田の8yd中央ランの後、またもやFB#39瀬戸が怒涛の27ydダイブで一気に敵陣29ydまで進む。 これまで全ての攻撃シリーズをTDに結びつけてきた東大であったが、TB#32 吉田のドローはSFブリッツで大きく5ydロスし、QB#8長尾のキープもロスタックルを喰らう等、4th-8に追い込まれ、FGトライを選択。キッカー#21神戸の44ydFGはコントロール良く、バー中央上空に弧を描い たが、ギリギリで距離が足りず、無情にもバーに直接当たり失敗。 自陣27ydからの立大3rdシリーズでは、時折ランを効果的に交えながらパスを次々とテンポ良く決められ、5回のFDでゴール前9ydまで攻め込まれ、最後は QB #13馬道からWR#7上野へのパスにより、この日3本目のTDを許す。 PATも決まり34-21。(残り時間4:30)
立大は再度オンサイドキックを狙うが、東大がフェアキャッチで事なきを得る。 突き放したい東大であったが、自陣37ydからの本シリーズでは逆転を狙う立大 の 執念の守備の前にFDを獲得できず、この試合初めてのパント。 パンター#97生川(3年)のパントは風にも乗って55ydのロングパントとなり、 そのままゴールラインを割ってタッチバック。(残り時間2:21)
自陣20ydからの立大攻撃の1stプレーでQB#13馬道にスクランブルで7 yd ゲインを許し、2nd-3となり、立大はスクリーンパスで一気にロングゲインを 狙って きたが、SF#18君島(3年)のナイスタックル・CB#2刀田(3年)のナイ スアシストで 4ydロスに仕留め、続く2回のパスも失敗させ、東大は攻撃権奪取。 (残り時間1:25)
ゴール前23ydからの東大の攻撃シリーズではQB#12日出間(4年)を起 用。 TB#4白山のパワープレーによりゴール前11ydでFDを獲得した後、2回の ランは 立大守備の前にノーゲイン・3ydロスを余儀なくされ、迎えた3th-13。 厳しいパスラッシュの中、ショットガン体型からQB#12日出間がこの試合初め て 投じたパスは見事にエンドゾーン内でWR#19森田(2年)の両手に収まり、東 大は ダメ押しのTD。キッカー#21神戸のPATも決まり42-21。(残り時間24秒)
バックアップQBとして試合中何時でもスタンバイOKな状態にしている4年生QB#12日出間が、1回のパスに見事に蓄えた実力を発揮した印象深い好プレーであった。 最後まで勝利への執念が尽きない立大はパス・QBラン・東大インターフェアの反 則 で自陣20ydから東大陣35ydまで攻め込み、最後は30ydパスが決まってゴール前5ydに来たところで、タイムアップ。

東大は、パス守備で36回中23回成功される等次試合以降に向けた課題を残した が、 日体大戦で見せた怒涛のランニングアタックは真の実力であることを証明し、悲願の今シーズン初勝利を圧勝で飾ると共に、チームに完全に勢いが戻ってきた。 同時に過去4年間の一部リーグ公式戦19連敗にようやく終止符を打つことができ、 強豪ウォリアーズの復活・再生を告げるメモリアルな瞬間であった。
11回のランで159ydを走ったアスリートQB#8長尾の走力は勿論のこと、FBとして12回・210ydと驚異的なランを見せた大型FB#39瀬戸の重く速い突進 力、強力な グランドアタックを支えるOL陣のパワー溢れるブロック・スピード溢れコンビ ネーションの良いリードブロックに、応援席の誰もが残り3試合の連勝を確信したことであろう。

対 日本体育大学戦

日時 9月30日 13:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 24―35 日本体育大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 6 0 11 24
日体大 7 14 7 7 35

Game Report

一橋大学・筑波大学を強力なランニングオフェンスで連破し、慶応大学と並んでAブロック優勝の最短距離にいる強豪日体大を相手の第三戦。一方の東大は明治戦・慶応戦と二連敗し、優勝戦線に踏み止まるにはどうしても負けられない大事な一戦。
両者の戦いはウォリアーズ史上有数の死闘を演じた2001関東大 学選手権の準決勝(35-27で日体大の勝利)、大雨の2003リーグ戦(22-3で日体 大の勝利) 以来であるが、前節の慶応戦の惨敗の悔しさをバネに、以下のように死闘を繰り広 げた。

[1Q]東大キッカー#21神戸(4年)のキックで試合開始。
自陣19ヤードからの日体大攻撃はQB#9藤田の2回連続のショートパスで自陣35ydでFDを獲得。東大は2回のランを殆どノーゲインで止めたが、3th-7でQB#9藤田から日体大一の俊足WR#19新垣へのロングパスが決まり、東大陣20ydまで攻め込まれる。2回のランで5yd前進された後、3th-5でまたもパスを決められ、東大陣3yd。最後はエースRB#4濱田に中央を突かれて日体大は先制のTD。PATも決まり0-7。(4:28)
いやなムードの中、自陣27ydからの東大1stプレーでビッグプレー炸裂。プロ Iからのオプションプレーで、QB#8長尾(3年)に対して日体大DLがハードに来たところをTB#33前田(4年)にピッチ。OL・WR陣の好ブロックもあり、そのまま長躯73ydの一発TD。キッカー#1原藤(2年)のPATも決まり、あっという間に同点7-7。(4:55)
キックオフ時の東大反則もあり自陣45ydから始まった日体大2ndシリーズは、FDを許さずパントに追い込む。パント時の反則もあり東大は自陣9ydから2ndシリーズ開始。QBハードの日体大守備に対してTB#33前田とTB#32吉田(3年)への左右のオプションピッチが23yd、14ydの好ゲインを生み、敵陣40ydまで攻め込む。TB#33前田とQB#8長尾のランで4th-shortとなり、東大は迷わずにギャンブル選択するも、TB#32吉田のランは阻まれ、ここで攻守交替。

[2Q]自陣30ydからの日体大3rdシリーズ。
東大守備は2回連続で3thダウンまで追い込む等健闘するも、ショートパス・オプション・ドロー等の多彩な日体大攻撃に9プレー70ydのTDドライブを許す。PATも決まり7-14。(3:25)
日体大の反則で蹴り直しとなったKORで、俊足リターナー#35今川(4年)が自陣48ydまで好リターン。東大は徹底的なラン攻撃を繰り返し、TB#32吉田、FB#39瀬戸(4年)、QB#8長尾が中央・オープンへと好ゲインを繰り返し、敵陣22ydでFD。1stダウンでFB#39瀬戸の力強い17yd中央ランが飛び出すが、プレー終了後の反則で15yd罰退。いやなムードになりかけたが、3th-5でQB#8長尾のブーツレッグランで敵陣10ydでFD。FB#39瀬戸が2回中央を突いて迎えた3th-5で、TB#32吉田がオプションピッチを走りきりTD。PATはスナップ悪く失敗し13-14。(9:05)
この流れで前半残り3分弱を乗り切り、東大攻撃で始まる後半シリーズで一気に逆転を狙いたいところだったが、自陣42ydからの日体大攻撃でラン・パスでテンポ良く前進を許し、東大陣22ydまで攻め込まれる。QB#9藤田からピッチされたRB#4濱田がエンドゾーン内のWRへTDパスを投じたスペシャルプレーを東大DB陣は成功させず、3th-4まで追い込むも、最後はヒッチパスを受けた俊足WR#19新垣が16ydを走りきりTD。PATも決まり13-21。(残り1:07)
自陣26ydからの東大攻撃はFB#39瀬戸の19ydラン、QB#8長尾の15ydランでFDを重ね、敵陣40ydまで攻め込むも、ここで前半終了。

[3Q]日体大キックオフにより後半開始。
リターンであまりゲインできず、ホールディングの反則もあり東大は自陣10ydから1stシリーズ。TE#80三品(3年)の好パスレシーブで1回FDを獲得するが、その後QB#8長尾からのイージーパスは成功せず、結局パント。
#97生川の好パントにより日体大は1stシリーズは自陣32ydから開始。東大守備は3回3thダウンまで追い込む等健闘するも、絶好のインターセプトチャンスを生かせず、逆にショートパスと多彩なランプレーで日体大にテンポ良く前進を許し、13プレー68ydのTDドライブを許す。PATも決まり13-28。(7:59)
前回のキックオフで大きくリターンされた日体大は今回からゴロキック・スクイーズキックで対応。自陣10ydからの東大2ndシリーズだったが、QB#8長尾→WR#19森田(2年)への13ydパスと日体大の2回の反則(パーソナルファール、パスインターフェア)で自陣48ydまで前進。ここでQB#8長尾→WR#19森田への見事な42ydパスが決まり、敵陣10ydでFD。

[4Q]絶好の反撃チャンスだったが、日体大守備が良く踏ん張り4th-5まで追い込まれ、東大はFGトライを選択。キッカー#1原藤のキックは見事に決まり16-28。(0:44)
逆転勝利に向けてTD2本差を跳ね返す必要のある東大は、前節の慶応戦で2回成功したオンサイドキックを選択したが、残念ながら不成功。敵陣44ydと絶好のフィールドポジションで攻撃権を獲得した日体大に対して、DE#97生川(3年)のナイスタックルもあり3th-9まで追い込み、QB#9藤田からWR#22尾花へ投じられたロングパスも東大DB陣が競り合い、このピンチを凌いだかに見えたが、WR#22尾花が東大陣10ydで見事にキャッチ。最後はRB#4濱田が中央を走りきり、日体大はこの日5本目のTD。PATも決まり16-35。(2:08)
日体大のゴロキックをまたもリターンできず、東大は自陣9ydと深い位置からの反撃開始。QB#8長尾の18ydオプションキープ等自陣36でFDを獲得し、更にQB#8長尾からWR#19森田へのパス成功でFDを重ねて敵陣47ydまで進むも、最後は日体大にパスインターセプトされ、攻守交替。しかし、東大は逆転勝利に対する闘志が一向に衰えず、OLB#3鬼頭(4年)やILB#92中野(3年)の好タックルで日体大にゲインを許さず、3th-10まで追い込み、更にDL陣の強烈なQBへのプレッシャーでファンブルを誘い、敵陣42ydで見事にリカバー。
このチャンスに、東大攻撃は息を吹き返し、WR#35今川のパス捕球後の見事なランで敵陣21ydでFD獲得。QB#8長尾の好走、日体大の反則等でゴール前2ydまで進み、最後はTB#32吉田が中央突破してTD。PATは2点を狙い、QB#8長尾はサックされかけ倒れかけながらも執念でTE#81杵多(2年)へのパスを成功させ、24-35。(8:15)
東大は再度オンサイドキックを狙うも失敗し、日体大は自陣49ydから攻撃開始。時間消費を狙った日体大は6回連続の中央ランを繰り返し、何とかパントに追い込み、残り時間13秒で東大は自陣7ydから最後の攻撃開始。QB#8長尾→WR#35今川、WR#19森田へのパスが連続して成功し、自陣34ydまで前進したところで、無念のタイムアップ。

東大は、攻撃面では強豪日体大を大きく上回る獲得ヤードを上げる等、前節の不振から立ち直り、また守備面でも慶応戦での課題を克服しつつあり、強力な日体大ランアタックに対して一定の成果を発揮することができたが、最後まで試合のモメンタムを引き寄せることができず、悔しい無念の三連敗となった。しかし、この試合で見せた勝利への飽くなき執念・最後まで衰えぬ士気と前節以降の攻撃・守備の成長ぶりに、観戦したOB・ファン全員が残り4試合の勝利を確信して家路に着いたことは論を待たないであろう。

対 慶應義塾大学戦

日時 9月17日 16:15 Kick Off

場所 大井第二球技場

●東京大学 20―37 慶應義塾大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 6 0 14 20
慶應大 7 13 17 0 37

Game Report

[1Q]東大のキックオフにより試合開始。自陣25ydから始まった慶応の攻撃は副将WR#80植松のスクリーンパス、前節の関院大戦で大活躍したエースRB#25岩田の中央ランでFDを重ね、僅か2プレーで東大陣47ydまで攻め込むが、何とかパントに追い込む。
パントの際の反則により、東大の1stシリーズは自陣5ydから開始。慶応に負けじと、IフォーメーションからのQB#8長尾(3年)のオプションキープ、ブーツレッグランで2回FDを重ね、自陣30yd付近まで陣地を回復するも、攻撃が続かず、結局4th-11でパント。
自陣30ydからの慶応2ndシリーズは、QB#13青木、RB#25岩田のランでテンポよくFDを3回重ね、東大のレイトヒットの反則もあり、僅か4プレイで東大陣15ydまで攻め込み、更にRB#岩田の3回連続ランでゴール前5ydでFD獲得。
東大は何とか3thダウンまで耐え凌ぐも、結局最後は主将RB#34小澤のダイブを押し込まれ、慶応は先制TD。PATも決まり0-7(9:08)KORで殆どリターンできずに自陣23ydから始まった東大2ndシリーズは、3th-8のQB#8長尾のドローが31ydのロングゲインとなり、敵陣44ydまで進むも、この後の攻撃が続かずに4th-1でパント。
QB#8長尾自らのパントは良くコントロールされ、ゴール前1ydで攻守交替。

[2Q]このシリーズの慶応攻撃はRB#25岩田のランを中心に、パスも交えて5回FDを重ね、10回のプレーで東大陣30ydまで進み、最後はQB#13青木→WR#80植松へのポストパスがフリーで決まり、慶応は2本目のTD。PATも決まり0-14(4:02)
今回のKORも殆どリターンできず自陣15ydとポジション悪く始まった東大3rdシリーズだが、ノーフレッシュでパント。(このあたりから雨足強まる) パントの際の反則もあり自陣26ydからの慶応攻撃は1stプレーでパスを選 択。
この試合で復帰したDL#97生川(3年)の好パスラッシュでQB#13青木が苦し紛れに投げたパスをOLB#3鬼頭(4年)がインターセプトし、東大は敵陣31ydという絶好のポジションで攻撃再開。
東大はこの試合唯一の武器であるQB#8長尾の健脚が冴え、決めうちQBランで2回FDを重ね敵陣9ydまで攻め込み、QB#8長尾→TE#80三品(3年)の7ydパスも決まり、最後は両タイトIフォーメーションからのRB#4白山(3年)のブラストランで待望のTD。
PATはスナップミスでNGとなり6-14(9:33)
この流れで前半残り2分半を乗り切り、東大攻撃からの後半シリーズで一気に反撃の狼煙をあげたいところだったが、自陣37ydからの慶応攻撃を止められず僅か7プレーで63ydをドライブされ、最後はRB#25岩田の1ydTDラン。 PATはスナップミスで失敗し、6-20(11:42)
7プレー中6プレーはエースRB#岩田のランが縦横無尽に決まり、残り1プレーはQB#13青木→WR#13植松の20ydパス。このパスは東大DBと競り合い、一瞬パス失敗と安堵したものの、WR#13植松の執念で好捕。

[3Q]慶応のキックオフにより後半開始。
全くリターンできずに自陣15ydから始まった東大1stシリーズは、QB#8長尾のオプションキープとFB#39瀬戸(4年)のダイブで9yd進み、3th-1となった大事な局面で、QB#8長尾のランではなくミドルパスを選択したが、パスは回転が乱れWRまで届かず失敗。
好パンターDL#97生川のパントはあまり飛ばずアンラッキーなバウンドもあり、慶応はハーフライン上と絶好のポジションで後半最初の攻撃権獲得。
慶応はタフなRB#25岩田の再三再四のドローが好きなようにゲインし、僅か5プレー・締め括りは29ydTDランであっさりと3本目のTD。PATも決まり6-27(4:20)
慶応の好キックがタッチバックとなった自陣20ydからの東大2ndシリーズもFDを獲れず、あっさりと攻守交替。
前シリーズ同様にパントが冴えず、慶応は東大陣44ydで攻撃権獲得。前シリーズから連続して9回のドロー(殆どがRB#25岩田のキャリー)で東大陣9ydまで攻め込まれ、何とか4th-7まで追い込むがFG成功し、6-30(8:10)
東大3rdシリーズも自陣21ydとポジション悪く開始し、早い時間帯の追撃を狙って3回連続パスを試みるも今回もFDを獲れずに、あっさりとパント。リターナーWR#10山本の好リターンもあり、慶応は更にポジション良く東大陣38ydで攻撃権獲得。
RB#25岩田、#3佐藤等の3回連続のドローを全く止められず東大陣10ydまで攻め込まれ、QB#13青木のランでゴール前1ydまで迫られ、最後はRB#34小澤が押し込み、慶応はこの日5本目のTD。PATも決まり6-37(3Q残り0:08)

[4Q]3Q最後に自陣30ydから始まった東大攻撃はQB#8長尾→WR#19森田(2年)の6ydヒッチパスやQB#8長尾自らの20ydランで敵陣44ydでFD獲得。
ラフィングザパッサーの反則で敵陣30ydまで進んだ後、3th-9のQB#8長尾の好スクランブルは何とか敵陣20ydでギリギリFDを獲ったが、結局4th-5に追い込まれ、最後はQB#13長尾のキープはロスし、攻守交替。(残り8:11)
QB・RBを控えメンバーに交代し自陣20ydから始まった慶応攻撃だが、3th-4で投じたバックワードパスをWRが落球し、グランドを点々とする中を慶応・東大が争ってリカバーしようとするも、結局慶応がリカバー。 エンドゾーン内の攻撃側リカバー故セーフティとなり、東大はラッキーな2点を獲得し、8-37。
セーフティ後の慶応KOはオンサイドキックを狙ってきたが、10yd飛ばずに自軍選手に当たる「イリーガルタッチ」となり、東大は敵陣25ydという絶好のポジションで攻撃権獲得。
1回パスを失敗した後、QB#8長尾のスクランブル敵陣15ydでFDを獲り、4th-4に追い込まれたが、RB#32吉田(3年)の中央ランでゴール前2ydでFD獲得。(このFDはRB陣が獲得した初めてFD)
QB#8長尾のキープは慶応のハードタックルで若干ロスしたが、最後はRB#4白山が中央を衝いてTDラン。PATは失敗し14-37(残り2:31)
東大KOは当然オンサイドキック。RB#39瀬戸が見事に押さえ、東大は自陣48ydで再度攻撃開始。
この好機をQB#8長尾→WR#19森田のパス、RB#33前田(4年)のランでFDを重ね、敵陣30ydまで進み、3th-8の局面もQB#8長尾→WR#35今川(4年)の20ydパスで凌ぎ、最後はQB#8長尾の8ydブーツレッグランでTD。PATはまたしても失敗し、20-37(残り12秒)
東大KOは再度オンサイドキックを選択。慶応KORチーム9名が前進してリカバーに備える中、TE#80三品が見事に押え、東大はハーフライン上で攻撃権獲得するも、残り6秒。
最後はロングパス失敗でゲームセット。
東大は惜敗した明治戦に続き、慶応戦は惨敗に終わり、開幕2連敗。ブロック優勝・関東大学選手権出場に黄色信号が灯り始めた。

対 明治大学戦

日時 9月 3日 16:15 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 10―16 明治大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 7 0 3 10
明治大 0 0 7 9 16

Game Report

[1Q]レシーブを選択した東大は自陣20ydから攻撃開始。TB前田・白山のラン、QB長尾→WR和田のパス、QB長尾のキープでテンポよく3回FDを重ねて、敵陣48ydまで攻め込むも結局パント。明治の最初の攻撃で3回のランをノーゲインで押さえた後のパントをCB刀田がブロックし、そのまま押さえ敵陣19ydからという絶好のポジションで攻撃開始。
しかし、このチャンスに2回連続のフォルススタートを犯し、結局4th-12でFGトライを選択。キッカー原藤の38ydFGは惜しくも外れて、東大は絶好の先制チャンスを逃す。(ここで無得点だったことが後々大きく響くことになる。)

[2Q]その後両者2回ずつの攻撃はノーフレッシュでパントの応酬となったが、東大の失敗パントで明治は東大陣46ydから攻撃開始。RB米山のオープンランで初のFDを与えたが、4th-2ydのギャンブルを東大ディフェンスがよく踏ん張って止め、東大は自陣20ydから攻撃再開。QB長尾→WR和田、TE三品へのパス、更に明治のパスインターフェアの反則で3回連続のFDを重ねた後の敵陣31ydでの1stプレーで、スクリーンパスを取ったWR和田が見事なRACを見せ、そのままTDを決め、東大先制。キッカー原藤のRATも決まり、7-0。(2Q/8分経過)
その後敵陣32ydから始まった明治の攻撃で、パス・ドロー・ドローフェイクパス等で東大陣15ydまで攻め込まれ、更にゴール前に迫るパスを一度は決められたがハードタックルで掻き出し、SF三浦がキャッチし、このピンチを見事に凌ぎ、攻撃権を奪ってそのまま前半終了。

[3Q]後半最初の明治の攻撃をパントに追い込んだ後の自陣20ydからの攻撃でFDを奪えずパント。このパントが全く飛ばず、明治は東大陣45ydから攻撃再開。中央・オープンのランを東大ディフェンスがよく止め、3rd-9でのロングパスもWRとSFで競り合い、東大SFがインターセプトしたかに見えたが、無情にもパス成功のシグナルで、明治は東大陣15ydでFD獲得。4th-3まで追い込んだ後、明治はギャンブルを選択せずにFGトライ。FGは失敗となり、ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、フィールドには東大のオフサイドを告げるイエローフラッグ。(これがこの試合の2つ目のターニングポイント) 東大陣7ydから再開した明治の攻撃を2回凌いだ後の3rdで、RB米山にオープンを走られそのまま7rdのTDラン。PATも決まり7-7(3Q/9分半経過) 自陣23ydから始まった東大の攻撃はQB長尾のキープで1回FDを獲るも、結局パント。このパントが再度失敗で、明治は東大陣46ydから攻撃権獲得。

[4Q]QB・RBのランで明治は2回FDを重ねた後、東大陣12ydから3回連続でランを選択。LB菅のロスタックルもあり、東大は何とか4th-6まで追い込むが、明治のFGは成功し、ここで初めて7-10と逆転を許す。(4Q/残り8分)
明治のキックはサイドラインで出て反則となったが、東大は自陣35ydからの攻撃を選択せず、明治は再度キックオフ。このキックがよく飛んでタッチバックとなり、結局東大は自陣20ydから攻撃開始。反撃の狼煙をあげるべく、QB長尾の12ydキープでFDを獲得するも、攻撃が続かずパント。自陣25ydからの明治の攻撃はRB・QBのランが小気味よく進み2回FDを重ねたが、東大は執念でこの流れを断ち切り、自陣3ydで攻撃権獲得。(残り時間1分半)
3rd-10で最後の望みを賭けたQB長尾のパスをインターセプトされ、万事休す。1stプレーで明治RB米山に8ydTDを決められ、7-16。(PAT失敗)
残り時間1分で始まった自陣30ydからの東大攻撃だが、最後まで可能性を信じて戦い抜き、WR森田・TE杵多へのパスでFDを重ねて敵陣30ydまで攻め込むも、残り時間3秒。(今後の得失点差を考えて)最後にFGトライを選択し、キッカー原藤が47ydキックを見事に決め、10-16になったところでゲームセット。

対 一橋大学戦

日時  6月24日 16:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 14― 7 一橋大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 7 7 14
一橋大 0 7 0 0 7

Game Report

いよいよ春シーズンの最終戦。
今試合の対戦相手である一橋大は、一昨年のブロック6位から昨年は4勝3敗のブロック4位に躍進し、強力DL陣を中心とする安定感のあるディフェンスと力強いランニングオフェンスを有する攻守バランスの取れた好チームであり、今年は更に上位進出をうかがっている。
ウォリアーズは昨年のリーグ戦において、明大・慶大・日体大に3連敗した後、立大・筑波大に2連勝し、その勢いで一橋大戦に臨んだが、14-17で惜敗し、その1敗が入替戦出場へ大きく作用してしまった。
京大(24-25)・早大(28-40)とゲームに負ける悔しさを十分味わってきたウォリアーズにとって、今試合は、昨秋の雪辱戦であると同時に、今秋の大躍進につながる春シーズンの集大成として大きな意味を持ち、持てる力と気迫の全てをぶつけて勝利を掴む。

[1Q]雨の降りしきる肌寒い夕方のアミノバイタル。QB#8長尾(4年)率いる東大1stシリーズは自陣28ydから開始。
WR#16奥山(4年)の17ydパスキャッチでFDを獲得してハーフライン近くまで進むが、その後は一橋大の強力DL陣の前にロスを強いられ、4th-15となってパント。パンター#97生川(4年)の好パントにより一橋大は自陣22ydから1stシリーズ。

SF#22五十嵐(2年)の好パスカットもあり、1-2-3パント。

自陣30ydからの東大2ndシリーズも3回連続のランでFD獲得できず、4th-10となりパント。

自陣40ydからの一橋大2ndシリーズは、QBがランパスオプションからオープンを疾走し、一気に東大陣30ydまで進む。3回の攻撃にFDを与えず、4thダウンギャンブルも食い止め、攻守交替。

自陣24ydからの東大3rdシリーズはQB#有井(3年)登場。TE#9三品(4年)への14ydフェイクパスで前進し、その後WR#16奥山への25ydパスが決まったかに見えたが、ホールディングの反則で取り消し。結局パントに追い込まれ、思うようにFDを更新できない。

自陣24ydからの一橋大3rdシリーズでは、東大DB陣を抜き去ったWRのラッキーな落球やホールディングの反則等により3rd-21となり、FD獲得を狙ったパスも失敗。ホッとしたのも束の間、グランドには無常にもイエローフラッグ。ボールを見ずWRにタックルしたDBの反則により、不要なFDを与えてしまう。息を吹き返した一橋大は、カットバックしてスクリーメージラインを抜けたRBが東大DB陣の相次ぐタックルミスに助けられ、一気に東大陣32ydへ進む。

〔2Q〕更にパスを主体に2回FDを獲得され、ゴール前8ydへ。2回のランでゴール前1ydまで攻められ、最後もランで押し込まれ、一橋大に先制のTDを与えてしまう。(13プレー/76ydのドライブ)

続く東大KORでリターナー#32吉田(4年)の好リターンにより、東大4thシリーズはハーフライン近くから開始。再びQB#8長尾が率いるが、FD獲得ならず1-2-3パント。

しかし、東大守備陣も前シリーズを引き摺ることなく、1回FDを与えるもののパントに追い込む。

一橋大スナップミスでパンターが逃げるところを、#45奥茂(4年)がタックル。東大は敵陣38ydと絶好のポジションで攻撃権獲得するも、FD獲得できない。

しかし、次の一橋大攻撃を1-2-3パントに仕留め、残り時間2分半で前半最後の攻撃開始。

TB#4白山のオプションピッチやQB#8長尾のキープで2回FDを獲得し、自陣22ydから自陣44ydまで進む。4th-1に追い込まれるが、TB#4白山のオプションピッチでロングゲインし、敵陣36ydへ。(残り時間45秒)
3回連続のパスでFD獲得ならず4th-5となるが、TE#9三品へのパスが成功しゴール前20ydへ進む。しかし、残念ながら時間切れで前半終了。

[3Q]東大のキックオフで後半開始。
一橋大リターンチームの好ブロックにより東大陣34ydまでリターンされ、更に交代した2ndQB率いる一橋大オフェンスにFDを許し、後半開始早々ゴール前15ydまで攻め込まれる。しかし、TDを狙ったパスをCB#11小林(3年)がゴール前1ydで値千金のインターセプト。

ここから、QB#14有井が東大史上有数の99ydTDドライブを見事に演出。TB#32吉田が力強いセカンド・サードエフォートで8ydゲインしてゴール前のピンチを脱するとQB#14有井の10ydオプションキープでFD獲得。WR#7和田への見事な27ydパスが決まり、一気にハーフラインへ進む。TB#32吉田の13ydオプションピッチでゴール前29ydへ。更にWR#7和田・TE#9三品のパスが成功してゴール前5ydへ。3rd-5となるが、最後はQB#14有井自らオプションキープでエンドゾーンへ駆け抜け、14プレー/99ydのドライブを一度の反則もなく見事に完結させる。#3高橋のTFPも決まり、7-7の同点。

これで息を吹き返したウォリアーズ。次のキックオフでは、#13大西(3年)・#47高見(3年)が目の覚めるようなタックルで一橋大リターナーを仕留め、更にナイスディフェンスで一橋大のパス攻撃にTDを許さず、1-2-3パントに追い込む。

一橋大スナップミスによりパントはミスキックとなり、東大は敵陣42ydと絶好のポジションで攻撃権獲得。
ホールディングの反則等により3rd-20となるも、TE#9三品へのパス成功。ゴール前30ydへ。更にWR#7和田の好パスキャッチでゴール前14ydへ。しかし、結局4th-11となりFGトライを選択するも失敗。引き寄せたモメンタムを活かせない。

[4Q]一橋大の次シリーズでは1回FDを与えるも、その後の攻撃を断ち切り、東大は自陣46ydから攻撃再開。
FB#23末宗(4年)のダイブで8yd進み、一橋大のパスインターフェアにより、敵陣38ydでFD獲得。TB#31星野(2年)が近い将来のブレイクを予感させる好オプションピッチランで11yd前進し、ゴール前27ydへ。QB#8長尾がTE#9三品へナイスパスを投じ、好捕したTE#9三品が見事なランアフターキャッチを見せて、そのままエンドゾーンへ駆け抜け、東大は嬉しい逆転のTD。#3高橋のTFPも決まり、14-7。

その後両者1シリーズずつ1-2-3パントを繰り返した後の一橋大攻撃は、#97生川の好パントにより自陣26ydから開始。ミドルパスやQBのオープンラン等で3回FDを許し、残り時間3分で東大陣21ydまで攻められる。しかし、スクリーンパスをブリッツしたLB#92中野(4年)がカットした後のプレーで一橋大QBはRBへのバックワードパスを投じ、失敗したところを東大がリカバー。このピンチを切り抜ける。

東大は1回FD獲得し自陣34ydまで進むも4th-5となり、残り時間48秒でパント。

#97生川のパントで大きく陣地回復するも、カバーチームのタックルミスが相次ぎ、20yd近くのリターンを許し、一橋大は残り時間30秒で自陣36ydから最後の反撃。パス成功によりハーフラインまで前進されるも、最後はブリッツしたLB#45奥茂の気迫溢れるQBサックで試合終了。

対 早稲田大学戦

日時  6月16日 11:00 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 28― 40 早稲田大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 7 7 14 28
早稲田大 7 16 14 3 40

Game Report

春シーズンの終盤戦。ウォリアーズは東農大・防大と格下相手には確実な勝利を収めてきたが、 法大・京大といった一部強豪校には未だ勝ち星なし。
今試合の対戦相手である早大は、2002年以降5年連続してブロック2位以上をキープしている強豪校であり、現在のウォリアーズの実力を測るには絶好の機会。
前節の防大戦で露呈した幾多の問題点をどこまで修正して臨めるかがポイントであり、秋に繋げるべく内容の濃いゲームを挑む。

[1Q]6月とは云え、日差し強く真夏並みに気温の上がったアミノバイタル。
エースQB#8長尾(4年)率いる東大攻撃の1stシリーズは自陣35yd付近からだったが、FDを獲得できずに1-2-3パント。

自陣35ydからの早大1stシリーズは、1回FDを獲得してハーフラインまで前進した後、RBが密集を抜けて独走TD。

自陣20ydからの東大2ndシリーズ。TE#9三品(4年)へのパス、QB#8長尾のドロー・オプションキープ、RB#4白山(4年)のオプションピッチ等で3回FDを重ねて敵陣17ydまで進むが、結局4th-3となりFGトライ。惜しくも右にそれて攻守交替。

早大2ndシリーズでは東大守備も3rdダウンに2回追いこむ等健闘するも、ショットガン体型からのラン・パスでFDを重ねられ、自陣35ydまで前進を許す。

[2Q]早大の2回連続の反則で1st-20となるが、ランプレーを止められず、結局14プレー/80ydのTDドライブを許す。

早く反撃の狼煙を上げたい東大だが、次のKORで手痛いミス。飛距離の無いキックに東大カバーチームの2列目選手がボールを胸に当てて、 転々とするところを早大がリカバーし、早大は東大陣29ydで再度攻撃権獲得。早大は4回のランプレーで3本目のTD。(TFP失敗)

東大3rdシリーズは東農大戦でデビューしたQB#14有井(3年)が登場。FB#23末宗(4年)の15ydダイブでFDを獲得するも、その後が続かずパント。

自陣23ydからの早大4thシリーズは2回連続の20ydパスを初め、ラン・パス織り交ぜて6プレーで一気にゴール前8ydへ。ここで東大守備陣も意地で踏ん張り、3回のランプレーにTDを許さず、4th-1。早大は4本目のTDを狙ってギャンブルを試みるも、オフサイドの反則でFGトライ。FGは成功し、残り時間2分で0-23と東大を突き放す。

前半を無得点のまま折り返したくない東大は自陣20ydから最後の攻撃。再登場したQB#8長尾からWR#7和田への13ydパスが成功するが、4th-インチに追い込まれる。ここでFB#23末宗に昨年のFB瀬戸並みの怒涛の20ydダイブ炸裂。敵陣34yへ進んだ東大はQB#8長尾が密集を抜け、OL・WRの好ブロックに守られてそのままエンドゾーンへ。(7-23)

[3Q]早大1stシリーズは自陣40ydから開始。ロングパスで一気に東大陣35ydまで進んだ後、ランプレーを中心に2回FDを重ねてゴール前12ydへ。SF#22五十嵐(2年)のブリッツでロスさせるも、最後はQBキープで後半開始早々に追加のTDを許す。(7-30)

しかし、次の東大KORでビッグプレー炸裂。京大戦でもビッグリターンを演じたRB#4白山が好ブロックに守られて一気に敵陣35ydまでリターン。このチャンスにRB#4白山が見事なランアフターキャッチでゴール前19ydへ。更にQB#8長尾が3回連続のキープで東大は2本目のTD。

控えQBに交代した早大2ndシリーズは自陣43ydから開始。4th-インチに追い込むも、早大はQBスニークでFD獲得。その後4プレーでゴール前15ydまで進まれ、最後は東大DB陣を抜いてエンドゾーンでフリーになったWRがTDパスキャッチし、14-37と突き放される。

東大2ndシリーズから再度QB#14有井登場。ダイブでかなり前進したと思いきや、手痛いファンブル。早大がリカバーし、またもや攻守交替。東大はリズムを掴めない。

東大陣30ydで攻撃権獲得した早大だったが、東大守備も踏ん張って4th-13に追い込み、WRを良くマークしていたSF#22五十嵐が好パスカットを見せて、東大はこの試合初めて相手の攻撃を断ち切る。

[4Q]自陣33ydからの東大3rdシリーズ。QB#14有井が自らのオプションキープでFD獲得し、ハーフラインまで前進した後、RB#32吉田(4年)が25ydの好ゲインを見せ、一気に敵陣25ydへ。更に、QB#14有井のスクランブルとRB#32吉田のランでゴール前13ydへ。ブーツレッグからのQB#14有井が早大DLに襲い掛かられながらもWR#89岡山(3年)に見事に8ydパスを投じて成功。最後はRB#4白山がオプションピッチでTDを挙げ、9プレー/67ヤードの好TDドライブを締めくくる。(21-37)

勝利への執念衰えない東大は再度の攻撃権獲得を狙ってオンサイドキック。残念ながら早大カバーチームにリカバーされ、ハーフラインから4thシリーズ。1回FDを獲得され、東大陣33ydまで前進されるが、東大守備陣も良く頑張り、4th-8に追い込む。早大は見事に47ydFGを成功させ、21-40。(残り時間7分弱)

自陣24ydからの東大4thシリーズでは再びQB#8長尾に交代。1stプレーでエースWR#7和田へ40yd級のロングパスを投じ、WR#7和田も一瞬好捕したが、焦ってお手玉してしまい惜しくも失敗。その後TE#9三品への20ydパスやFB#23末宗の10ydダイブ等で敵陣45ydまで進むが、WRがパスをはじいたところを早大にインターセプトされ、攻守交替。

しかし、次プレーで早大パスをCB#草場(2年)が法大戦の2本のインターセプトに続いて値千金のインターセプトを演じ、東大は敵陣44ydで攻撃権奪取。QB#8長尾のスクランブルで敵陣33ydまで進むが、パス失敗・ダイブ2yd前進・パス失敗で4th-8となり、投じたパスは失敗し、このチャンスを活かせない。

残り時間1分半強で早大攻撃となったが、LB#26高柿(3年)のブリッツや早大の反則もあり、この試合初のパントに追い込み、東大ラッシャーが見事にブロック。

残り時間1分弱で敵陣30ydで攻撃権獲得した東大。早大パーソナルファウルでゴール間20ydまで進んだ後、更に1回FDを獲得し、 最後はWR#7和田の10ydTDパスキャッチで東大は28-40と追い込むも、時間切れで試合終了。

対 防衛大学校戦

日時  6月 2日 13:30 Kick Off

場所 本郷キャンパス御殿下グラウンド

◯東京大学 28― 6 防衛大学校●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 7 7 7 28
防衛大学校 0 0 6 0 6

Game Report

[1Q]かなり気温の上がった御殿下グランドでの防大との定期戦。 エースQB#8長尾(4年)率いる東大攻撃の1stシリーズ。 自陣35yd付近からショットガン・ノーハドルで1回FDを獲得して ハーフラインまで進んだ後、TE#9三品(4年)へのロングパスが 決まり、あっという間に敵陣20ydへ。 東農大戦同様にハイパー攻撃炸裂かと期待したが、ここで手痛い インターセプトを喫して攻守交替。

その後両者ノーフレッシュのパントの応酬が続いた後の東大3rd シリーズ。TE#87岩崎(4年)・WR#89岡山(3年)へのパスや、 RB#32吉田(4年)・#4白山(4年)のランで2回FDを重ねて 敵陣45ydからゴール前4ydへ。 最後はQB#8長尾自ら走って先制のTD。

[2Q]次シリーズはWR#16奥山(4年)・TE#9三品・WR#7 和田(4年)へのパスや、RB#4白山のランで4回FDを重ねて 自陣10ydから敵陣18ydへ。 最後はエースWR#7和田へのパスが決まって2本目のTD。
畳み掛ける攻撃を期待したが、QBサックや2本目のインターセプトを 喫してしまい、ウォリアーズらしい攻撃を見ることなく前半終了。
守備陣も防大攻撃にドライブこそされないものの、単発的にはランや ショートパスでFDを獲得される等精彩を欠く。

[3Q]若手主体の守備陣で迎えた防大の1stシリーズは敵陣35yd から開始。1回FDを与えてハーフラインまで進まれた後、東大DB陣が 全く意味の無いパスインターフェアを2回犯し、ゴール前20ydへ。 その後ゴール前で4thダウンに追い込む等東大守備陣も踏ん張るが、 最後は防大RBが飛び込んでTD。 TFPで2ポイントを狙うが失敗し、14-6。

直後の東大攻撃は自陣30ydから。 1stプレーでQB#8長尾が、健脚を活かして防大DBを抜き去ったWR #7和田へロングパスを投じ、好捕した和田がそのまま走り切ってTD。 (3Qの東大攻撃は僅かにこの1プレーだけであった。)

闘志衰えない防大は次シリーズで自陣35ydからドライブ開始。 ラン・パスでFDを3回重ねて東大陣20ydまで攻めたところで4Qへ。

[4Q]東大守備陣も意地で4thダウンに追い込み、最後はQBサックで 仕留めて攻守交替。

ピンチの後にチャンスあり・・・と思いきや、QB#8長尾からWR#7和田 への3回連続のパスは失敗し、FDを獲れずにパント。

防大リターナーのファンブルをリカバーし、再度攻撃権獲得。 ここで、QBは#8長尾から#15名井(2年)に交代。 東農大戦で初出場・初TDを演出したQB#15名井はショートパス・ オプションピッチでFDを獲った後、TE#81杵多(3年)へ20ydパスを 成功させ、敵陣40ydからゴール前へ。最後は自ら走って2試合連続のTD。

精彩欠く東大守備陣は、防大最後の攻撃でも敵陣32ydからのドライブを許し、2回の4thギャンブルも成功され、ゴール前20ydまで攻め込まれる。 TD狙いのパスを2年生SF#22五十嵐が東農大戦に続いてインターセプトして何とか断ち切る。

こうして、見るべきプレーが乏しく盛り上がりの少ない試合は終わった。
収穫は3rdQB#15名井が数少ない出場機会にしっかり結果を出したことと、 控えパンター#6本林が落ち着いて飛距離のあるパントを連発したこと。 キープレーの無い防大攻撃に繰り返し前進を許した守備陣、特にDBのパス守備の未熟さとDLの弱さを目の当たりにし、一部の強豪として定着するために必要な『安定且つ攻撃的な守備』には程遠いレベルの内容であった。
攻撃もベストメンバーに近いはずであるが、パスオフェンスの顕著な進歩は見られず、毎試合QBサックを許し効果的なダウンフィールドブロックの少ないOL陣にも、高いポテンシャルを120%発揮してもらいたい。
反則が極めて多い試合であったが、秋の公式戦は一つの反則が命取りになるし、何と言ってもフットボールはリズム、モメンタムである。 各選手共、フットボールをよく勉強・理解してもらいたい。
次試合は強豪早稲田戦。春の集大成として秋に繋がるような「気」の入った迫力ある試合を期待する。反省点の多かった本試合が、ウォリアーズが秋に向けて本当の意味で生まれ変わるターニングポイントとなることを祈る。

