対 中央大学戦

日時  10月 29日 16:00 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 7 ― 49 中央大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 7 0 7
中央大 14 21 0 14 49

Game Report

苦しみながらも開幕4連勝を果たしてブロック優勝争いの挑戦権を獲得し、1年間の全てを賭けて王者法大に挑み、無念の完敗を喫したウォリアーズ。
敗戦ショックから這い上がり、残り2試合に2011戦士達の誇りと意地を賭け、思う存分ウォリアーズ魂を発揮して欲しい。

【1Q】東大#89三上(4年)のキックオフで試合開始。
自陣40ydまでリターンされるも、中大反則(ウエッジフォーメーション)により、中大1stシリーズは自陣11ydから。
ランパス織り交ぜた攻撃で3回FD更新され、僅か5プレーでゴール前27ydへ。ここで東大ディフェンス陣が粘る。オプションピッチはDE#20小河(4年)の好守備で3yd、POTも3yd。中央のランはLB#1徳田(4年)のナイスタックルでゲインさせず、4th-4。
強気の中大はFGではなくギャンブル。オプションフェイクパスはDLがディフレクト。しかし、アンラッキーにも中大WRがキャッチしてFD/ゴール前12ydへ。
POTはDB#30玉田(2年)の好タックルで僅か2ydに仕留め、中大反則(ディレーオブザゲーム)で5yd罰退/2nd-13。ルックインパスはDBがWRをピッタリカバーし相手の懐に手が入れたが、残念ながら好捕されて先制TD。(6:15)

東大1stシリーズは自陣22ydから。
先発QBは#15高木勇海(3年)。QBドローで好走して2nd-インチとするも、ヒッチパス・ドローはゲインできず、4th-2/123パント。スナップが乱れてヒヤッとするが、#89三上(4年)が落ち着いて蹴り出す。

中大2ndシリーズは自陣45ydから。
ダイブを一発で仕留められず、オープンへビアされてロングゲイン。一気にゴール前22ydへ。
しかし、ここでも東大ディフェンス陣が良く粘る。中央ランはDE#6上田(4年)の迷いなき突進でノーゲイン。ショートパス成功で3rd-2となるも、続く中央ランにはDT#46田代(4年)のナイスタックルで前進を許さず、4th-2。
残念ながらダイブビアで大きく空いた穴を駆け抜けられて2本目のTD。これで0-14。(1Q残り1:05)

中大に食らいつきたい東大。続くキックオフリターンで#32藤田(2年)が47ydのビッグリターン。緩急をつけた走りで一線を抜けるとサイドライン際を快走/敵陣41ydへ。
さあ、東大オフェンスの狼煙が上がる!
・・・・しかし、1stプレーの中央ランで相手にハードタックルを食らってファンブル。中大リカバーにより、残念ながら攻撃権喪失。

自陣39ydからの中大3rdシリーズ。
ブラストフェイクのロングパス。DB#21原(4年)がWRにきっちりマークして失敗。

【2Q】アウトサイドHOで5ydゲインされるも、パス失敗で4th-5/123パント。
ディフェンスの頑張りに応えたい東大オフェンス。3rdシリーズは自陣27ydから開始。しかし、3rd-6でのフェイクパスをインターセプトされてターンオーバー。

東大陣46ydと絶好のポジションからの中大4thシリーズ。
スクランブル・パスで2回FD更新されて、僅か3プレーでゴール前19yd。更にアウトサイドHOでゴール前3ydへ。最後は中央からオープンに廻られて3本目のTD。(3:15)

殆どキックオフリターンできず、東大4thシリーズは自陣20ydから。
QB#15高木のスクランブルで初めてのFD獲得/自陣31ydへ。しかし、ロングパス失敗・スイングパスはロスとなり、3rd-16のパスも失敗。結局パントとなるが、中大ハードラッシュの前にパントブロックを喫してしまう。何とか自らリカバーするも、ゴール深くで中大に攻撃権を渡してしまう。

ゴール前15ydからの中大5thシリーズ。
オプションピッチをDB#30玉田と#25相澤(3年)のコンビネーションで1ydゲインに仕留めるも、フェイクパス成功でゴール前4ydへ。ダイブはDE#20小河の気迫溢れるプレーでノーゲイン、スイープもノーゲイン。3rd-2まで粘るも最後はブラストでゴールを割られてTD。これで0-28。(7:09)

#32藤田の好リターンで東大5thシリーズは自陣38ydから。
2回のランで3rd-5とし、QB#15高木がコントロール良いフェイクパス投じるも残念ながら失敗/123パント。

自陣28ydからの中大6thシリーズ。
2回連続パス失敗で3rd-10とするも、ポストパス成功でハーフラインへ。更にブラストでロングゲインされゴール前29ydへ。スクランブルでゴール前15yd。最後はアウトサイドHOで5本目のTD。

東大が2プレー行ったところで前半終了。

【3Q】中大キックオフで後半開始。殆どリターンできず、東大1stシリーズは自陣20ydから。
前半良いところのなかった東大オフェンス陣。何とか頑張って欲しい。
WR#89三上へのフェイクパス成功で2nd-4。RB#29木村(3年)が1RB体型からのアウトサイドHOでナイスラン。自陣36ydへ。更に、QB#15高木が投じたポストパスをWR#89三上がナイスキャッチ。一気に敵陣38ydへ。
さあ、これから・・・。しかし、3rd-8で投じたフェイクパスを中大DBに狙われてインターセプト。残念ながら攻守交代。

自陣24ydからの中大1stシリーズ。
アウトサイドHOからタックルを外されてロングゲイン。あわやそのままTDというところを、スピード豊かなLB#86渡部(2年)が見事に追いついて東大陣33ydでタックル。
このプレーで東大ディフェンス陣が猛奮起。ブラストで8ydされて3rd-2となるも、アウトサイドHOは見事にノーゲイン。4th-2で中大はギャンブル。しかし、ブーツレッグパスを失敗させて攻守交代。

自陣26ydからの東大2ndシリーズ。
後半になって調子を上げてきた東大。何としても、このシリーズで一矢を報いたい。
1stプレーのポストパス。QB#15高木のコントロール良いパスをWR#89三上が今回も見事にキャッチ。自陣47ydへ。更にWR#17浜崎(4年)への7ydフェイクパスがヒットし、2nd-3。
ここで超ビッグプレー炸裂。QB#15高木がオプションキープ。兄貴に引けを取らない快足を飛ばしてオープンを疾走。早い、早い、一気に36yd駆け抜けてゴール前10ydへ。
さあ、このチャンス、何とかものにしたい。WR#26吉永(1年)への9ydルックインパス成功。待ちに待った期待のアスリート新人の公式戦初キャッチ。捕った瞬間にタックルを食らうことを覚悟の勇気あるプレーにより2nd-1。
ブラストで1ydロスして3rd-2となるも、最後はQB#15高木がブーツレッグランでTD。#89三上のTFPも勿論決まり、7-35。(7:53)
4年生の魂のこもったプレーと若手の台頭の合わせ技で獲得した嬉しい嬉しいTDであった。

中大2ndシリーズは自陣37ydから。
アウトサイドHOで東大陣42ydまで進まれ、3rd-7まで粘るもQBキープでゴール前28ydへ。更にパス成功でゴール前15ydへ。

【4Q】QBエンドランはLB#38奥隅(4年)が1ydロス、ブラストも5ydに