対 東京農業大学戦

日時  5月20日 14:00 Kick Off

場所 本郷キャンパス御殿下グラウンド

◯東京大学 56― 6 東京農業大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 14 27 8 7 56
東農大 0 0 0 6 6

Game Report

[1Q]今試合はアスリートQB#14有井(3年)のデビュー戦。
#4白山(4年)の好KORで敵陣40ydからの東大1stシリーズ。2プレー目にQB#14有井がオプションキープで疾走し、先制TD。

東農大攻撃を1-2-3パントに押えた後の2ndシリーズでは、QB#14有井からTE#9三品(4年)へのロングパスが見事に決まり、一気に50yd近くゲインし、ゴール前に。最後は中央ランで2本目のTD。

次の東農大攻撃ではロングパスを決められ、東大陣25ydまで攻められるが、FGトライに追い込む。(FGは失敗)

その後ファンブルによるターンオーバーで東大陣40ydで攻撃権を奪われ、ミドルパスでゴール前15ydまで進まれるものの、守備陣が踏ん張り、再度FGトライに追い込み、最後はFGをブロック。

[2Q]2シリーズもたついたものの、その後QB#14有井が率いる東大ハイパー攻撃が炸裂。
RB#23末宗(4年)・#4白山・#32吉田(4年)と3人の好ランナーを使い分け、自陣20ydから4回FDを重ねて敵陣10ydへ。最後はTE#9三品へのパスが決まり、3本目のTD。

その後も、RB#23末宗の40ydラン、QB#有井の45ydラン、WR#19森田(3年)への50ydパス等、全シリーズでTDを重ねる。 一方守備陣も東農大攻撃に単発的にはパスを決められるものの、2年生DB#27野村のインターセプト等もあり、全く危なげなく抑え、41-0の大差で前半終了。

[3Q]東農大1stシリーズを1回のFDに抑えた後のパントリターンでビッグプレー炸裂。主将WR#7和田(4年)がブロッカーを見事に使い、自陣深くからゴール前5ydまで好リターン。QB#14有井のキープでTDを挙げ、更に前半一度失敗したTFP分を取り戻すべく、2点コンバージョンをTE#81杵多(3年)へのパスで決めて、49-0。

若手主体のメンバーに入れ替えた守備陣は東農大攻撃に敵陣20ydから自陣20ydまで攻められるが、DB#22五十嵐(2年)のインターセプトでピンチを凌ぐ。その後、攻撃陣もQB・RB・OLを2年生主体に変えるが、ファンブル等もあり効果的なゲインを得られず。

[4Q]ハーフラインからの東農大攻撃に若手主体の守備陣がTDを奪われるものの、その後の東大攻撃では、QB#15名井・RB#29浜沖・#30別宮・#31星野等の2年生陣の頑張りで、自陣25ydから75ydTDドライブを演出し、嬉しいTD。
多くの若手選手に貴重な試合経験を積ませることができ、収穫の多い試合は56-6の大差で今季初勝利となった。

対 京都大学戦

日時  5月13日 13:45 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 24― 25 京都大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 14 3 0 24
京都大 7 3 7 8 25

Game Report

[1Q]東大は#4白山(4年)の好リターンで自陣43ydから攻撃開始。
RB#32吉田(4年)のランで1回FDを獲得した後4th-2となったが、QB#8長尾(4年)がパント体型からオープンを一気に駆け抜け、ゴール前19ydまで進む。更にQB#8長尾のドローで4th-1となるが、東大は手堅くFGトライ。キッカー#1原藤(3年)のFGは惜しくも左に外れ、絶好の先制点のチャンスを逃し、攻守交替。

京大1stシリーズでは、ビア体型からの中央のランプレー2回で一気に東大陣27ydまでロングゲインされる。東大守備も踏ん張り2回3rdダウンまで追い込むが、最後はパスで先制のTDを決められ、0-7。

自陣33ydからの東大2ndシリーズ。WR#7和田(4年)のスクリーンパスと京大の2回のパーソナルファウルで京大陣21ydまで進んだ後、QB#8長尾からTE#81杵多(3年)へのフェイクパスが見事に決まり、ゴール前4ydへ。最後はQB#8長尾のキープでTDを挙げ、あっという間に7-7の同点。

[2Q]1Q残り2分からの京大2ndシリーズでは、パスを効果的に決められ、4回のFD獲得を経て、東大陣17ydまで攻められる。東大守備が何とか踏ん張って4th-4に追い込み、京大はFGトライ。FGは成功し、7-10。

次の東大キックオフリターンで#19森田(3年)のビッグリターンにより、一気に敵陣36ydへ。この好機にRB#23末宗(4年)の力強い28ydダイブ炸裂でゴール前3ydへ進み、最後はQB#8長尾が自ら走って逆転のTDを挙げ14-10。

#22五十嵐(2年)と#89岡山(3年)の好キックオフカバーにより、京大次シリーズは自陣25ydからだったが、FDを与えずパント。

自陣43ydからと好ポジションでの東大4thシリーズ。1stプレーでQB#8長尾からWR#7和田へのロングパスが見事に決まり、ゴール前12ydへ。RB#32吉田のランで東大は3本目のTD。21-10と京大を突き放す。この後はお互いにパントの応酬となり、東大リードのまま前半終了。

[3Q]自陣30ydから開始した京大1stシリーズ。20ydの中央ランでハーフラインまで進まれた後、ミドルパスを2回決められ、ゴール前10ydでFDを与えてしまう。DL#98西尾(3年)の好タックルもあり、3回のランプレーを4th-1まで追い込むが、主将QB宮下のスニークでFDを獲得され、ゴール前インチ。更にQB宮下が強引にジャンプし一瞬止めたかに見えたが、判定は無念のTDで21-17。

自陣31ydからの東大1stシリーズは、2度の3rdダウンをQB#8長尾の決めうちキープとWR#7和田の好パスキャッチで乗り越え、敵陣31ydへ。強力京大DL陣のQBサック等で4th-5となり、FGトライ。#1原藤が43ydFGを見事に決めて、24-17と1TD差に点差を広げる。

[4Q]自陣33ydからの京大2ndシリーズ。東大守備陣も踏ん張り2度3rdダウンまで追い込むが、3回のFDを与えて、東大陣31ydまで攻め込まれる。京大WRのラッキーなTDパス落球もあり、何とか4th-7。45ydFGトライは失敗し、何とか事無きを得る。

自陣28ydからの東大2ndシリーズ。京大のブリッツでロスし2nd-15となった後、QB#8長尾が健脚を活かした決めうちキープでゲインするが、FDダウンには届かず、ボール1個分を残す。パンター#97生川の好パントと好パントカバーで京大陣29ydで攻守交替。

残り時間6分半から始まった京大3rdシリーズ。3回の攻撃を食い止めて4th-2とするが、京大はギャンブル選択。この日初めてのオプションピッチでFDを獲得され、京大陣45ydへ。更にQBドローで東大陣45ydへ。(残り時間4分)
東大守備陣も踏ん張り4th-2に追い込むが、QB宮下にオープンを走られ、東大陣21ydへ進まれる。3回のランプレーにFDを与えず4thインチまで耐えるがダイブで押し込まれ、残り時間25秒でゴール前9ydでFD。
4ydパス、3ydQBスニークにより残り時間6秒でゴール前2yd。最後はQB宮下自らのランで押し込みTDを挙げ、24-23。(17プレー/71ydのドライブ)当然京大は同点狙いのキックではなく逆転狙いの2点コンバージョンを選択。QB宮下のキープを決められ、ラスト1秒で24-25の逆転負けを喫した。

対 法政大学戦

日時  4月29日 13:30 Kick Off

場所 川崎球場

●東京大学 7― 49 法政大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 0 0 7
法政大 7 14 20 8 49

Game Report

待ちに待った2007年ウォリアーズの初戦。1部リーグ復帰初年度だった昨季は再び入替戦の屈辱を味わったが、創部50周年を迎える今季は、『UPSETのウォリアーズ』を合言葉に、秋の関東学生リーグに大旋風を巻き起こすべく、オフシーズンのフィジカルトレーニングを積み、シーズンイン後のチーム作りを順調に進めてきている。
今年は春のオープン戦で例年以上に1部強豪との試合を多く組んでいるが、その中でも初戦の相手は学生王者の法政大学。格上の相手に失うもの等何も無く、勝負やスコアは度外視して、今待てる力の全てをぶつけ、1対1のタックル・ブロック・マンツーマンにこだわった気迫溢れる中身の濃い戦いを挑む。

[1Q]法大のキックオフにより試合開始。自陣23ydからの東大攻撃はQB#8長尾(4年)のオプションキープで1回FDを獲得するも、後が続かずパント。

自陣23ydからの法大1stプレーは中央ランだったが、東大守備陣の気迫溢れるタックルでファンブルフォース。東大が見事にリカバーし、敵陣26ydで攻撃権獲得。

RB#4白山(4年)のオプションピッチで敵陣12ydへ進み、TE#9三品(4年)のパス好捕・RB#32吉田(4年)のオプションピッチでゴール前へ。最後はRB#4白山がダイブで飛び込んで先制TDを決め、7-0。

法大KORに東大陣36ydまでロングゲインを許し、更に2プレーでゴール前13ydまで進攻されたが、東大守備陣がよく踏ん張り4th-9に追い込む。法大はFGトライするも失敗。

東大攻撃はランで1回FDを獲得するも、後の攻撃が進まずパント。

ハーフラインからの法大攻撃では、QBサックで3rd-18に追い込む等東大守備陣も健闘するが、法大QB菅原に小刻みにパスを決められ、最後は5ydTDパスで1Q終了間際に7-7の同点。

[2Q]次の東大攻撃はFD獲得できず、あっさりと攻守交替。

自陣40ydからの法大攻撃では、DL#41磯部(4年)の好タックルもあり3rdダウンに追い込むが、前シリーズ同様にショート・ミドルパスを着実に決められ、8プレー/60ydのTDドライブを許し、7-14。

何とか同点に追いつきたい東大はQB#8長尾のオプションキープで自陣45ydまで進むが、その後が続かずに、結局パント。

自陣23ydからの法大攻撃は、DLからコンバートされたLB#69小山(4年)の好タックルで3rd-インチに追い込んだり、2年生DB#27野村の好タックルで捕球後のWRにRACを許さない等、個々には好プレーがあるものの、結局10プレー/80ydのTDドライブを許し、7-21。

残り時間2分から始まった東大攻撃は、WR#19森田(3年)の14ydパスキャッチ・RB#4白山の12ydナイスランで立て続けにFDを重ね、自陣15ydから41ydまで進むが、やはり法大強力守備の前にその後が続かず、残り時間30秒でパント。

パントカバーで走力を活かして突進した大型OL#70永田(3年)の目の覚めるような一撃必殺タックルにより、法大は自陣15ydから攻撃開始。
1回FDを許した後のロングパスを2年生DB#17草場が見事なインターセプトで奪取し、QB#8長尾から投じられたロングパスを主将WR#7和田(4年)が法大DBに競り勝ち、ゴール前5ydで見事に好捕。残り時間僅か5秒のため、東大はFGトライを選択したが、惜しくも失敗。

[3Q]前半思わぬ苦戦を強いられた王者法大はオールジャパンQB菅原以下メンバーを変えずに、目の色を変えて後半戦に臨んできた。東大キッカー#1原藤(3年)の好キックがタッチバックとなった後の法大1stプレーでパスキャッチしたWRが法大お家芸のダウンフィールドブロックに守られ、一気に東大陣45ydまでロングゲイン。その後20yd以上のミドルパスを2回連続決められ、後半開始わずか1分で6プレー/80ydのTDドライブを許し、7-27。(TFP失敗)

東大は#32吉田の好KORでハーフラインまで進むが、FDを獲れずに、あえなくパント。

自陣20ydからの法大攻撃は、右サイドから逆走してきたWRがQB菅原からボールをハンドオフされ、そのまま一気に左サイドライン際を快足を飛ばし、長駆80ydのTDランを決め、後半開始早々4分で7-34。

反撃の狼煙を上げたい東大だが、ハーフライン近くから投じたパスを法大DBにインターセプトされ、あっという間に攻守交替。

法大はパス・オプションピッチ・QBランを織り交ぜた多彩な攻撃を展開し、8プレー/50ydのTDドライブで7-41。

自陣22ydからの東大攻撃は、RB#4白山の10ydラン・TE#9三品の11ydキャッチ・RB#23末宗(4年)の8ydダイブ等でテンポ良くFDを重ね、ハーフラインまで進むが、パス成功後のファンブルをリカバーされ、攻守交替。

しかし、法大1stプレーのパスをDB#17草場がこの日2回目のインターセプト。

[4Q]折角のチャンスだったが、反則もあり東大はFDを獲得できず、あっさりとパント。

法大はこのシリーズからQB交代。自陣46ydからの攻撃はQBキープ等のランプレー中心に2回FDを重ね、東大陣29ydまで進むが、パーソナルファウルやLB#47高見(3年)のQBサックもあり、4th-22となり、この試合初めてのパント。

しかし、東大攻撃はFDを獲得できずに1-2-3パント。

法大は第3QBが東大陣39ydから4プレーのTDドライブを演出、キックフェイクのランでTFPも成功させ、残り時間2分強で7-49。

東大1stプレーのパスはインターセプトされ、法大最後の攻撃がゴール前20ydまで進んだところでゲームセット。

スコアこそ大差となったが、最後の最後まで東大は挑戦者としての気迫・闘志を失わなかった。
1Qは互角、2Qも王者法大を苦しめ、3Q終了までエースQB菅原をグランドに留めさせる等、法大を途中まで「本気」にさせたゲームであったと言えよう。シーズンオフに講じた「適所適材」のコンバートで新たなポジションで試合出場した選手や試合経験乏しい選手を多く登用したディフェンスは、3Q以外は、法大攻撃にロングゲインを許さず、随所に動きの良さと集散の良さの「萌芽」を感じた。関東1部リーグの強豪に定着する上で必須な「安定且つ攻撃的なディフェンス」の意図が、選手の気持ちと身体に徐々に浸透している印象を強く持った。
一方卒業生による喪失の痛手の余り無いオフェンスであるが、強力OL陣には安定感があり、法大DL陣にパワー負けせずQBサックを許さなかったことは特記すべきであろう。経験豊富なQB・RBによるランプレーも、散発的ではあるが、ブラッシュアップすることで1部強豪チームに十分通用する可能性を秘めている。
課題はパスプレーの安定感。ランを生かすも殺すも、法大並みの攻撃力を習得するもしないもパスプレーの確立に尽き、QB・WRの信頼関係も含めて一層の精進が必要。又、キックオフカバー・リターン共に、克服すべき課題が明確になった。

本日の試合で各選手が肌で感じた王者法大との彼我の差は非常に大きいと思うが、気持ちの上で負けていなかったことを誇りとし、この試合で掴んだ「何か」を忘れずに、じっくりと個人・チームの実力向上に努力すれば、必ずや秋シーズンには勝利の女神が微笑むと信じている。

次試合は5月13日の京大戦。(13:45キックオフ@アミノバイタルフィールド)春のシーズンで唯一徹底的に勝負にこだわる伝統の一戦。(昨シーズンは中止だったが)一昨年に続き2連勝を祈る。

対 立教大学戦

日時  11月23日 11:00 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 35 ― 34 立教大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 14 0 14 35
立教大 0 7 7 20 34

Game Report

4連敗の悪夢から見事に立ち直り、見事に2連勝を果たしたウォリアーズ。
今季最終戦の相手は立教大学。両チームとも関東学院大・筑波大に勝利し、これまで2勝4敗同士。勝った方が1部残留/負けた方は入替戦出場の可能性が高く、運命を決する大一番。
2007戦士達の集大成として、ここまでチームを牽引してきた4年生は4年間のウォリアーズ人生の全てを賭けて、気迫を込めた熱い戦いが始まった。

【1Q】立大のキックオフで試合開始。東大1stシリーズは自陣26ydから。
QB#8長尾(4年)の13ydオプションキープ、RB#4白山(4年)の21ydランでFDを2回重ねて敵陣29ydまで進むも、この後の3回のランプレーが進まず、結局4th-5となりパント。

#8長尾のパントは良くコントロールされ、立大1stシリーズは自陣6ydから。
パス・ランでテンポ良く2回FDを更新され、自陣44ydまで前進される。DLのパスカット等もあり3rd-10に追い込んだ後のパスをLB#45奥茂(4年)が見事にインターセプトし、立大攻撃を断ち切る。

自陣46ydと好ポジションで攻撃権を手にした東大2ndシリーズ。
1回FDを更新し敵陣42ydに進んだ後、RB#32吉田(4年)の32ydビッグランで一気にゴール前10ydへ。最後は成長著しい2年生RB#31星野がオプションピッチで見事にエンドゾーンへ駆け抜けて、東大は先制のTD。#3高橋(4年)のTFPも決まり、7-0。(7:19)

キックオフのゴロキックが立大カバーチームの1列目の選手に当たり、そのままリカバーされるという不運で、立大2ndシリーズは自陣46ydから開始。立大ホールディングの反則で2nd-15となるも、ショットガンからのパス・ランを止められず、結局東大陣33ydでFDを与えてしまう。QBからのショベルパスをキャッチしたWRがTD狙いのパスを投じるというスペシャルプレーをDB陣がカットし3rd-7に追い込むが、2回連続のQBドローでFD更新され、ゴール前22ydへ。

【2Q】更にパスを通されてゴール前4ydへ。最後はランプレーでTDを許し、TFPも決められ、7-7の同点。(0:30)

東大3rdシリーズは自陣21ydから。
RB#32吉田の14yd・10ydオプションピッチでテンポ良く2回FDを更新して、敵陣49ydへ。3rd-3となるも、QB#8長尾の好オプションキープで一気にゴール前29ydへ。ランプレーフェイクした後ブーツレッグランしながらQB#8長尾が投じたパスをTE#9三品(4年)がキャッチ。そのままエンドゾーンまで好走して見事なTD。#3高橋のTFPも決まり、14-7。(3:38)

自陣20ydからの立大3rdシリーズ。
スクリーンパスへのLB#45奥茂の好リアクション、DE#92中野(4年)の鮮やかなQBサック等、随所に好プレーがあるも、3回FDを更新されて、東大陣38ydまで侵攻されてしまう。SF#3高橋のパスカットや相手のフォルススタートの反則もあり、4th-9とするが、強気の立大はギャンブル。QBドローで好走されるが、何とかFD獲得までギリギリで食い止め、東大はピンチを凌ぐ。

前半残り時間3分を切って攻撃権を手にした東大4thシリーズは自陣29ydから。
RB#31星野がドロープレーで28ydのビッグランを演じて敵陣43ydへ一気に進む。3回のランで手堅くFDを更新して、残り時間1分半でゴール前32yd。ここでRB#31星野がオプションピッチから相手ディフェンスの動きを良く見てかわし、21ydの好走。東大はゴール前14ydと絶好の追加点のチャンス。なかなか一気に畳み掛けることができず、更にOL陣のホールディングの反則もあり、残り時間20秒を切って3rd-18、エンドゾーンまで22yd。しかし、QB#8長尾が相手DB陣を振り切ってエンドゾーンでフリーになったWR#19森田(3年)へ投じたパスが見事に成功。
前半終了間際に嬉しいTD。#3高橋のTFPも決まり、21-7。(残り時間17秒)

【3Q】東大のキックオフで後半開始。立大1stシリーズは自陣29ydから。
テンポ良く繰り出される立大ラン・パスを止められず、4回FDを更新され、あっという間にゴール前10ydまで侵攻される。3rd-8まで堪えるが、結局QBランでTDを奪われ、TFPも決められ21-14。(3:53)

自陣25ydからの東大1stシリーズは2回のランで全く前進できず、更にフェイクパスはカットされ、1-2-3パント。

東大パントが全く飛ばず、立大2ndシリーズは自陣44ydと好ポジションから。
相手に傾きかけているモメンタムを何とか引き戻したい東大だが、僅か3プレーで東大陣33ydまで進まれてしまう。しかし、SF#3高橋の気迫溢れるタックルで一度パスキャッチしたWRがボールを落としパス失敗。更に2回のランも6ydの前進に留めて、何とか4th-4。ギャンブルのランプレーを好ディフェンスで食い止めて、攻守交替。

ディフェンスの頑張りに応えたい東大オフェンス陣。しかし、自陣24ydからの2ndシリーズでもFDを更新できず、1-2-3パント。

立大3rdシリーズは自陣32ydから。勢いの衰えない立大のラン・パス攻撃を止められず、4回FDを更新されて、9プレーでゴール前6ydまで進まれてしまう。

【4Q】最後はTDパスを決められ、TFPも決まり、21-21の同点。(0:39)

前半好調だった東大オフェンスだが、第3QはFD更新できず、完全に立大ペース。この流れを何とか断ち切りたい東大3rdシリーズだが、生憎ポジション悪く自陣17ydから。
しかし、RB#32吉田の20ydオプションピッチ、サックされかかったQB#8長尾が投じたパスをキャッチしたTE#9三品の好走で一気に敵陣46ydへ。3rd-8に追い込まれた大事な局面で、再びRB#32吉田がオプションピッチで好走し、ゴール前31ydへ。再度3rd-8のピンチも、RB#31星野のオプションピッチで凌ぎ、ゴール前18ydへ。更にTE#9三品へのパスが決まり、ゴール前6ydと再逆転のチャンス。ゴール前ディフェンスを敷く立大に対してFB#23末宗(4年)の力強いダイブで3yd獲得し、最後はRB#31星野がオプションピッチでエンドゾーンへ駆け抜け、東大は再逆転のTD。#3高橋のTFPも決まり、28-21。(5:09)

立大4thシリーズは自陣27ydから。
LB#69小山(4年)のナイスタックルもあり3rd-8に追い込むが、ショベルパスでギリギリFDを獲得され、続くスクリーンパスでロングゲインされ、僅か4プレーで東大陣35ydへ。更に、東大DB陣のパスインターフェアの反則があり、ゴール前29ydのピンチ。何とか4th-1まで凌ぐも、最後は20ydパスでTDを奪われ、28-27。(8:10)
しかし、ここで同点を狙った立大TFPのキックは外れ、辛うじて1点差。

残り時間4分弱、自陣22ydで攻撃権を手にした東大4thシリーズ。ランプレーでFDを重ね、タイムコントロールしたいところ。しかし、QB#8長尾のブーツレッグランで1回FDを更新して自陣39ydまで進むも、その後の3回のランが全くゲインできず、結局4th-12となりパント。

残り時間2分で再度立大に攻撃権を明け渡してしまう。
逆転を狙って自陣35ydで攻撃権を手にした立大5thシリーズ。3rd-インチとするも、パスをキャッチしたWRへのタックルミスが相次ぎ、一気に東大陣31ydまで進まれてしまう。更にQBキープにもタックルミスが相次ぎ、残り時間1分強でゴール前4ydへ。最後はQBキープで再逆転のTDを奪われ、更にTFPも成功し、28-34。(残り時間1:08)

続くキックオフリターンでも全くリターンできず、東大の最後の攻撃は自陣11ydから。逆転勝利するにはTDが必要だが、エンドゾーンまで89yd/残された時間は1分/時間を止めるタイムアウトは無し・・・ウォリアーズは絶体絶命のピンチ。このままウォリアーズは敗れてしまうのか?

しかし、ここから「ウォリアーズ2007の奇跡のドラマ」が始まった。
ショットガン体型からQB#8長尾が玉際に絶対の強さを持つWR#89岡山(3年)へ、31ydパス・12ydパスを連続して成功させ、敵陣45ydへ。1stダウンのQBランはノーゲイン。2ndダウンは時間を止めるためにスパイク。3rdダウンのパスは失敗。残り時間23秒/4th-10の状況で、WR#7和田(4年)への16ydパスが見事に成功。1回スパイクして時間を止め、残り時間14秒・エンドゾーンまで29ydと胃の痛くなる状況が続く。
相手がTD阻止を狙った後陣強調型のプリベント守備を敷く中で、せいぜい後2回のパスで一気にTDを狙うしか術は無し。東大自慢のOL陣がしっかりとパスプロをして守る中で、攻撃の大黒柱であるQB#8長尾が、1年間主将としてチームを牽引してきた僚友WR#7和田へアウトパターンのパスを投じる。現役選手・スタッフ・OB・サポーターの願いが込められたパスは見事な弧を描き、コントロール良くエンドゾーンへ。立大DB二人にピッタリとカバーされているWR#7和田。しかし、ボールへの飽くなき執念の勝るWR#7和田。ボールの行方を見失いそうになりながら2回・3回とアジャストしながら後ろ向きで手を伸ばし、スーパーキャッチ。(残り時間7秒)
2年次にエース級の働きを見せ、期待された昨3年次には初戦で以後の試合を棒に振る程の大怪我をし、今春は大活躍を見せるも秋は他校のマークきつくWRとして不本意な成績に甘んじてきたWR#7和田の、そして2年間ウォリアーズのオフェンスを牽引してきたQB#8長尾の、更に4連敗のどん底から這い上がってきた選手・スタッフ全員の努力が生み出した「ウォリアーズの奇跡」の瞬間であった。

しかし、この時点では未だ34-34の同点。TFPのキックが外れれば、同点のままタイブレイク戦へ突入するという緊張感・重圧の中で、#3高橋がTFPをきっちりと決めて、35-34の逆転を果たす。
立大最後のプレーをしっかりと守って、試合終了。

こうして2007ウォリアーズの最終戦は「ラスト1分の奇跡」で見事に勝利を収めた。
誰もが身震いする程の感動・感激を味わい、奇跡の逆転勝利の証人であることを誇りに思う「ウォリアーズ史上に残る勝負」であった。
今勝利によりウォリアーズの入替戦出場回避・1部残留が決定すると共に、2001年以来6年ぶりの1部リーグ3勝という好成績を挙げたシーズンであった。ここまで好チームに仕上げてきた監督・コーチ陣・スタッフ・現役選手の苦労・努力に最大限の敬意を表したい。
そして、チーム作りに苦労に苦労を重ねてきた4年生は、誇りと自信を持ってウォリアーズを巣立って欲しい。4年間お疲れさま。

対 筑波大学戦

日時  11月10日 16:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 38 ― 12 筑波大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 14 17 7 38
筑波大 0 0 0 12 12

Game Report

開幕4連敗の悪夢から蘇り、前節で関東学院大に見事なアップセットを演じて 今季初勝利を挙げたウォリアーズ。第6戦の相手は筑波大学。
3年前の入替戦で敗戦し屈辱の2部降格を余儀なくされた相手。昨年は23-10でリベンジを果たしたが、ウォリアーズが関東学院大戦で自滅に より惜敗した直後の試合で、筑波大が一橋大に勝って3勝4敗となったが為に、入替戦出場を余儀なくさせられた因縁の相手。
今季不調でここまで5連敗中だが、今試合で負ければ入替戦出場が決まるため決死の覚悟で戦いを挑んでくる。残り2試合完全勝利して入替戦出場回避を図ると共に2001年以来の1部リーグ3勝を収めるためにも絶対に負けられない。
小雨そぼ降る冬のような寒さの中で、ウォリアーズの熱い戦いが始まった。

【1Q】東大のキックオフで試合開始。
東大カバーチームがが好カバーを見せ、筑波大1stシリーズは自陣22ydから開始。ランプレーで2回更新され東大陣43ydまで進まれるが、LB#45奥茂(4年)の好ロスタックル等もあり、何とか4th-6/パントに追い込む。

自陣3ydとポジション悪く始まった東大1stシリーズ。RB#4白山(4年)のランで2回FDを更新し、自陣26ydまで前進。しかし、この後が続かず、結局4th-6となりパント。

#8長尾(4年)の好パントにより陣地挽回し、筑波大2ndシリーズは自陣13ydから。
パス・QBスクランブルでテンポ良く2回FD更新され、自陣39ydまで前進される。3rd-インチまで凌ぐもランプレーでFD更新され、ハーフラインへ。次プレーではロングパスを通され、一気に東大陣21ydへ。

【2Q】しかし、ここで東大守備陣が奮起。2nd-8でのスイープに対して、逆サイドのDE#92中野(4年)が見事なタックルを浴びせて3rd-8。パスも失敗させて4th-8となり、筑波大はFGトライするも失敗。東大は先制TDのピンチを凌ぐ。

自陣20ydからの東大2ndシリーズ。3回の攻撃で5ydしか進まず、4th-5となりパント。
しかし、ここで筑波大ラッシャーがパンター#8長尾へ反則。(ランニング・ザ・キッカーにより5yd罰退)ラッキーなFD更新により勢いづいた東大攻撃陣。モーションしてきたWRへフェイクしたQB#8長尾の9ydラン、RB#33吉田(4年)の15ydランで2回FDを更新し、敵陣42ydへ。更にRB#32吉田やRB#4白山のオプションピッチでゴール前28ydへ。2回連続パス失敗した後の3rd-10で、QB#8長尾からのパスを好捕したWR#19森田(3年)がそのまま好走してエンドゾーンへ。東大は嬉しい先制のTD。#3高橋(4年)のTFPも決まり、7-0。(6:25)

続くキックオフでも東大の好カバーにより、筑波大3rdシリーズは自陣25ydから。QBカウンターやスイープでハーフラインまで前進を許すが、ここでも東大守備陣が奮起。3rd-6とした後のヒッチパスにLB#45奥茂が目の覚めるような素早い上がりを見せハードタックル。4th-1に追い込み、筑波大はパント。パンターに入ったQBがパスを投じるスペシャルプレーに出るも、東大守備陣は完全に読み切ってロスさせ、攻守交替。

敵陣47ydで攻撃権を手にした東大3rdシリーズ。QB#8長尾の15ydキープ、FB#23末宗(4年)の12ydダイブでゴール前20ydへ。(残り時間2分20秒)
OLのフォルススタートで5yd罰退するも、QB#8長尾の9ydドローで何とか3rd-4。更にQB#8長尾がオープンを走ってゴール前9ydでFD更新。最後はTE#9三品(4年)への5ydパスが決まり、貴重な2本目のTD。#3高橋のTFPも決まり、14-0。(残り時間46秒)

筑波大4thシリーズのパス攻撃にはFDを与えずに前半終了。

【3Q】筑波大のキックオフで後半開始。
東大1stシリーズは自陣36ydから。QB#8長尾の13ydオプションキープ、FB#23末宗の11ydダイブで敵陣40ydへ。更にQB#8長尾の15ydスクランブルでゴール前20ydへ。3回のランプレーでFDまで1yd足りず、4th-1となるが、ここは手堅くFGトライ。これを#3高橋が見事に決めて、17-0と筑波大を突き放す。(4:05)

続くキックオフでの#19森田の好タックルにより、筑波大1stシリーズは自陣18ydから。ショートパスを通された後のDBのタックルミスにより筑波大WRにサイドライン際を疾走され、東大陣38ydまで侵攻される。東大DBを抜いたWRがあわやTDパスキャッチと冷や汗をかいたが、何とか4th-2まで追込み、ギャンブルのブラストランもギリギリで食い止め、攻守交替。

東大2ndシリーズは自陣39ydから。1stプレーでQB#8長尾がオプションの動きからリバースしてきたTE#9三品へピッチするスペシャルプレー。TE#9三品がブロッカーに守られ逆サイドを好走し、敵陣33ydへとロングゲイン。FB#23末宗の好走あるも、OLのホールディングの反則で取り消し。結局このチャンスを活かすことができず、4th-13となりパント。

#8長尾のコントロール良いパントで筑波大2ndシリーズは自陣5ydから開始。1回FD更新されるも、東大守備陣が良く守り、4th-2/パントに追込む。

ここで#19森田が素早いラッシュを見せて、筑波大パントを見事に正面からブロック。ブロックした#19森田自身が押さえて、そのままエンドゾーンへ。東大はビッグプレーにより、駄目押しの追加点。 #3高橋のTFPも決まり、24-0。(11:04)

東大の好キックオフカバーにより、筑波大3rdシリーズは自陣19ydから。パスで1回FDを更新され自陣31ydまで進まれる、更にスイープでロングゲインを許すが、東大守備陣のハードタックルで筑波大RBがボールをファンブル。これを東大が押さえて攻守交替。

ピンチの後にチャンスあり。敵陣49ydからの東大3rdシリーズの1stプレーでビッグプレー炸裂。QB#8長尾がオプションキープの動きからドロップバックし、思い切って投じたロングパスがWR#89岡山(3年)にどんぴしゃりのタイミングで見事にヒット。投げも投げたり/取りも取ったりの鮮やかな49ydTDパスであった。#3高橋のTFPも決まり、31-0。(11:42)

【4Q】筑波大4thシリーズは自陣20ydから。この試合再三気迫溢れるプレーを見せるLB#45奥茂の好タックルもあり、1回のFD更新も許さずにパントに追込む。

筑波大パントが全く飛ばず、東大4thシリーズは敵陣34ydと絶好のポジションから。
1stプレーはQB#8長尾のオプションキープ。一線を抜けたQB#8長尾は、あわやTDとなる見事な32ydランを見せて、ゴール前2ydへ。最後はRB#31星野(2年)が果敢に飛び込んでTD。#3高橋のTFPも危なげなく決まって38-0。(1:39)

この日好調の東大キックオフカバーチームは今回も好カバーを見せ、筑波大5thシリーズは自陣25ydから。しかし、若手・控え選手を登場させた東大守備陣はリバース・スクリーンパス・リバースとテンポ良く前進され、僅か7プレーで東大陣32ydまで侵攻される。更にDBを抜いたWRにロングパスをキャッチされ、この試合初めてのTDを許す。TFPは失敗し、38-6。(4:03)

自陣39ydからの東大5thシリーズは今季初めてQB#14有井(3年)が指揮。自らの25ydオプションキープで敵陣38ydでFD更新。更にWR#88吉田(3年)への15ydパスも決めてゴール前23ydへ。FB#23末宗のダイブで2nd-5と確実に前進するも、またもやOLのホールディングで10yd罰退。WR#7和田(4年)への14ydパス成功で何とかFD更新を狙うも、10yd罰退が尾を引き、結局4th-4となり、FGトライ。FGは惜しくも失敗し、攻守交替。

自陣20ydからの筑波大6thシリーズは2回4thダウンギャンブルを成功され、ハーフラインへ。30ydロングパスを簡単に決められ、更に20ydスクリーンパスであっさり2本目のTDを許す。TFPは失敗し、38-12。(残り時間1:16)

再度の攻撃権獲得を狙った筑波大オンサイドキックを#19森田が押さえ、敵陣47ydからの東大6thシリーズは今季初めてQB#15名井(2年)が指揮。WR#89岡山への5ydパスを落ち着いて成功させ、更にRB#32吉田がオプションピッチで好走を見せ、ゴール前24ydでFD更新。ショットガンからのパスを連発するも不成功に終わり、残り時間29秒で攻守交替。

自陣24ydからの筑波大最後の攻撃に前進を許さず、ここで試合終了。

前節の関東学院大戦で調子を上げてきたディフェンスが今試合もゲインは許すがエンドゾーンを死守。一方でラン・パス共にバランス良く充実したオフェンスが好調と、攻守バランス良く筑波大を圧倒。見事な2連勝を飾った瞬間であった。
次節は最終戦。入替戦回避を賭け、2001年以来の1部リーグ3勝を賭けて、立教大との最後の勝負に挑む。この1年間の努力の全てをぶつけ、挑戦者の気持ちで伸び伸びとフットボールを楽しんで欲しい。

対 関東学院大学戦

日時  10月27日 13:45 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 24 ― 14 関東学院大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 6 0 8 10 24
関東学院大 0 14 0 0 14

Game Report

よもやの開幕4連敗を喫してしまったウォリアーズ。
第5戦の相手は今季中央大・明治大の2校にアップセットで勝利し、勢いに乗る関東学院大学。昨年同校とは最終戦で対戦したが、多くのミスで自滅して7-13で惜敗し、共に2勝5敗。その直後の試合で筑波大が一橋大に勝って3勝4敗となったが為に、入替戦出場を余儀なくさせられた因縁の相手。何としても勝ってリベンジを果たすと共に、残り3試合全てに勝利するための足ががりとなる大事な試合。台風の影響で暴風雨の中、どん底から蘇ったウォリアーズのプライドを賭けた試合が始まった。

【1Q】関東大のキックオフで試合開始。
自陣30yd近くからの東大1stシリーズ。Iフォーメーションからのランニングアタック。RB#23末宗(4年)の23ydランやQB#8長尾(4年)のQBキープでFDを重ね、時間をたっぷり使って70ydをドライブ。最後はRB#32吉田(4年)の10ydランで先制のTD。TFPのキックは外れて6-0。(6:08)

同じく自陣35yd近くからの関東大1stシリーズ。ショットガン体型からQBのランニングプレーを中心にずるずるとドライブされ、ゴール前まで攻め込まれるが、TDを狙ったパスをCB#2刀田(4年)がゴール前3ydで見事にインターセプト。

【2Q】攻守交替した東大2ndシリーズは1回FD獲得するも、エクスチェンジミスで痛恨のファンブルを犯してしまい、関東大にリカバーされ、再び攻守交替。

ゴール前17ydで攻撃権を獲得した関東大2ndシリーズ。1回FDを獲得し、最後はエースRB#34三国の9ydランでTD。TFPのキックも決められ、6-7と逆転を許す。(2:56)

自陣39ydからの東大3rdシリーズはQB#8長尾(4年)のオプションキープやブーツレッグランで2回FD更新し、敵陣39ydまで攻めるも、3rd-4となり、更にオプションピッチをカットされて大きくロス。結局4th-20となりパント。

自陣20ydからの関東大3rdシリーズ。1stプレーでセンターからのダイレクトスナップを受けたRB#34三国が、緩急ある走りで第一線を抜け、そのまま脚力に物を言わせて80yd独走し逆転のTD。TFPのキックも決められ、6-14。(7:29)

自陣25ydからの東大4thシリーズは2回FD更新し、ハーフラインまで前進するも、後が続かずにパント。

残り時間1分半で自陣20ydからの攻撃権を手にした関東大4thシリーズ。東大守備陣はずるずると前進を許し、東大陣40ydまで攻め込まれるが、時間に助けられ、前半終了。

【3Q】東大のキックオフで後半開始。
東大カバーチームが気迫溢れる好カバーを見せ、関東大1stシリーズは自陣25ydから開始。QBランで9yd走られるが、スペシャルプレーのリバースをノーゲインに抑えて3rd-インチ。ここで関東大にとっては痛恨の、東大にとってはラッキーなスナップミスにより4th-11となり、関東大はFDを更新することなくパント。

関東大パントが全く飛ばずに東大1stシリーズは敵陣35ydと絶好のポジションから開始。QB#8長尾のカウンターランでゴール前10ydまで進んだ後、3rd-8となるも、QB#8長尾がオプションキープで8yd走ってエンドゾーンを駈け抜け見事なTD。1本目のTDでTFPを失敗しているので12-14。当然TFPはキックではなく、2点狙いのプレーを選択。QB#8長尾が関東大の裏をかいて投じたフェイクパスをエンドゾーンでフリーになったTE#9三品(4年)がキャッチし、14-14の同点。(4:36)

こうなると流れは完全に東大へ。自陣36ydからの関東大2ndシリーズに1回FDを更新されるも、LB#44川面(4年)やDE#97生川(4年)の闘志溢れる好タックルで4th-9に追い込み、関東大はあえなくパント。

自陣17ydで攻撃権を手にした東大2ndシリーズ。QB#8長尾のオプションキープ、RB#23末宗(4年)のダイブが着実にゲインし、TE#9三品へのショートパスも交えて、5回FDを更新してゴール前25ydへ。

【4Q】更にRB#4白山(4年)の13ydランでゴール前12ydへ。3rd-6のピンチもQB#8長尾のオプションキープで凌ぎ、ゴール前1ydへ。最後はRB#32吉田(4年)が力で押し込んで、念願の逆転TD。キッカー#3高橋のTFPキックも決まり、21-14。(2:49)
時間をたっぷり使い、一度の反則も犯さず完結させた16プレー/83ydの見事なTDドライブであった。

勢いに乗る東大は次のキックオフでも好カバーを見せ、関東大3rdシリーズは自陣20ydから。猛奮起した東大守備陣は一度のFDも与えずに1-2-3パントに追い込む。

残り時間7分強で手にした東大3rdシリーズは自陣23ydから。2回FDを更新して自陣46ydへ進んだ後の2nd-7でビッグプレー炸裂。ショットガン体型からWRのリバースフェイクでRB#32吉田のドロー。プレーコールの見事さとRB#吉田の味のあるランが相まって40ydのロングゲインとなり、更に関東大パーソナルファールもありゴール前5ydへ。関東大ゴール前ディフェンスの前になかなかTDを奪えず、ゴール前1ydで4thダウンとなったが、手堅くFGトライを選択。強風の中でキッカー#3高橋が見事に勝利を決定づけるFGを成功させ、残り時間1分で24-14と関東大を突き放す。

最後の関東大攻撃はパスの連発だったが、大きなゲインを許さずに試合終了。

守備陣が気合溢れるプレーで引っ張り、それに攻撃陣が応えて見事逆転。実に内容のある好ゲームで東大が雨中の激闘を制し、今季初勝利を収めた瞬間であった。4連敗の悪夢から蘇ったウォリアーズが、残り2試合完全勝利することを祈る。

対 日本大学戦

日時  10月14日 16:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 21 ― 72 日本大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 7 0 14 21
日本大 17 20 21 14 72

Game Report

【1Q】日大のキックオフで試合開始。
自陣16ydからの東大1stシリーズは2回のランで3ydしかゲインできず、3rdダウンでパスを試みるも、日大DLの強烈なラッシュの前にQBサックされ、あえなくパント。

好パントリターンにより、東大陣24ydからの日大1stシリーズ。 1stプレーでスクリーンパスにより、あっさりとTD(TFP成功)され、0-7。

#19森田(3年)の好KORにより自陣35ydからの東大2ndシリーズ。RB#4白山の9ydオプションピッチ、RB#23末宗の11ydダイブ、RB#4白山の13ydドローで3回FDを獲得し敵陣31ydまで進むも、その後が続かずに4th-12となり、パント。

自陣14ydからの日大2ndシリーズ。パスで自陣35ydまで進まれた後、ショートパスをキャッチしたWRへのタックルミスが相次ぎ、一気に東大陣20ydへ。更にパスキャッチしたWRのスピードについていけず、そのままエンドゾーンへ。わずか5プレーで2本目のTD(TFP成功)を許し、0-14。

KOR時の反則で罰退したため、自陣8ydからの東大3rdシリーズ。3回のランで3ydしか前進できず、1-2-3パント。

東大陣29ydと絶好のポジションからの日大3rdシリーズ。3rdダウンまで堪えるも、中央のランでFD更新され、ゴール前14yd。LB#44川面(4年)の好パスカットもあり、4th-3とし、日大は手堅くFGトライ。FGは成功し、0-17。

【2Q】自陣20ydからの東大4thシリーズ。 RB#23末宗の13ydダイブで1回FD更新するも、その後はQBサックを浴びる等4th-11となり、あっさりとパント。

ハーフライン近くからの日大4thシリーズ。1stプレーで40ydロングパスを決められ、ゴール前12ydへ。更に11ydパスでゴール前1ydとされ、QB自ら飛び込んで3本目のTD。TFPも成功し、0-24。

ここまで全く精彩の無い東大だったが、次のKORでビッグプレー炸裂。#32吉田(4年)が好ブロックに守られ、快足を飛ばして敵陣42ydまでリターン。2回連続のスペシャルプレーは失敗し3rd-12となったが、QB#8長尾(4年)からWR#19森田へのパスが見事に成功し、ゴール前29ydへ。しかし、オプションピッチは4ydロス、QBキープも僅か2ydゲイン、更にQBサックで大きくロスして4th-22となり、結局パント。

日大5thシリーズは自陣3ydと奥深くから。しかし、2回連続でミドルパスを決められて自陣31ydまで進まれた後、ショートパスをキャッチしたRBに独走され、4本目のTD。TFPは失敗し、0-30。

前半残り時間4分からの東大6thシリーズは、自陣39ydから。日大のパスインターフェアで自陣46ydでFD更新した後、3rd-4に追い込まれるが、QB#8長尾の11ydオプションキープにより敵陣38ydでFD獲得。2nd-14からQB#8長尾のスクランブルで3rd-4とするが、その後のオプションキープは1ydしかゲインできず、4th-3に追い込まれる。東大は当然ギャンブル選択。RB#32吉田のドローが見事に決まり、ゴール前24ydへ。(残り時間40秒)
3rd-10となるが、WR#89岡山(3年)への見事な24ydTDパスが成功。#3高橋(4年)のTFPも成功し、7-30。(残り時間24秒)

しかし、この後がいけない。残り時間16秒でハーフラインからの日大最後の攻撃。 最初のパスが失敗した後の2nd-10。日大WRがTD阻止のプリベント守備を敷いていた東大DBを振り切り、QBが思い切って投じたロングパスを好捕し、そのままTD。何とも後味の悪い最終プレーにより、7-37で前半終了。

【3Q】東大キックオフで後半開始。
しかし日大リターナーを全くタックルできずにサイドラインを疾走され、リターンTD。TFPも成功し、7-44。

自陣13ydからの東大1stシリーズ。RB#23末宗のダイブでFD更新し、自陣24ydまで進むも、フェイクパスをインターセプトされ、攻守交替。

東大陣36ydからの日大1stシリーズ。FD更新され、ゴール前23ydまで進まれるが、ショベルパス・QBスクランブルにゲインを与えず、3rd-13まで追い込む。更にDLのパスラッシュ厳しくQBを追い詰めるが、最後の詰め甘く、ラッシャーをかわした日大QBにTDパスを決められ、7本目のTD。TFPも成功し、7-51。

自陣26ydからの東大2ndシリーズ。1回FD更新し自陣38ydまで進むが、2回のランで全くゲインできず、更にパス失敗。あえなくパントとなったが、日大のラフィングザキッカーの反則で敵陣47ydでFD更新。しかし、結局4th-2でパント。

東大パントが全く飛ばず、自陣32ydからの日大2ndシリーズ。オプションピッチで38ydゲインされ最後は15ydパスにより、僅か5プレーで8本目のTD。TFPも決まり、7-58。

自陣19ydからの東大3rdシリーズも1-2-3パント。

【4Q】東大陣45ydからの日大3rdシリーズ。QBランを逆サイドからタックルしたDE#92中野(4年)や、QBスクランブルをこの試合初めてロスに仕留めたDL陣等の好プレーで3rd-14に追い込んだが、結局5プレーで9本目のTD。TFPも成功し、7-65と果てしなく点差は広がる。

#32吉田の好リターンにより東大4thシリーズは自陣39ydから。日大DBを振り切ったWR#89岡山への見事なロングパスは日大のインターフェアにより失敗するも、15yd前進して敵陣44ydでFD獲得。3rd-7となりパスを試みようとするが、日大のラッシュ厳しく、QB#8長尾はスクランブル。しかし、スクランブルしつつフリーになったWR#19森田へパスを投じて、見事に成功し、一気にゴール前12ydへ。ここで4回連続でQB#8長尾のラン。オプションキープは2ydロス、スプリントアウトランは7ydゲイン、決めキープは4ydゲインし、4th-1で辛うじて1ydゲインし、ゴール前2ydでFD更新。しかし、日大強力ディフェンスの前に、なかなか簡単にTDできない。パス失敗、オプションピッチは4ydロス、ゴールまで6ydとなったが、何とかQB#8長尾が5yd走り、最後はパワーIからRB#4白山が飛び込んで念願のTD。#3高橋のTFPも成功し、残り時間4分半で14-65。

しかし、日大も攻撃の手を緩めない。自陣35ydからの4thシリーズは8プレーでTD。TFPも成功し、残り時間2分半で14-72。

何とか最後に一矢報いたい東大だが、KORでは日大カバーチームをブロックできずにリターナーがダイレクトタックルされ、自陣17ydと陣地悪く最後の攻撃開始。しかし、WR#7和田の17ydパスで自陣40ydでFD更新。WR#89岡山が日大DBと競り合いながらも勝負強く42ydロングパスを好捕。東大は残り時間1分でゴール前18ydへ。更にWR#19森田の16ydパスキャッチでゴール前2ydへ。QB#8長尾のキープは3ydロスするも、最後はショートパスをキャッチしたTE#9三品(4年)がエンドゾーンを駆け抜け、終了間際24秒で根性のTD。TFPも決まり21-72。 東大レシーバー陣の「役者揃い踏み」の好TDシリーズであった。

日大最後の攻撃は前半終了間際の轍を踏むことなく、しっかりとプリベント守備で乗り切り、そのまま試合終了。

対 中央大学戦

日時 10月 7日 10:45 Kick Off

場所 川崎球場

●東京大学  7― 28 中央大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 7 0 7
中央大 0 7 7 14 28

Game Report

初戦の明大戦(28対35)は最後までモメンタムを引き寄せることが出来ず、第2戦の慶大戦(23対27)は17点のリードを守りきれずに痛恨の逆転負けと、共に接戦をものにできず惜敗を喫してしまったウォリアーズ。
第3戦の相手は中央大学。伝統の強力ラインを擁しブロック優勝を狙う強豪だが、初戦の筑波大(58対6)には完勝したものの、第2戦の関東学院大(14対34)にはアップセットを喫して1勝1敗。優勝戦線から脱落したウォリアーズにとっては、2連敗の悔しさをぶつけて初勝利を挙げると共に、創部50周年を迎える今季の目標である「一部上位定着元年」を何としても達成するためには絶対に負けられない試合。
「絶対に勝つ」という気持ちで臨んだ試合だったが・・・・・

【1Q】東大のキックオフにより試合開始。
中大1stシリーズは自陣25ydから開始。ショットガン体型からのショートパス主体の攻撃に対して3回連続で3rdダウンに追い込むが、何れもランプレーでFDを獲得され、東大陣37ydまで進まれる。更に3回の攻撃で9yd前進され、ゴール前28yd/4th-1。FGを狙わずギャンブルに出た中大ランを何とか止め、開始早々のピンチを凌ぐ。

自陣28ydからの東大1stシリーズ。
QB#8長尾(4年)からWR#89岡山(3年)への9ydパス、RB#32吉田(4年)の15ydオプションピッチ、WR#19森田(3年)のモーションからの12ydラン等でテンポ良く3回FDを重ねて、僅か5プレーで敵陣32ydへ。しかし、WRのキャッチミスでTDパスは通らず、中央へのパワープレーはロスし、先制の好機を活かせず、4th-12となりパント。スナップをRBが直接キャッチし、ショートパスを投じるスペシャルプレーを試みるが効果なく、攻守交替。

自陣36ydからの中大2ndシリーズは、ランプレーに対するLB#92中野(4年)の好ロスタックルやパスキャッチ後のWRへのLB#45奥茂(4年)の好タックル等で4th-9とし、パントに追い込む。

しかし、自陣37ydからの東大2ndシリーズも精彩無し。中大LBにQBサックを許して10ydロス。QB#8長尾のキープも5ydゲインに留まり、WRのキャッチミスで結局4th-15/1-2-3パント。

【2Q】中大3rdシリーズは自陣31ydから開始。
1回FDを獲得され、ハーフライン/3rd-1のシチュエーションでのQBスクランブル。東大守備陣の相次ぐタックルミスにより予想外のロングゲインとなってしまい、一気にゴール前23ydまで侵攻される。更に11ydパス成功を許してゴール前12ydへ。東大守備陣も良く粘って何とか3rd-10とするも、スプリントアウトからのパスで先制のTDを決められてしまう。(9プレー/69ydドライブ)TFPも決められ、0-7。(3:18)

何とか早く同点に追いつきたい東大3rdシリーズは自陣28ydから。TE#9三品(4年)への14ydパスやQB#8長尾の11ydスプリントアウトランで、僅か2プレーで敵陣47ydまで攻めるも、流れに乗ることができず結局4th-4となりパント。

自陣8ydからの中大4thシリーズには1回FDを与えるものの、SF#3高橋(4年)の好タックルでパスキャッチしかけたWRの落球等もあり、パントに追い込む。

残り時間5分弱で再び攻撃権を獲得した東大4thシリーズは自陣18ydから。
RB#4白山(4年)の12ydオプションピッチで自陣30ydまで前進し、2nd-11でのRB#4白山の中央ランで3rd-1とするも、QB#8長尾のオプションキープは中大のCBブリッツが大当たりして4ydロス。結局パントとなり、なかなか波に乗れない。

東大パントはあわやブロックされそうになり、飛距離が伸びず、中大5thシリーズは残り時間2分半で東大陣48ydから開始。中大のホールディングの反則もあり、何とか4thダウンに追い込み攻撃権を獲得するも残り時間は1分。

そのまま2プレー流して前半終了。

【3Q】中大キックオフで後半開始。
東大1stシリーズは自陣28ydから。しかし、中央ダイブは僅か2yd、前半2回10yd以上のゲインをしたオプションピッチも中大守備陣のアジャストにより3ydロス。結局1回もFDを獲得できずに1-2-3パントと、あっさり攻守交替。

自陣43ydと絶好のポジションからの中大1stシリーズ。1回FDを獲得され東大陣43ydまで進まれるが、3rd-2の局面でのランプレーを好守備で2ydロスさせ、4th-4でのギャンブルもパス失敗。

何とか早い時間帯に追いつきたい東大2ndシリーズは自陣35ydから開始。QB#8長尾からWR#19森田への37ydロングパスが成功し、一気に敵陣28ydへ。更にWR#19森田への16ydパスが決まり、ゴール前12ydへ。最後はTE#9三品への8ydパスが見事に成功し、東大は念願のTD。(5プレー/65ydドライブ)#3高橋のTFPも決まり、7-7の同点。(5:40)

これで波に乗りたい東大。 続くキックオフで#45奥茂の好タックルにより中大2ndシリーズは自陣29ydから。勢いづいた東大守備陣はFDを与えず、中大は1-2-3パント。

しかし風上からの中大パントは飛距離・コントロールとも申し分なく、東大3rdシリーズは自陣1ydからの開始を余儀なくされる。QB#8長尾の決めうちキープで4ydゲインしてゴール前のピンチを脱し、更にWR#19森田への10ydパスで自陣15ydでFD獲得。このままドライブしたい東大だったが、3rd-6でのQB#8長尾のランは見事に封じられ、結局4th-6となりパント。

自陣45ydと絶好のポジションからの中大3rdシリーズ。10ydパス、18ydQBランでテンポ良く前進され、あっという間にゴール前27ydのピンチ。中央を突破したRBと東大守備陣がすれ違い、そのまま痛恨の27ydの逆転TD。(4プレー/55ydドライブ)TFPも決まり、7-14。(11:20)

【4Q】じっくりと攻めたい東大4thシリーズは自陣21ydから。
しかし、中大の激しいパスラッシュの前に3回連続のパスで効果的なゲインを奪えず、4th-9/1-2-3パントと、あっけなく攻撃権を明け渡してしまう。

風上からの#97生川(4年)のパントは飛距離が伸び、陣地挽回して中大4thシリーズは自陣23ydと奥深くから。
しかし、流れは完全に中大へ。中大RBの力強い3rd・4thエフォートや、東大守備陣の相次ぐタックルミスもあり、中大のラン・パス織り交ぜた攻撃を全く止めることができず、テンポ良く5回FDを重ねられ、ゴール前18ydまで攻められる。ここでTDを許せば残り時間から勝利の可能性は乏しくなる東大。気力で3rd-7まで踏ん張り、パスも失敗させるが、痛恨のパスインターフェア。最後はパスでこの試合3本目のTDを許してしまう。(14プレー/77ydドライブ)TFPもきっちりと決められ、7-21。(残り時間6:40)

未だ勝利をあきらめない東大5thシリーズは自陣32ydから。1stプレーでQB#8長尾の投じたロングパスを中大DBと競り合ったWR#89岡山が見事なスーパーキャッチを演じ、一気に敵陣37ydへ。
しかし、この後が続かない・・・
WR#19森田の9ydパスで3rd-インチとなり、QB#8長尾のランでFD獲得を目論んだが、マークの厳しい中大守備陣の前に大きくロスし、4th-5。当然ギャンブルだが、パス失敗。攻撃権を明け渡してしまう。

中大5thシリーズにFDを与えず、攻撃権を取り返した東大6thシリーズ。自陣27ydから自陣44ydまで進むが、QB#8長尾がQBサック寸前で投じたパスを中大DBがインターセプトし、万事休す。(残り時間3分弱)

自陣39ydからの中大6thシリーズで1回FDを獲得され、ハーフラインまで進まれた後、緊張感の切れた東大守備陣は中大RBに中央突破され、そのままエンドゾーンまで独走を許し、敗戦を決定付ける4本目のTDを奪われてしまう。(4プレー/61ydドライブ)TFPも決まり、7-28。(残り時間1分半)

東大最後の攻撃は中大プリベント守備の前に自陣29ydから気力で敵陣37ydまで進むも、 そのままタイムアップ。

こうして必勝を期した試合は完敗に終わった。14日の次試合まで僅か1週間。しかも相手はブロック優勝筆頭の強豪日大。
「心」も「身体」も元気を取り戻し、自信を持って伸び伸びとフットボールを楽しんで欲しい。

対 慶應義塾大学戦

日時  9月23日 17:15 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 23 ― 27 慶應大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 10 0 6 23
慶應大 0 7 7 13 27

Game Report

開幕戦の明大戦で互角の勝負をしながら、最後までモメンタムをつかむことができず、痛恨の惜敗を喫してしまったウォリアーズ。
第二戦の相手は昨年同様に慶応大学。一昨年はブロック2位、昨年はブロック優勝で2年連続関東選手権決勝に駒を進めてきた強豪チーム。昨年は20-37で完敗したが、何としても雪辱を果たすと共に、優勝戦線に踏み止まる為にも絶対に負けられない重要な試合。ウォリアーズの全てを賭けた戦いが始まった。

【1Q】慶大のキックオフにより試合開始。
リターナー#19森田(3年)の好リターンにより、東大1stシリーズはハーフライン近く自陣49ydから開始。 3回のランでFD獲得ならず4th-2となるが、パント体型からパンターに入ったQB#8長尾(4年)がオープンを走ってFD獲得。東大は開始早々のギャンブル成功。その後、3rd-5をQB#8長尾からWR#19森田への18ydパス、3rd-9をQB#8長尾の13ydランで乗り切り、ゴール前3ydへ。最後はQB#8長尾自らオプションキープでエンドゾーンへ飛び込み、東大は先制のTD。(11プレー/51ydドライブ)#3高橋(4年)のTFPも決まり、7-0。(5:55)

慶大1stシリーズは自陣35ydから開始。
一昨年慶応義塾高が全国制覇を果たした時のQB#5青樹(2年)が先発。1stプレーでショットガン体型からのオプションキープがロングゲインとなり、一気にゴール前11ydへ進まれる。しかし東大守備陣が良く踏ん張り、2回のランで5ydしか前進を許さず、3rd-5に追い込んだ後のパスをLB#45奥茂がナイスカット。4th-5となった慶大はFGトライするも失敗し、東大はピンチを凌ぐ。

自陣20ydからの東大2ndシリーズ。
3rd-10でQB#8長尾からWR#19森田への見事な24ydパスが成功。続いて、WR#89岡山(3年)がリバースプレーで好走し、一気に敵陣37ydへ。更にRB#4白山(4年)のオプションピッチでFDを獲得し、ゴール前24ydへ。しかし、2回のランで4ydしか前進できず、パスも失敗し、東大はFGトライ。

【2Q】#高橋が37ydのFGを見事に決めて、10-0と慶大を突き放す。(0:08)

慶大2ndシリーズは自陣30ydから開始。 1stシリーズと同じQBオプションキープでFD獲得され東大陣44ydへ進まれるが、次の中央ランを2ydゲインに留め2nd-8とした後、QBオプションキープに東大守備陣がハードタックルを浴びせ、慶大QBがボールをファンブル。

LB#92中野(4年)がナイスリカバーし、敵陣44ydまでリターン。 モメンタムは完全に東大へ。
このチャンスを活かして一気に畳み掛けたいところだが、2回のパスは失敗、QBキープはノーゲインとなり、結局4th-10となりパント。

#8長尾の良くコントロールされたパントにより、慶大3rdシリーズは自陣2ydから。 オプションキープ・ギブでFDを2回重ねられ、自陣36ydまで陣地を回復されるが、東大守備陣が良く踏ん張って3rd-3に追い込み、ここまでの慶大キープレーのQBキープにもディフェンスコールが大当たり。LB#92中野のロスタックルにより、4th-7としてパントに追い込む。

東大4thシリーズは自陣30ydから開始。RB#4白山の好オプションピッチランにより自陣43ydでFD獲得。キャッチしたらあわやTDとなるフェイクパスが失敗した後の2nd-10で、ビッグプレー炸裂。
ショットガン体型からQBドローを試みた#8長尾は、慶大守備陣を突破できないと判断すると左→右→左と慶大ラッシャー陣をかわしてスクランブル。最後は大きく右へ旋回し、OLの好ブロックにも支えられ、エンドゾーンまで快足を飛ばして一気に駆け抜け、長躯57ydのTDラン。東大史上有数のアスリートQBである#8長尾の個人技で獲得したTDであった。#3高橋のTFPも決まり、17-0と完全に慶大を突き放す。(残り時間3:54)

慶大4thシリーズは自陣25ydから。
QBは4年生#13に交代し、慶大攻撃も息を吹き返す。中央のオプションギブがテンポ良く連続してロングゲインを生み、僅か3プレーで一気に東大陣42ydへ。更にQBキープでFDを獲得されゴール前30ydへ。(残り時間1:47)
ここまでゲインされても得点を許していない粘り強い東大守備陣。2回のランを3rd-1に追い込み、更にあわやQBサック寸前までラッシュするも、結局パス成功を許してゴール前12ydへ。最後はオプションピッチでTDを決められてしまう。(8プレー/75ydドライブ)TFPも決められ、17-7。(残り時間42秒)

再度攻撃権獲得を狙った慶大オンサイドキックは失敗し、東大が1シリーズ攻撃を行ったところで前半終了。

【3Q】東大キックオフで後半開始。
#2刀田の好タックルにより、慶大1stシリーズは自陣35ydから開始。前半最後のシリーズで威力発揮したオプションギブを止められず、39ydゲインを許し、一気にゴール前23ydまで侵攻され、更に同プレーで13ydゲインを許してゴール前10ydへ。何とか3rd-1/ゴール前2ydまで凌ぐも、最後はRBに中央ダイブされ後半開始早々にTDを許してしまう。(6プレー/65ydドライブ)TFPも決められ、17-14。(2:19)

何とか突き放したい東大1stシリーズは自陣24ydから。 2回連続で3rdダウンに追込まれるが、最初の3rd-2はQB#8長尾のオプションキープで、次の3rd-17は慶大パーソナルファウルでFDを獲得して自陣49ydまで何とか前進。次も3rd-5となるが、QB#8長尾の決め打ちランで大きく前進し、敵陣30ydへ。しかし、2回のランプレーは全く前進できず、しかも手痛い反則で15yd罰退して3rd-24。パスも失敗し結局パント。#8長尾のパントは良くコントロールされ、ゴール前ギリギリで押さえるべきところ、東大カバーチームのミスでボールはエンドゾーンへ。

慶大2ndシリーズは自陣20ydから開始。 3rd-8に追い込んだ後のロングパスもDBのナイスカットで失敗させ、安堵したのも束の間。グランドには反則を告げるイエローフラッグ。東大DB(ボールカットした選手とは別)のパスインターフェアにより、慶大は自動的にFD獲得。
これで息を吹き返した慶大攻撃。4回連続の中央オプションギブで3回FDを重ねられ、ゴール前20ydへ。更に2回のオプションギブで8yd前進を許すも、3rd-2のパスは失敗し、4th-2。

【4Q】慶大はFGトライを選択。29ydFGは成功し、17-17と同点に追いつかれる。(0:13)

未だ未だ勝負はここから。逆転を狙った東大2ndシリーズは自陣20ydから。RB#4白山の18ydオプションピッチでFDを獲得し、自陣41ydへ。4th-インチのピンチもRB#4白山の好オプションピッチランで乗り切り、一気に敵陣38ydへ進む。しかし、手痛いパーソナルファウル(ビローザウェスト)で15yd罰退し1st-25。2nd-20まで挽回するも、続くQBキープで慶大ハードタックルによりファンブル。慶大守備陣にリカバーされ、痛恨の攻撃権交代。

自陣46ydと絶好のポジションで攻撃権獲得した慶大3rdシリーズ。 1回FDを獲得され東大陣41ydまで攻められるが、闘志衰えない東大守備陣が奮起。3回のランプレーに6ydしか前進を許さず、4th-4。慶大は当然FGトライを選択するも、成功する可能性の極めて少ない52ydロングFG。しかし、敵ながら天晴れ、見事にFGは成功。17-20と東大はこの試合初めて逆転を許してしまう。(残り時間4分半)

何とか再逆転を図りたい東大。続くKORでの反則(背後からの不正なブロック)により10yd罰退し、自陣10ydとポジション悪く追撃開始。徹底的にマークされているQB#8長尾のキープは2ydしか前進できず、2nd-8。 しかし、次プレーで起死回生のビッグプレー炸裂。オプションピッチを受けたRB#4白山が好ダウンフィールドブロックにも助けられ、長躯81ydのロングゲインを演じて、一気にゴール前4ydへ。2プレー目にQB#8長尾がオプションキープでエンドゾーンへ走り抜け、東大は嬉しい再逆転のTD。ディレーオブザゲームの反則で5yd罰退した後のTFPは残念ながら失敗。東大は残り時間2分半で23-20と再逆転するも、FG1本で同点となる微妙な点差。

最後の慶大攻撃は自陣35ydから。勢いづいた東大守備陣はランプレーに前進を許さず、パスも失敗させ、3rd-10に追い込み、続くロングパスも失敗。応援席の誰もが東大の勝利を確信して安堵した瞬間、無常にもグランドには反則を告げるイエローフラッグ。
またもや不必要なパスインターフェアであり、慶大はハーフラインで自動的にFD獲得。その後、19ydパス成功でゴール前30ydとFG圏内へ。慶大ホールディングの反則で2nd-12となるも続くパスは成功。更に闘志余った東大ラッシャーのラフィングザパッサーの反則でゴール前5ydと絶体絶命のピンチ。
2ydダイブでゴール前3yd。最後はオープンランでエンドゾーンに駈け抜けられ、終了間際のラスト29秒に再逆転のTD。TFPもきっちりと決められ、FGでは追いつかない4点差の23-27。

ロングゲインを避けたゴロキックを自陣23ydまでリターンした東大は、プリベント守備を敷く慶大守備陣の前に、もはや為す術無く、FD更新できないまま試合終了。

勝てる試合に多くのミスと反則で自滅し、勝利の女神に見放されたウォリアーズ。この敗戦により開幕2連敗となってしまい、目標であるブロック優勝は大きく遠のいた。しかしシーズンは未だ始まったばかりである。敗戦のショックから立ち直り、プライドを賭けて残り5試合全てに勝利することを祈る。

対 明治大学戦

日時  9月 8日 17:15 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 28 ― 35 明治大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 14 7 0 28
明治大 14 7 14 0 35

Game Report

いよいよ2007年ウォリアーズの開幕戦。
1部復帰初年度だった昨季は2勝をあげながら厳しい入替戦を強いられたが、創部50周年を迎える今季は、「UPSET」を合言葉に「ウォリアーズ旋風」を巻き起こし、今シーズンの目標である「一部上位定着元年」を果たすべく、春シーズン・夏合宿を通じてチーム作りを進めてきた。
開幕戦の相手は、奇しくも昨年と同じ明治大学。一昨年はブロック優勝、昨年はブロック2位の強豪チーム。 昨季リーグ戦で一試合平均失点リーグ2位と粘り強く堅守の守備陣は11名中8名が残っている上に、課題であった得点力不足は昨年高校日本一になった日大三高から大型QBと大型RBが加入して解消を図っている。昨年は10-16で惜敗したが、今年は昨年の悔しさを胸に、必ず借りを返してリベンジを果たす。

[1Q]東大のキックオフにより試合開始。
明大1stシリーズは自陣27ydから開始。QB#16(1年、182cm80kg)、FB#31(1年、185cm95kg)、TB#33(2年、183cm85kg)と下級生大型トリオのオフセットI体型から繰り出す中央・オープンのランプレーが威力発揮。3回立て続けにFDを獲得され、僅か7プレーでゴール前18ydまで進まれる。明大のクリッピングの反則で1st-27となり、何とか3rd-8まで凌ぐも、QBスクランブルでゴール前5ydでFDを獲得され、最後はノーマルT体型から大型FB#31が押し込んで先制のTD。(12プレー/73ydドライブ)
TFPも決まり、0-7。(4:17)

リターナー#19森田(3年)の好リターンにより、東大1stシリーズはハーフライン近く自陣48ydから開始。3回のランでFDまでボール1個分足りず4th-インチとなるが、攻撃力に自信を持つ東大は試合開始早々ギャンブル。エースQB#8長尾(4年)がオプションキープで快走し、敵陣30ydでFD獲得。更にQB#8長尾のスクランブルでゴール前19ydへ。TB#31星野(2年)の6ydランの後、QB#8長尾の9ydランでゴール前4ydへ。最後はFB#23末宗(4年)が押し込んでTD。(9プレー/52ydドライブ)
#3高橋(4年)のTFPも決まり、7-7の同点。(8:12)

東大KOカバーチームの好カバーにより、明大2ndシリーズは自陣31ydから。大型トリオの繰り出す中央・オープンのランが全く止まらず、3回FDを重ねられ、僅か6プレーでゴール前9ydまで攻め込まれる。最後はTB#33のランプレーで明大は逆転のTD。(7プレー/69ydドライブ)
TFPも決まり、7-14。(10:49)

リターナー#81杵多(3年)の好リターンにより、東大2ndシリーズも自陣48ydと絶好のポジションから開始。パスキャッチしたRB#4白山(4年)の好走により、敵陣40ydでFD獲得。RB#47高見(3年)への9ydパスが決まったところで2Qへ。

[2Q]RB#4白山のランでゴール前27ydでFD獲得。3rd-7となるも、RB#4白山がオプションピッチで快走し、 ゴール前13ydへ。RB#31星野の8yd中央ラン等で3rd-1となった後、QB#8長尾がオプションキープでエンドゾーンに駆け抜けTD。(10プレー/52ydドライブ)
#3高橋のTFPも決まり、再度14-14の同点。(3:04)

ここまでの「TDを取られたら取り返す展開」を何とか打開したいウォリアーズ。自陣33ydからの明大3rdシリーズで、好ディフェンスによりオプションピッチをロスに仕留める等奮起し、4th-1に追い込み、明大はこの試合初めてのパント。乱れたスナップを何とかパントしたところを、東大ラッシュ陣がブロックし、#95八木(2年)がゴール前12ydでリカバー。

この値千金のビッグプレーを何とか逆転のTDに結び付けたいウォリアーズ。しかし、QB#8長尾のオプションキープで6yd獲得するものの、その後のパスは失敗、#4白山のオプションピッチは1ydしかゲインできず、ゴール前5ydで4th-3と追い込まれる。3点のFGは狙わず、あくまでもTDを狙ってパスプレーを選択するも、QB#8長尾はサックされ、絶好のチャンスをものにできない。

ピンチを凌いだ明大4thシリーズは自陣10ydから開始。(前半残り5分)
2回FDを獲得され自陣31ydまで進んだ後の1stプレー。ショートパスをキャッチしたWRにそのままエンドゾーンまで疾走されるという、痛恨の一発TDパスを許してしまう。(6プレー/90ydドライブ)
TFPも決められ、14-21。(前半残り3:20)

明大KOは風に乗りタッチバックとなり、東大の4thシリーズは自陣20ydから開始。
主将WR#7和田(4年)のパスで自陣39ydへ進み、ドロップバックしたQB#長尾が足を滑らせ転倒するハプニングで2nd-20となるも、明大パーソナルファールにより自陣41ydで再度FD獲得。QB#8長尾の2回連続のスクランブルでFD獲得し、東大は残り時間1分で敵陣49ydへ。WR#19森田への14ydパスが決まり敵陣35ydでFD獲得するも、QB#8長尾のキープは3yd、その後のパスは失敗。
東大は、残り時間30秒弱で、ゴールまで31yd/3rd-7と追い込まれる。明大がプリベント守備を敷いて一発TDに備える中、QB#8長尾は個人技でフリーになったWR#7和田へコントロール良いロングパスを投じ、東大は気力のTD。(11プレー/80ydドライブ)
#3高橋のTFPも決まり、前半残り時間15秒で21-21と根性の同点。

[3Q]前半同様に東大キックオフで後半開始。(最初のコイントスで東大は前半選択権。強風のため風上からのキックオフ選択)
明大に好リターンを許し、明大1stシリーズは自陣47ydから開始。1stプレーでオプションピッチを受けスクリーメージラインを抜けたTB#33が、ブロッカーを巧みに使い、長躯50ydの快走を見せ、一気にゴール前3ydへ。FB#31が中央を突いて、明大は後半開始早々再逆転のTD。TFPも決められ、21-28。(0:43)

直ぐに追いつきたい東大の1stシリーズは、リターナー#4白山の好リターンにより、自陣41ydから開始。
3rd-9に追い込まれるが、QB#8長尾のランで敵陣46ydでFD獲得。更に2回連続で3rdロングと苦しい状況が続くも、東大WR陣の能力を警戒した明大DB陣の相次ぐパスインターフェアによりFDを獲得し、ゴール前11ydへ。
2回連続のランは明大ブリッツ等により進まず3rd-12となるが、QB#8長尾が根性の10ydランを演じて4th-2まで前進。明大オフサイドにより、ゴール前11.5ydで4th-インチと胃の痛くなる状況は続く。しかし、冷静なQB#8長尾がオプションキープで自らエンドゾーンに飛び込み、東大は意地のTD。(14プレー/59ydドライブ)
#3高橋のTFPも決まり、28-28と、この試合4回目の同点。(6:35)

東大KOカバーチームの好カバーにより、明大2ndシリーズは自陣27ydから。
1回FDを獲得され自陣39ydまで進まれるも、3回のランプレーで10ydゲインさせず、4th-インチに追い込む。
しかし、ランプレーに絶対の自信を持っている明大はギャンブル。ノーマルTからの中央ダイブでFDを獲得され、東大陣44ydへ。更にミドルパスを決められ、ゴール前25ydまで攻め込まれる。2回のランを何とか3rd-5まで食い止めるが、パスでFDを取られ、ゴール前13ydへ。最後は明大主将RB#29のオープンランで明大は再逆転のTD。TFPも決められ、28-35。(11:03)

明大KOは風に乗りタッチバックとなり、東大の2ndシリーズは自陣20ydから開始。QB#8長尾のオプションピッチでFD獲得し、自陣32ydへ。

[4Q]3rd-7となるがWR#19森田への10ydパス成功。自陣45ydまで陣地回復。更に、WR#87岩崎(4年)への13ydフェイクパ成功。敵陣42ydへ。その後2回の3rdロングをQB#8長尾、RB#4白山のランで凌ぎ、ゴール前20ydへ。明大守備陣の踏ん張りの前に効果的なゲインを奪えず4th-6となり、QB#8長尾からWR#7和田のホットラインのパスも失敗し、東大は惜しくも同点のチャンスを逃す。残り時間6分。

早い時間帯にもう一度攻撃権を得て、同点に追いつきたい東大。この局面で、東大守備陣が猛奮起。自陣15ydからの明大攻撃で、中央ラン・QBキープにゲインを許さず3rd-9とし、パスも失敗させてパントに追い込み、攻守交替。

残り時間5分強、ハーフライン近くの自陣45ydで再度攻撃権を得た東大。3rd-3のピンチをQB#8長尾のキープランでギリギリFDを獲得し、敵陣44ydへ。
4th-1のピンチをQB#8長尾に集中する明大守備陣の裏をかいたRB#4白山のオプションピッチで凌ぎ、一気にゴール前23ydへ進む。(残り時間1:42)
明大守備陣の前に3回連続のパスで7ydしか獲得できず、ゴール前16ydで4th-3と最後の攻撃。東大応援団の誰もが固唾を呑んで祈る中、QB#8長尾の投じたパスは、ジャンプした明大DLの手でカットされ、この瞬間東大の反撃は潰えた。(残り時間30秒)

攻撃権を得た明大のニーダウンにより、タイムアップ。東大史上稀にみる死闘が、残念ながら28-35の惜敗で終わった瞬間であった。

あたかも「ノーガードの殴り合い」のような凄まじい激闘。気持ちが切れた方が負けという極度の緊張感の中で、キックオフ時のオフサイドを除けば1度の反則も無く、ファンブル等のミスが皆無の「気力と気迫」に満ちたゲーム。
僅差でも負けは負けなので敗因分析と課題の克服は必要だが、「試合終了時のスコアがたまたま28-35」という見方もでき、残り試合全勝する意気込みで練習を重ねれば、必ずや次節以降の大躍進に繋がることであろう。

対 東京外語大学戦

日時  6月 21日 13:30 Kick Off

場所 東京大学御殿下グラウンド

◯東京大学 59―14 東京外語大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 14 21 0 24 59
外語大 0 0 7 7 14

対 中央大学戦

日時  6月 15日 11:00 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 13―47 中央大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 6 0 13
中央大 16 10 14 7 47

対 防衛大学校戦

日時  6月 7日 13:00 Kick Off

場所 防衛走水グラウンド

◯東京大学 65―13 防衛大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 14 14 20 17 65
防衛大学校 0 0 0 13 13

対 京都大学戦

日時  5月31日 14:00 Kick Off

場所 EXPO FLASH FIELD

●東京大学 7―14 京都大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 0 7 7
京都大 7 7 0 0 14

対 帝京大学戦

日時  5月17日 12:00 Kick Off

場所 川崎球場

◯東京大学 20― 7 帝京大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 0 20 20
帝京大 0 0 0 7 7

対 東京農業大学戦

日時  5月11日 13:30 Kick Off

場所 東京大学御殿下グラウンド

◯東京大学 42― 7 東京農業大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 14 14 7 42
東農大 7 0 0 0 7

対 千葉大学戦

日時  4月29日 13:30 Kick Off

場所 東京大学御殿下グラウンド

◯東京大学 42― 13 千葉大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 7 14 14 42
千葉大 0 6 0 7 13

対 専修大学戦

日時  11月22日 13:45 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 15 ― 17 専修大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 6 6 3 0 15
専修大 7 10 0 0 17

Game Report

ここまで2勝4敗のウォリアーズ。今季最終戦の相手は3勝3敗の専修大学。
勝って5位・負けても6位のウォリアーズだが、関東一部リーグトップクラスの破壊力あるオフェンスの集大成、ディフェンス陣の最後の奮起、更には2008戦士達の誇りと意地の全てを賭けた戦いが始まった。

【1Q】専大のキックオフで試合開始。専大の早い潰しで東大1stシリーズは自陣24ydから。
QB#14有井(4年)からTE#80梅田(2年)へのパス、RB#31星野(3年)の中央へのラン、RB#47高見(4年)の力強いダイブで3回FDを重ね敵陣42ydへ。3rd-4となるもQB#14有井の好スクランブルでゴール前31ydへ。しかしフォルススタートの反則で1st-15となった後のスクリーンパスをWRが弾き、専大がインターセプト。絶好のチャンスを活かせないウォリアーズ。

専大1stシリーズは自陣38ydから。
3rd-6に追い込むが、ショートパスをキャッチしたWRにタックルミスしてFD献上。さらにハーフラインで投じられたロングパスを東大DBをあっさり抜き去った専大WRがキャッチし、一気にゴール前13ydへ。QBランで9yd前進されるも、続く中央ランはノーゲインに押さえて3rd-1。しかし、最後は力で押し込まれ先制TDを許し、TFPも決められ0-7。(6:48)

KORで大きく返せず東大2ndシリーズは自陣27ydから。
1stプレーでビッグプレー炸裂。QB#14有井が投じたオプションフェイクパスをスーパーアスリートTE#80梅田がキャッチし、タックラーをものともせずにサイドラインを疾走し、ゴール前25ydへ。RB#35土井田(2年)の中央へのランは2yd止まりだったが、この日大活躍のRB#47高見の好ダイブは7ydゲインし、3rd-1。更にRB#47高見のダイブでFD獲得してゴール前14ydへ。RB#35土井田がオプションピッチから9yd好走して2nd-1。続くプレーはセンターからスナップを受けたRB#31星野がQB#14有井へオプションピッチし、QB#14有井がパスを投げるスペシャルプレー。しかし、専大プレッシャーの前に奇策は奏功せず、3rd-1。いやなムードになりかけたが、最後はパスキャッチしたTE#80梅田がタックルされながらもエンドゾーンへ手を伸ばしてTD。TFPはスナップミスでキックできず、6-7。(9:33)

専大2ndシリーズは自陣23ydから。
1回FDを与えるも、専大ホールディングの反則で1st-20となり、中央へのランは2ydゲインに止め、続くパスはWRがキャッチした瞬間にLB#52柴田(3年)が目の覚めるような一撃タックルを浴びせて3rd-16。ロングパスも失敗させてパントとなり、東大守備陣奮起のシリーズ。

【2Q】自陣31ydからの東大3rdシリーズ。
RB#47高見の12ydオプションピッチやQB#14有井の10ydスクランブルでFDを重ねて敵陣45ydへ。パス失敗、オプションピッチは専大ディフェンスが大当たりで4ydロスとなったが、迎えた3rd-14でQB#14有井の好オプションキープで12ydゲインし、4th-2。当然東大はギャンブル。オプションピッチでFD獲得したかに見えたが、ファンブルしたボールを専大にリカバーされて攻守交替。なかなかモメンタムを引き寄せきれないウォリアーズ。

ピンチを凌いだ専大の3rdシリーズは自陣35ydから。
LB#52柴田のQBサックで2nd-18とするも、スイープでロングゲインされ3rd-5。更にショートパスを通されてハーフライン近くでFDを与えてしまう。その後も、パス・ドロー・パスでテンポ良く3回FDを重ねられて、ゴール前10ydへ。2回連続でパス失敗し3rd-10まで耐えるも、最後は専大WRのスーパーキャッチでTDを奪われ、TFPも決まって6-14。(6:19)

東大4thシリーズは自陣28ydから。
いやなムード漂う中、1stプレーでQB#14有井が左オプションキープから中央に切れ上がり、快足を飛ばして右サイドラインを独走して、長躯72ydの一発TD。TFPは1本目のTDで失敗しているので2ポイントを選択。QB#14有井からRB#47高見へのパスは成功するもキャッチした瞬間にゴール前3ydでタックルされて失敗。惜しくも同点ならず12-14と2点のビハインド。(6:37)

関東NO.1のリターナーにロングゲインされて専大4thシリーズは東大陣45ydから。
2回連続でミドルパスを通されてあっという間にゴール前11yd。しかし、ここは東大守備陣も踏ん張る。2回のランに3ydしかゲインさせず、続くパスにもロスタックルを浴びせて4ht-11。専大を迷わずFGトライし、29ydFGは成功。これで12-17。(残り2:15)

自陣24ydからの東大5thシリーズ。
ここから自慢の破壊力を発揮して2ミニッツオフェンスを仕掛けるのか。RB#35土井田の13ydスクリーンパス、WR#89池内(2年)の12ydパスキャッチで敵陣47ydへ。更にQB#14有井からのパスをキャッチしたWR#89池内がRB#35土井田へピッチするスペシャルプレーでゴール前28ydへ。3rd-3となるもWR#44鈴木(3年)が11ydパスを好捕して、残り時間30秒を切ってゴール前9ydと絶好の逆転のチャンス。しかし、スパイクで時間を止めた後のTDパスは捕球ミスで失敗、オプションピッチはノーゲイン。残り時間8秒で4th-9。FGトライをするも中央から割って入られた専大ラッシャーにブロックされて失敗。ゲインはすれども勝負所でのミスにより得点できずに前半終了。

【3Q】東大のキックオフで後半開始。
自陣36ydからの専大1stシリーズで、いきなりスイープでオープンを独走されて、東大陣40ydへ。続くシリーズも3rd-2とするも中央のランでFDを奪われて、わずか4プレーでゴール前24ydと開始早々の大ピンチ。しかし、ここで東大守備陣が猛奮起。DL#5長田(4年)とLB#26高柿(4年)の連続QBサック、専大のインテンショナルグランディングの反則で3rd-26。QBランも何とか仕留めて4th-18となり、パントに追い込む。

自陣16ydからの東大1stシリーズ。
WR#19森田(4年)の14ydパスキャッチ、RB#35土井田の14ydオプションピッチで敵陣47ydへ。更にQB#14有井の9ydスクランブル、RB#31星野の7yd中央ランでゴール前31yd。3rd-6で投じられたWR#89池内のパスはギリギリでFDに届かず、ギャンブル。QB#14有井のキープで何とかFD獲得して、ゴール前20ydと絶好のチャンス。
しかし、・・・・・ここからが相変わらずどん詰まり。ラン・パスとも有効なゲインを奪えずに4th-5。WR#19森田へのクイックパスが見事に成功してFD獲得と思ったのも束の間、無情にもイエローフラッグ。ホールディングの反則で10yd罰退して4th-16。結局FGトライを選択。キッカー#85松岡(3年)のキックは専大ラッシャーの手をかすったが、何とか左右のバーの間に吸い込まれて43ydFG成功。15-17と2点差に迫る。(10:12)

自陣29ydからの専大2ndシリーズ。
ランプレーで1回FDを獲得され自陣40ydまで進まれるが、東大守備陣が頑張って3rd-8。ショートパスを通されるも、WRがキャッチした瞬間に猛スピードでタックルを浴びせた1年生SF#29高木の闘志溢れるプレーでパントに追い込む。

【4Q】東大2ndシリーズは自陣19ydから。
RB#47高見が力強くタックラーを引き摺りながら中央突破して自陣31ydへ。更に、WR#89池内への10ydパス、TE#81湯澤(2年)への15ydパス、RB#35土井田の12yd中央ランが立て続けに決まって、ゴール前30ydへ。RB#47高見の5ydダイブの後、RB#35土井田が一人カウンターから10yd好走してゴール前15ydへ。更にQB#14有井の9ydスクランブル・2ydキープでゴール前4ydへ。しかし、・・・・・・今回もここから進めない。2回のランで1ydしか進めず、3rdダウンで投じたパスは専大DLにカットされてそのままDBにインターセプト。

残り時間5分半で迎えた専大3rdシリーズは自陣32ydから。
1回FDを獲得されハーフラインまで進まれるも、CB#10玉川(3年)が値千金のインターセプトを魅せ、大きくリターン。

残り時間4分で攻撃権を獲得した東大3rdシリーズは敵陣39ydから。
今シリーズで何とか得点しないと勝利は厳しい。3rd-3となるも、専大のフェイスマスクの反則でゴール前17ydでFD獲得。RB#35土井田がセカンド・サードエフォートで13yd前進し、ゴール前4ydへ。
しかし、・・・・・今回もまた・・・・・。
1stプレーでRB#35土井田がオプションピッチからエンドゾーンに駈け抜け、見事逆転のTDと思いきや、無情にもイエローフラッグ。エンドゾーン内でのホールディングの反則でゴール前10ydまで罰退。2yd前進した後、今試合初めて登場したQB#15名井(3年)が冷静にオプションキープでエンドゾーンまで走って今度こそ逆転のTDと思った瞬間、またもやイエローフラッグ。同じくホールディングの反則。結局残り時間50秒/4th-12となり、FGトライ。
FG成功でも18-17と逆転することができ、しかも29ydFGトライと短い距離。誰もが成功すると思ったが、またもや専大ラッシャーに中央を割られてボールをブロック。

専大最後の攻撃をパントに抑え、残り時間20秒で本当に最後の攻撃権獲得。しかし、投じたパスはこの日3個目のインターセプト。
この瞬間、15-17での敗戦が決定した。

対 東海大学戦

日時  11月 9日 15:15 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 21 ― 28 東海大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 7 14 21
東海大 7 7 0 14 28

Game Report

【前半】東大リターン(10yds地点キャッチ→自陣30yds)。QBは有井#14が2試合振りのスタート。
東海大ディフェンスは3-4隊形からOLBのうち最低一人は毎回ラッシュ、DLもチャージというアグレッシブな対応。これに対し、東大は、いつものショットガン隊形から、1stダウン、2ndダウンとオプションでRBにハンドオフするも、東海大DLの速い動きがハンドオフを受けたRBのプレッシャーとなり、殆どゲインできない。それでも、3rd-9では、WR池内#89にパスが決まり、敵陣47ydsからの1stダウン。
今度は、I隊形からオプションを試みるも、早いつぶしにあって、ほぼノーゲイン。2ndダウンのパスは失敗。3rdダウンとなり、バンチ(タイトスプレッド)隊形でセットしかかったところで、いきなり東大のタイムアウト。TDプレーを狙うつもりだったのが、東海大ディフェンス陣が想定する守備位置ではなかったのか?タイムアウト後のプレーは、パスではなく、ドロー気味のハンドオフで、これも東海守備フロントの早い動きのために、2ヤードしかゲインできず、結局、パント。
東海陣7ydsでボールデッドとしたので、ロースコアゲームの展開を目指すのであれば、それほど悪くない滑り出し。でも、今年の東大でロースコアゲーム?むしろ、東海大がそういう展開に持ち込みたいのでは?という気がしないでもなかったが、いずれにせよ、これまで威力を発揮していたショットガンからのRBのランが完封される出足となった。
その主因は、東海大のチャージ、ブリッツをほぼ毎回入れるような速い動きに対し、ショットガンからのオプションの展開が遅いためとみられた。フィジカルに強いという点では、日大や早稲田のディフェンスも同じだが、彼らはリードディフェンスだったこともあり、ショットガンからのテンポの遅いオプションもつぶされずに済んでいたといえる。東大オフェンス陣からすれば、初めて出会うタイプの守り方だったことは事実。

東海大の第1シリーズは、両TEのワンバック隊形から、WRへのクイックパス、RBのゾーン、I隊形からのSweepなど、どちらかというと伝統的でシンプルなプレーを織り交ぜてのバランスアタック。東大ディフェンスは、相手エースRB堀井#2を意識してか、前列重視の4-4隊形で応じる。しかし、本職RBながらWRもこなすバーサタイルバックの東海大#27へのパスが決まり、これに東大DB陣のタックルミスが重なり、一挙に東大陣11ydsまで進まれるロングゲイン。次の1stのプレーでゾーンフェイクのパスに東大LB、SF陣が落ち付いて反応できず、あっさりTD(東大0-東海7)。

続く、東大のリターンは、土井田#35が0yds地点でのキャッチから自陣20yds地点までリターン。
最初のRB高見#47の好ランで一発で敵陣48ydsでのフレッシュ更新となるも、次のショットガンからのプレーで、東海DLの早い突っ込みからQBサックで8ydsもロス。ショットガンからのオプションでRBへハンドオフするも、前シリーズと同様、ゲインは2ydsどまり。3-16では、東海Dが「QBドロー!」とプレー前から叫んでいる中、本当にQBドローだったが、有井#14が好ラン。しかし、惜しくもファーストダウンまで1ydsが残る。4-1でパントしたが、このカバーが良くなく、東海#27にファーストダウンの場所(東海陣48yds)までリターンされる。後知恵になるが、ギャンブルしてた方が良かった。

続く東海オフェンスでは、東海パスプロがよくもってしまう中、パス中心に東大レッドゾーンまで攻め込まれるが、ここで、守備範囲の広い東大LB杵多#9が、東海2年生QB原澤#10のパスをインターセプト。悪くなりそうな流れを断ち切る好プレーだった。

早いところ一本欲しい東大オフェンスは、今度はファーストダウンからリスクを取りに行き、ハンドオフフェイクのパスを試みる。しかし、QB有井#14のリリースが低く、パスカット。めげずに投げたWR森#19へのクイックスクリーンは成功し、ファーストダウン。その後、ショットガンからのオプションは、この試合初のRBへピッチする展開となり、土井田#35が走って敵陣31ydsまで進む。その後、3-6から有井が投じたパスは、DLにカットされた上にそのままDLにインターセプトされ、せっかく、引き寄せかけたモメンタムを手放す結果に。

次の東海大オフェンス、東大オフェンス、さらに次の東海大オフェンスと1・2・3・パント。

2Q残り1:44。振り返れば、試合の明暗を分けたのが、東大のこのドライブ。自陣24ydsからのファーストダウンでフェイクパスを試みるが、これまで同様、速いラッシュにプレーを崩され、QB有井がロスを防ぐのが精一杯。2-9で再びパスのコールだが、パス失敗。3-9でプロIにしたので、さすがにランプレーで時間消費かと思いきやSEへのクイックパスでこれも失敗。結局、30秒しか時間を使わず、1:15残して、東海にボールを渡してしまった。

東海大には、1:15を消費されつつ、ランパス織り交ぜて攻め込まれ、最後は、残り0:11、ゴール前9ydsからTDを許す(東大0-東海14)。

【後半】東大ディフェンスから。前半、パスをかなり通されたこともあり、東大ディフェンスはいつもの4-3-4隊形。東海オフェンスを1・2・3・パントに追い込む。

東大オフェンスは自陣22ydsからで、お待たせしましたTE梅田#80へのパス初ヒットやRB星野#31のランのほか、前半東海フロント陣の早い反応にやられたことを踏まえた、カウンター系のオプションなどがテンポ良く出始め、順調にドライブ。敵陣13ydsからの攻めは、3-1で痛恨のイリーガルプロシージャーで罰退し、3-6となってツインIからオプションピッチはロスタックル。4-10となって、やむなくFG。ここで東海大がパーソナルファールをしてくれたため、ハーフディスタンスで敵陣7ydsから1-G(ありがたや)。土井田#35へのオプションピッチで、東大は待望のTD(東大7-東海14)。

東大キックオフカバーは、得点後はお約束的になっているゴロキック。東海陣42ydsでボールデッド。しかし、本当にこのゴロキックは、メリットの方が大きいのか、試合が重なってくるに連れ、どうも疑問(それほど、カバーに自信がないということなのだろうか?)

東海オフェンスには、またもや進まれるが、レッドゾーンに入られてから、東大ディフェンスも粘り、ゴール前4ydsでタッチダウンされる危機をFGに追いやる。しかも、スナチョンをして、FGはNG。東大にまた流れが傾いてきた・・・・。

自陣20ydsからの東大オフェンスは、相変わらずオプションは守られることが多く(ピッチに展開してもLBが余っていてロスタックル。素直にやるのは、非常に危険)、3rdコンバージョンを余儀なくされるが、パスを成功させ、自陣33ydsまで前進。ここでクォータータイム。あっという間に4Q。

その、4Q入り後、最初のプレー(D&Dは3-8)は、リバースフェイクでQBがエンドラン。反応の早い東海ディフェンスは、モノの見事にリバースの方に反応し、有井は65ydsを独走。これでやっと同点(東大14-東海14)。

東大キックオフカバーは、お約束のゴロキック。前回と同様、東海陣42ydsから東海大の攻撃。東大は自陣20ydsからの攻撃が多いため、キックのある度に、東大は20ydsを相手に献上していることになってないか。東海大QB原澤#10は、鉄壁に近いパスプロに守られ(東大フロント陣もブリッツやDLのクロスなどアグレッシブなラッシュはしていなかった)、パスを効果的にきめ、最後はエースRB堀井#2のドローで25yds走られ、TD(東大14-東海21)。

しかし、遅まきながらエンジンがかかった?東大オフェンスも、次のシリーズ、RB星野#31の好ランや、3-1では、QB名井#15がワンポイントでQBスニークするなどして、粘り強くドライブし、11プレーを重ねてTD。再び同点とする。しかし、時間も結構使い、この時、残り5分を切る。

東大キックオフカバーは、再三のゴロキックで、東海オフェンスは自陣40ydsから。オフェンスの立場からすると、自陣20ydsからドライブを始めるのと、40ydsから始めるのとでは、精神的にも全然違う。そのリスクよりも、普通にキックして、一発ロングリターンされるリスクの方が大きいと東大キックユニットは判断していたのだろうか。このドライブを東海大は、クイックスクリーン、ショートパス、エースRB#2のラン等で、本当は東大が見習いたい、残り4分からのボールコントロールオフェンスを展開して、TDに結びつける。東大21-東海28とされた時は、残り59秒で、東大の残りタイムアウトは1コ。

奇跡の逆転を目指す東大攻撃は、自陣36ydsから。ここからコールされたパスパターンやQB有井の動きは、1stダウンを更新しようというよりは、ロングゲイン狙いだったように、観ていてうかがわれた。1回目の4-10は、有井がスクランブルで何とかフレッシュ更新も残り時間21秒。次の3回のパスもすべて失敗し、最後の4-10のヘイルメリーっぽいパスを東海DBにインターセプトされ、試合終了。

対 東京学芸大学戦

日時  10月25日 16:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 56 ― 28 東京学芸大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 21 14 14 7 56
学芸大 7 7 7 7 28

Game Report

【前半】東大キックオフ。学芸リターナー#14がファンブルし、これを東大がリカバー。いきなり敵陣レッドゾーンからの東大攻撃というチャンス到来。東大先発QBは#15名井。
1Q 残り11:46秒、敵陣20ヤードから1-10 ショットガンから星野#31のラン。
しかし、いきなりイエローフラッグ(背後からの不正なブロック)。反則癖が早速出た。罰退して敵陣29ヤードから池内#89にパスが通り、ファーストダウン更新。ゴール前9ヤードからオプションキープで6ヤードゲイン。3ヤードから2nd-3。池内#89へのパスは失敗するも、学芸のパスインターフェア。エンドゾーン内の反則ということで、敵陣2ヤードから1st-2 TE杉山#87へのパス成功でTD。TFPも成功(東大7-学芸0)。

東大キックオフ。学芸リターナー#14は、先ほどの汚名挽回とばかり自陣40ydsまで大きくリターン。
学芸QB#4がショットガンからRB#14にハンドオフ。1プレイでファストダウンを更新。東大陣47ydsから1-10。ショットガンからRB#7へ3回連続のハンドオフも東大の好守備で4-5のパントに追い込む。ここで学芸はパントフォーメーションから、ダイレクトスナップでバックが走りファーストダウン更新。果敢にリスクをとってきている。
東大陣36ydsからの学芸1-10は、フォールススタートで罰退。1-15となるもランプレイで一発でファーストダウンを更新された。相変わらず守備が・・・。東大陣22ydsから#14のランを2回続け、再度ファーストダウン更新。
東大陣11ydsから#14の中央突破。5ydsゲインも東大のハードタックルで一度負傷退場。2-5では学芸QBが左にブーツレッグラン。ゴール前で何とかタックルするが、東大陣1ydsからファーストダウン。フルIフォーメーションからTBのブラストでTDを許す。TFPも成功(東大7-学芸7)。

学芸キックオフ。学芸のオフサイドで罰退後再キック。お馴染のRB土井田#35が敵陣33ydsまでのビッグリターン。
東大1-10 QB名井#15からWR森田#19へのパスが通り、敵陣11ydsから1-10。オプションのピッチを受けたRB星野#31がそのままTD。TFPも成功(東大14-学芸7)。

東大キックオフ。学芸#81がリターン。5ydsから自陣31ydsまでゲイン。
ランプレイの後パス2連続インコンプリートでファーストダウン更新出来ずパントで攻守交替。

東大の攻撃は、自陣28ydsから1-10。
Iフォーメーションでオプションからリバースになるピッチを受けた#7が左に展開するもロスタックル。2-11ショットガンからハンドオフを受けたRB土井田#35が中央攻撃。6ydsゲイン。3-5 Iフォーメーションからオプションピッチを受けた土井田#35がそのまま67yds独走しTD。TFPも成功し、21-7とリードを広げる(1Q 残り1:24)。

東大キックオフ。学芸攻撃は、自陣25ydsからの1-10。
ショットガンから#7へハンドオフ。右オープンに展開し6yds ゲイン。2-4 ショットガンからのパスをDL#高橋39が好ラッシュでQB Sackし、5ydsのロス。3-9となり、ロングパスが通るが直後のタックルで落球。パスインコンプリート。4-9はパント。東大はリターンせず。

東大陣49ydsから1-10。ショットガンから右にオプションキープ4ydsゲイン。
ここで1Q終了。

2Qになり、2-6から森田#19へのパスは直ぐタックルに会い、1ydsロス。
3-7 ショットガンから右にオプション。ピッチを受けたRB星野#31が10yds走りファーストダウン更新。敵陣33ydsから1-10。ショットガンからRB星野#31がハンドオフを受け8ydsゲイン。続く2-2でショットガンから左スクリーンで土井田#35が走りそのまま25ydsTD。イエローフラッグが出て(また反則か・・・?)と冷やりとさせられるも、no flagとなり、TD成立。TFPも決めて28-7と突き放す。

東大キックオフ。学芸#81は14ydsから自陣26ydsにリターン。
学芸2回のランで4ydsのゲインにとどまり、3-6で#10へのパス失敗。4-6でパント。

東大自陣14ydsから1-10。ショットガンからハンドオフをもらった星野#31が右オープンを駆け抜けファーストダウン更新。
自陣31ydsから1-10。ショットガンからWR森田#19へのパスが成功し9ydsゲイン。2-1。Iフォーメーションからストレートプレイでファーストダウン更新。自陣42ydsから1-10。Iフォメーションからオプションフェイクパス。DBの真ん中に走り込んだWR森田#19に通りそのまま駆け抜け58ydsのTDパス。TFP成功し、35-7(2Q残り7:08)。

東大キックオフ。学芸#21リターンを試みるもファンブルしそのまま自身でリカバー。
自陣21ydsから学芸の攻撃。#7や#14のランを中心に、時折#21へのパスや#4のQBドローで着実なゲインを重ねる。全12プレイ5分35秒を費やしTD。TFPも成功。35-14(2Q残り1:27)。

学芸キックオフ。土井田#35がキャッチ時ジャグルしながらも8ydsから自陣25ydsまでリターン。

自陣25ydsから東大1-10。ショットガンからWR池内#89へのパス失敗。
2-10ショットガンからスクリーンで再び池内#89にパスするも、イエローフラッグ。不正なダウンフィールドへの進入で罰退(反則癖はやはり健在?)。
2-15となりショットガンから左へロールアウトしパスを試みるもパスカットに会う。3-15ショットガンからパス。パスプロは長く持ったが、ターゲットが見つからず、QB名井がポケットから出ながら投じたパスは失敗。4-15となりパント。2Q残り0:45。

学芸自陣48ydsから1-10。右にオプションを展開し#7がピッチを受けオープンに。5ゲインにとどまりタイムアウト。
2-5ショットガンからフェイクパスを投じたが失敗。3-5 ショットガンから左のオプションピッチで#7が大きくゲイン。東大陣39ydsから1-10。ショットガンから右にオプションピッチ。8ydsのゲイン。2-2でショットガンからパスを試みるも東大DT二人の早いラッシュに会い東大#5がQBサック。7ydsのロス。4th downでギャンブル。ロングパスを試みるも失敗。攻守交替。

残り3秒で東大自陣35yds 1プレイ消化。35-14と大幅リードして前半を終了。

【後半】学芸キックオフ。東大森田#19が10ydsから自陣31ydsまでリターン。
東大自陣31ydsから1-10。ショットガンから右にロールアウトしながら森田#19にパス成功。9ydsゲイン。2-1。ショットガンからRB星野#31へハンドオフ。ファーストダウン更新。自陣44ydsからハンドオフフェイクの後パス。キャッチしたWR池内#89がそのまま58ydsを走りTD。TFPも成功。42-14に。3Q残り10:36

東大キックオフ。学芸#21のリターン。10ydsから自陣47ydsまで。イエローフラッグ。
東大のオフサイド(大勝ムードの中、また反則)。Succeeding spotから5yds罰退。東大陣48ydsから学芸1-10。ショットガンから#7にハンドオフ。真ん中を抜けて9ydsゲイン。2-1 ショットガンから同じく#7へハンドオフ。真ん中を抜けようと試みるも詰まっていて、右オープンへ。ファーストダウン更新。
東大陣38ydsから1-10 ショットガンから、スナップを受けたQB#4がボールをファンブル。自分で押さえて3ydsロス。2-13 ショットガンから#14にハンドオフ。ディフェンスの集まりも早く更にロス。3-15 ショットガンから、ロングパスを狙うも東大#25がインターセプトし攻守交替。3Q残り8:00

東大自陣23ydsから1-10ショットガンからRB土井田#35にハンドオフ。真ん中をタックルをかわしながら進みファーストダウン更新。
自陣42ydsから1-10。ショットガンから同じく土井田#35にハンドオフし真ん中を攻め6ydsゲイン。2-4ショットガンからオプション。ピッチを受けた森田#19が着実なゲインを重ね、ハーフラインを越えてファーストダウン更新。敵陣47ydsから1-10。ショットガンからオプション。名井のQBキープで12ydsゲイン。敵陣35ydsから1-10。RB星野#31 へハンドオフ4ydsゲイン。2-6 土井田#35にハンドオフ。真ん中を突き密集を抜けてファーストダウン更新。敵陣15ydsから1-10。続けて土井田#35に持たせて1プレイで敵陣1ydsまでゲインしファーストダウン更新。ゴール前1ydsからフルIフォメーションでブラスト。星野#31が持ち込みTD。 TFPも成功し49-14。3Q残り4:38

東大キックオフ。学芸#81がリターン。15ydsから自陣27ydsへ。
学芸1-10 ショットガン。#7がハンドオフを貰いオフタックルから外へカットを切って走りファーストダウン更新。自陣42ydsから1-10。東大陣39ydsから1-10。ショットガンの右セットバックの#7へハンドオフ。左へ走り大きくゲイン。東大陣15ydsから1-10。ショットガンから同じく#7へハンドオフ。左オフタックルから右にカットを切り14ydsゲインゴール前2ydsから1バック。#14がストレートプレイで1ydsゲイン。2-1Iフォーメーションから#14がブラストを試みるもディフェンスの早いツッコミでロスタックル。3-2 フルIフォーメーションから再度ブラスト。TD。TFPも成功し49-21 3Q残り1:28

学芸キックオフ。オンサイドキックを試みるもそのままアウトオブバウンズ。
東大陣46ydsから1-10。ショットガンからオプションフェイクパス。ターゲットはTE梅田#80でボールを弾いてインコンプリート。2-10。ショットガンからハンドオフフェイクをしてQBがラン。20yds大きくゲイン。学芸44ydsから1-10 ハンドオフフェイクからオプション。QBキープで4ydsゲイン。2-6。ショットガンから#21 へハンドオフ。左オフタックル付近を進むもno gain。ここで3Q終了。

4Q、学芸陣40ydsから3-6ショットガン。QBは2年生郷原#16。
#77のリードブロックで、2年生RB安達#32のラン。大きくゲインし学芸陣28ydsから1-10。それにしても、土井田が2年、星野が3年。この安達も2年と、東大バックス陣の層の厚さ、そして若さは特筆ものではないか。ショットガンから左奥へロングパスを試みるも、カットされインコンプリート。 2-10から#21ハンドオフから中を走り1プレイでファーストダウン更新。学芸陣15ydsから1-10。右フラットへのパス。学芸#17がインターセプト。攻守交替。4Q残り10:39

東大陣43ydsから学芸1-10 ショットガン#7へハンドオフし真ん中のラン。
2-2ショットガンから#14のラン。ディフェンスの集まりが早くロスタックル。3-3ショットガンからQBがフェイクの後走ろうとするが、DL#78が後ろから追いつきNo Gain。4-3ギャンブル。ショットガンからQBドローでファーストダウン更新。
東大陣31ydsから1-10ショットガンからハンドオフから#7が中を上がる。2-8。ショットガンから、#7がハンドオフから左オフタックルを突き6yds。 3-2。ショットガンからオプション。#14がピッチを受けてファーストダウン更新。東大陣15ydsから1-10。ショットガンからin motion の#7へハンドオフ右へランし、3ydsゲイン。2-7。ショットガンから左オプションピッチ。#14がオープンへ。2ydsのゲインに留まる。3-5。ショットガンから#14にハンドオフ。左からオープンを試みるも1ydロス。4-6 ギャンブル成功。
東大陣4ydsから1-4。1バックから真ん中へのランプレイはロスタックル。2-5では、ショットガンから左へオプションQBキープするがno gain。3-5。ワンバック体型でセットしたが学芸タイムアウト。タイムアウト後ショットガンからQBドローでTD。TFPも成功し 49-28 残り3:46

学芸キックオフ オンサイドを試みるがラインに入った東大高見#47が押さえる。学芸陣44ydsから1-10。ショットガン。RB#32にハンドオフしロングランもイエローフラッグ(不正な背後からのブロック)で罰退。また反則。学芸陣45ydsから1-10でショットガン。パスのフェイクQBがそのまま走りロングゲイン。
学芸陣13ydsへ。1-10 ショットガン。左へオプションしQBがキープ。2-8ショットガンからハンドオフフェイクで右にロールアウトしながらパスを試みるが失敗。3-8 ショットガンからパス。エンドゾーンに走り込んだ#87がキャッチしTD。TFPも成功し、56-28。

東大キックオフ。学芸#81がリターン。後ろから来るリターナーにトスしリターンを狙うが危うくファンブルになりそう。
学芸自陣17ydsから1-10パス失敗。2-10ショットガンから#14にハンドオフ。左オフガードを突くが好ディフェンス。3-9 ショットガン右オプションピッチOLBのコンテインがよく、中にカットを切らせた所でディフェンダーがタックル。4thdownパントは、土井田#35がフェアキャッチ。
東大自陣38ydsから1-10 いきなりインターセプトされる。

4Q 残り49秒 東大陣35ydsから学芸1-10 ショットガンからQBドロー。左へ走る。6ydsゲイン。
学芸3回目のタイムアウト。2-4ショットガンからパス。#99のパスラッシュが早く、もう少しでQB Sackという所で投げられたパスをDB高森#25がこの試合2回目のインターセプト。リターンして東大陣25ydsへ。
東大陣25ydsから1-10ショットガンから#32ハンドオフを受け、タックルを外してライン際を駆け上がり、ロングゲイン。 学芸陣47ydsで東大1-10 ショットガンから右オープンにランプレイ。そのままタイムアップ。

対 早稲田大学戦

日時  10月13日 15:45 Kick Off

場所 川崎球場

●東京大学 31 ― 55 早稲田大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 10 7 0 14 31
早稲田大 7 17 10 21 55

Game Report

【1Q】東大のリターン。
早稲田のキックは東大陣ゴールライン近辺に落ちてくる絶妙さで、タッチバックかリターンか難しい判断だったが、東大リターナー土井田(#35)は果敢にリターンへ。しかし、早稲田カバーも良く、東大陣15ydsでタックル。

東大スタートQBは有井(#14)。
1stダウンは、ツインI隊形からオプションQBキープだったが、漏れてきたDLに捕まり、いきなりのロス。2-15はショットガンからRB星野(#31)のランで7ydsゲイン。3-8もショットガンからWR森田(#19)へのパスが成功し、自陣35yds地点でFD獲得。1-10はショットガンからRB高見(#47)のランだがLOS上で詰まり、2-9。ショットガンから、今度はガード、タックルがプルしてのカウンター系のラン。これに早大LBの鋭いタックルで東大がファンブル。そのまま早稲田LBにリターンTDされるという最悪の立ち上がり(東大0-早大7)。

とはいえ、出会い頭の一発TDは、試合の行く末にあまり影響しないと気を取り直して、再度東大のリターン。 土井田(#35)のリターンは東大陣25ydsまで。1stダウンショットガンからランフェイクのTE梅田(#80)へのパスは、早稲田LBのマークが厳しく不成功。2-10はプロI隊形からオプションQBキープだったが、ゲインは3ydsどまり。しかし、3-7、ショットガンで有井からWR岡山(#7)へのタイミングの早いストリーク系のパスが成功し、さらに岡山のスピードに乗ったランアフターキャッチで50ydsのビッグゲイン。敵陣13ydsからの1stダウンは、ツインIからオプションピッチ。オープンブロックも決まり、RB星野(#31)が13ydsのTDラン。キックも成功(東大7-早大7)。

東大のキックはゴロキック。早稲田陣32ydsから早稲田の攻撃。
早稲田も最近の流行となっているスプレッド体系のショットガンを使用。1stダウンはWRへのショートパスだったが、東大CBのタックルがかわされ、1プレーでFD。東大CBのすかったタックルについては、むしろ評価したい。これまで、東大ディフェンスバック陣は、タックルを躊躇う姿がしばしばみられたが、果敢にボールキャリアーアタックしていけるようになっている。課題はパシュートで、第2陣、第3陣のディフェンスの寄りをもっと早く、厚くしたいところ。フレッシュ獲得後の早稲田の攻撃は、最初のランを東大がノーゲインに抑え、その後、早稲田QBのパスミスもあり、パントに追い込む。パントはタッチバック。

東大陣20ydsからの攻撃は、ショットガンからQB有井の好キープでフレッシュ獲得。次もQB有井のエンドランで5yds前進した2-5で、早稲田Dがこの試合初のブリッツ。有井はラッシュのプレッシャーが強くなる中、落ち着いてTE梅田(#80)にパスを決める。TE梅田は、カット、ハンドシバーを使いながらのランアフターキャッチでロングゲイン。一気に敵陣32ydsへ。ここから、東大は、ボールコントロールを意識したのか、I隊形とショットガンを織り交ぜながらも、ラン攻撃を執拗に繰り返し、ゴール前6yds、4-1としたところでFG選択。松岡#85が落ち着いて成功させた(東大10-早稲田7)。1Q終了時点では、手堅い試合運びで東大ペース。

【2Q】2Qに入り、早稲田の攻撃は、東大ディフェンスがパスをうまく守るも、スイープ、パワー系のランでじりじり進まれ、東大陣40yds付近で4-1。ギャンブル選択の早稲田のプレーはオプションだったが、ピッチマンへのタックルミスでロングゲインされ、東大陣15ydsまで攻め込まれた(タックルミスなかりせば東大陣35yds近辺で止まっていた)。続く早稲田の攻撃はQBのパスミスなど拙攻が続き、結局、4-7からFG。FG成功で同点(東大10-早大10)。

追いつかれた東大のリターンは、土井田(#35)が5ydsのキャッチ点からハーフラインまで戻すビッグリターン。1-10はプロIからオプションフェイクのTD狙いのパス。しかし、これは惜しくもオーバースロー。その後は抑えられ、結局、パント。

早稲田陣25ydsからの早稲田の第1プレーは、ショットガンからのオプション。
ここで、東大のオプション守備に綻びがみられ(アサイメントミスかLBがぶっとられ過ぎのどちらか)、QBキープであわや独走TDという超ロングゲインを許す。ゴール前を2回のランプレーで突破され、早稲田TD(東大10-早大17)。
TFPの際、東大のパーソナルファール(センターにスナップ後1秒間触ってはいけないルールに抵触)。

続く東大の攻撃はQB名井(#15)。
自陣20ydsからだったが、自らのオプションキープやハンドオフフェイクのランで進み、3-7もWR池内(#89)へのカットイン系のパスを成功させ、敵陣44ydsへ。ここでコールしたフェイクパスでは、森田(#19)が完全ノーマーク。球が逆リードで早稲田DBに追いつかれるかと心配だったが、無事通り、再び同点に追いつく(東大17-早大17)。今季の爆発力ある東大オフェンスの面目躍如。

続く早稲田攻撃は、パス成功FD→ロスタックルできたかもしれないが、早稲田RBが粘り1ydsゲイン→ショートパスと攻められたが、3-4で早稲田QBがパスミスし、4-4でパントに追い込む。しかし、このパントで東大がまたパーソナルファール。せっかく止めた早稲田の攻撃を続けさせ、2プレー後のショットガンからのドローで31ydsTDランを許してしまった。このプレーでは、東大DE長田(#5)が早稲田のブロックを処理しつつ、左腕でキャリアーに手をかけて止めかけていたので、もっとパシュートが早ければ、一線を抜けられても、一発でTDまで持っていかれることはなかった。残念(東大17-早大24)。

東大、土井田のリターンはまた好ゲイン(5yds地点→40yds)で、1-10。
残り時間は2:13。QB有井(#14)が森田(#19)へのパスやオプションピッチを立て続けに決めて、残り時間1:08で敵陣35ydsまで攻め上がる。その後も森田(#19)へのポスト系のミドルパスを決め、残り0:33でゴール前6ydsの絶好のチャンス。ここでショットガンからWRへのクイックスクリーン?を東大は狙うが、早稲田DEがこれをカット。
審判がこれを前パスではなく、「後ろに投げた」と判断したため、パス不成功ではなく、ファンブルしたことになり、このボールを早稲田に抑えられ、本日、2回目のターンオーバー。非常に微妙な判定で、東大側は、かなり不服。いずれにせよ、同点のチャンスを逃して前半終了。後半気持ちを切り替えていって欲しいが・・・。

【3Q】早稲田のリターンから。
東大ディフェンスは、ここを抑えてオフェンスにつなぎたいところだが、早稲田オフェンスは、ショットガンからのパス成功後、早稲田ショットガンに特徴的なRBをQBの隣に縦に配置(リードブロッカーがいるのでI隊形のプレーをやりやすい)からのパワープレーを3回連続やって前進。東大のインサイドLBブリッツもあえなくすれ違い、ロングゲインを喰らってTD。逆に点差が開いてしまった。この試合初の2本差(東大17-早大31)。しかし、東大オフェンスは、前半の状況からすれば、落ち着いてプレーすれば、十分追いつけるところだが・・・。

東大の後半最初のオフェンスは自陣32ydsから。
最初のプレーのRBへの短いパスを失敗し、その後2回のランでFD獲得。自陣44ydsからQB有井(#14)のショットガンからの好キープで敵陣に入る。ここでスロットI隊形からTE梅田へオプションフェイクパスを試みるも、早稲田DLの激しいプレッシャーで球威が落ち、TEもランアフターキャッチをあせって、ボール確保がいつもよりおろそかになり、残念ながらインコンプリート。気を取り直して、ショットガンからのランをつづけ、インサイドレシーバー陣のナイスブロックもあり、早稲田レッドゾーンへ。敵陣20ydsからの1stダウンは、有井得意のスプリントアウトパスで森田(#19)にヒット。ゴール前9yds。2回のランでは4ydsまでしか進めず、3-GではツインIからフェイクパスを狙うがフェイクが裏目に出てラッシュが漏れ、かろうじてQBスクランブルでロスを逃れる。4-GはFG選択。これを早稲田にブロックされ、このシリーズ無得点。東大オフェンスは苦しみながらも10プレー以上費やしてゴール目前まで来ていた。ここでの無得点は、かなりの意気消沈か。

早稲田ラン攻撃が前半よりもじわりじわりとゲインされてくる。
前半パスミスの目立った早稲田QBも小気味良くショットガンからフェイクパスを決めてくる。この辺りから早稲田と東大の地力、スタミナの差が目立ってきた。東大FG失敗後の早稲田攻撃は、パスとランを交互に織り交ぜて東大陣まで進み、東大側レッドゾーンに入った後は、手堅くボールコントロールしつつ前進。東大LB杵多(#9)のナイスロスタックルも出たが、最後はFGを決められる(東大17-早稲田34)。この時点で3Q残り0:36まで時間を進められた。

【4Q】 少しでも差を縮めたい東大。ショットガンからのクイックスクリーンやQBドローで自陣45まで進み。ここで(理由はわからないが)QBが有井(14)から名井(#15)に交代。交代後、最初のプレーでロングゲイン狙いのパスを投じるも、球が失速し、痛恨のインターセプト。この日3つめのターンオーバー。

早稲田の最初の攻撃時に東大ディフェンスはブリッツを入れるが、パスプロが異様にもってしまい、ターゲットを探しあぐねていた早稲田QBに最後はスクランブルでのロングゲインを許す。東大陣39ydsからフェイクパスでTD。ターンオーバー後の攻撃を着実に点に結びつけた早稲田が17-41とした。

次の東大オフェンスは、集中力を欠いていた。自陣20ydsからの1stプレーは、スタートのタイミングが合わず、またアサイメントも不徹底のようで、何のプレーか不明のままロス。2-16からオプションでQBキープを試みるが、これをファンブルロスト。この日4つめのターンオーバー。東大陣17ydsからの早稲田は、第1プレーでTDパスを決める(東大17-早大48)。

意地を見せたい東大は、次の攻撃でQB名井がTE梅田に65ydsのTDパス。パス自体はミドルパスだが、梅田がキャッチ後、早稲田ディフェンスを振り切り、TDした(東大24-早大48)。

東大はオンサイドキック狙い。しかし、失敗。早稲田のハーフラインからの攻撃は、ゴール前1ydsまで攻められるも東大ディフェンスは得点を許さなかった。その代わり、時間は消費され、攻守交代時に残り5:36。

自陣1ydsからの東大の攻撃は、リスク承知でオプションピッチ。2-7からもオプションピッチで3-5になって初めてショットガンからパスを試みるが激しいラッシュで、QB名井はパスを投げれず4-6。ここで東大はそのまま素直にパント。ハーフライン近辺で早稲田がキャッチしたボールをそのままリターンTDされてしまった(東大24-早大55)。

東大最後のドライブは、自陣28ydsから。早稲田はメンツが落ちている。ショットガンからのオプションピッチやフェイクパスで進み、最後は、RB土井田(#35)がTDラン(東大31-早大55)。

対 日本大学戦

日時  9月28日 16:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 14 ― 63 日本大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 14 0 14
日本大 7 14 14 28 63

Game Report

慶大戦での惜敗の悔しさをバネに前節の一橋大戦で攻守一体となって圧勝した東大。 第3戦の相手は日大。昨年は法大を破って17年ぶりに関東王者に返り咲き甲子園ボールに駒を進め、今季もかっての黄金時代を髣髴させる圧倒的な強さで連覇に向けて死角無しと言われている最強豪。
昨年は21-72の大差で完敗したが、甲子園ボール出場の夢に向けて持てる力を120%出し切った真っ向勝負を挑む。

【1Q】東大のキックオフで試合開始。
日大の1stシリーズは自陣37ydから。
パスが連続して成功し、わずか6プレーでゴール前12ydまで攻め込まれる。2回のランに3rd-2まで持ちこたえるが、続くランは惜しくもFDとなり、ゴール前1yd。最後は力で押し込まれて先制のTDを許し0-7。

東大1stシリーズは自陣25ydから。
QB#14有井(4年)の9ydオプションキープ、WR#7岡山(4年)の11ydパスキャッチ等で2回FDを獲得し、ハーフラインへ。QB#14有井の5ydキープの後、WR#19森田がオプションピッチから15yd疾走し、ゴール前30ydでFD獲得。しかし、日大の早いディフェンスに2回のランはロスを強いられて3rd-16。パスを試みるもラッシュ厳しく失敗し、結局パント。

#25高森(2年)のパントはよくコントロールされ、日大2ndシリーズは自陣10ydから。
しかし、8回連続でパス成功され、ゴール前11ydまで攻め込まれたところで2Qへ。

【2Q】最後はトンガ出身の巨漢RBに力でゴールを割られ0-14。
東大2ndシリーズは自陣21ydから。
RB#31星野(3年)のドローで7yd進むも、ディレーオブザゲームの反則で5yd罰退して2nd-8。オプションピッチ・キープは日大ディフェンスの早い上がりの前にゲインできず、4th-7となってパント。

パントの飛距離が伸びずに日大3rdシリーズは東大陣49ydから。
DL#5長田(4年)とDL#91田中(1年)の好守備でランを1yd前進に留め、更にスクリーンパス失敗とさせ、3rd-9。激しいパスラッシュでQBを追い込むも、パス成功されてゴール前20ydへ。中央ランでゴール前7ydへ迫られ、最後は再びトンガ出身のRBに力で押し込まれて3本目のTDを挙げられ、0-21。

東大3rdシリーズは自陣28ydから。
QB#14有井からWR#7岡山への11ydパスでFD獲得し、自陣39ydへ。3rd-3となるも、RB#35土井田(2年)がオプションピッチから力強いセカンド・サードエフォートで大きく前進して敵陣40ydへ。WR#7岡山の13ydスクリーンパスでゴール前25ydへ。 更にWR#19森田への12ydパスでゴール前13ydへ。残り時間2分弱、何とかTDを挙げたい東大。
3rd-8となるも、QB#14有井の7ydスクランブルでゴール前4yd/4th-1。RB#35土井田が中央を突くも、日大強力DLの壁は厚く、FD獲得ならず。

【3Q】日大のキックオフで後半開始。
東大1stシリーズはポジション悪く自陣19ydから。
しかし、ラン・パス共に日大ディフェンスの前に前進できず1-2-3パント。

パントの飛距離が伸びず、日大1stシリーズは東大陣44ydから。
最初のパスは失敗するも、その後3回連続でパス成功され、あっさりとTDを奪われ、後半開始早々に0-28。

東大2ndシリーズは今回もポジション悪く自陣19ydから。
WR#7岡山へのパスで1回FDを獲得して自陣31ydまで進むも、結局パント。

日大2ndシリーズは自陣37ydから。
1stプレーで、東大DBを抜き去ったWRへの一発TDパスが決まって0-35。

ここまで良いところの無い東大。このまま終わるのか。
#35土井田が意地のビッグキックオフリターンを魅せて、東大3rdシリーズは自陣41ydから。
QB#15名井(3年)からのミドルパスを好捕したWR#7岡山の見事なランで敵陣35ydへ。1stダウンのパス失敗、2ndダウンはファンブル(自リカバー)。3rd-15の局面で、QB#15名井が日大DBにカバーされているWR#7岡山へピンポイントのパスを投じ、これをWR#7岡山が見事にスーパーキャッチしてゴール前25ydへ。
更にQB#15名井が投じたパスをWR#19森田もスーパーキャッチ。ゴール前8ydへ。
最後はショートパスをキャッチしたTE#80梅田(2年)がエンドゾーンへ駆け込み、東大は嬉しい初TD。#85松岡(3年)のTFPも決まって7-35。まさに東大自慢のレシーバー陣「役者揃い踏みのTDシリーズ」であった。

続く東大キックオフは好カバー。(厳しいパーソナルファウルを取られたが)日大3rdシリーズは自陣38ydから。
LB#52柴田(3年)の好パスカバーもあり3rd-4に追い込むが、パスを通されて東大陣36ydへ。
しかし、ここで東大ディフェンス陣が猛奮起。相手のスナップミスもあったが、気迫溢れる攻撃的なラッシュでパスを失敗させて4th-21。日大は今試合初めてのパント。

良くコントロールされたパントのため東大4thシリーズは自陣奥深く5ydから。
しかし、ここでビッグプレー炸裂。QB#15名井からのショートパスをキャッチしたWR#7岡山が緩急自在のランを魅せてサイドラインを疾走し、敵陣34ydまで大きく前進。観ているものを唸らせるビッグプレーであった。
更に続くプレーでもビッグプレー炸裂。日大DB陣がカットしたパスをマンインモーションしていたTE#80梅田がキャッチして、そのままエンドゾーンへ。#85松岡のTFPも決まって14-35と東大は完全に追撃体制。

攻撃権獲得を狙ったオンサイドキックは日大にカバーされ、日大4thシリーズは東大陣44ydから。
1stプレーでパスを狙ったQBに対してDLの厳しいラッシュでスクランブルに追い込み、続くパスはWRにピタリとついてカバーしていたDB#25高森が見事にカット。

【4Q】更に3rd-4のパスも失敗させ、日大を2シリーズ連続のパントに追い込む。
東大5thシリーズは自陣12ydから。勢いに乗る東大はここでもスーパープレー炸裂。QB#15名井からのヒッチを受けたWR#19森田が中央突破した後、快足に物を言わせて日大ディフェンスを切り裂き、オープンを疾走。長躯78ydのロングランを魅せて一気にゴール前10ydへ。 追加点の絶好のチャンス。しかし、ここで痛恨のパスインターセプト。
東大に傾きかけたモメンタムが王者日大へ。

自陣20ydからの日大5thシリーズ。
パスで1回FDを獲得し、自陣33ydまで進んだ後の1stプレー。中央突破したRBが右オープンを疾走し、67ydの一発TD。これで14-42。

もう一度モメンタムを引き寄せたい東大の6thシリーズは自陣25ydから。しかし・・・
QB#15名井が思い切って投じたロングパスは、またもや日大DBにインターセプト。

東大陣43ydで攻撃権を手にした日大の6thシリーズ。
LB#52柴田(3年)のハードタックルもあり、3rd-4まで追い込むも、結局FDを獲得され、ゴール前23ydへ。更にFDを獲得されてゴール前7ydへ。
QBランをLB#54夫(2年)の好タックルでロスさせ、ゴール前8yd。中央ランには3ydゲインしか許さず、ゴール前5yd。続くランプレーにもCB#2草場の好タックルでゲインを許さず、4th-5。
王者日大はFGを狙わず、自信を持ってギャンブル。結局、この試合大活躍のトンガ出身の巨漢RBにオープンを走られてTDを獲られ、14-49。(残り時間4分半)

未だ闘志衰えない東大。
しかし、続くキックオフリターンでリターナーがボールを弾き、それを日大がリカバー。

ゴール前27ydからの日大7thシリーズは1stプレーのパスでゴール前5ydまで進むも、東大守備陣が奮起。ランプレーにゲインを許さず、更にCB#2草場が2回連続のパスカット。前シリーズ同様に、4th-5/ゴール前5yd。
しかし、またも日大は自信を持ってギャンブル。東大DB陣も良くカバーしていたが、ピンポイントでTDパスをヒットさせ、14-56。

続くキックオフリターンでは#35土井田が日大カバーチームを引き摺りながら自陣36ydまで根性の好リターン。
QB#14有井がラッシュ激しい日大DL陣にサックされそうになりながら、執念のスクランブルで自陣48ydへ。しかし、3回連続のパスは失敗し、結局パント。

自陣18ydからの日大最後の攻撃。
ラン・パス織り交ぜた10プレーのドライブにTDを許し、14-63。

自陣30ydからの東大最後の攻撃。
RB#35土井田のスクリーンでハーフラインまで進んだところでゲームセット。

結果は14-63の完敗となったが、王者日大に気力溢れる真っ向勝負を挑み、途中肉薄し、一時は日大を上回る勢いを見せたが、最後は王者の壁は厚く・強く残念ながら力尽きた好ゲーム。
次節は日大に次ぐ強豪早大。
日大戦の敗戦で目標としていた甲子園ボール出場の夢は潰えたが、今試合のように持てる実力の全てを出し切って果敢に挑めば必ず勝機あり。
戦士達の健闘を祈る。

対 一橋大学戦

日時  9月21日 14:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 57 ― 21 一橋大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 13 16 14 14 57
一橋大 0 0 7 14 21

Game Report

開幕戦の慶大戦で圧倒的なオフェンス力を発揮しながらも、勝負どころでの痛恨のミスにより自滅し、あと一歩のところで白星を逃がしたウォリアーズ。
第2戦の相手は一橋大学。 2004年の一部昇格後の躍進目覚しく、特に昨年は法大・早大との優勝争いの一角に食い込み一橋旋風を起こした好チーム。リーグ戦での戦いは一昨年以来だが、14-17で惜敗を喫したリベンジを果たすためにも、初戦の悔しさを晴らし今季の帰趨を占う上でもに非常に重要な試合。
小雨まじりの蒸し暑いアミノバイタルで気力溢れる試合が始まった。

【1Q】一橋大のキックオフにより試合開始。
#35土井田(2年)の好リターンにより東大1stシリーズは自陣37ydから。
QB#14有井(4年)から慶大戦で大活躍のTE#80梅田(2年)へのパスがヒットし、キャッチ後のパワー溢れるランで一気に敵陣41ydへ。更にQB#15名井(3年)からRB#31星野(3年)へのパスでゴール前29ydでFD獲得。3rd-1となるもQB#15名井のキープでゴール前16ydへ。RB#35土井田のオプションピッチで8yd獲得した後、最後はRB#31星野のドローで試合開始早々に先制のTD。(8プレー/63ydドライブ)キッカー#1原藤のTFPも決まり、7-0。(3:52)

東大キックオフでは#44鈴木(3年)の気迫溢れる見事なタックルが決まり、一橋大1stシリーズは自陣25ydから。
ランプレーでFDを許し自陣35ydまで前進されるも、ディフェンス陣の気迫溢れるプレーで2nd-9に追い込み、続くプレーでファンブル誘発。これを主将DL#70永田(4年)が見事にリカバーし、攻守交替。

ゴール前33ydと絶好のポジションで攻撃権を手にした東大2ndシリーズ。
1stプレーでQB#15名井がオプションフェイクのロングパスを落ち着いて投じ、一橋大DBを抜き去ったWR#7岡山(4年)に絵に描いたようにジャストリードで見事に決まる。WR#7岡山はそのままエンドゾーンへ。ディフェンスが演出したターンオーバーをオフェンスがTDに結びつける理想的な展開で2本目のTD。(1プレー/33ydドライブ)キッカー#原藤のTFPは惜しくもバーに当たってNGとなり、13-0。(5:59)

東大キックオフチームのカバー良く、一橋大2ndシリーズは自陣21ydから。
LB#9杵多(4年)の好タックルで1stプレーのランにゲインを許さず、続くパスで4yd前進されるも3rd-6に追い込み、続くランも全員ディフェンスでノーゲイン。一橋大を1-2-3パントに仕留めて攻守交替。

東大3rdシリーズは自陣28ydから。
ホールディングで3rd-18となり、RB#31星野の11ydドローで挽回するも4th-7となり、残念ながら1-2-3パント。

一橋大3rdシリーズは自陣29ydから。
QBランでFDを許して自陣40ydまで前進されるも、2回のランをピシャリと止めて3rd-10。ここで一橋大QBが投じたパスをLB#26高柿(4年)がカットし、これをDB#25高森(3年)が見事にインターセプト。

【2Q】自陣41ydで攻撃権を手にした東大4thシリーズ。
RB#31星野とRB#47高見(4年)のランで敵陣47ydまで進み、QB#14有井がオプションキープから左へ右へとカットを踏んでゴール前32ydへ。更にQB#14有井の2回連続のランでゴール前15ydへ。QB#14有井からWR19森田(4年)への11ydパスが決まってゴール前4ydへ。最後はQB#14有井がオプションキープで自らエンドゾーンへ駆け抜け3本目のTD。(9プレー/59ydドライブ)キッカー#1原藤のTFPは再びバーに当たってNGとなり、19-0。(4:05)

一橋大4thシリーズは自陣35ydから。
WRがパスキャッチした瞬間にDB#2草場(3年)が闘志あふれるハードタックルを浴びせて落球させ、更にRBへのバックワードパスをDL#70永田が好守備でロスタックルに仕留めて3rd-13。続くパスも失敗して再び1-2-3パントに追い込む。

東大5thシリーズは自陣41ydから。
QB#14有井からWR#7岡山への20ydパスが成功するもホールディングの反則で帳消しとなり1st-20。RB#31星野の好走とQB#14有井のスクランブルで3rd-6まで挽回した後、新星WR#89池内(2年)へのパスが見事に決まって敵陣36ydへ。更にWR#19森田へのパスも決まってゴール前25ydでFD獲得。RB#31星野のオプションピッチランで大きくゲインするもイリーガルフォーメーションの反則で1st-15。反則の多いシリーズで嫌なムードになりかけたが、ハンドオフされたRB#35土井田が中央を駆け抜けて30yd疾走し、4本目のTD。(7プレー/59ydドライブ)キッカー#85松岡(3年)が初めてのTFPを見事に決めて26-0。(7:28)

続く東大キックオフでは1年生#29高木が相手リターナーを一撃タックルで仕留めて一橋大5thシリーズは自陣奥深く22ydから。ランプレーで1回FDを許すも3rd-2に追い込み、再びファンブルを誘発してLB#11小林(4年)がリカバー。

残り時間2分半で再び攻撃権を手にした東大6thシリーズは敵陣40ydから。3rd-10となるもQB#15名井の20ydオプションキープでゴール前20ydへ。更にRB#31星野が中央を疾走してゴール前9ydへ。1stプレーでRB#35土井田がオプションピッチで鮮やかなTDを挙げたかに見えたが、再びホールディングの反則で帳消し。その後の3回のプレーで大きくゲインできず、結局4th-8となりFGトライ。キッカー#85松岡が25ydFGをしっかりと決めて29-0。(残り15秒)

一橋大が2プレー行ったところで前半終了。

【3Q】東大キックオフで後半開始。
今試合キッキングゲームで大活躍の#44鈴木と#29高木が闘志溢れるタックルを魅せ一橋大1stシリーズは自陣20ydから。
前半好調のディフェンスがFDを許さずに1-2-3パントに追い込み、攻守交替。

敵陣47ydと絶好のポジションからの東大1stシリーズも1stプレーのパスをインターセプトされ、再び攻守交替。

自陣40ydからの一橋大2ndシリーズ。
QBキープで初めて東大陣に侵攻され、更に2回連続のQBランでゴール前31ydへ。2回のランを何とか3rd-4まで凌ぐも、タックルミスでFDを許してゴール前18ydへ。更に中央突破されてゴール前7ydへ。2回連続の中央ランで初めてTDを許してしまい、29-7。(6:20)

一橋大キックオフにオンサイドキック成功を許さず、東大2ndシリーズは敵陣41ydから。
RB#31星野の11ydランやTE#80梅田の18ydパス等で一気にゴール前9ydへ。最後はRB#35土井田がオプションピッチから9ydTDランを魅せて一橋大を突き放す。(4プレー/49ydドライブ)キッカー#85松岡のTFPも決まって36-7。(7:42)

一橋大3rdシリーズは自陣27ydから。
LB#9杵多が地面すれすれに飛び込んであわやインターセプトかと思われる好プレーに続き、ブリッツから見事なQBサックを魅せるも、審判の判断厳しくパーソナルファウルで15yd罰退。更にパスを通されて東大陣42ydでFDを許すも、DLの激しいパスラッシュやパスカットで3rd-10に追い込み、最後はDB#3安部がインターセプトしてターンオーバー。

自陣41ydで攻撃権を手にした東大3rdシリーズ。
TE#87杉山(3年)のオプションピッチで敵陣44ydへ前進。更にRB#31星野が中央を疾走してゴール前25ydへ。最後はRB#35土井田が中央突破から快足を飛ばして一気にエンドゾーンへ。東大は6本目のTDを鮮やかに挙げる。(4プレー/41ydドライブ)キッカー#85松岡のTFPも決まって43-7。(10:54)

続くキックオフでも#29高木が闘志溢れるタックルを魅せて、一橋大4thシリーズは自陣30ydから。控え選手や若手中心のディフェンスチームが2回FDを許したところで4Qへ。

【4Q】FDを許すも粘り強い守備を魅せる東大ディフェンス。
12プレーものロングドライブでゴール前5ydへ。1stプレーのランでゴール前1ydとなるが、続く2回のパワープレーには前進を許さず、 4th-1。最後はTDを許すも、16プレーのドライブを互角に渡り合った若手守備陣の気力は立派。これで43-14。(3:45)

一橋大キックオフにオンサイドキック成功を許さず、東大4thシリーズは敵陣45ydから。
ここで3番手QB#16郷原(2年)登場。1stプレーでQB#16郷原がWR#89池内へ投じたスラントインパスが、そのままTD。2年生コンビの実に鮮やかなTDプレーであり、QB#16郷原の見事なデビューであった。キッカー#85松岡のTFPも決まって50-14。(3:54)

一橋大5thシリーズは東大キックオフカバーがやや甘く、自陣37ydから。
DL#55松永(2年)のQBサック、DB#25高森のパスカット、LB#37牧野(4年)のロスタックル等随所に好プレーがあったが、10プレーのロングドライブでゴール前8ydへ。更に1年生DL#91田中のパスカット等粘り強い守備で4th-1まで耐えるも、最後はランでゴールを割られて50-21。(残り2分半)

一橋大キックオフにオンサイドキック成功を許さず、東大最後の攻撃は敵陣30ydから。
3rd-9となるも、QB#16郷原がオプションキープから左オープンを疾走し、ゴール前13ydへ。最後はQB#16郷原がこの日2本目のTDパスをWR#7岡山へ決め、キッカー#85松岡のTFPも成功し、57-21。(残り1分18秒)

一橋大リターンチームにハーフランまでリターンを許し、1回FDを与えて東大陣30ydまで攻められるも、ここで試合終了。

慶大戦でも好調だった自慢のマルチプルオフェンスが益々威力を発揮し、更に慶大戦でボロボロだったディフェンス陣が集中力を途切れさすこと無く最後まで気力溢れるプレーを連発して再三のターンオーバーを演出、まさに攻守一体となって一橋大を圧倒。一昨年の雪辱を果たすと共に、チームの成長を大いに感じさせ今後の躍進を期待させる嬉しい初勝利であった。

次節は昨年の覇者日大。今試合で魅せた気迫溢れるプレーで一泡吹かせることを祈る。

対 慶應義塾大学戦

日時  9月 6日 14:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 28 ― 31 慶応義塾大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 13 0 8 28
慶應大 7 14 7 3 31

Game Report

いよいよ2008年ウォリアーズの開幕戦。
1部復帰初年度の一昨年は2勝5敗7位で入替戦出場を余儀なくされたが、創部50周年の昨季は最終戦で奇跡の逆転勝利を収めて3勝4敗同率4位と上位進出への確実な足がかりを掴んだ。今季は「NO LIMIT(限界をつくらずにどんな壁、強い相手でも打ち破る)」をスローガンに念願の甲子園出場を目標にチーム作りを進めてきた。
開幕戦の相手は慶応大学。昨年こそブロック3位とはいえ、その前は2年連続でブロック優勝を果たしており、今季は関東制覇を狙っている強豪チーム。昨年は第2戦で対戦し、ラスト29秒で痛恨の逆転負け(23-27)を喫したが、今年は何としてもリベンジを果たして今季躍進に向けて弾みをつけたい試合。真夏のような蒸し暑さの中で、ウォリアーズの熱い戦いが今年も始まった。

【1Q】東大のキックオフにより試合開始。
カバー甘く、いきなり慶大エースRB#34にゴール前12ydまでビッグリターンされてしまい、更にRB#34の2回の中央ランで開始早々に先制のTDを許す。TFPも決められ、0-7。(1:06)

東大1stシリーズは自陣24ydから。
QB#14有井(4年)のキープ・RB#31星野(3年)のオプションピッチ・TE#80梅田(2年)へのパスでテンポ良く2回FDを重ねて敵陣42ydへ。RB#35土井田(2年)の中央ランで4yd進んだ後の2nd-6。QB#14有井から慶大DB陣を抜き去った新星WR#89池内(2年)への38ydロングパスが見事に決まり、そのままTD。(5プレー/76ydドライブ)
キッカー#1原藤(4年)のTFPも決まり、7-7の同点。(3:36)

慶大2ndシリーズは自陣31ydから。
ランプレーで1回FDを獲得されて自陣44ydへ。慶大の相次ぐ反則で2nd-25となるも、勢い余る東大のサイドライン外でのレイトヒットのパーソナルファウルで再度FDを与えてしまう。ラン・パスでテンポ良く2回FDを獲得され東大陣35ydまで進まれるが、何とか4th-9で凌ぎ、パントに追い込む。

慶大パントがタッチバックとなり、東大2ndシリーズは自陣20ydから。
QB#14有井の9ydドローの後、OL#78南部(3年)の好ブロックに支えられたRB#31星野の中央突破で自陣36ydまで進み、3rd-3となるもRB#31星野の好オプションピッチランで一気に敵陣32ydへ。更にRB#35土井田のパスキャッチとRB#高見(4年)の力強いダイブでゴール前20ydまで攻め、絶好の追加点のチャンス。

【2Q】しかし、1stダウンはパス失敗、2ndダウンのオプションピッチは3yd止まり、3rdダウンはマウスピース装着無しの反則を取られて、3rd-12。QB#14有井のキープで7yd進むも結局4th-5となり、FGトライ。キッカー#1原藤が32ydFGをしっかりと決めて10-7の逆転。(0:50)

東大キックオフはリターン阻止のためのゴロキックだったが、運悪く慶大1列目の選手に当たってそのままカバーされ、慶大3rdシリーズ開始を慶大陣47ydと好ポジションから許してしまう。3回のランを何とか食い止めて4th-1とするもランプレーに自信を持つ慶大はギャンブル。中央ランでギリギリFDを獲得された後のパスプレーで東大DL陣の激しいパスラッシュでパス失敗に追い込むが、グランドには反則を告げるイエローフラッグ。紙一重のラフィングザパッサーのパーソナルファウルによりゴール前32ydでFD。
DL#90加藤(2年)のロスタックル、パス失敗で3rd-11まで追い込むが、続くパスはDB陣のタックルミスにより一発で仕留められずに4th-2。慶大は当然ギャンブル。得意の中央ランで大きくゲインし、ゴール前11ydへ。最後はエースRB#34が中央からオープンへ疾走して逆転のTD。
TFPも決められ10-14。(5:10)

慶大のキックオフはタッチバックとなり、東大3rdシリーズはまたもポジション悪く自陣20ydから開始。
QB#14有井から今試合大活躍の大型TE#80梅田への26ydパスが決まり、一気にハーフライン近くへ。3rd-3となるもQB#14有井からのパスを副将WR#19森田(4年)が飛び込んでナイスキャッチし、敵陣35ydへ。
ここで2年生ながら成長著しいRB#35土井田がドロープレーから中央突破し、快足に物を言わせて見事な独走TD。(5プレー/80ydドライブ)
キッカー#1原藤(4年)のTFPも決まり、17-14の同点。(6:45)

慶大4thシリーズは自陣37ydから。
慶大パーソナルファウルや主将DL#70永田(4年)の好パスラッシュ・DB#2草場(3年)のパスカット等で3rd-7に追い込む。一気に突き放したい東大にとっては大事な局面だったが、パスでFD更新されて東大陣42ydへ。スクリーンパスをDB#2草場のハードタックルでファンブルさせるも、惜しくもボールはサイドライン外へ。最後は慶大エースRB#34がまたもや34yd独走TDラン。
TFPも決められ17-21と激しい攻防が続く。(残り時間3分弱)

#47高見の好リターンにより東大4thシリーズは自陣34ydから。
RB#35土井田がオプションピッチから素早く切れ上がり自陣47ydへ。センターからのダイレクトスナップを受けたRB#21平山(4年)がヒッチパスをQB#14有井へ投じるスペシャルプレーが奏功し、QB#14有井は健脚を飛ばして一気にゴール前29ydへ。QB#15名井(3年)からの20ydパスを受けたWR#6本林(4年)が、キャッチした瞬間に正面からのハードタックルを受けるもボールを落とさずにゴール前10ydへ。
残り時間1分でゴール前10ydと再逆転のTDの絶好のチャンス。しかし2回のランプレーで5ydしか進まず、3rd-3/残り時間12秒で投じたパスはあわやインターセプト。結局FGトライを余儀なくされ、#1原藤が20ydFGをしっかりと決めて20-21となったところで前半終了。

【3Q】慶大キックオフで後半開始。
#47高見の好リターンで東大1stシリーズは自陣39ydから。TE#80梅田へのフェイクパスが見事に決まって僅か2プレーで敵陣39ydへ。3rd-2となるもRB#31星野の好オプションピッチランでゴール前27ydへ。QB#15名井の7ydキープで3rd-1とするも、その後の中央ランで殆ど前進できず4th-インチ。得意プレーのオプションピッチはロス。敢え無く東大攻撃は絶たれてしまう。

慶大1stシリーズは自陣20ydから。
1回FDを獲得されて自陣37ydまで前進された後、またもやRB#34に長躯55ydの一発TDを許してしまう。TFPも決められて20-28。(6:53)

東大2ndシリーズは自陣35ydから。
しかし、東大ハイパーオフェンスに少しずつアジャストしてきた慶大守備陣の前にFDを獲得できずにこの試合初めてのパント。

しかもパントの飛距離が伸びずに慶大2ndシリーズは自陣36ydから。
QBのオープンランやRB#34へのショベルパス等で僅か3プレーで東大陣38ydまで侵攻される。 3rd-1の後のランを何とか止めて4th-1。しかし、ギャンブル選択の慶大にFDを与えてゴール前25ydへ。

【4Q】スイープをLB#11小林(4年)がロスタックルに仕留め、中央ランにも殆ど前進を許さずに3rd-12。 RB#34へのパスにも大きな前進を許さずに4th-6。慶大はFGトライを選択するも失敗。

早い時間帯に同点に追いつきたい東大の3rdシリーズは自陣20ydから。QB#15名井からのパスを受けたTE#80梅田がキャッチ後のパワフルなランを魅せて、自陣42ydへ大きく前進。 更にRB#35土井田がオプションピッチからサイドライン際を疾走。WR#7岡山(4年)の好ブロックに守られ、TDまでもう一息のゴール前2ydまで56ydの独走。最後はRB#35土井田が中央に飛び込んでTD。(4プレー/80ydドライブ)
この時点で26-28。同点にするにはTFPをキックではなく2ポイントプレーが必要だが、東大は迷わずに2ポイントを選択。QB#14有井が右オープンへ走ってWR#19森田へパス。取りにくいパスだったが、WR#19森田が飛び込んで執念のキャッチ。
これでいよいよ28-28の同点。(2:09)

慶大3rdシリーズは自陣37ydから。
ラン・パスで3回のFDを重ねてゴール前18ydへ。しかし、ここで東大ディフェンス陣が踏ん張る。2nd-6で繰り出されたRB#34のランには、主将DL#70永田が素早く好タックルして3rd-7。更にRB#34のオープンランには全員ディフェンスで襲い掛かり、LB#9杵多(4年)がタックルし、4th-3。慶大はTD狙いを断念しFGトライ。
29ydFGは成功して28-31。(6:25)

#19森田の好リターンにより東大4thシリーズは自陣38ydから。
残り時間は5分半と十分。3回のランプレーでFDを獲得できず、4th-インチ。当然ギャンブル。RB#35土井田がタックラーをよく見て確実にFD獲得。ハーフラインへ。2nd-15となるもQB#14有井が密集を抜けて好走し、ゴール前38ydへ。QB#15名井のロングパスは慶大DB陣に危うくインターセプト。2nd-10でQB#14有井のキープで5yd前進し、3rd-5。更にQB#14有井のキープで4yd前進して4th-1/残り時間1分半/エンドゾーンまで29yd。
しかし、ここで痛恨のフォルススタートの反則。5yd罰退して4th-6となり、QB#15名井からRB#35土井田へのオプションピッチは 相手に読まれてFDを獲得できずに、残り時間1分で最後の攻撃権を明け渡してしまう。

最後は慶大が時間潰しのニーダウンを繰り返してタイムアップ。

オフェンス獲得距離で450ヤードvs340ヤードと100ヤード以上上回りながら、勝負所でのタックルミスや不用意なファウルといった痛恨のミスで、勝利の女神に見放されてしまったウォリアーズ。
しかし、オフェンスもディフェンスも課題は明確。
敗戦のショックを引き摺らずに、プライドを賭けて残り6試合全勝することを祈る。

対 中央大学戦

日時  6月21日 13:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 32 ― 31 中央大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 10 14 8 32
中央大 7 7 10 7 31

対 防衛大学校戦

日時  6月13日 13:00 Kick Off

場所 東京大学御殿下グラウンド

◯東京大学 37 ― 14 防衛大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 10 14 13 0 37
防衛大学校 7 7 0 0 14

対 京都大学戦

日時  5月30日 13:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 7 ― 27 京都大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 7 0 7
京都大 0 14 0 13 27

対 東京農業大学戦

日時  5月 9日 13:00 Kick Off

場所 東京大学御殿下グラウンド

◯東京大学 49 ― 7 東京農業大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 14 7 7 21 49
東農大 0 7 0 0 7

対 千葉大学戦

日時  4月25日 13:00 Kick Off

場所 東京大学御殿下グラウンド

◯東京大学 18 ― 0 千葉大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 3 8 7 0 18
千葉大 0 0 0 0 0

対 東海大学戦

日時  11月 8日 10:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 24 ― 19 東海大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 7 10 0 24
東海大 7 6 6 0 19

Game Report

横国大・一橋大に連破し、今季3勝3敗のウォリアーズ。
2001年以来のシーズン勝ち越しがかかった大事な最終戦の相手は東海大。
ウォリアーズの全てをぶつけ、チーム一丸となって必ず勝利する。

【1Q】東大のキックオフで試合開始。
東海大の1stシリーズは自陣32ydから。
3rd-1のパスを通され、東大陣45ydへ。更にスクリーンで東大陣31ydへ進まれた後、オプションピッチから独走TDを許し、試合開始2分足らずで0-7と先制を許す。(1:58)

自陣31ydからの東大1stシリーズ。
先発QBは#9高木(2年)。
1stプレーのピッチミスでロスし2nd-14となるも、QB#9高木がキープから好走し、敵陣49ydへ。しかし、3回のランでFD獲得できず4nd-3/パント。

#89三上(2年)の好パントにより自陣6ydからの東海大2ndシリーズ。
この攻撃を押さえて次の攻撃を好ポジションから開始したい東大。スイープを2ydに留め、ダイブもDL#70加藤(3年)の好タックルで僅か2ydに抑え、更にパスはSF#12八尾(4年)がナイスカット。
東海大はあえなく1-2-3パント。

東大2ndシリーズは自陣48ydと好位置から。
エースRB#33土井田(4年)がドローで第一線を抜け、サイドライン際を独走。あわやTDという激走で一気にゴール前7ydへ。
このチャンスをQB#9高木が一発で決め、オプションキープでTD。
#88松岡(4年)のTFPも決まり、7-7の同点。(7:03)

東海大のキックオフリターンではリバースを仕掛けてくるも、東大カバーチームは慌てることなく好カバーし、東海大3rdシリーズは自陣8ydから。
スイープ、ショートパスで2回連続FDを献上し、自陣33ydへ。3rd-1まで追い込むもダイブでFDを獲られ、ハーフラインへ。
しかし、ここで東大守備陣が粘る。LB#1徳田(2年)のもう一歩でインターセプトとなる好カバーもあり、2回連続でパス失敗。更に3rd-10のパスもアウトオブバウンズでのキャッチでNG。
結局4th-10/パントに追い込む。

東海大パントは絶妙のバウンドとなり、東大3rdシリーズは自陣2ydと苦しい位置から開始。
3回連続のランで10yd進まず、4th-3/1-2-3パントと、あっさり攻撃権を手放してしまう。

【2Q】しかも、パントの飛距離が伸びず、東海大4thシリーズは東大陣36ydから開始。何とかここは止めたいところ。
オプションピッチは好守備で3ydロスさせるも、パス成功により3rd-1。中央ランでFD獲得され、ゴール前21ydへ。 オプションピッチは3yd、パスは激しいラッシュで投げ捨て、スイープも好守備で2ydに留め、4th-5に追い込む。東海大はFGトライ。FG成功により、7-10と逆転を許す。(3:12)
しかし、このピンチをFGに留めた東大守備陣の健闘は見事。

自陣27ydからの東大4thシリーズ。
ランは効果的なゲインできず、パスも失敗、しかもフォルススタートの反則もあり、4th-20/1-2-3パントと、2シリーズ連続でFD獲得できず。

東海大5thシリーズは自陣40ydから。
不調が続く攻撃陣のためにも何とか踏ん張りたい東大守備陣。・・・期待に応えて、ダイブは3yd、フリーフリッカーにも慌てず対応してパスを投げさせず、更にスクリーンはラッシュしたDL#70加藤が反応良く手を伸ばしてパスカットさせ、4th-7/1-2-3パント。

東大5thシリーズは自陣11ydから。
前半残り時間5分強、このあたりで守備陣の奮闘に応えたい攻撃陣。RB#33土井田の17ydオプションピッチ、FB#31星野(4年)の13ydダイブが炸裂し、自陣43ydへ。
フォルススタートで5yd罰退となるも、QB#9高木が相手守備陣の密集の中をスクランブルし、個人技で一気にゴール前11ydへ。
最後もQB#9高木自らドローで好走し、逆転のTD。#88松岡のTFPも決まり、14-10。(残り時間2:21)

東海大6thシリーズは自陣36ydから。
パスでFD献上し、東大陣43ydへ侵攻。更にドローでロングゲインされ、ゴール前22ydへ。ショートパスで7ydゲインされ、2nd-3/ゴール前15yd。
テンポ良く攻撃されてきた流れを断ち切るべく、ここで東大はタイムアウト。タイムアウトが奏功し、ブリッツに入ったLB#45山田(2年)がQBサック。しかも、東海大はインテンショナルグランディングの反則。
3rd-9のパスは失敗し、4th-9/残り時間30秒で東海大はFGトライ。FGは成功し、14-13と1点差。(残り時間28秒)

#33土井田の好リターンで敵陣48ydからの東大最後の攻撃。
残り時間4秒でQB#9高木がオプションキープでゴール前10yd付近まで進むも、残念ながら前半終了。

【3Q】東海大のキックオフで後半開始。
今回も#33土井田が見事な走りでビッグリターンを演じ、東大1stシリーズは敵陣38ydからと絶好のポジションから開始。
2nd-10のオプションキープはロスするも、東海大のフェイスマスクの反則で15yd前進/FD獲得。3rd-7となるも、RB#31星野が切れ味鋭いスピードあるドローでゴール前2ydへ。
東大は相手を突き放す絶好のチャンス。しかし、・・・この2ydが今日は果てしなく遠い。
オプションキープ・ダイブ・オプションキープと3回のランを繰り出すも、結局1ydしか前進できず、4th-1/ゴール前1ydとなり、東大は手堅くFGトライ。#88松岡がFGをしっかりと決めて17-13。(4:40)

東海大1stシリーズは自陣39ydから。
パスで一気に東大陣31ydに進まれ、更にドローからオープンを独走されて僅か4プレーでゴール前1ydへ。
最後はノーマルTから真ん中を突かれて再逆転のTD。TFPはスナップミスで失敗し、17-19と2点差。(6:33)

続く東大キックオフリターンでは東海大のレイトヒットの反則もあり、東大2ndシリーズは敵陣41ydと好ポジションから。
この日初めてのパスがTE#87杉山(4年)に決まり、ゴール前23ydへ。
RB#33土井田のオプションピッチが7ydゲインするも、オプションキープはノーゲイン、ドローは6ydロスとなり、4th-9/FGトライ。残念ながら39ydFGは失敗し、攻守交替。

一進一退のじりじりとした展開の中での東海大2ndシリーズは自陣22ydから。
パス失敗の後のパワープレーでLB#1徳田が好タックルし、3rd-9。
ここで東大守備陣の嬉しいビッグプレー炸裂。ラッシュしたDL#55松永(3年)がQBサックし、QBがファンブルしたボールをLB#52柴田(4年)がゴール前14ydでリカバー。

守備陣に貰った絶好のチャンスを必ず活かしたい東大攻撃陣。
しかし、QBキープ・ダイブは全くゲインできず、3rd-10。ゴール前の手詰まり感が続き、重苦しい雰囲気。 しかし、QB#9高木が個人技でオープンを駆け抜けて嬉しい嬉しい再逆転のTD。#88松岡のTFPも決まり、24-19。(11:58)

【4Q】勢いづいた東大は続くキックオフで#31星野が鮮やかな一撃必殺タックル。
東海大3rdシリーズは自陣30ydから。
パス主体に2回FDを獲得され、東大陣40ydまで侵攻を許し、緊張感は続く。しかし、今度も東大守備陣がこのピンチを救う。
中央のランにはSF#12八尾が素早い上がりを見せて1ydロス。更に、ラッシュしたDL#39高橋(4年)がQBサックし、QBがファンブルしたボールをLB#70加藤がリカバーし、攻守交替。

敵陣48ydで後半4回目の攻撃権を手にした東大。
3rd-7となるも、QB#9高木がドローから豪走し、ゴール前30ydへ。しかし、オプションキープは6ydロス、ドローは1yd、オプションピッチは8ydと3回のランで10ydゲインできず、4th-7/FGトライ。
残念ながら44ydFGは失敗し、攻守交替。

残り時間5分弱。TD1本で逆転されてしまう僅差の攻防は続く。
東海大4thシリーズは自陣27ydから。
今回も東大守備陣が粘る。LB#20小河(2年)のパスカットもあり、1回もFDを更新されずに4th-13/パント。

自陣46ydからの東大5thシリーズ。
2nd-15となるも、QB#9高木がドローフェイクからブーツレッグでTE#87杉山へパス。好パス/好キャッチで見事に成功し、敵陣41ydでFD獲得。
しかし、オプションキープは1ydロス、RB#33土井田がドローで10ydゲインしたが3rd-1。
タイムアウトを取った後のQBキープもノーゲイン。残り時間2分強・敵陣32yd・4th-1。もう1回FD獲得すれば勝利が確定する場面。
パントではなくギャンブル選択。しかし、残念ながらドローは3ydロスし、攻守交替。

残り時間2分で最後の攻撃権を手にした東海大。
DL#70加藤が厳しいプレッシャーをかけて、SF#25高森(3年)が好パスカット。更にLB#20小河も好プレーリードでパスカットし、4th-10。
しかし、東海大に執念のミドルパスを通され、東大陣47ydまで侵攻を許してしまう。続くスクリーンパスの時に東大に痛恨のレイトヒットの反則あり、15ys罰退。これにより、残り時間1分半で東海大はゴール前27ydへ。 更にパスを通されて、残り時間1分・ゴール前14ydでFD献上。
パス失敗の後ドローで5ydゲインされ、ゴール前9yd/3rd-5。TDを取れば東海大の逆転、TDを阻止すれば東大の勝利。
胃の痛くなる攻防は続くが、勝利への執念に勝る東大は2回連続でパスを失敗させ、残り時間50秒で東海大の攻撃を断ち切り、攻守交替。

最後はこの日出場機会の無かった4年生QB#15名井が、4年間の苦労を噛みしめるように静かにニーダウン。
東大応援席のカウントダウンの中で試合終了。歓喜の嵐の中で東大は今季4勝目を挙げた。
2001年以来の勝ち越しとブロック4位という好成績を収めた瞬間であった。

対 一橋大学戦

日時  11月 1日 16:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 41 ― 21 一橋大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 14 6 7 14 41
一橋大 0 7 0 14 21

Game Report

前節の横国大戦に攻守蹴で圧倒・完勝したウォリアーズ。
強風の中で迎えた第6戦の相手は同じ国立大学の一橋大。シーズン勝ち越しのために今試合も撃破する。

【1Q】東大のキックオフで試合開始。
好カバーにより、一橋大の1stシリーズは自陣23ydから。
中央ランを2回止め、パスも失敗し、4th-4/1-2-3パント。

パントが伸びず、自陣44ydと好位置からの東大1stシリーズ。
先発QBは#16郷原(3年)。WR#89三上(2年)への25ydオプションフェイクパスが鮮やかに決まり、敵陣31ydでFD獲得。
続いてQB#16郷原がオプションキープで好走し、ゴール前9yd。更にRB#32安達(3年)がオプションピッチからエンドゾーンへ。僅か3プレーで先制TDを挙げた東大攻撃力の真骨頂であった。
#88松岡のTFPも決まり、7-0。(2:46)

続くキックオフではコンテインミスによりリターンを許し、一橋大2ndシリーズは自陣32ydから。
ショートパス成功するもCB#9高木(2年)の好タックルで3ydゲインに留め、オプションピッチにも2ydしか前進を許さず、更に一橋大の反則(交代違反)により、3rd-10。
パスも失敗し、4th-10/1-2-3パント。

自陣36ydからの東大2ndシリーズ。
QB#16郷原の15ydオプションキープ、WR#89三上への9ydパス成功、RB#33土井田(3年)の7ydオプションピッチによりテンポ良く前進し、僅か3プレーで敵陣33ydへ。
更にQB#15名井(4年)の10ydオプションキープでゴール前20yd。スナップミスにより2nd-11となるもFB#31星野(4年)のダイブで8ydゲインし、3rd-3。
QB#15名井がオプションキープから好走してゴール前7yd。最後はブーツレッグからのパスがWR#89三上に決まり、2本目のTD。
#88松岡のTFPも決まり、14-0。(9:33)

続くキックオフでは#2草場(4年)等の目の覚めるような一撃必殺タックルが決まり、一橋大3rdシリーズは自陣20ydから。
3回のランを堅守で守り、4th-1/1-2-3パント。しかし、パント時に東大は無意味なオフサイドの反則を犯し、FD献上。
気を取り直し、QBキープにはLB#8岩田(3年)が好守備を見せ、2nd-7。

【2Q】更にパス失敗により3rd-7。
続くパスにもあわやQBサックまで追い詰め、投じられたパスをDBがカットするも、カットされた球を別のWRがキャッチし、そのままゴール前10ydまでロングゲイン。
東大にとってはアンラッキーな、一橋大にとっては「たなからぼたもち」の珍プレーであった。
2回の中央ランにゲインを許さず3rd-6まで追い込み、一橋大はTD狙いのパスプレー。先程同様にQBサック寸前まで追い込み、投じされたパスをカットするもエンドゾーン内でキャッチされTD。
アンラッキー続きのTDではあったが、これで14-7。(2:08)

続くキックオフでは#9高木が自陣奥深くでゴロキックをキャッチした後、一橋大タックラーに囲まれながらも、持前のスピードでタックラーの間を切り裂いて敵陣46ydまでビッグリターン。まさにスーパーアスリートの真骨頂であった。
TDを挙げて一橋大を引き離したい東大だったが、パス失敗・ドローは1ydしかゲインできず、3rd-9。オプションピッチは相手に読まれ、ピッチされたボールがそれてファンブル。サイドラインの外に出たので相手にリカバーされずに済んだが、4th-17となり、今試合初めてのパント。

一橋大4thシリーズは自陣22ydから。
中央のランにはゲインを許さず、更にQBサック・相手の反則(交代違反)により、3rd-14。ロングパスも失敗し、4th-14/1-2-3パント。

自陣38ydからの東大4thシリーズ。
RB#31星野がドローから切れ味・スピード・力強さ三拍子揃った快走を魅せ、敵陣39ydへ。
3rd-10となるも、RB#33土井田がオプションピッチから好走。ゴール前22ydへ。
WR#4小西(3年)がスクリーンから9ydゲインして2nd-1。RB#31星野がオープンを駆け上がってTD・・・と思ったも束の間、毎度の「ホールディング」の反則により10yd罰退。
2nd-11からQB#15名井の7ydオプションキープで3rd-4。最後はRB#33土井田がWR陣の献身的なブロックに守られ、オプションピッチから15ydTDラン。
残念ながらTFPは外れたが、これで20-7。(残り時間1:15)

自陣49ydからの一橋大5thシリーズの1stプレーはパス。
ラッシュしたDL#76鈴木(3年)がディフレクトしたボールをLB#1徳田(2年)が見事にインターセプトし、攻守交替。

残り時間1分/ハーフラインで5回目の攻撃権を手にした東大。
WR#87杉山(4年)へのフェイクパスが見事に決まり、敵陣36yd。しかし、ここで先程同様にオプションピッチを相手に読まれ、ピッチミスしたボールを相手がリカバーして再度攻守交代。

スクリーンをノーゲインに止めた後、一橋大QBのニーダウンで前半終了。

【3Q】一橋大のキックオフで後半開始。
追撃したい一橋大はいきなりオンサイドキックを仕掛ける。
蹴られたボールは絶妙のバウンドで一橋大選手がリカバーし、一橋大1stシリーズは自陣45ydから。
QBキープでいきなり東大陣37ydまで侵攻されるも、パス失敗・中央のランはゲイン無しで3rd-5。オプションキープはLB#8岩田が素早い上がりでロスタックルに仕留め、更に相手の反則(交代違反)もあり4th-12/パント。

東大1stシリーズは自陣9ydから。
QB#15名井が11yd・17yd・8ydと切れのあるオプションキープランを魅せ、3回FDを重ねてハーフラインへ。
更にFB#31星野が34ydダイブの激走を魅せてゴール前12ydへ。最後はQB#16郷原がオプションキープからエンドゾーンへ。
#88松岡のTFPも決まり、27-7。(6:10)

自陣38ydからの一橋大2ndシリーズは危なげなく1-2-3パント。

東大2ndシリーズは自陣32ydから。
QB#16郷原のオプションキープでFD獲得、自陣47ydまで前進するもその後が続かず4th-10/パント。
#89三上のパントはコントロールされたロングパントとなり、一橋大3rdシリーズは自陣5ydから。今回も堅守の東大ディフェンス陣はFDを与えず1-2-3パント。

敵陣35ydと絶好の位置からの東大3rdシリーズ。
2回のランで5ydしか前進できず3rd-5。

【4Q】しかし、QB#16郷原が決め打ちのドローで相手ディフェンス陣を切り裂き、一気にゴール前10ydへ。
しかし、ゴール前恒例の「ホールディング」の反則で2nd-20。QB#16郷原の7ydオプションキープ、WR#87杉山への12ydパスで3rd-1/ゴール前1yd。
最後はFB#31星野がダイブからねじ込んでTD。
#88松岡のTFPも決まり、34-7。(2:24)

一橋大4thシリーズは自陣37ydから。
ショートパスはSF#27野村(4年)の素早い好タックルで僅か3ydに留め、スクリーンにはLB#38奥隅(2年)が素早い上がりを魅せてロスさせるも、ミドルパスを成功させられて東大陣49ydへ。
3rd-8に追い込むも、TD狙いのロングパスを投じられ、きれいにDBを抜き去った一橋大WRがキャッチしてそのままTD。
これで34-14。(5:06)

一橋大は今回もオンサイドキック。
東大選手に当たったボールがアウトオブバウンズとなり、東大の攻撃権。4thシリーズは敵陣41ydから。
1stプレーのロングパスは失敗するも、RB#33土井田がドローから独走を魅せて一発TD。最初は中央を突き、完全に止められたと思ったが、そこから腰の強さとカットの鋭さでオープンへ廻り、その後快足を飛ばして独走した土井田の個人技によるスーパープレーであった。
#88松岡のTFPも決まり、41-14。(5:28)

一橋大5thシリーズは自陣35ydから。
スクリーンで前進を図る一橋大に対し、新星DB#11中野(2年)が見事にブロッカーを外して好タックルで仕留め、僅か5ydゲインに留める。更にショートパスにもDB#11中野がRACを許さない好タックル。残念ながらギリギリFD獲得されるも、将来楽しみな選手がまた一人誕生。
その後、QBスクランブルで東大陣35ydまで進まれ、ショートパス成功でゴール前24yd。最後はスイングパスキャッチしたWRがそのままTD。
これで41-21。(8:23)

一橋大オンサイドキックを#2草場が押さえ、東大は敵陣40ydで攻撃権獲得するも、2ndプレーでファンブルし、相手がリカバー。

自陣37ydで再度攻撃権獲得した一橋大6thシリーズ。
1回FD献上してハーフラインへ前進を許すも、その後のパス攻撃にFDを与えずに攻守交替。
スローバックからのスクリーンに対して、CB#10玉川(4年)の素早い上がりと相手が捕った瞬間に浴びせたハードタックルは実に見事であった。

残り2分強で攻撃権を手にした東大だったが、1-2-3パント。

一橋大最後の攻撃で2プレー目にQBサックしたところで試合終了。

対 横浜国立大学戦

日時  10月18日 16:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 51 ― 24 横浜国立大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 10 21 13 7 51
横国大 0 3 14 7 24

Game Report

前節の明大戦ではほぼ互角に戦いながら、勝負所でミスを連発して悔しい敗戦を喫し、1勝3敗となったウォリアーズ。
残る3試合は熾烈な中堅・下位校間のサバイバルゲーム。
第5戦の相手は同じ国立大学の横国大。シーズン勝ち越しのためには決して負ける訳にはいかない。

【1Q】東大のキックオフで試合開始。
自陣31ydからの横国大の1stシリーズ。
スイープへはSF#12八尾(4年)の目の覚めるようなハードタックルでロスさせ、続く2回のランも気迫溢れる好守備でFDを与えず、4th-1/1-2-3パント。

東大1stシリーズは自陣36ydから。
先発QBは#16郷原(3年)。RB#33土井田(3年)が24yd・11ydの力強いドローを連発。僅か3プレーでゴール前28ydへ。
QB#16郷原/#15名井(4年)のオプションキープで3rd-1とするも、オプションピッチはロスし4th-7となり手堅くFG。 #88松岡の42ydFGは見事に成功し、3-0。(6:14)

続くキックオフで横国大のファンブルを#54夫(3年)がリカバー。東大はゴール前31ydで再度攻撃権獲得/絶好の追加点のチャンス。
RB#33土井田が中央からオープンへ走り、9ydゲイン。RB#31星野(4年)がオプションピッチから鋭く切れ上がり、エンドゾーンへ駆け抜けるも、反則(背後からのブロック)のため、反則地点から10yd罰退してゴール前13ydでFD。
QB#16郷原がドローフェイクでブーツレッグからオープンへ好走し、ゴール前4yd。最後はこの日絶好調のRB#31星野のドローでTD。
#88松岡のTFPも決まり、10-0。(8:28)

横国大の2ndシリーズは自陣29ydから。
オープンランにはLB#20小河(2年)の好タックルでノーゲインに仕留めるも、続く2回のQBランでFD献上し、自陣40ydへ。
しかし、ここで東大守備陣のビッグプレー炸裂。DL#76鈴木(3年)の激しいパスラッシュに追い詰められた横国大QBが苦し紛れに投じたパスをLB#20小河が見事にインターセプト。

守備陣に貰った絶好の追加点のチャンスを得点に繋げたい東大の3rdシリーズは敵陣44ydから。
RB#33土井田の力強いオプションギブでゴール前34ydでFD。
QB#15名井からDBを抜き去ったWRへのTD狙いのコントロール素晴らしいロングパスは、ボールが手につかず惜しくも失敗。
RB#33土井田のオプションピッチは大きくゲインするも、OL陣のホールディングの反則で2nd-20。
いやなムードになりかけたが、この日の東大は全く動じることなく、RB#33土井田がドローから中央を突破してゴール前22ydまで大きく前進。

【2Q】更にQB#16郷原がドローでゴール前1ydへ。最後はRB#33土井田が中央を突いて2本目のTD。
#88松岡のTFPも決まり17-0とリードを広げる。(0:35)

TFP時の横国大パーソナルファウルの15yd罰退はキックオフ時に持ち越され、東大は自陣45ydからキック。
カバーチームの好カバーでリターンを許さず、横国大3rdシリーズは自陣20ydから。
ヒッチパスからのWRに好走を許し、自陣38ydへ。しかし、このシリーズでも東大守備陣は好プレー連発。 ショートパスはSF#12八尾の好タックルで3ydゲインに留め、スイングパスは激しくラッシュしてきたDE#39高橋(4年)が、ジャンプしてカット、更に激しいパスラッシュでQBスクランブルに追い詰めパス失敗させ、4th-7/パント。

自陣20ydからの東大4thシリーズ。
QB#16郷原からのストリークパスをキャッチしたWR#87杉山(4年)がそのままエンドゾーンへ疾走し、80ydの一発TD。
#88松岡のTFPも決まり24-0。(2:34)

続くキックオフでは横国大リターンを自陣35ydまでに留めるも、デッドボールファウルで15yd罰退し、横国大4thシリーズはハーフラインから。
2回のギブやQBスニークで2回FD献上し、ゴール前24ydへ。4th-2まで粘るもQBオープンでゴール前7ydでFD献上。
しかし、ここで東大守備陣がゴールを死守。QBのオープン・中央ランには2ydしかゲインを許さず、更にパスはSF#25高森(3年)がナイスカット。
4th-5となった横国大は24点差にも関わらずFGトライ。FGは成功し、24-3。(8:35)

#33土井田が大きくキックオフリターンし、東大5thシリーズは敵陣45ydから。
QB#16郷原の5ydオプションキープの後、RB#31星野がドローから爆走を魅せて、一気にゴール前5ydへ。鋭い切れ味と力強さを兼ね備え観客を唸らせる好ランであった。
最後はQB#16郷原がオプションキープからオープンを駆け抜けてエンドゾーンへ。
#88松岡のTFPも決まり、31-3。(残り2:04)

キックオフでは今回も好カバー。
#18鈴木(4年)の止めのタックルで仕留めて、横国大最後の攻撃は自陣27ydから。
ラッシュ陣のパスカット、LB#45山田(2年)のQBサック等で4th-12/1-2-3パント。

最後に東大が2プレー行ったところで前半終了。
ほぼパーフェクトなゲーム展開。

【3Q】横国大キックオフで後半開始。
初めてリターナ-に入った#32安達(3年)がエンドゾーン目掛け左サイドライン際を疾走。見事に決まったブロックと、一度捕まりかけながら相手を振り切って置き去りにした#32安達の素晴らしいスピードが、85ydキックオフリターンTDに繋がり、後半早々ダメ押しの追加点。
#88松岡のTFPも決まり、38-3。(0:14)

横国大1stシリーズは自陣40ydから。
ランプレーに前進を許さず、横国大のパーソナルファウルの反則もあり3rd-18と追い詰める。
しかし、スラントインパスで、WRとDBがすれ違ってしまい、キャッチしたWRはそのままエンドゾーンへ。 TFPも決まり、38-10。(2:18)

派手な展開が続いた後の東大2ndシリーズは自陣32ydから。
QB#16郷原の22ydオプションキープで一気に敵陣46ydへ。
WR#87杉山への17ydフェイクパスも見事に決まり、更に横国大ラフィングザパッサーの反則もあり、ゴール前14ydでFD。
これをQB#16郷原がオプションキープから一発でTDを決めて、44-10。(3:22)
WR#89三上(2年)の好ブロックが光ったプレーであった。

自陣39ydからの横国大2ndシリーズ。
パス・ドロー等で2回FDを重ねて東大陣36ydへ。
DE#55松永(3年)のパスカットはLB#18鈴木の好タックルもあり、4th-5まで粘るもQBドローでFD獲得、ゴール前20yd。
9ydパスの後、ギブから外へビアするプレーでゴール前4yd。ダイブは1ydに留め、CB#9高木の好パスカバー、SF#12八尾の好タックルで4th-3まで粘るも、最後はコーナーでフリーになったWRへのスローバックパスでTD。8分の時間と15プレーを費やしたTDドライブであった。
TFPも決まり、44-17。(11:32)

【4Q】#47小西(3年)のリターンで東大3rdシリーズは自陣36ydから。
いきなりRB#31星野がドローで切れ味鋭い豪走を魅せて一気に敵陣37ydへ。
更に、同じプレーでフィールドを切り裂き、ゴール前12ydへ。フラットパスをキャッチしたWR#47小西が好走してゴール前2yd。
最後はQB#15名井がオプションキープでTD。
#88松岡のTFPも決まり、51-17。(1:40)

#88松岡のゴロキックをリターナーがトンネルし、#25高森がナイスタックルで仕留めて、横国大3rdシリーズは自陣7ydから。
しかし、再び横国大に9分の時間と18プレーを費やしたTDドライブを許してしまう。
12ydドローでゴール前を脱出し、自陣19ydまで進まれた後、フェイスマスクの反則で15yd献上し、自陣44ydへ。 モーションしてきたWRへのギブで東大陣45ydへ。何とか4th-4まで粘るもショートパスでギリギリFD献上し、ゴール前34yd。
4回連続でモーションしてきたWRへのギブを繰り返されてFD献上し、ゴール前20yd。更に同じプレーに5yd許した後、再度フェイスマスクの反則でゴール前7yd。
3回のランでゴールを割られて、残り時間1分20秒で51-24。

#9高木が好キックオフリターンを魅せて、東大最後の攻撃は自陣47ydから。
QBサックでロスし、オプションキープで若干挽回するも3rd-13。
しかし、ここで期待の1年生RB#23大津が初のボールキャリー。
観客席注目の中でのドロープレー。怒涛のように押し寄せたDLに囲まれてタックルされそうになりながら、クイックネスで密集を抜け、素晴らしい加速で激走し、13ydラン。
間違いなく近い将来のウォリアーズを担う逸材のデビューであった。
その後2プレー行ったところで試合終了。

対 専修大学戦

日時  5月23日 15:30 Kick Off

場所 川崎球場

●東京大学 22 ― 23 専修大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 3 6 7 6 22
専修大 0 7 7 9 23

対 防衛大学校戦

日時  5月 8日 13:00 Kick Off

場所 防衛走水グラウンド

◯東京大学 37 ― 6 防衛大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 14 10 6 37
防衛大学校 0 0 0 6 6

対 立教大学戦

日時  9月 5日 17:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 10 ― 30 立教大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 0 3 10
立教大 9 14 0 7 30

Game Report

いよいよ2010年ウォリアーズの開幕戦。
1部復帰後、5年目のシーズン。昨年2001以来の勝ち越しで上位進出を果たし、今季目標はブロック優勝。そのためには、初戦の立教大戦勝利が絶対条件。
不振を極めた春シーズン以降大きく成長したウォリアーズの雄姿を思う存分見せて欲しい。
ウォリアーズの熱い戦いが今年も始まった。

【1Q】立大のキックオフにより試合開始。
#33土井田(4年)のリターンはゲインできず、東大1stシリーズは自陣18ydから。
先発QBは#9高木万海(3年)。好ブロックに支えられ、QB#9高木自らオプションキープで右サイドラン際を疾走。一気に自陣47ydへ。
WR#27久世(2年)への3ydパスの後、RB#33土井田の中央ランで敵陣46ydへ。更に#33土井田がギブからカウンターランで好走し、ゴール前24ydへ。このチャンスにQB#9高木がカウンターオプションキープ。フェイクに釣られた立大守備陣を置き去りにして独走し、見事にTD。
#23大津(2年)のTFPも決まり、7-0。(試合開始後2:40)
僅か6プレーの見事な82ydTDドライブであった。

東大キックオフカバー甘く、立大1stシリーズは自陣42ydから。
スイープでオープンを独走され、いきなり東大陣32ydへ侵攻を許した後、FB・TBの中央ランでゴール前19ydへ。更にショートパスと東大DLが押しまくられる怒涛のダイブでゴール前5ydへ。最後もダイブでゴールを割られ、僅か6プレーで同点のTD。(5:31)

風上からの立大キックは飛距離が伸びてタッチバック。東大2ndシリーズは自陣20ydから。
オプションキープは2ydロスするものの、RB#33土井田の10ydオプションピッチで3rd-2。更にRB#33土井田が右ブラストから左へ切り返して好走し、自陣43ydでFD。ショートパスフェイクのロングパスを立大DBを完全に抜いたWRへ投じるも、残念ながらパスが長過ぎて失敗。更にどんぴしゃりのフェイクパスはイージーなキャッチミスで失敗し、3rd-10。
QB#9高木の中央へのフェイクランは7ydゲインするもFDには届かず、パント。

パントは伸びず、立大2ndシリーズは自陣30ydから。
奮起した東大守備陣は、DE#54夫(4年)の好ロスタックルもあり、3回のランにFDを与えず、1-2-3パント。
しかし、このパントがロングパントとなり、更に東大リターナーの中途半端な判断ミスも重なり、ゴール前ギリギリで立大にボールを押さえられる。

何とかゴール前を脱出したい東大3rdシリーズ。
しかし、自信を持って選択したオプションキープで名手QB#9高木が、スクリーメージを割っって入った立大LBにエンドゾーン内でタックルされ、痛恨のセーフティー献上。7-9と逆転を許してしまう。(10:38)

更にセーフティー後の自陣25ydからのキックオフでも、カバー悪くタックルミスが相次ぎ、東大陣46ydまでリターンされてしまい、立大3rdシリーズは絶好の位置から開始。
立大はこのチャンスを確実にものにし、パス・パワープレーで立て続けにFD獲得し、一気にゴール前15ydへ。

【2Q】2回連続のFBダイブでゴール前1ydまで侵攻を許し、最後はFBが飛び込んでTD。勢いに乗る立大の前に、7-16と点差が広がる。(0:51)

早く追いつきたい東大の4thシリーズは自陣35ydから。
しかし、・・・RB#23大津のドローは相手に読まれノーゲイン、更にQBサックを許して3rd-17。RB#32安達(4年)がオプションピッチでゲインするもFD獲得には至らず、4th-6となり1-2-3パント。

#89三上(3年)の好パントにより、立大4thシリーズは自陣7ydから。
パスを通されて自陣24ydまで前進されるも、その後の中央ランは3yd、パスはCB#21大坪(4年)の好カバーで失敗、3rd-7のスクリーンも5ydゲインに留め、4th-2/パント。

残り時間6分弱で攻撃権を手にした東大5thシリーズは自陣34ydから。
しかし、・・・RB#33土井田のランは相手に読まれて3ydロス、QB#9高木の決め打ちキープも2ydロスして3rd-15。どんぴしゃりのフェイクパスは又もやイージーなキャッチミスで失敗し、4th-15。更にフォルススタートの反則により4th-20/パント。
一度逃がしたモメンタムは戻ることなく、悪循環を断ち切れない。

立大5thシリーズは自陣36ydから開始。
QBのロールアウトランでFDを許したが、更に東大に痛恨のパーソナルファウル。これで一気に東大陣37ydへ侵攻を許す。これ以上の得点は何としても阻止したいところだったが、・・・2プレー目にスイープからの独走TDを許し、7-23と16点差。(残り2:36)

自陣25ydからの東大6thシリーズ。
RB#33土井田がオプションピッチで好走するも不用意なホールディングの反則。
しかし、ここでFB#4小西(4年)がダイブで一線を抜けて独走し、見事な47ydラン。沈滞ムードの憂さを張らず清々しいナイスランであった。
これで一気に敵陣35ydへ攻め込み、何とか前半もう1本TDを挙げたいウォリアーズ。
しかし、・・・今回もどんぴしゃりのフェイクパスはイージーなキャッチミスで失敗。残り時間45秒で4th-6まで追い込まれるが、RB#33土井田が意地の13yd中央ランでゴール前18ydへ。
1stプレーでQB#9高木が鮮やかなオプションキープからエンドゾーンへ飛び込んでTD。「これで14-23」と東大応援団が歓喜したのも束の間、無情にもイエローフラッグ。
不用意極まりない反則(背後からのブロック)により、折角の起死回生のTDは取り消し。返す返すも残念な反則・ミスであった。

そのまま立大が1プレー行ったところで前半終了。

【3Q】東大キックオフにより後半開始。
ハーフタイムに気合を入れ直した東大カバーチームの気迫溢れるカバーで立大1stシリーズは自陣20ydから。
僅か3回のランプレーで東大陣45ydまで攻め込まれるが、LB#20小河(3年)の好タックルやLB#45山田(3年)のQBサックで4th-12/パントに追い込み、立大攻撃を断ち切る。

自陣23ydからの東大1stシリーズ。
3rd-4のパスは失敗するも、立大反則(ラフィングザパッサー)によりラッキーなFD獲得。しかし、中央ランはOLが全く相手DLを押し込めず僅か1ydゲイン、更にフェイクパスではQBサックを食らって3rd-12。更にLBブリッツにより連続QBサックを喫して4th-20/パント。

立大2ndシリーズは自陣33ydから。
東大守備陣は今シリーズも頑張り、FDを与えることなく4th-インチに追い込む。
立大はタイムアウト。ギャンブルで止めを刺しに来るのか?
案の定スナップを受けたパンターはオープンに走ろうとするが、東大ラッシャーが追い詰め、何とかパントを強いる。

立大パントは距離が伸びず、東大2ndシリーズは自陣45ydの好位置から。
QB#9高木の6ydキープ、RB#33土井田の6yd中央ランで敵陣43ydでFD獲得。ここでQB#9高木がOLを左にプルアプトさせ自らは右ロールアウトラン。これが見事に奏功し、オープンから縦に切れ上がったQB#9高木はゴール前19ydまで大きく前進。
更にRB#33土井田が13ydオプションピッチランを魅せ、ゴール前8ydへ。

【4Q】しかし、・・・ここから攻め切れない東大。
3回のランは1ydもゲインできず、結局4th-8/FGトライ。
#23大津がこれを決めて10-23。(1:26)

続くキックオフで立大に20ydリターンされ、立大3rdシリーズは自陣42ydから。逆転への執念が失せない東大守備陣は今シリーズも奮起。
パスで6ydゲインされるも、ダイブはDL全員の力でノーゲインに仕留め、パスはプレッシャー良く失敗させて、4th-4/1-2-3パント。

東大の3rdシリーズは自陣20ydから。
逆転のためには2本のTDを挙げる必要のある東大は1stプレーでロングパスを選択。しかし、立大DBに完全に読まれてインターセプトを喫し、攻守交替。

東大陣33ydで攻撃権を手にした立大4thシリーズ。
このチャンスに立大は自慢のランプレーでダメ押しのTD。
残り時間6分弱で10-30となり、これで完全に勝負あり。

立大キックオフがタッチバックとなり、東大4thシリーズは自陣20ydから。
未だ勝負を諦めないウォリアーズ。
RB#33土井田の12yd中央ランで自陣32ydへ。3rd-8となるも、QB#16郷原(4年)からWR#7今井(2年)への33ydパス成功。今試合初の実質的なパス成功により、敵陣35ydへ。
しかし、ここでも後が続かない。中央のランはノーゲイン、WRへのパスはまたもやキャッチミス、更にパス失敗で4th-10。
最後に投じたロングパスは立大DBにインターセプトを喫し、攻守交替。

最後に立大が数プレー行ったところで試合終了。

多くのイージーミスと不用意な反則でモメンタムを自ら手放した東大。
立大に移ったモメンタムは、二度と戻ることなく、残念ながら初戦完敗を喫した東大。
ブロック優勝という目標達成は実に厳しく、一歩間違えば入替戦出場の可能性あり。しかし、未だシーズンは始まったばかり。全ては今後の取り組み次第。
今試合の不甲斐なさ・悔しさをバネに、残り試合全て勝利するという強い気持ちで日々練習を重ねれば、必ず結果はついてくると信じたい。全ては4年生の意地と率先垂範のリーダーシップ次第である。
まずは、次節の関東学院大戦で見事に蘇った戦士達を見せて欲しい。

対 千葉大学戦

日時  4月29日 14:00 Kick Off

場所 東京大学御殿下グラウンド

◯東京大学 20 ― 7 千葉大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 13 0 20
千葉大 7 0 0 0 7

対 関東学院大学戦

日時  9月18日 14:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 42 ― 32 関東学院大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 7 14 14 42
関東学院大 7 7 12 6 32

Game Report

初戦の立大戦ではウォリアーズらしさを出せずに完敗したウォリアーズ。第2戦の相手は関東学院大。
昨年以上の戦績を残し、目標であるブロック優勝・クラッシュボウル出場を果たすためには絶対に負けられない大事な一戦。
敗戦のショックから立ち直り、4年生の今シーズンに懸ける思い・勝利への執念をプレーで体現し、必ず勝利を掴み取る。

【1Q】東大のキックオフにより試合開始。
カバー甘く、関東大1stシリーズは自陣45ydから。3rd-9に追い込むが、ドローでFD獲得され、東大陣42ydへ。SBカウンターをCB#21大坪(4年)が3ydロスさせ、QBドローにもゲインを許さず、3rd-12。オプションキープも5ydゲインに留めて、4th-7/パント。(結果的に今試合で唯一のパントとなった。)

東大1stシリーズは自陣20ydから。
先発QBは#16郷原(4年)。RB#33土井田(4年)の6ydオプションピッチの後の中央ランはノーゲイン。3rd-4となるが、RB#33土井田のオプションピッチにより自陣37ydでFD獲得。FB#4小西(4年)の7ydフェイクパスが成功するもダイブは2ydゲインに留まり、3rd-1。しかし、RB#33土井田がオプションピッチでギリギリのFDを獲得し、自陣47ydへ。
フェイクパス失敗、モーションしてきたWRへのオプションピッチは相手に読まれて大きくロスし、3rd-16と3回連続の3rdコンバージョンが続く。TE#34梅田(4年)へのコントロール良く放られたパスに対して、TE#34梅田を恐れた相手SFが露骨なパスインターフェア。これで敵陣44ydで自動的にFD。
しかし、3回のランで10ydゲインできず、4th-1と胃の痛くなるシリーズ。ギャンブルを選択した東大は両TE/1RB体型。 QB#16郷原からハンドオフされたRB#33土井田が一線を抜けて左オープンを独走し、そのままエンドゾーンへ。#23大津(2年)のTFPも決まり、7-0。(10:37)
スーパーRB土井田の真骨頂ランで完結した13プレー/80ydドライブであった。

東大キックは飛距離が伸びず、しかもカバー甘くあわやTDのビッグリターンを許して、関東大2ndシリーズは東大陣29ydから。
6ydランの後の2プレー目で、ディレーのカウンターからオープンを独走され、あっという間の同点TD。(11:35)

関東大ゴロキックを#34梅田が確実に押さえ、東大2ndシリーズは自陣41ydから。パス失敗・オプションキープはノーゲインとなり、3rd-10。

【2Q】しかし、QB#16郷原のキープランでFD獲得、敵陣44ydへ。
2回のランでゲインできず、今回も3rd-7。QB#16郷原がスクランブルしながらWR#7今井(2年)へパス。WR#7今井が好捕し、ゴール前24ydへ。今回も3rd-3となるが、QB#16郷原のオプションキープでゴール前14ydへ。最後は1バック体型からハンドオフを受けたRB#33土井田がオープンを駆け抜けてこの日2本目のTD。#23大津のTFPも決まり、14-7。(4:08)

今回の東大キックオフはリターンを回避すべく、ゴロキック。カバーも悪くなく、関東大3rdシリーズは自陣36ydから。
2nd-1でのSBリバースにLB#20小河(3年)が好ロスタックルを浴びせて3rd-3。しかし、東大DBを抜いたWRにオプションフェイクパスが成功。しかも東大のパーソナルファウルも重なり、関東大は一気にゴール前9ydへ。
ここで東大ディフェンスも踏ん張る。オープンランを1ydゲインに留め、2回連続のパスはDL#58横井(3年)等の激しいラッシュにより失敗。4th-9に追い込む。関東大はFGトライではなく、あくまでもTD狙い。ここでディレーでパスコースに出たRBへのスローバックパスが見事に決まり、再び14-14の同点。(7:47)

残り時間5分で攻撃権を手にした東大3rdシリーズは自陣35ydから。
1stプレーでRB#33土井田が中央を抜けて爆走し、一気に敵陣44ydへ。2回のランで大きく前進できず3rd-7となるも、ここでTE#34梅田が今季初パスキャッチを魅せて、ゴール前26ydへ。
しかし、今回はこの後が続かない。3回のランでFD獲得できず4th-11となり、東大は手堅くFGトライするも残念ながら失敗。

残り30秒弱、関東大最後の攻撃は自陣27ydから。
ドローで20ydゲインされハーフライン近くまで前進されるが、パスを失敗させランを止めて前半終了。

【3Q】関東大キックオフにより後半開始。
ボールをキャッチした#32安達(4年)が、きれいにできたブロックの壁に守られリターン。自慢の快速を飛ばして右オープンを独走。そのままエンドゾーンへ。値千金のビッグプレーにより、後半開始早々21-14と関東大を突き放す。(0:13)

東大キックオフカバー良く、関東大1stシリーズは自陣24ydから。
カウンターランで自陣35ydへ進まれた後、ミドルパスを通されて一気に東大陣38ydに侵攻を許す。3rd-1まで追い込むも、ワイルドキャットからRBが中央を突進、関東大はギリギリのFD。粘る東大ディフェンスは再度3rd-7まで追い込み、更に激しいパスラッシュでQBサック。しかし、グランドにはイエローフラッグが2本。1本はプレー中の関東大ホールディング、1本は勢い余った東大デッドボールファウル。(ヘルメットでのコンタクト)
-10ydと+15ydの差し引きだけでなく、デッドボールファウルが故にオートマチックFD。ややアンラッキーな判定により、関東大はゴール前20ydでFD獲得。CB#21大坪がヒッチパスへ素早い上がりを魅せてロスタックル。2nd-12とするもダイレクトスナップを受けたRBのランで3rd-1。最後はQBの決め打ちキープでTD。(4:47)
しかし、勝利への執念溢れる東大はTFPで激しいラッシュ。割って入った#55松永(3年)が見事にボールをブロックし、21-20と1点差。(このプレーは後々まで効いた本試合のキープレーの一つであった。)

リターンを恐れた関東大のゴロキックを重戦車#34梅田が押さえ、そのまま10yd突進。東大1stシリーズはハーフラインと好位置から開始。
2回のランは6yd前進に留まり、今回も3rdダウンとなるが、ここでビッグプレー炸裂。オプションピッチを受けたRB#33土井田がサイドライン際ギリギリを30yd好走し、一気にゴール前14ydへ。
このチャンスに再度RB#33土井田が相手ディフェンスの隙間を見事にデイライトランし、ゴール前4ydへ。最後は1バック体型からRB#33土井田が左オープンをエンドゾーンへ駆け抜けて、この日3本目のTD。#23大津のTFPも決まり、28-20。(7:24)

関東大2ndシリーズは自陣43ydから。
DL#92畑(4年)のロスタックルもあり、3rd-5まで追い込むも、SFとLBのシームに投じられたパスにより東大陣34ydへ前進され、オプションピッチでゴール前18ydへ。更に得意のカウンターであっという間にTDを奪われて、28-26。(10:13)同点を狙った関東大は2ポイントコンバージョンを選択するも、パスは失敗。

微妙な2点差のまま迎えた東大2ndシリーズは自陣29ydから。
ロングパス失敗、中央ランは4ydゲインで今回も3rdダウン。しかし、QB#16郷原がキープで執念のFD獲得し、自陣39ydへ。(このFDも本試合のキープレーの一つであった。)

【4Q】更に、ここで東大ハイパーオフェンス真骨頂のビッグプレー爆発。
QB#16郷原からのフェイクパスを受けたTE#34梅田がパワーと脚力を十二分に活かしてそのまま61yd独走TD。安定感抜群の#23大津のTFPも決まり、4Q早々35-26と9点差。(0:11)

続くキックオフでは絶好調#34梅田が素早い突っ込みでキャリアーを仕留め、関東大3rdシリーズは自陣34ydから。ドローは素早い集まりでノーゲインとし、ショートパスはLB#45山田(3年)の好タックルでRACを許さず、3rd-7。しかし、ミドルパス成功により、関東大は東大陣45ydへ。更にFD獲得されて東大陣33ydへ。
このあたりでディフェンスのビッグプレーが欲しいところ。ロングパスを通されるも、東大の激しいタックルの前にWRがボールをファンブル。これをCB#21大坪がエンドゾーン内でリカバーし、攻守交代。(このプレーも本試合のキープレーの一つであった。)

関東大を突き放したい東大の3rdシリーズは自陣20ydから。
QB#16郷原の5ydキープの後、TE#34梅田への16ydフェイクパス成功により、自陣41ydでFD獲得。更にRB#33土井田の好オプションピッチで敵陣43ydへ。3rd-2となるも、QB#16郷原が左オプションキープで一線を抜け、ゴール前11ydへ。更にQB#16郷原の8ydキープでゴール前4ydへ。最後はFB#4小西がダイブから力強くセカンドエフォートしてエンドゾーンへ。#23大津のTFPは今回も成功し、42-26と今試合初めての2本差。(残り4:13)

東大キックオフでは今回も#34梅田が好タックルを魅せて、関東大4thシリーズは自陣37ydから。
ショートパスを通されるも#3安部(4年)の好タックルでRACを許さず、スクランブルは1ydゲインに留め、3rd-4。更にDL#97宮田(3年)のQBサックで4th-10。TD+2ポイントを残り時間3分弱で2回成功させてタイブレークに持ち込むことが絶対条件の関東大は当然ギャンブル。
見事にパスを通されて、ほぼハーフラインへ。更に10ydパス成功されるが、勢い余った東大にレイトヒットの反則。15yd罰退も加味されて、ゴール前25ydへ。執念衰えない関東大の前にQBドローの一発TDを許し、42-32。(残り2:12)
2点コンバージョンを狙った関東大はパスを試みるも、WRはアウトオブバウンズでのキャッチとなり、パス不成功。

関東大キックオフは当然オンサイドキック。
東大は前列にキャッチングに優れる面子を揃え、#7今井が関東大ラッシャーが突進する中で臆せず果敢にキャッチ。最後に東大が数プレー行ったところで試合終了。
初戦敗戦の悔しさから這い上がったウォリアーズが今季初勝利を挙げた瞬間であった。

対 日本体育大学戦

日時  9月6日 14:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 27 ― 14 日本体育大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 14 0 6 27
日体大 0 7 0 7 14

Game Report

いよいよ2009年ウォリアーズの開幕戦。
1部復帰後、4年目のシーズン。
2勝5敗7位、3勝4敗同率4位、2勝5敗6位と上位進出の壁は厚く、特に昨年はリーグ屈指のハイパーオフェンスを誇ったが、1TD差以内の3試合を全て落としてしまった。
開幕戦の相手は7年連続ブロック3位の実力校日体大。
3年連続で初戦を1TD差以内の僅差で惜敗しているウォリアーズとしては、何としても開幕戦に勝利し、今季の連勝街道に向けて弾みをつけたいところ。
真夏のような日差しと暑さの中で、ウォリアーズの熱い戦いが今年も始まった。

【1Q】東大のキックオフにより試合開始。
カバー甘く、いきなり日体大に15ydからハーフラインまでリターンされるも、その後の攻撃にFDを与えず1-2-3パントに追い込む。

東大1stシリーズは自陣24ydから。
先発QBは#16郷原(3年)。2回連続で3rdダウンとなったが、QB#16郷原のキープとWR#87杉山(4年)へのパスでFDを獲得し、自陣48ydへ。
更にFBの位置に入ったオールジャパン選出のTE#34梅田(3年)が中央をパワフルなランで突破しロングゲイン。一気に敵陣28ydへ。
3rd-5となったが、RB#33土井田(3年)の好ブロックもありQB#16郷原のドローでゴール前10ydへ。
RB#33土井田の中央ランで5yd前進し、最後はオプションフェイクパスをフリーになったWR#19池内(3年)がエンドゾーンでキャッチし先制のTD。
キッカー#88松岡(4年)のTFPも決まり、7-0。(6:09)

東大キックオフでは#25高森(3年)の果敢な突っ込みで日体大に殆どリターンさせず、日体大2ndシリーズは自陣22ydから。
1回FDを獲得され自陣40yd近くまで進まれるも、LB#1徳田(2年)やLB#45山田(2年)の好守備で4thダウンに追い込みパント。

自陣27ydからの東大2ndシリーズは1-2-3パント。
#89三上(2年)のパントはスパイラルのかかった見事な長距離パント。

【2Q】日体大3rdシリーズは自陣29ydから。
2回連続の中央ランでFDを獲得された後、更にリバースでFDを奪われ、東大陣45ydへ。
DL#39高橋(4年)の好タックルもあり、4th-4に追い込み、日体大はパント体型。
ギャンブルの匂いがプンプンし、案の定パントフェイクでスナップを受けたRBがオープンを疾走するも対応できずにゴール前23ydまで侵攻を許してしまう。
更にヒッチパスを受けたWRにサイドライン際を疾走され、ゴール前6yd。
最後はランプレーで同点のTD。(4:38)

いやなムードの中での日体大キックオフはリターンを恐れてゴロキック。
バウンドしたボールを丁度良いタイミングでキャッチした#33土井田が持ち前のスピードで日体大カバーチームを次々とかわし、見事なリターンTD。一度タックルされ倒れそうになったが、足腰の強さで体勢を立て直し、一気にエンドゾーンまで駆け抜けた値千金のキックオフリターンTDであった。
キッカー#88松岡(4年)のTFPも決まり、14-7。(4:52)

続く東大キックオフでも好カバーにより日体大に殆どリターンさせず、日体大4thシリーズは自陣28ydから。
CB#9高木(2年)の反応良いパスカットやDL#39高橋のロスタックル等随所に好プレーもあったが、2回連続でFDを獲得され、ボールはハーフラインへ。
中央のランで7yd前進された後、LB#20小河(2年)のブリッツを避けたQBが転倒し、3rd-9。
続くQBドローに対しては、CB#9高木が目の覚めるような鮮やかなタックルを浴びせて4th-7とし、パントに追い込む。

パントがタッチバックとなり自陣20ydからの東大3rdシリーズ。
前半残り時間3分半、ここでもう1本TDが欲しいところ。
RB#33土井田のオプションピッチ、QB#16郷原のオプションキープでFDを重ねて自陣47ydへ。
QB#16郷原が投じたロングパスをWR#89三上(2年)が見事にキャッチし、一気にゴール前18ydへ。(残り時間50秒)
1stプレーで中央へ切れ込んできたTE#34梅田へのパスが通り、タックラーをハンドシバーでつぶすパワフルなランアフターキャッチでそのままエンドゾーンへ。
キッカー#88松岡(4年)のTFPも決まり、21-7。(残り時間42秒)

東大キックオフでは#28寿松木(3年)が一撃必殺タックルでリターナーを仕留め、日体大が1プレー攻撃したところで前半終了。

【3Q】日体大キックオフで後半開始。
東大1stシリーズは自陣34ydから。
RB#33土井田のパワフルな中央ラン、WR#32安達(3年)へのヒッチパス、WR#87杉山へのフェイクパスでテンポ良く敵陣43ydまで前進した後、オプションピッチを受けたRB#33土井田があわやTDとなるロングゲインを見せ、ゴール前4ydへ。
次プレーも同じくRB#33土井田へのオプションピッチが決まり、TDと思いきや無情にもグランドにはイエローフラッグ。OLのホールディングの反則により10yd罰退。
昨年度ゴール前のホールディングにより何本のTDが取り消しになったことか。
昨年の悪夢が蘇り、いやな予感。案の定、4th-6に追い込まれ、FGトライをするも失敗。

自陣20ydからの日体大1stシリーズ。
東大守備陣は頑張って4th-2に追い込むが、日体大は迷わずにギャンブル。
この後も再三ゲインされるQBブラストでFDを奪われ、更にQBカウンターにFDを許して東大陣48ydまで侵攻を許す。
DL#52柴田(4年)・LB#45山田の連続ロスタックルで3rd-14まで追い込むが、2回連続のQBランでFDを獲得され、ゴール前30ydへ。
更に2回のランでFDを奪われ、ゴール前17ydでFD。
しかし、ここで東大守備陣が見事な粘りを見せる。
SF#25高森、SF#12八尾(4年)の素早い上がりで4th-11とし、最後はブリッツに入ったLB#3安部(3年)のQBサックで攻守交替。

【4Q】東大2ndシリーズは自陣30ydから開始。
RB#33土井田の18ydオプションピッチでFDを獲得するも、その後が続かずにパントとなり、あっさりと攻撃権を明け渡してしまう。

日体大2ndシリーズは自陣26ydから。
ラン・パスを織り交ぜて2回FDを獲得され、東大陣37ydまで攻め込まれるが、4th-1のQBブラストを見事に止めてファンブルを誘い、これをリカバー。

ピンチの後にチャンスあり。自陣37ydからの東大3rdシリーズ。
QB#16郷原がQBキープから好走して敵陣40ydまで進み、更に相手の反則(フェイスマスク)により15yd進んで、ゴール前25ydでFD獲得。
3rd-12となるもQB#16郷原が左エンドランでタックラーの間を見事にすり抜けてゴール前8ydへ。
最後はエースRB#33土井田がダイブからオープンを疾走してダメ押しのTD。
TFPは外れるも、これで27-7。(残り時間5:45)

続くキックオフでは#3安部等の早い潰しでリターンを許さず、日体大3rdシリーズは自陣23ydから開始。
QBランとミドルパスを織り交ぜた日体大の意地の攻撃に4回FDを与えて、残り時間2分でゴール前17ydまで前進を許す。
更にパーソナルファウルでゴール前8yd。
ヒッチパスでゴール前2ydとなり、最初のQBランは見事に止めるが、最後は力尽きTDを与えてしまう。
TFPも決められて、27-14。(残り時間1:03)

日体大は再度の攻撃権獲得を狙ってオンサイドキックを試みるも、長身#87杉山が見事にキャッチ。
そのまま2プレー攻撃したところで試合終了。

こうして2002年以来開幕初戦勝利を挙げて好発進したウォーリアーズ。
次節は2年連続で惜敗中の慶応大。
リベンジを果たしてウォリアーズ旋風を巻き起こすことを祈る。

対 一橋大学戦

日時  9月26日 17:15 Kick Off

場所 大井埠頭中央海浜公園第2球技場

◯東京大学 35 ― 21 一橋大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 14 0 14 35
一橋大 7 0 7 7 21

Game Report

初戦敗戦のショックから立ち直り、第2戦の関東学院大戦では最後まで集中力を切らすことなく熾烈なオフェンス合戦を制したウォリアーズ。
第3戦の相手は一橋大。目標であるブロック優勝・クラッシュボウル出場を果たすためには、今試合も絶対に負けられない一戦。
冷たい小雨混じりの大井第2球技場で気迫に満ちた熱い戦いが始まった。

【1Q】一橋大のキックオフにより試合開始。一橋大の早い潰しでリターンできず、東大1stシリーズは自陣15ydから。
オプションピッチ・キープで殆どゲインできず3d-8となるも、QB#16郷原(4年)からTE#34梅田(4年)へのパスが見事に決まり、自陣35ydへ。一橋大のオフサイドの反則で1st-5となり、順調な滑り出しと思ったのも束の間、 スナップ時にファンブルし、一橋大がリカバー/攻守交代。

ターンオーバーにより東大陣35ydで攻撃権を手にした一橋大1stシリーズ。
1stプレーで、一橋大はいきなりスペシャルプレー。センターからのダイレクトスナップを受けたRBからピッチを受けたQBがロングパス。パス失敗で事なきを得るも、次プレーの11ydパスを通され、ゴール前24yd。3rd-インチまで耐えるも、オフタックルプレーでゲインされ、ゴール前9yd。最後はTDパスを通されて、一橋大が先制。(4:32)

一橋大ロングキックをキャッチした#32安達(4年)がサイドライン際を好リターン。東大2ndシリーズは自陣32ydから。
2nd-12となり嫌な雰囲気となるも、QB#16郷原からWR#27久世(2年)への17ydフェイクパスが見事に決まり、自陣47ydへ。嬉しい今季初キャッチの#27久世は、続くオプションピッチでは189cmの長身を 活かしたストライドの大きなランで疾走、敵陣34ydへ。
更にヒッチパスを受けたWR#7今井(2年)が素早い身のこなしで快走。一気にゴール前5ydへ。最後はエンドゾーンでフリーになったWR#27久世へのフェイクパスが決まりTD。#23大津(2年)のTFPも決まり、7-7の同点。(8:08)
将来のエースWRを担う#7今井と#27久世の堂々としたプレーと#16郷原の落ち着いたクォーターバッキングが光るシリーズであった。

東大ゴロキックを受けた一橋大2ndシリーズは自陣42ydから。
ランプレーに3rd-4まで粘るもパスを通されて東大陣40ydでFD献上。カウンターランはロスタックルし損ねて6ydゲインを許すも、オプションキープには何とかFDを阻止して3rd-インチ。
しかし、スイープで大きくゲインされ、ゴール前22ydへ。更にオプションピッチでもロスし損ねて6ydゲイン。

【2Q】ずるずると前進を許しているウォリアーズ。今シリーズもTDを奪われて再逆転されてしまうのか。
しかし、ここで値千金の超ビッグプレー炸裂!!
東大DL陣の厳しいパスラッシュを受けて一橋大QBが投じたサイドラインパスに対して、素早い反応でWRの前に入ったCB#3安部(4年)がインターセプト。そのまま長躯90ydのリターンタッチダウン。アスリート#3安部の苦労と努力、そして4年生としての意地が生み出したプレーであり、試合の流れを大きく変えたスーパープレーであった。#23大津のTFPも決まり、14-7。(0:50)

東大#89三上のサイドラインを割りそうなキックはラッキーバウンドでタッチバック。一橋大3rdシリーズは自陣20ydから。
QBキープとスクランブルでFDを奪われ、自陣32ydへ。DL#55松永(4年)とDL#92畑(4年)のコンビネーションでQBサックをする等、3rd-8まで追い込むも、結局パスを通されて自陣46ydへ。3rd-インチのパワープレーを渾身のディフェンスで阻止し、4th-インチ/パント。

ゴール前で果敢にパントキャッチした#19池内(4年)が14ydの好リターンを魅せ、東大3rdシリーズは自陣20ydから。
まずはQB#16郷原からWR#89三上への13ydフェイクパスが成功し、自陣33yd。続くオプションピッチではWR陣の好ブロックもあり、RB#32安達が爆走し、一気にハーフラインへ。
更にRB#32安達がパワーオフタックルで好走し、敵陣35ydへ。QB#16郷原が2回連続のオプションキープでゴール前21ydとテンポの良い攻撃は続く。
RB#32安達がドローから快走し、ゴール前9ydへ。
最後はいぶし銀の好プレーヤーであるFB#4小西(4年)が相手タックルを物ともせず、ダイブからの力強い2nd・3rdエフォートでTDラン。ラン・パス織り交ぜた多彩な攻撃による、見事なTDドライブであった。成功率100%の#23大津のTFPも勿論決まり、21-7と突き放す。(残り1:35)

ゴロキックを受けた一橋大最後の攻撃は自陣40ydから。
3rd-1に追い込むも、ヒッチパスからのRACを許し、東大陣43ydへ。一発TDパスを狙う一橋攻撃に対して、DB陣が完璧にWRをカバーし、2回連続でスクランブルに追い込み、3rd-5。
投じたパスはCB#21大坪(4年)がナイスカット。4th-5となったが、一橋大は教科書に忠実にパントを選択。

最後に東大が2プレー行ったところで前半終了。

【3Q】東大のキックオフにより後半開始。#34梅田と#28寿松木(4年)の突っ込み良く、一橋大1stシリーズは自陣39ydから。
ドローには2ydしか許さず、DLのプレッシャー厳しい中で苦し紛れに投じられたパスは、CB#3安部がもう少しで2回目のインターセプトとなるパスカット。3rd-8まで追い込むも、パス成功を許して東大陣48ydへ。更にオプションピッチ・キープで東大陣34ydへ。
QBキープの動作から反転して投じられたショートパスにはタックルミスでRACを許し、スイープではロングゲインされて、あっという間にゴール前4yd。このピンチにダイブでTDを許し、後半開始早々21-14と1本差。(3:45)
怒涛の一橋大攻撃を全く止められず、この後の展開に不安がよぎるシリーズであった。

すぐに点差を広げたいウォリアーズ。しかし、リターナーのキャッチミスもあり、東大1stシリーズはポジション悪く自陣9ydから。
3rd-4となるも、RB#32安達のオプションピッチでギリギリFD獲得。QB#16郷原がハンドオフフェイクから好キープランを魅せて、自陣32ydへ。更に、WR#7今井へのパスが成功し、自陣44ydへ。
前半同様に快調なオフェンスは今シリーズもTDを挙げるのか。しかし、・・・一橋大のブリッツが大当たりしハンドオフは2ydロス、スクリーンはパスカット、更にもう一度ブリッツ大当たりによるQBサック。
結局4th-19となり、今試合初めてのパント。モメンタムは追手の一橋大に傾く。

自陣33ydで攻撃権を手にした一橋大2ndシリーズ。
3rd-8をパス成功で乗り切られて自陣48ydへ。5ydスイープの後、ダイレクトスナップを受けたRBが中央を突いてロングゲイン。一気に東大陣37ydへ。更にカウンターランでゴール前26yd。

【4Q】しかし、ここで東大守備陣も踏ん張る。パス失敗後のオプションキープにはゲインを許さずヒッチパスも5yd前進に留め、4th-5。勢いづく一橋大はFGトライではなく、あくまでもTD狙い。
この勝負所で相手WRが敵ながら天晴れのスーパーキャッチ、ゴール前10ydへ。一橋大ホールディングの反則で1st-17となるも、最後はエンドゾーンでフリーになったWRへのTDパスが決まり、21-21の同点。(3:15)

2シリーズ連続で一橋大攻撃を全く止められず、前半の2本差から同点に持ち込まれたウォリアーズ。自慢のハイパーオフェンスを炸裂して、悪い流れを断ち切りたいところ。
しかし、東大2ndシリーズもポジション悪く自陣25ydから。
2nd-10でQB#16郷原が右へ流れてTE#34梅田へ15ydフェイクパス。これが見事に成功し、自陣40ydでFD更新。3rd-2まで追い込まれるが、QB#16郷原がQBキープでギリギリのFDを獲得。
6ydスクランブルの後、FB#4小西のパワフルなダイブにより敵陣37ydでFD。一気に畳みかけたいウォリアーズ。
期待に応えて、WR#19池内への16ydフェイクパス成功し、ゴール前21yd。このチャンスに、この試合大活躍のRB#32安達がオプションピッチから、OL・WR陣の献身的で完璧なブロックで開いたホールを駆け抜け、最後は自慢の快足を飛ばして嬉しい嬉しい再び突き放すTD。
安定感抜群の#23大津のTFPも決まり、28-21。(残り4:52)

東大キックオフカバーはまあまあの出来で、一橋大3rdシリーズは自陣30ydから。
残り時間は十分あり。このシリーズを止めるか、TDを奪われ再度同点にされるか、最大の勝負ポイント。リバース・スクリーンでテンポ良く各5yd前進され、自陣40ydへ。いやなムードが漂う。
しかし、東大ディフェンス陣が良く踏ん張る。スペシャルプレーのフリーフリッカー失敗の後、ダイブを1ydゲインに留めて3rd-9。激しいパスラッシュにより、パス失敗させ、4th-9。
最後はDL#55松永(4年)の好ラッシュ等でパス失敗させて、一橋大攻撃を断ち切る。

残り時間2分半、敵陣41ydで攻撃権を手にした東大。息を吹き返した東大ハイパーオフェンスの勢いは止まらない。
RB#32安達の中央ランはOL陣の力強いブロックに守られ、11ydゲイン。続いてRB#32安達は中央から好デイライトランを魅せ、ゴール前15ydへ。
残り時間1分を切ってQB#16郷原のオプションキープでゴール前4ydへ。FB#小西のダイブ、QB#16郷原のキープで時間を使いながら確実に前進。最後はエンドゾーンまでボール1個分の位置からFB#4小西が飛び込み、残り時間11秒でこの日2本目のTDを挙げ、#23大津のTFPも成功して35-21。

一橋大最後のプレーをDL#92畑がQBサックに仕留めて、ゲームセット。
壮絶な戦いの末、チーム一丸となって戦ったウォリアーズが今季2勝目を挙げた瞬間であった。

対 慶應義塾大学戦

日時  9月19日 14:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 14 ― 49 慶應義塾大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 0 14 14
慶應大 14 7 7 21 49

Game Report

初戦の日体大に快勝し、絶好の滑り出しを見せたウォリアーズ。
第2戦の相手は05年高校選手権優勝時の主力メンバーを揃え、ブロック優勝を虎視眈々と狙う強豪慶大。
1部復帰後3年連続の敗戦を喫し、特にここ2年は4点差・3点差の悔しい惜敗続きであるが、今年こそリベンジを果たすべく、今季第2戦の闘いが始まった。

【1Q】東大#88松岡(4年)のキックオフにより試合開始。
東大オフサイドの反則により慶大1stシリーズは自陣39ydから。
エースRB#34のハンドオフからオープンへ流れる24ydランを皮切りにショットガン・Iフォーメーションからのスイープ・ブラスト・QBラン等を全く止めることができず、僅か8プレーで先制のTD。
TFPも決まって0-7。(4:23)

日体大戦でキックオフリターンTDを挙げた#33土井田(3年)を恐れて慶大キックはゴロキック。
東大1stシリーズは自陣36ydから。
先発QBは日体大戦同様に#16郷原(3年)。
ホールディングの反則もありFDを獲得できずに4th-15となりパント。

自陣35ydからの慶大2ndシリーズ。
全シリーズ同様に東大DLは慶大OLの壁に押されまくり、ランプレーを全く止めることができず、10連続ランプレーの前に追加TDを許して0-14。(11:43)

慶応キックオフはゴロキックだったが、#33土井田が好リターンを見せて東大2ndシリーズは敵陣49ydから。
ここで1本TDを返さないと苦しい展開。

【2Q】FB#4小西(3年)のダイブでFDを獲得して、敵陣39ydへ。
しかし、この後はパス・ランとも前進できずに4th-8となりパント。

慶大3rdシリーズは自陣22ydから。
RBの中央ラン、QBのオープンランが全く止まらず、2回FDを献上して僅か5プレーで自陣48ydまで前進を許す。
しかし、何とか4th-1まで追い込み、エースRB#34の中央ランをLB#20小河(2年)が好タックルで仕留め、計測の結果僅かにFD獲得に至らず、攻守交替。

ディフェンスが何とか持ちこたえた後の東大3rdシリーズだったが・・・。
QBサックで大きくロスし、TE#34梅田(3年)へのスクリーンとQB#16郷原のオプションキープも大きく前進できずに4th-7となりパント。

残り時間4分で迎えた慶大4thシリーズは自陣31ydから。
ここまでのシリーズは全てランプレーだったが、今シリーズはパス主体にテンポ良くFDを獲得され、僅か9プレーで3本目のTD。
TFPも決まって0-21。(残り時間52秒)

続くキックオフでは東大リターナーが慶大タックルの前にファンブルを喫し、これを慶大がリカバーし、ゴール前29ydで再度慶大の攻撃開始。
何とか3rd-3に追い込み、DB#27野村(4年)があわやインターセプトとなる好パスカバーを見せて4th-3とし、慶大はFGトライするも失敗。

残り時間23秒で攻撃権を手にした東大が1プレー攻撃を行ったところで前半終了。

【3Q】慶大キックオフで後半開始。
ゴロキックの前にリターンできず、東大1stシリーズは自陣32ydから。
しかし、・・・2ndプレーのランプレーで慶大の厳しいプレッシャーの前に思わずファンブルしてしまい、慶大選手がそのままキャッチし、攻守交替。

ゴール前25ydからの慶大1stシリーズ。
QBのオープンランでゴール前15ydまで進み、更にQBドローで7ydの前進を許してゴール前8ydで2nd-3。
東大守備陣も奮起し、2回のランにFDを与えず、4th-インチまで粘るも最後は4本目のTDを献上して0-28。(3:52)

続くキックオフで#33土井田が好リターンを見せ、東大2ndシリーズは敵陣48ydから。
#33土井田のオプションピッチでこの試合2個目のFDを獲得してゴール前37ydへ。
しかし、・・・パス失敗、2回連続のQBキープは6yd前進の後2ydロスとなり、4th-6に追い込まれる。
WRへのどんぴしゃりのパスはイージーなキャッチミスであえなく攻守交替。

自陣34ydからの慶大2ndシリーズ。
ランパス織り交ぜて僅か5プレーでゴール前13yd。
しかし、ここでこの試合初めてのビッグプレー。
DL#70加藤(3年)の厳しいパスラッシュの中で投じられた慶大のパスにウォリアーズ随一のアスリートDB#9高木(2年)が飛び込んで見事なインターセプト。

自陣8ydで攻撃権を手にした東大の3rdシリーズ。
QB#16郷原の好走で2回FDを獲得して自陣36ydまで前進。
しかし、慶応DL陣強し。2回のランはノーゲイン、パスラッシュきつくスプリントアウトパス失敗。4th-9となってパント。

【4Q】#89三上(2年)の飛距離あるパントと#4小西の好タックルにより、慶大3rdシリーズは自陣25ydから。
1stプレーのQBランはLB#18鈴木(4年)の好タックルで2ydゲインに仕留め、2ndプレーのサイドラインパスにはDB#9高木が反応良く飛び込んであわやインターセプト。
更に3rdプレーのパスはDL陣の厳しいプレッシャーで失敗。
FDを1回も与えることなく1-2-3パントに追い込む。

そろそろ自慢の攻撃力を見せて欲しい東大の4thシリーズは自陣35ydから。
RB#33土井田のオプションピッチはOLのブロック良く14ydゲインし、自陣49ydでFD獲得。
WR#19池内(3年)のリバースで7ydゲインし、更にQB#16郷原からWR#19池内へのオプションフェイクのロングパスが見事に炸裂してゴール前10ydへ。
最後はRB#33土井田の10ydTDランでこの試合初のTD。
#88松岡のTFPも決まって7-28。(2:48)

残り時間9分強の中で逆転を狙いたい東大は迷わずにオンサイドキック。
しかし、10yd飛ばずにサイドラインを割ったため、ボールデッド地点から5ydの罰退をくらって慶大4thシリーズは東大陣35ydから。
1stプレーの中央ランはDL#70加藤のロスタックルで仕留めたが、次プレーでエースRB#34に一発TDを許してしまい、7-35。(3:41)

未だ闘志衰えないウォリアーズ。
続くキックオフで#33土井田が左サイドラインを疾走。惜しくもサイドラインを割ったがあと一歩でリターンTDとなる快走を見せ、東大5thシリーズはゴール前27ydから。
2プレー目でQB#16がフェイクパスをフリーになったWR#87杉山へ投じ、鮮やかなTD。
#88松岡のTFPも決まって14-35。(4:44)

東大キックオフは再度攻撃権獲得を狙ったオンサイドキックだったが、ボールをキャッチした慶大前列選手がそのまま無人の荒野を駆け抜けてリターンTD。
追いつきかけたところでのショックなプレーにより、14-42。(4:51)

東大6thシリーズは自陣30ydから。
1回FDを獲得するも2回連続のQBサックを喫してあっさりとパント。

慶大6thシリーズを1-2-3パントに仕留めた後の東大7thシリーズ。
LBブリッツによるQBサックで大きくロスした後、再度QBサックを喫し、ファンブルしたボールをダイレクトキャッチした慶大LBがエンドゾーンへ駆け抜け、とどめのリターンTDを挙げて14-49。(残り時間1:29)

続く東大攻撃では1stプレーでインターセプト。

慶大が4プレー行ったところでゲームセット。

対 駒澤大学戦

日時 10月9日 11:00 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 44 ― 3 駒澤大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 3 7 27 44
駒澤大 0 3 0 0 3

Game Report

初戦敗戦から立ち直り、ここまで2勝1敗のウォリアーズ。
秋雨そぼ降るアミノバイタルでの第4戦の相手は駒沢大。
目標であるクラッシュボウル出場を果たすためには絶対に負けられない一戦。攻守蹴全てで圧倒して次節の早大戦に弾みをつけて臨みたい。

【1Q】駒沢大のキックオフで試合開始。
#19池内(4年)がリターンして、東大1stシリーズは自陣34ydから。
RB#32安達(4年)の7ydオプションピッチ、16ydパワーオフタックル、13yd中央ランの3連発で一気に敵陣30ydへ。更にFB#4小西(4年)がダイブから力強い2ndエフォートでゴール前20ydへ。RB#32安達の2回連続のパワープレーでゴール前7yd。
エクスチェンジミスでロスするも、最後はQB#16郷原(4年)がオプションキープから鮮やかな9ydTDラン。#23大津のTFPも決まり、7-0。(5:01)

駒沢大1stシリーズは自陣33ydから。
2回のランに4ydしか前進を許さず3rd-6とするも、パスを通され東大陣41ydへ。3回のランを何とか止め4th-インチとするも、QBスニークでFD/東大陣30ydへ。スクリーンを読んだLB#1徳田(3年)のロスタックルもあり3rd-11とし、厳しいラッシュでQBを追い込むも、またもやパス成功。ゴール前14ydへ。

【2Q】ずるずると前進を許しているウォリアーズ。
何とか頑張りたいディフェンス陣。QBスクランブルは1yd、パスは失敗、QBキープも5ydに留めて4th-4。駒沢大をFGトライに追い込む。FGは成功し、7-3。(0:48)

自陣33ydからの東大2ndシリーズ。今シリーズもTDに繋げたいところ。
しかし、1stプレーでブーツレッグから投じたパスは弾道が乱れて、駒沢大DBがインターセプト。あえなく攻守交代。

東大陣49ydで絶好のチャンスを手にした駒沢大2ndシリーズ。QBキープとスクランブルで前進され、東大陣38ydでFD。
しかし、ここで東大守備陣が猛奮起。オプションピッチはDE#55松永(3年)がナイスタックル。しかも相手のホールディングの反則で1st-20。1回パス失敗させた後の2nd-20でLB#1徳田が見事なインターセプト。

自陣41ydで攻撃権を奪い返した東大3rdシリーズ。
しかし、3回のランでFD獲得できず、4th-5/1-2-3パント。しかも、パンターの足が滑ってボールにかすっただけの蹴り損ねで殆ど飛ばず。

東大陣44ydでチャンスを得た駒沢大3rdシリーズ。ランプレーで1回FDを奪われ、東大陣34ydへ。
しかし、ここでも東大守備陣が猛奮起。ドローはDE#55松永がノーゲインに押さえ、ブリッツに入ったLB#20小河(3年)が見事なQBサックを演じて3rd-18。
ヒッチパスにもゲインを許さず、4th-16/パントに追い込む。しかも、スナップミスで駒沢大キッカーはボールを確保するだけで精一杯。

前半残り時間3分強、敵陣44ydで攻撃権を手にした東大4thシリーズ。
QB#16郷原のオプションキープで敵陣31ydへ。3rd-3となるも、#28寿松木(4年)のパワーオフタックルでFD/ゴール前19yd。残り時間40秒、何とかTDを奪いたい。
しかし、2回のランはノーゲイン。3rd-10、残り時間1秒でFGトライ。37ydFGを#23大津が見事に決めて10-3で前半終了。

【3Q】東大のキックオフにより後半開始。駒沢大1stシリーズは自陣26ydから。
カウンター系のランにタックルミスして自陣37ydでFD。
しかし、ここで東大守備陣のビッグプレー炸裂。DE#55松永等の厳しいパスラッシュで追い込まれたQB。投じたパスをCB#21大坪(4年)がインターセプト。

敵陣44ydでチャンスを得た東大1stシリーズ。
RB#32安達がパワーオフタックルからオープンへ。一度はロスタックルを食らいそうになりながら、粘り腰で見事な12ydラン。更にRB#28寿松木がオプションピッチが好走し8yd前進。
最後はQB#16郷原がハンドオフフェイクからのカウンターランでオープンを疾走し、見事な24ydTDfラン。#23大津のTFPも決まり、17-3。(3:03)

東大#89三上(3年)のキックは滞空時間・飛距離共に十分なキック。
駒沢大2ndシリーズは自陣21ydから開始。LB#45山田(3年)の素早い判断によるロスタックルもあり、1-2-3パント。

パントは#19池内が果敢にキャッチして東大2ndシリーズは自陣43ydから。
RB#32安達の7ydパワープレー後、WR#19池内の8ydパスが成功し、敵陣42ydへ。RB#32安達がカウンター系のランで力強く8yd前進した後、QB#19郷原がオプションキープから14yd好走して、ゴール前20ydへ。一気に畳みかかるチャンス。
しかし、QBキープ時に相手タックラーとの接触でボールをファンブルし、これを相手がリカバー。

ターンオーバーにより自陣10ydで攻撃権を得た駒沢大3rdシリーズ。
しかし、今試合の東大守備陣は気持ちが切れない。今シリーズも3回のランにFDを与えず、1-2-3パントに追い込む。

駒沢大パントが飛ばず、東大3rdシリーズは敵陣32ydから。
3rd-2となるも、QB#16郷原の好オプションキープで一気にゴール前11ydへ。しかし、続くQBキープは4ydロス。

【4Q】ゴール前15ydからの2nd-14。
QB#16郷原がフェイクを入れてからの決め打ちキープで鮮やかなTDラン。#23大津のTFPも勿論決まり、24-3。(0:10)

キックオフカバーでは#6上田(3年)のナイスタックルもあり、駒沢大4thシリーズは自陣29ydから。
4th-3と追い込むが、駒沢大はギャンブル。QBにフェイクからオープンを走られて自陣45ydまで前進を許す。しかし、再度4th-8に追い込んだ後のギャンブルではきっちりと止めて攻守交代。

敵陣49ydからの東大4thシリーズ。
ここでQBは#15高木勇海(2年)に交代。公式戦デビューのQB#15高木は実に落ち着いたクォーターバッキングを披露。
初プレーでRB#32安達の7ydオプションピッチを演出。次プレーでもナイスパスを投じるも、これはWRのキャッチミスで失敗。しかし、3rd-3からのオプションキープでは素早い切れ上がりで見事に初FD獲得。敵陣34ydへ。
更に、ハンドオフフェイクを入れてからのQBキープで、オープンを快走。兄貴同様の健脚を活かして加速し、一気にゴール前8ydへ。最後はRB#28寿松木がオプションピッチからエンドゾーンへ。#23大津のTFPも成功し、31-3。(5:09)

駒沢大5thシリーズは自陣30ydから。
DE#54夫(4年)のQBサックもあり、安定感ある守りで4th-10に追い込む。更に駒沢大ギャンブルのパスは失敗。

ゴール前29ydで攻撃権を手にした東大5thシリーズ。
公式戦デビューのFB#24長谷川(2年)の3ydダイブの後、QB#15高木が先程同様にハンドオフフェイクからのキープでオープンを疾走。あわやTDとなる好走により、ゴール前3yd。
最後も自らのキープでねじ込んでTD。#23大津のTFPも決まり、38-3。(残り3:20)

ここでキッカーは1年生#47山田に交代。デビュー戦とは思えない落ち着きぶりで好キックを蹴り、駒沢大6thシリーズは自陣37ydから。
ホールディングの反則やLB#20小河のQBサックで大きくロスし、4th-27。
それでもギャンブルし、ロングパス。WRは東大DBを抜いてあわやキャッチ・・・しかし、ラッキーにも失敗。

残り時間2分を切って、ゴール前20ydで攻撃権を手にした東大6thシリーズ。
QB#15高木がQBドローから一気に加速し、相手守備陣の間を切り裂き、ゴール前7ydへ。RB#28寿松木の力強い中央ランで6ydゲインした後、最後はQB#15高木のキープでTD。TFPはゴールポストに当たって残念ながら失敗し、44-3。(残り38秒)

駒沢大最後の攻撃は自陣40ydから。
1回FDを与え東大陣42ydまで進まれるが、ロングパスをCB#35彦坂(3年)がインターセプト。

残り9秒、自陣16ydからの東大最終プレー。
QB#15高木がオプションキープで45ydロングゲイン。敵陣39ydまで進んだところでゲームセット。
決して順風満帆ではなかったが、前半戦を3勝1敗としたウォリアーズ。
いよいよ、次節から早大・明大・中大との強豪相手の3連戦。何としても目標のクラッシュボウル出場を果たす。

対 法政大学戦

日時  9月27日 14:30 Kick Off

場所 川崎球場

●東京大学 14 ― 42 法政大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 14 0 14
法政大 7 14 7 14 42

Game Report

初戦の日体大に快勝したものの、前節慶大のパワーとスピードの前に完敗を喫したウォリアーズ。
第3戦の相手は言わずと知れた関東王者法大。
敗戦ショックから立ち直り、王者相手に真っ向勝負を挑む。

【1Q】東大#88松岡(4年)のキックオフにより試合開始。
#18鈴木(4年)が法大エース#29原を好タックルで仕留めて、法大1stシリーズは自陣18ydから。
ヒッチパスからのランで自陣36ydまで進まれた後、一気にTDを狙ったロングパスを投じられ、東大DBを振り切った法大WRが見事にキャッチし、そのままエンドゾーンへ。
開始わずか44秒・2プレーで先制のTDを挙げられて、0-7。

東大1stシリーズは自陣30ydから。
先発QBとRBは今季初先発の#15名井(4年)と#31星野(4年)。
RB#31星野の切れ味あるオプションピッチで自陣48ydでFD獲得。
2nd-12となるもRB#31星野のダイブでゲインし3rd-1。
更にモーションしてきたTE#34梅田(3年)がセンターからダイレクトスナップを受けて中央に突進して敵陣38ydでFD獲得。
QB#15名井のオプションキープで4ydゲインし2nd-6。しかし、スナップが乱れて大きくロスして3rd-18。
結局パントを強いられ、好機を活かせない。

自陣20ydからの法大2ndシリーズ。
ショートパスにはSF#25高森(3年)の好タックルでRACを許さず、中央のランプレーもDL・LB陣が力強く止めて、3rd-2に追い込むが、再度中央ランで押し込まれて自陣34ydでFD献上。
CB#10玉川(4年)が後一歩でインターセプトとなる好パスカバーを見せるも、その後パスを通されて自陣47ydへ。
しかし、ここで東大ディフェンス陣が踏ん張る。WRがヒッチパスをキャッチした瞬間に目の覚めるようなタックルを好手CB#9高木(2年)が浴びせてロスさせ、2nd-12。
ブリッツしたLB#46田代(2年)がQBサックして3rd-18。
パス成功されるもFDには至らず4th-3としてパント。

自陣16ydからの東大2ndシリーズ。
3rd-12となるもQB#15名井がオプションキープから好走して自陣30ydでFD獲得。

【2Q】しかし、3回連続のオプションランはFD獲得に至らずパント。

パントを大きくリターンされて法大3rdシリーズはハーフラインから。
エースRB#29のスイープでロングゲインされ東大陣36ydへ。更にパスでFD獲得されてゴール前15yd。
RB#29のランをスクリーメージを割って入ったDL#55松永(3年)がロスタックルで仕留めて2nd-13とするも、次プレーでTDパスを通されて0-14。(5:05)

自陣42ydからの東大3rdシリーズは1-2-3パントとなり、あっさりと攻守交替。

自陣16ydからの法大4thシリーズ。
パスを通されるもSF#12八尾(4年)の素早い上がりでRACを許さず2nd-6。中央ランも何とか止めて3rd-3に追い込むも、お家芸のスクリーンパスでロングゲインを奪われ東大陣38ydへ。
続くオプションピッチへはLB#3安部(3年)が素早い上がりと足元への鮮やかなタックルを浴びせて大きくロスさせ2nd-15。
しかし、法大WRのスーパーキャッチでゴール前27yd。更に2回のランプレーでゴール前13ydでFD献上。
残り時間1分半強。パスを通されるも法大パーソナルファールで罰退し2nd-15。
更に2回連続でパス成功されるも、WRをきっちりカバーしているCB#10玉川やCB#2高木が胸のすくタックルを連続で浴びせて4th-7。
残り時間38秒。法大はタイムアウトを取ってFGトライではなくTD狙いのギャンブル。残念ながらエンドゾーンでフリーになったWRへTDパスを通されて0-21。

東大最後の攻撃は自陣35ydから。
QB#15名井の22ydオプションキープ、新星WR#85小松(2年)への17ydパス成功でゴール前26ydへ。
スパイクして時間を止めた後、TD狙いのロングパスを試みるも、プリベント守備を敷いている法大がインターセプト。

【3Q】法大キックオフで後半開始。
この日リターナーに入ったWR#32安達(3年)が好リターンを見せて、東大1stシリーズは自陣46ydと好ポジションから開始。
何とか反撃の狼煙を上げたい東大オフェンス陣。3rd-4となるも、RB#31星野がオプションピッチから好走を見せて一気にゴール前26ydへ。
再度3rd-12に追い込まれるも、QB#15名井がオプションキープから縦に鋭く切れ上がるビッグランを見せてゴール前7ydへ。
RB#31星野のオプションピッチでゴール前1yd。
最後はQB#15名井がランプレーのフェイクの後、ブロッカー役のRBの位置からディレーでスクリーメージを抜けてフリーになった#34梅田へ念願のTDパス。キッカー#88松岡のTFPも決まり7-21。(4:32)

法大1stシリーズは自陣38ydから。
スクリーンはブロッカーを外したSF#12八尾が好タックルで4ydゲインに留め、ロングパスはぴったりWRをマークしていたCB#10玉川が、「これぞパスディフェンスの見本」のような見事なカット。
3rd-6のスナップは乱れ攻撃権獲得の絶好のチャンスだったが、残念ながらQBの個人技でFD獲得されてハーフラインへ。更にスイングパスでFDを獲得されゴール前33ydへ。
闘志衰えない東大守備陣も頑張り4th-4に追い込むが、法大はギャンブル。パスを通されてゴール前16ydへ。
3rd-3とするが、最後はQBのオープンランで4本目のTDを挙げられて、7-28。(9:09)

自陣29ydからの東大2ndシリーズ。
3rd-13に追い込まれ、しかも中央のランはゲインできず。しかし、法大のパーソナルファール(レイトヒット)により15yd前進して自動的にFD獲得。
RB#31星野がオプションピッチから密集の中を好走して敵陣44ydへ。
更にモーションしてきたTE#34梅田がオプションピッチからタックラーを引き摺りながら力強く前進して一気にゴール前20ydへ。
更にRB#31星野のオプションピッチでゴール前10ydへ。
最後は同じくRB#31星野がオプションピッチからエンドゾーンへ駆け抜ける好走を見せてTD。#88松岡のTFPも決まって14-28。(3Q終了)

【4Q】TDプレーの際の法大パーソナルファールにより東大は自陣45ydからキックオフ。
好カバーもあり、法大2ndシリーズは自陣18ydから。
パスでFD獲得され自陣34ydへ。RB#29のランにはSF#12八尾が足元へのタックルで2ydゲインに留めるも、同じくRB#29の中央ランでハーフラインまで侵攻される。
更に2回FD獲得されて、ゴール前21ydへ。
QBスクランブルで9yd前進された後のサイドラインパスにはCB#9高木が反応良く飛び込んでパス失敗。後一歩でインターセプトとなる好プレーであったが、もしインターセプトしていればリターンTDの可能性が高かっただけに惜しかった。
3rd-1のランはゲインされたものも東大守備陣がファンブル誘発しリカバー。しかし、審判のホイッスルが一足早くFD獲得の判定でゴール前3yd。
最後はパス成功でTDを奪われ、これで14-35。(4:27)

東大3rdシリーズは自陣35ydだったが、オプションシリーズにアジャストしてきた法大の前に1-2-3パント。

法大3rdシリーズは自陣35ydから開始。
テンポ良く2回FD獲得されて、東大陣38ydへ。
しかし、ここでも東大守備陣が粘る。ブリッツに入ったLB#46田代のQBサックで2nd-16。ロングパスをCB#10玉川がナイスカット。
スクリーンでゲインされるもFD獲得には至らず4th-5。
しかし、ギャンブルのパスを通されてゴール前8yd。最後もパスでTDを奪われて14-42。(残り2:19)

東大最後のシリーズは自陣42ydから。
何とかもう1本TDを取りたい東大オフェンス陣。
QB#15名井からハンドオフされたRB#32安達がTE#34梅田へピッチし、TE#34梅田が7ydラン。
RB#31星野がオプションピッチから11ydランを見せて敵陣40ydへ。更にQB#15名井からTE#34梅田へのオプションフェイクパス成功でゴール前20yd、残り時間1分強。
3rd-6となるもWR#85小松へのスプリントアウトパスは見事に成功。
エンドゾーンまで後ボール1個分、残り時間44秒、タイムアウト無し。
スパイクでで時計を止め、QBランでTDを狙うも失敗。再度スパイクで時計を止めて残り時間25秒。
最後はオプションピッチを試みるも、法大に完全に読まれていてTDならず。
エンドゾーンは近くて遠く、実にもったいないシリーズであった。

最後に法大が1プレー行ったところでゲームセット。

対 早稲田大学戦

日時 10月17日 13:45 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 7 ― 45 早稲田大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 0 7 7
早稲田大 3 14 14 14 45

Game Report

苦しみながらも前半戦を3勝1敗で折り返したウォリアーズ。
いよいよ早大・明大・中大との強豪相手の3連戦。
目標であるクラッシュボウル出場に向けて、持てる力の全てを出し切り、ウォリアーズの本気を全てをぶつける。

【1Q】東大のキックオフで試合開始。気迫溢れる好カバーにより、早大1stシリーズは自陣28ydから。
ショートパスにRACを許さず、RB#10の中央ランも止めて3rd-1とするも、#10の中央ランでFD/自陣42ydへ。2nd-2での#10の中央ランを必死に止めるもギリギリでFD/東大陣48yd。
モーションしてきたWRのオープンランはCB#3安部(4年)の気迫溢れる好タックルで1ydロスさせ、フェイクからのシュートパスはLB#20小河の好守備で押さえて3rd-6と食い下がる。
残念ながら#10にオフタックルランで独走を許してゴール前17ydへ。しかし、ここで東大ディフェンス陣が奮起する。DE#55松永(3年)のQBサックで5ydロスさせ、スイングパスも好カバーで5ydゲインに留めて、3rd-10。
TD狙いのパスは失敗して4th-10となり、早大をFGトライに追い込む。FGは成功して0-3。(5:44)
12プレーで1Qの半分の時間を消費させ3点に留めた東大ディフェンス見事!

#32安達(4年)の好リターンにより、東大1stシリーズは自陣35ydから。
1stプレーでFB#4小西(4年)がダイブで一線突破し、26ydのロングゲイン。一気に敵陣39ydへ。
幸先良いスタートだったが、続くダイブは1ydロスとなり、2nd-11で投じたフェイクパスは早大LBにインターセプトを喫して、攻守交代。

自陣34ydで攻撃権を手にした早大2ndシリーズ。
早大はいきなりTD狙いのスペシャルプレー。QBからのボールを受けたRB#10がパスを投じるも、WRを良くマークしていたCB#3安部が見事にカット。
更に2回のランを必死に止めて4th-1。自陣での4thダウンではあるが、#10を擁する早大は迷わずにギャンブル。#10のパワープレーを必死に止めるも惜しくもFD献上/自陣46ydへ。
しかし、今回も東大ディフェンス陣が気迫溢れるプレー連発。オフタックルランを4ydゲインに留めた後、#10のランにはブリッツしたLB#45山田(3年)が足元への胸のすくような鮮やかな一撃タックルを浴びせて5ydロス。
3rd-11となった早大はスクリーンパスを試みるも、これを読んでいた東大は大きなゲインを許さず4th-5/パント。

【2Q】自陣10ydからの東大2ndシリーズ。
中央ラン、オプションピッチ、QBキープと繰り出すも4th-12/1-2-3パント。FD獲得できずに、あっさりと攻撃権を渡してしまう。

#89三上(3年)の見事なロングパントにより、早大3rdシリーズは自陣41ydから。
東大陣42ydでFD献上した後、DE#55松永のQBサックで2nd-16とするも、ミドルパスを通されて3rd-1。#10のオープンランにタックルミスが相次ぎ、サイドライン際をゴール前6ydまで走られてしまう。最後はQBキープで一発でTDを決められて0-10。(3:36)

TDランの際の東大パーソナルファウルにより早大キックオフは自陣45ydから。
キックはタッチバックとなり、東大3rdシリーズは自陣20ydから。ここまで良いところの無かった東大オフェンス。そろそろディフェンスの頑張りに応えたいところ。
RB#33土井田(4年)の中央ラン、QB#16郷原(4年)のオプションキープで自陣31ydへ。3rd-1をQB#16郷原の決め打ちキープで凌いで、自陣45ydへ。
更に、RB#33土井田がオプションピッチから好ブロックに支えられて好走し、敵陣42ydへ。
2回のランでFD獲得できず3rd-7となるも、RB#33土井田がオプションピッチから一気にゴール前7ydに迫る快走を魅せる。完璧なブロックと#33土井田の脚力が相まった胸のすくような見事なプレーであった。
残り時間2分、ここで1TDを返して7-10の3点差とし、後半に繋げたいところ。1stプレーでファンブルするも何とか自らリカバーして1ydロス/ゴール前8yd。QB#16郷原がキープで中央を突いて5yd前進/ゴール前3yd。
しかし・・・ゴールは近くて遠い。フォルススタートの反則で5yd罰退して3rd-8。中央ランはノーゲインとなり、FGトライするも惜しくも左に逸れて失敗。

残り時間26秒・自陣20ydで前半最後の攻撃権を手にした早大。TDだけは回避して0-10のまま前半終了したいところ。
しかし、強くて速い#10の中央のランに31ydの独走を許し、何とかタックルするも東大陣49ydまで侵攻を許す。ここで早大は一気にTD狙いのロングパス。
DBを抜いてフリーになったWRが見事に49ydTDパスをキャッチ。痛恨の追加点を許してしまい、0-17で前半終了。

【3Q】早大のキックオフで後半開始。東大1stシリーズは自陣30ydから。
オプションピッチ、中央ラン、QBドローと繰り出すも4th-13/1-2-3パント。FD更新できずに、あえなく攻守交代。

自陣47ydからの早大1stシリーズ。
WRをピッタリとマークしていたCB#9高木(3年)が、パスキャッチした瞬間に後ろからボールを叩き出すファインプレーを演じ、更に中央ランに大きなゲインを許さず3rd-6。
残念ながら#10の中央のランでFDを更新されて、東大陣41ydへ。パスを2回連続で成功されて、ゴール前9yd。#10のオフタックルランには前半同様にブリッツしたLB#45山田が足元への鮮やかな必殺タックルを浴びせて3ydロスさせるも、次プレーでQBエンドランでTD献上。これで0-24。(5:06)

自陣22ydからの東大2ndシリーズ。
RB#33土井田の12yd中央ランで自陣34ydに進むも、ここから前進できない。
カウンターランは3ydロス、オプションピッチも2ydロス、最後にQBサックを食らって4th-18/1-2-3パント。東大ハイパーオフェンスはどこに行ってしまったのか?

パントカバーで1stタックルに失敗し、一度後退したリターナーにオープンを大きくまくられロングゲインを許してしまい、早大2ndシリーズはゴール前26ydから。
1stプレーのスイープで完璧なブロックにより独走を許し、一発TD。点差は更に広がって0-31。(7:55)

東大3rdシリーズは自陣31ydから。
4ydオプションピッチ、5ydショベルパス、3ydダイブで苦しみながらも何とかFD獲得。しかし、3回連続のQBランは前進できず、4th-8/パント。

【4Q】15ydのパントリターンを許して、早大3rdシリーズは自陣43ydから。
CB#3安部の好パスカットで2nd-10とするも#10のパワフルなドローで東大陣44yd。SF#9高木の好パスカバーもあり、4th-1に追い込むも、#10の中央ランでFD献上してゴール前32ydへ。
2回のランに3rd-5まで粘るも、最後は#10がスクリーンから26ydTDラン。これで0-38。(3:35)

何とか一矢報いたいウォリアーズ。#32安達が自陣49ydまでのビッグキックオフリターンを演じて東大4thシリーズ開始。
RB#33土井田へのフェイクパスで2ndショートとし、QB#16郷原のオプションキープでFD獲得/敵陣41ydへ。成長著しいWR#27久世(2年)がフェイクパスを見事にキャッチしてゴール前20ydへ。
QB#16郷原の2回連続のキープでゴール前8ydへ。最後もQB#16郷原自ら決めキープで好走し、念願のTD。#23大津のTFPも決まり、7-38。(残り時間4:51)

東大のオンサイドキックは失敗して、早大4thシリーズは東大陣42ydから。
8ydランを許した後の2ndプレーでフェイクからのロングパスであっさりとTDを許す。これで7-45。(残り時間4:02)

東大5thシリーズは自陣31ydから。
3回のランでFD獲得できず4th-3となるも、当然ギャンブル。RB#33土井田がオプションピッチで好走し、東大陣49ydへ。リバースフェイクのQBランは相手に読まれて大きくロス/2nd-16。
しかし、TE#34梅田(4年)への17ydパスが見事に決まって敵陣40ydへ。残り時間40秒、ゴールまで40yd。
TDを狙ったロングパスは網を張っていた早大SFにインターセプトを喫し、東大陣45ydまで大きくリターン。

最後に早大が1プレー行ったところでタイムアップ。

無念の敗戦を喫したウォリアーズ。明大・中大との残る2試合で意地を見せ、その真価を発揮することを信じている。

 

対 明治大学戦

日時 10月31日 17:45 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 17 ― 28 明治大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 7 3 0 17
明治大 7 0 7 14 28

Game Report

ブロック優勝の可能性を賭け全力で挑んだ早大戦に敗北し、3勝2敗のウォリアーズ。
敗戦ショックから這い上がり、勝利へ賭ける思いで残り2試合に全力を尽くし、2010ウォリアーズの意地と真価を必ず見せる。

【1Q】東大のキックオフで試合開始。明大はいきなりリバースリターンを繰り出し、1stシリーズは自陣39ydから。
今試合の勝利がブロック優勝の絶対条件である明大は1stプレーでもリバースと続けざまにスペシャルプレー。意表を突かれて大きなゲインを許してしまい、東大陣44ydへ。
更にオフタックルランからゴール前7ydへのロングゲインと開始早々のピンチ。しかし、ここで気合の入った東大ディフェンス陣が粘りに粘る。リバース・ブラストに3ydしかゲインを許さず、ブーツレッグからのパスはWRをピッタリマークしていたSF#25高森(4年)が見事にカット。
ゴール前4yd・4thダウンに追い込むが、強気の明大はFGではなく、あくまでもTD狙いのギャンブル。残念ながらQBキープでTDを許してしまい、0-7。(2:53)

キャッチミスのためリカバーが精一杯でリターンできず、東大1stシリーズは自陣23ydから開始。
ここから東大オフェンスの見応えある実に見事なTDドライブが狼煙を上げる。
先発QBは#16郷原(4年)。 2nd-7からQB#16郷原がオプションキープで好走し自陣37ydへ。WR#19池内(4年)へのパスも鮮やかに決まって2nd-inch。FB#4小西(4年)の中央突破で自陣48ydでギリギリFD獲得。
2nd-6からWR#7今井(2年)へのフェイクパス。期待のアスリートWR#7今井の好捕により一気にゴール前24ydへ。ブラスト・QBキープでゲインできず3rd-10となるが、ここでタイムアウト。
大型WR#27久世(2年)へのパスはナイスパス・ナイスキャッチで。これで4th-1。QB#16郷原の強気のキープでゴール前14ydでギリギリFD。
オプションピッチ・キープで4ydしかゲインできず3rd-6となるも、今度もQB#16郷原がロールアウトからのスクランブルでゴール前4ydへ。オプションキープで3ydゲインし、ゴール前1yd。
パス失敗の後、QB#16郷原がキープから中央に飛び込んで嬉しいTD。#23大津のTFPも決まり、7-7の同点。(12:00)
16プレー/9分の集中力の切れない見事な77ydTDドライブであった。

【2Q】明大2ndシリーズは自陣41ydから。
中央ランは素早い集まりで2ydゲインに留め、モーションしてきたWRのランもプレーを完全に読んで2ydに抑え、3rd-6。オプションフェイクパスも失敗させて、4th-6/1-2-3パントに追い込む。

ディフェンスの頑張りに応えたい東大3rdシリーズは自陣9ydから。
今回も東大オフェンスの粘り強い見事なTDドライブが狼煙を上げる。3rd-10となるもウォリアーズの誇る機動戦士TE#34梅田(4年)へのパス成功。自陣27ydへ前進。
明大オフサイドの反則で1st-5となった後、RB#23大津(2年)がオフタックルを果敢に前進して2nd-inch。QB#16郷原が気合のオプションキープで自陣42ydへ。
次代のエースRB#23大津がオプションピッチから鋭いカットを踏んでライン際を快走。敵陣43ydへ。QB#16郷原が完璧なオープンブロックに守られてオプションキープで好走。一気にゴール前15ydへとテンポ良く前進。
RB#23大津が中央へのランでナイスカット・ナイスランを魅せて7yd前進。2ydQBキープの後、FB#4小西のダイブでゴール前4ydでFD。QB#16郷原の中央への突進でゴール前1yd/3rdダウン。
最後はQB#9高木万海(3年)が力で押しこんで逆転のTD。#23大津のTFPも勿論決まり、14-7。(残り時間3:33)
15プレー/91ydの素晴らしいTDドライブであった。

流れを完全に引き寄せた東大。キックオフでも気合十分のナイスカバーで明大3rdシリーズは自陣34ydから。 オフタックルランで7ydゲインを許すも、次プレーで明大がファンブル。これをハーフラインでCB#21大坪(4年)が見事にリカバーして、攻守交代。

さあ相手を突き放す絶好のチャンス。このチャンスに登場したQB#15高木勇海(2年)がビッグプレー。
ボディーバランスと健脚を活かして、オプションキープでライン際を疾走。観客を唸らせる長躯40ydの見事なランを披露し、一気にゴール前10ydへ。残り時間は2分強。何とか2TD差で折り返したい。
しかし、・・・ここからが手詰まり。オプションピッチはノーゲイン、オプションキープも明大ブリッツが大当たりで4ydロス。3rd-14となり、QB#15高木が10ydキープするもゴール前4yd/4thダウン。TDはあきらめて手堅くFGトライ・・・しかし、惜しくも失敗。

命拾いした明大。残り時間35秒、自陣20ydから最後の攻撃。1stプレーで一発TD狙いのロングパスを通されてしまい、一気に東大陣33ydへ。
更にショートパス成功で残り時間21秒/ゴール前21yd。QBキープを仕掛けてくるも、DL#55松永(4年)とDL#76鈴木の気迫溢れるコンビネーションで1ydロス。エンドゾーン目掛けたTD狙いのロングパスも失敗し、残り時間8秒。
最後はFGトライをするも失敗。ディフェンス陣の奮起により、14-7と1本差のまま後半へ。

【3Q】明大のキックオフで後半開始。
必死の明大はいきなりオンサイドキックの奇襲。なりふり構わずに攻撃権獲得を狙いに来る明大。
しかし、キックは10yd飛ばず、#54夫(4年)が冷静にリカバー。東大1stシリーズは敵陣32ydと絶好の地点から開始。
このチャンスにQB#16郷原からTE#34梅田のホットライン炸裂。見事にパス成功してゴール前15ydへ。焦る明大のオフサイドの反則で2nd-4。
しかし、ここで突き放されると勝利への道が苦しくなる明大は、全てのプレーでブリッツ。中央ランは僅か1yd、オプションキープは6ydロスとなり、結局4th-9/FGトライ。#23大津の30ydFGは成功し、17-7。(3:08)

キックオフを大きくリターンされてしまい、明大1stシリーズは自陣47ydから。
13ydオプションキープ、10ydスイープで一気に東大陣30ydへ侵攻を許す。スクランブルで5ydゲインされるも、闘志衰えない東大ディフェンス陣。
中央のランはLB#20小河(3年)とDL#58横井(3年)がノーゲインに仕留め、続く中央ランでも明大RBの懐からLB#20小河がボールをもぎ取る。この超ビッグプレーにより、攻守交代。

自陣25ydでディフェンスにもらった東大2ndシリーズ。
しかし、1stプレーのフェイクパスに一か八かで飛び込んだ明大DBがインターセプト。明大の凄まじい執念の前に、残念ながら攻守交代。

東大陣34ydで攻撃権を手にした明大2ndシリーズ。
2回のランでFDを与えてゴール前16yd。スイープ、アイソレーションを何とか止めて3rd-1。再度繰り出されるスイープは見事に止めたものの、ギリギリのFD献上/ゴール前5yd。
ここでも東大ディフェンス陣は良く粘り、2ydオフタックルランの後のスイープは2ydロス。しかし、最後はロールアウトからのパスでTDを許してしまい、17-14。(8:27)

東大3rdシリーズは自陣29ydから。
RB#33土井田(4年)がハンドオフからオープンを好走し、自陣40ydへ。ショートスクリーンをキャッチしたTE#34梅田がスピードとパワーで敵陣47ydへ。
しかし、・・・オプションキープはノーゲイン、パスはラッシュ厳しく投げ捨て、オプションピッチは明大ブリッツが大当たり。4th-10となりパント。

#89三上(3年)の好パントにより、明大3rdシリーズは自陣5ydから。
3rd-inchまで粘るもスイープにFD献上/自陣19ydへ。

【4Q】2回のランを何とか止めて3rd-1とし、FD狙いのブラストも良く止めたが、ギリギリFD/自陣29ydへ。
ロングパスはDB陣の好マークで失敗、続くパスも激しいラッシュの前に失敗。3rd-10まで追い込むも結局パス成功を許し、自陣42ydへ。更に中央のランで一線を抜けて東大陣44ydへ。(SF#25高森が何とか手を引っ掛けてロングゲイン阻止したプレーが光る。)
このままずるずる侵攻を許してしまうのか。
しかし、実力と自信をつけた東大ディフェンス陣。オプションキープは2yd止まり、パスはLB#1徳田(3年)の好カバーの前に失敗。3rd-10のパスはCB#3安部(4年)がナイスカット。4th-8/パントとし、このピンチを断ち切る。
あっぱれ、東大ディフェンス陣!!

相手に移りそうなモメンタムを力と気迫で押し戻したディフェンス。その頑張りに応えたいオフェンス陣。大事な東大4thシリーズは自陣43ydから。
1stプレーで超ビッグプレー。
QB#16郷原から投じられたフェイクパス。持ち前のクイックネスと快速で明大DBを抜き去ったWR#7今井が見事にキャッチ。そのままエンドゾーンへ。
これで24-14とほぼ勝利確定・・・と誰もが思ったが、解せないパス失敗の判定。アウトオブバウンズとの審判判断の前に、値千金のプレーは無効。
気を取り直して、2回連続で繰り出したオプションキープは9ydゲイン。残り時間7分弱/4th-1、ここは手堅くパント。

明大カバーチームはリターナー無しの全員ラッシュだったが、パントが伸びてしまい、タッチバック。明大4thシリーズは自陣20ydから。
中央ラン・アイソレーションは7ydに留めて3rd-3とするも、スイープからオープンを走られて一気に東大陣47ydへ。続くスイープにはLB#1徳田が迷いなき一撃必殺タックルで僅か1yd。
2nd-9とするも、明大お家芸のリバースの前に東大陣29ydへ侵攻を許す。2回のランでゴール前20ydへ進まれた後、スピード豊かなアイソレーションの前に逆転のTDを許してしまい、17-21。(残り時間3:38)

勝利への執念衰えない東大。主将#33土井田が気迫のリターンを魅せて、東大5thシリーズは自陣49ydから。
残り時間は十分。必ず逆転ドライブするはず。しかし、・・・QBの中央ランは1yd、パスは一度キャッチしたかに見えたが明大の激しいタックルの前に失敗、オプションキープも完全に読まれて3ydロス。残り時間2分半、ゴールまで53yd、4th-12。
FD獲得を狙ったパスだったが、これも失敗して攻撃権を手放す。

東大陣47ydで後半5回目の攻撃権を手にした明大。
一気にTDを狙ったフェイクからのロングパスが成功し、ゴール前5ydへ。続くプレーでスイープからオープンを走られて痛恨のTD。残り時間1分22秒で17-28。

未だ勝利をあきらめない東大。TDを決めて、オンサイドキックで攻撃権確保→TDで再逆転の可能性に賭けたい。
自陣36ydからの攻撃は、WR#89三上へのパスが決まって敵陣45ydへ。しかし、2回続けたパスは何れも惜しくも失敗。3rd-10で投じたパスは明大DBの包囲網の前に無念のインターセプト。

残り39秒、明大がニーダウンしてタイムアップ。勝利目前での実に悔しい敗戦であった。
次節はいよいよ最終戦。2010ウォリアーズの意地と尊厳を賭け、悔いなき試合をして欲しい。今一度立ち上がり、強豪中大に勝利することを祈っている。

対 中央大学戦

日時 11月14日 16:15 Kick Off

場所 横浜スタジアム

◯東京大学 27 ― 24 中央大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 6 7 7 27
中央大 0 14 3 7 24

Game Report

初戦の立大戦で痛恨の敗戦を喫したものの、その悔しさをバネに関東学院大・一橋大・駒沢大に3連勝したウォリアーズ。
ブロック優勝の可能性を賭けて臨んだ早大戦で気迫溢れる戦いをするも無念の敗戦を喫して夢を断たれたウォリアーズ。
明大戦では勝利目前で無念の逆転負けをしたウォリアーズ。
昨年に続く2年連続の勝ち越しを賭けた大事な試合。苦しんでもがいた2010戦士達が持てる力を全て出し切って最高の勝負を挑み、必ずや有終の美を飾る。

【1Q】中大のキックオフで試合開始。
#23大津(2年)の好リターンで東大1stシリーズは自陣37ydから。
ここから東大オフェンスの完璧なTDドライブがスタート。先発QBは勿論大黒柱#16郷原(4年)。QB#16郷原からTE#34梅田(4年)のへパスに対して名手梅田を恐れた中大DBがインターフェアの反則を犯し、敵陣48ydへ。
我らが主将RB#33土井田(4年)の2回連続のランで敵陣37ydへ。更に次世代エースRB#23大津の12ydドローの好走でゴール前25ydへ。TE#34梅田への4ydフェイクパス、QB#16郷原の1ydキープで3rd-5。RB#33土井田のオプションピッチでゴール前15ydでFD。
ここでRB#33土井田へのドローフェイクからQB#16郷原のQBカウンター。中大ディフェンスが完全にフェイクにつられる中、QB#16郷原は持ち前の脚力を発揮して一気にエンドゾーンへ。#23大津のTFPも決まり、7-0と嬉しい先制点。(3:32)
まさに東大ハイパーオフェンスの真骨頂を魅せた完璧なドライブであった。

続く東大キックオフでビッグプレー炸裂。
機動戦士#34梅田がスピードとパワー溢れる超ハードタックルをリターナーに浴びせ、ボールを弾き出し、スピードスター#9高木万海(3年)がファンブルリカバー。気迫溢れる超ファインプレーにより、東大はゴール前20ydで再度攻撃権奪取。
このチャンスに、QB#16郷原からWR#27久世(2年)へのフェイクパス。躍進著しいWR#27久世が見事にキャッチしてゴール前7ydへ。一気に畳みかかる絶好のチャンス。
しかし、中大のパワフルなラン守備手強し。RB#33土井田のランは3dyロス、RB#23大津のオプションピッチは4ydゲイン、QB#16郷原のカウンターは4ydゲインで、ゴール前1.5~2yd。
挑戦者として臨む最終戦、ここはFG狙いではなくTD狙いと迷うことなくギャンブル。しかし、RB#33土井田のドローは惜しくもゴール前寸前で阻まれてTDならず。

自陣1ydからの中大1stシリーズ。
2回の中央ランで自陣16ydへ進まれ、更にオプションキープで自陣28ydへ。パス失敗、中央ランは6ydに留めて3rd-4とするも、QBカウンターに惜しくもFD献上。
しかし、ここで東大ディフェンス陣が見事な粘り。パスはSF#8岩田(4年)が後一歩でインターセプトとなるカバーを魅せて失敗。オフタックルランは2ydに留め、3rd-8。
パスを試みようとするも、東大パスラッシュ・カバーの前に投げることができず、QBはスクランブルし、これを5ydに抑えて4th-3/パントに追い込む。粘りの東大ディフェンスの真骨頂により攻守交代。

東大3rdシリーズは自陣5ydとポジション悪くスタート。
RB#33土井田がオプションピッチで好走し、2nd-インチ。

【2Q】中央ランはゲインできず3rdーインチとなるも、ノーバックからQB#16郷原がQBスニークでギリギリFD獲得、ゴール前から抜け出して自陣15ydへ。
2nd-10でRB#33土井田がドローからパワフルな2nd・3rdエフォートで3rd-3。しかし、オプションピッチは中大ブリッツが大当たりで3ydロス。結局4th-6/パント。

パントの飛距離が伸びず、中大2ndシリーズは東大陣47ydから。2回のランにFDを与えず3rd-1とするもスイープでFD献上/東大陣34ydへ。さらに15ydフェイクパス成功でゴール前19ydへ。
オプションキープにビッグプレーメーカーDE#55松永(4年)が見事なタックルで1ydゲインに仕留めるも、QBカウンターでゴール前9ydへ。
最後はオフタックルランにより一発でTDを許し、7-7の同点。(4:58)

取られたら取り返したい東大4thシリーズは自陣28ydから。
RBの位置に入ったWR#27久世の6ydオプションピッチの後、オプションフェイクからQB#16郷原がスプリントアウトしてRB#33土井田へのスイングパス。キャッチしたRB#33土井田が好走して自陣40ydへ。更にWR#19池内(4年)がフェイクパスをナイスキャッチして敵陣48ydへ。
ここで満を持してスペシャルプレー。
オプションの動きからWR#7今井(2年)のリバース。大きく空いたオープンスペースを好ブロックに守られながら、将来のパスオフェンスを担うWR#7今井(2年)が自慢のクイックネスで快走し、一気にゴール前25ydへ。的確なプレーコールとそれを見事に演じた選手の素晴らしいプレーであった。
さあ逆転のチャンス。QB#16郷原がオプションキープで素早くオフタックルを切れ上がりゴール前8yd。オプションキープは1ydロスするも、TE#34梅田がショートパスキャッチ後のパワフルなランでゴール前ギリギリへ。
最後はいぶし銀FB#4小西(4年)が中央へのダイブ。一度止められるも気迫溢れるダイビングでエンドゾーンへ。TFPは惜しくも失敗するも、ラン・パス・スペシャルプレー織り交ぜた猛攻により再逆転。前半残り時間2分26秒で13-7。

中大3rdシリーズは自陣33ydから。
2nd-10でのロングパスは守護神SF#25高森(4年)と成長著しいLB#1徳田(3年)がきっちりとカバー。投じられたパスは中大WRがSF#25高森のインターセプトを阻止するため辛うじてカット。
3rd-10まで追い込むも、スプリントアウトからのフェイクパスを通されて東大陣44ydへ。更にスクリーンで東大陣33ydへ。残り時間1分40秒、必死にゴールを狙う中大。
スパイクして時間を止めた後のQBドローでゴール前20yd。再度スパイクした後、パス成功でゴール前8yd。更にスパイクした後のドローはDE#55松永が見事なタックルでノーゲイン。3rd-10/残り時間28秒/中大のタイムアウト無し、ここを何とか凌げるか。
しかし、残念ながらフックパス成功によりTD献上。TFPも決まり、13-14と再逆転を許す。(残り時間24秒)

残り時間僅かでも最後まで得点を狙うウォリアーズ。
名手#33土井田が敵陣48ydまでのビッグリターン。
残り時間15秒、3回のパスが可能な時間。何とかFG圏内まで進めるか。WR#89三上(3年)へのショートパスが1回成功し、敵陣40ydで残り時間4秒。タイムアウトを取ってロングパスを投じるもプリベント守備を敷く中大ディフェンスの前に失敗。ここで前半終了。

【3Q】東大のキックオフで後半開始。
中大のリターンはリバース。あわやロングゲインとなるところを辛うじて止めて、中大1stシリーズは自陣46ydから。1stプレーのフェイクパス成功で一気に東大陣35ydへ。
更に2ndプレーのドローでゴール前23ydへ。
3rd-2まで粘るもブラストにFD献上し、ゴール前7ydへ。
しかし、シーズンを通して大きく成長したディフェンス陣が粘りに粘る。ドロー・QBドローに2ydしかゲインを与えず、3rdダウン/ゴール前5yd。スラントインパスはLB#1徳田の好カバーにより失敗。
結局4thダウンに追い込んで中大はFGトライ。FG成功により13-17となるも、このピンチをFGの3点に抑えたディフェンスは立派。この試合のキーシリーズであった。(3:27)

TDで逆転できる東大1stシリーズは#33土井田の好リターンにより自陣40ydから。
QB#16郷原が4ydオプションキープの後、QBドローで好走して敵陣45ydへ。ここでオプションフェイクからのロングパスで一気にTDを狙う。
QB#16郷原の完璧なパス、そして見事に中大DBを抜き去ったWR#今井。一瞬キャッチしたが、中大のタックルの前にボールをジャッグルして残念ながら失敗。しかし、WR#7今井のセンスとスピードは来年以降のウォリアーズの大きな武器となることを十分に予感させるプレーであった。
気を取り直してRB#33土井田のドローを試みるも1ydゲインに留まり、3rd-9。TE#34梅田の破壊的なブロックもあり、QB#16郷原がスクランブルで好走。ゴール前32ydへ。
3回のランでFD獲得できずに4th-インチとなるも、気持ちの切れない東大オフェンス。QB#16郷原がオプションキープから好走してゴール前16ydへ。WR#19池内が低めに投じられたスラントインパスをナイスキャッチして2nd-3。ドローは中大チャージの前にロスしてゴール前14yd/3rd-7。
この局面を打開するために、スペシャルプレーが欲しいところ。
I体型からQB#16郷原とTB#33土井田が左へフェイクし、右へ出たFB#4小西へスクリーンパス。昨年までWR/TEをこなしていたFB#小西。キャッチンぐセンスとスピードを活かし、フェイクにつられて大きく空いたスペースを 疾走し、一気にエンドゾーンへ。見事なプレーコールとそれに応えた選手達、観客席を唸らせる好プレーであった。
TFPは#32安達(4年)が今季初トライ。リターナーとしてもRBとして今季大活躍の#32安達。この大事な場面で落ち着いてTFPを成功させ、20-17と嬉しい再逆転。(9:43)

東大キックオフでは#28寿松木(4年)がラグビー仕込みの鮮やかなタックルを浴びせ中大2ndシリーズは自陣32ydから。
フェイクパス成功により一気に東大陣48ydへ。オプションピッチに7ydゲインを許すも、スクランブルはSF#9高木が素早く上がってタックルし1ydゲインに仕留め、3rd-2。
更にスイープに対してもブリッツしたSF#9高木が足元への見事なタックルを魅せて、僅か1yd/4th-1。

【4Q】何とかここを堪えられるか。
しかし、中央ランを何とか止めるもギリギリFD。
この後、フェイクパス・スローバックパスを続けて通されてゴール前11yd。最後は中大のパワフルランナーに中央を走られてTD献上。これで20-24と再逆転を許す。(1:19)

取られたら取り返すだけ。東大2ndシリーズは自陣32ydから。
2回のランでFD獲得ならず3rd-3となるも、QB#16郷原がオプションキープで巧みなスピード溢れるランを魅せ、自陣46ydへ。パス失敗、オプションピッチはノーゲインとなり3rd-10と胃が痛くなる展開は続く。
しかし、WR#19池内が中大DBにマークされながら低い難しいパスを見事にキャッチ。4年生の意地と気迫に満ちた値千金のプレーにより、敵陣43ydへ。
RB#33土井田が中央からオープンへ走って5ydゲインした後、QB#16郷原のドロー。巧くて速い素晴らしい走りと好ブロックが相まって、一気にゴール前14ydへのロングゲイン。
最後は#33土井田が中央突破してTD。誰もが待ちわびた我らが主将#33土井田のTDであり、RB#23大津をモーションさせてビア体型としつつ中央を突かせた相手を欺く見事なプレーコールであった。#32安達のTFPも決まり、これで27-24。(残り時間6:27)

勢いづく東大は好キックオフカバーを魅せ、中大3rdシリーズは自陣33ydから。
このディフェンスで止められるかどうか。いよいよ本試合のクライマックス。
2回のランにFD献上して自陣44ydへ。パス成功により東大陣44ydへ。しかし、ここで東大ディフェンスの本領発揮。
パスはLB#20小河(3年)がチップし、CB#3安部(4年)がハードタックル。ドローは3ydゲインに留めて3rd-7。スクリーンパスは気迫の全員ディフェンスで3ydゲインに留めて4th-4。中大タイムアウトの後のパスも失敗させて、残り時間3分半で攻守交代。
見事に中大オフェンスを断ち切ったディフェンス陣であった。

自陣38ydで攻撃権を手にした東大。1回FD獲得すれば勝利は確実。
RB#33土井田がオプションピッチで7yd好走し、QB#16郷原がオプションキープでギリギリFD獲得。残り時間2分半、これでほぼ勝利を手にした東大。
RB#23大津の3ydブラストの後、FB#4小西がダイブからの2ndエフォートで根性溢れる走りを魅せ、敵陣35ydへ。
最後はQB#郷原が静かにニーダウン。東大応援団の歓喜のカウントダウンの中で試合終了。

2年連続の勝ち越しとブロック4位という好成績を収めた瞬間であった。
強豪相手に真っ向勝負を演じて勝利したウォリアーズ史上に残る名勝負であり、極上の学生フットボールの試合であった。
一つの反則もミスもなく、最後まで集中力を切らさず、仲間を信じ勝利を信じて伸びやかに戦い、全てを出し切った戦士達。流した涙・味わった悔しさの分だけ成長した2010戦士達の集大成であり、その真価を十二分に証明した戦いであった。
今試合で引退する4年生、本当にお疲れさま。そしてありがとう。

対 成蹊大学戦

日時  6月19日 13:00 Kick Off

場所 東京大学御殿下グラウンド

◯東京大学 42 ― 19 成蹊大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 21 7 7 42
成蹊大 0 0 7 12 19

対 京都大学戦

日時  6月13日 14:30 Kick Off

場所 宝が池公園運動施設球技場

●東京大学 0 ― 27 京都大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 0 0 0
京都大 0 6 6 15 27

対 明治大学戦

日時  10月10日 13:45 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 10 ― 35 明治大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 3 0 0 10
明治大 0 14 7 14 35

Game Report

ウォリアーズはここまでの上位校との対戦で1勝2敗。
第4戦の相手はここまで絶好調の強豪明大。
前節の法大戦で王者相手に最後まで真っ向勝負を演じた気迫と闘志で戦い抜けば必ず勝機は訪れるはず。

【1Q】明大のキックオフで試合開始。
#9高木(2年)が自陣41ydまで好リターンした後の1stプレー。
ショットガン体型からQB#16郷原(3年)がオプションキープ。フェイクにつられた明大ディフェンス陣の間を切り裂き、自慢の快足でそのままエンドゾーンへ。開始わずか22秒・1プレーで嬉しい先制のTD。
#88松岡のTFPも決まり7-0。(0:22)

明大1stシリーズは自陣37ydから。
最初のランは5ydで止めたが、リバースで東大陣42ydまで侵攻を許す。続くランはLB#1徳田(2年)の好タックルで1ydに留めるが、RBへのフェイクパスに再度FDを与えて、東大陣31ydへ。
5ydランで2nd-5となるが、ここで東大守備陣が猛奮起。ダイブはノーゲイン、ドローは3ydロスに仕留めて4th-8。
強気の明大はギャンブルに出るも、パス失敗。明大の追撃を断ち切って、東大は攻守とも最高の出足。

自陣29ydからの東大2ndシリーズ。
RB#33土井田(2年)の13yd中央ラン、WR#87杉山(4年)への15ydフェイクパス、QB#16郷原の15ydオプションキープにより、僅か3プレーでゴール前28yd。一気に畳みかけるチャンス。
RB#33土井田の中央ランはノーゲインとなるもQB#16郷原のオプションキープは7ydゲインし、ゴール前21ydで3rd-3。
しかしフェイクパスを明大DLにカットされ、4th-3となりFG。#88松岡のキックは中央から割って入った明大がブロック。 追加点の好機を逃した実に惜しいシリーズであった。

自陣41ydからの明大2ndシリーズ。
ラッキーな明大ホールディングの反則で1st-20となるが、ショートパス成功で2nd-9。リバースにはLB#20小河(2年)が良くオープンを詰めてRBの足に手を掛けてタックルし、3rd-7。
しかし、ショートパスにより東大陣48ydでFD献上。更にパスにより東大陣36ydへ。
3回連続のランを粘りの好守備で凌ぎ、4th-2。明大はFGトライではなく強気のプレー選択。
QBの後ろにRBを3人並べたノーマルT体型から中央へのパワーダイブ。

【2Q】止まったかに見えたが、ギリギリでFDを与えゴール前25yd。
更に1回FDを与えてゴール前14ydへ。スイープはLB#20小河の素早い潰しで1ydに留め、QBキープはLB#45山田(2年)のナイスタックルで2ydロス。
3rd-11のパスではLBブリッツでQBにプレッシャーをかけたが、残念ながらパス成功を許してゴール前2yd。 2回連続のノーマルTからのランにTDを許して7-7。(3:22)
残念ながら同点となったが、明大攻撃にロングゲインを許すことなく、15プレーものプレーを費やさせた粘りの守備は天晴れであった。

東大3rdシリーズは自陣30ydから。
しかし2回のランでゲインできず3rd-10。
オプションピッチがFD獲得ギリギリのゲインとなり、歓声が上がるも痛恨のファンブル。これを明大がリカバーしてターンオーバー。

東大陣36ydで攻撃権を得た明大3rdシリーズ。
ロングパスはWRに密着していたCB#10玉川(4年)が見事にパスカット。7ydパスを通されるが3rd-3。
明大OL・WR陣の気迫溢れる完璧なブロックにより、スイープが一発TDとなり、7-14と逆転を許す。(5:57)

自陣26ydからの東大4thシリーズ。
RB#32安達(3年)の中央へのナイスランで2nd-1。
I体型からのFB#4小西(3年)のダイブは一度止められたが、粘りの2ndエフォートでFD獲得し、自陣38ydへ。
フェイクパスはあわやインターセプトされそうになり冷や汗をかいたが、RB#33土井田の14ydダイブで敵陣48ydへ。 更にRB#33土井田の6ydオプションピッチ、QB#16郷原の9ydオプションキープでゴール前33ydへ。
3rd-6となるもQB#16郷原のキープでゴール前22yd。
残り時間1分強、前半最後の攻撃をどう得点に結びつけるのか。
しかし、徐々に東大自慢のオプションに対応してきた明大の前に2回連続のオプションピッチはノーゲイン。3rd-10の中央へのランもノーゲイン。明大の攻撃時間を与えないため、残り時間1秒でタイムアウトをとり、FGトライ。#88松岡が39ydFGを見事に決めて10-14で前半終了。

【3Q】東大キックオフで後半開始。
自陣27ydからの明大1stシリーズは最初のランプレーで東大守備陣の前にRBがボールをファンブル。これを東大が見事にリカバーして攻守交替。

ゴール前29ydと絶好のポジションで最初の攻撃権を手にした東大。
しかし、フェイクパス失敗、オプションキープは4ydゲインに留まり、3rd-6。
スクランブルからパスを投じたが失敗。そのままスクランブルすれば恐らくFD獲得できた惜しいプレーであった。 結局4th-6となりFGトライするも、中央から割って入った明大にブロックされ、またもや絶好の好機を活かせない。

自陣25ydからの明大2ndシリーズ。
東大ディフェンス陣は闘志衰えることなく良く粘るも、ランプレーが効果的なゲインできないと見るや、明大は前半のラン主体の攻撃からパスに切り替え。
肝の局面では確実にパスを通され、5回FDを奪われゴール前9ydへ。
最後はQBのオープンランで12プレーのTDドライブを完結され、10-21。(5;47)

自陣23ydからの東大2ndシリーズ。
QBサック、ホールディングの反則で2nd-23。
オプションキープ、FBダイブもゲインできず、4th-22となり、この試合初めてのパント。

スナップの乱れによりパントの飛距離が伸びなかったため、明大3rdシリーズは東大陣48ydから。ここで追加点を許すことがあれば東大の勝利は厳しくなる・・・。
ロングパスを通されるも、明大ホールディングの反則で1st-20。
QBドロー、RBドローで9ydずつゲインされ3rd-2。
ノーマルTからの中央ランでFD献上して東大陣36ydへ。
パス失敗の後、明大フォルススタートの反則により2nd-15。
オフタックルランは2ydゲインに留めて3rd-13。

【4Q】更に明大のフォルススタートの反則で3rd-18。
ここで東大守備陣に嬉しいビッグプレー炸裂。
パスシチュエーションで、ブリッツに入ったLB#52柴田(4年)とDL#55松永(4年)のコンビネーションで見事なQBサック。
大きくロスさせ4th-31とし、明大はこの試合初パント。

敵ながら見事なロングパントとなり、東大3rdシリーズは自陣奥深く15ydから。
何とかこのシリーズで1本TDを返さないと逆転勝利は厳しくなる東大。
FB#31星野(4年)の7ydダイブ、#33土井田の11ydオプションピッチで自陣33ydへ。
スクリーンパスは明大に読まれて1ydロス。
更に明大守備陣の動きに誘発された東大OLのフォルススタートの反則で2nd-16に追い込まれる。
ここで今試合デビューの期待の1年生WR#7今井が見事に11ydパスキャッチを魅せて3rd-5。
更に#33土井田の中央への好走でハーフラインでFD獲得。
QBサックで10ydロスとなるもラッキーな明大オフサイドの反則で1st-5。
RB#33土井田の3ydダイブで2nd-2。
QB#16郷原がオプションキープから好走し、ゴール前33yd。
ロングパスはあわやインターセプトとなりそうになり一瞬冷やっとしたが、続くプレーでQB#16郷原がオプションキープでゴール前6ydへ。
WR#87杉山への3ydパス成功でゴール前3yd。
残り時間は4分弱。ここで確実にTDを挙げて再度の攻撃権獲得を狙ったオンサイドキック・・・と思った矢先に、スナップ乱れてファンブル。 ボールを明大がリカバー。今回も自ら好機を手放してしまう。

ピンチを凌いだ明大の4thシリーズは自陣18ydから。
スクリーンとオプションピッチで東大陣48ydに侵攻を許し、最後は48ydのロングパスを決められて10-28となり、ここで勝負あり。
(残り時間1分半)

最後まで闘志衰えない東大は#33土井田がキックオフリターンをハーフラインまで返す好走を見せて、WR#87杉山への20ydパス・WR#4小西への19ydパスが2回連続で成功し、残り時間30秒でゴール前12ydへ。
QB#16郷原はオプションキープから明大タックルを数回振り切って9ydゲインし、再度ゴール前3ydへ。 勝利こそ逃したが、ここで最後の意地のTDを挙げたい。
しかし、・・・投じたパスは明大LBへどんぴしゃりのジャストミート。無念のインターセプトにより、今回も得点を挙げられない。

残り19秒に攻撃権を手にした明大は最後まで果敢に追加点狙い。
最終プレーでスラントインパスをキャッチしたWRが東大LB・DB陣の間をすり抜け、快足を飛ばして長躯93ydTD。
10-35でゲームセット。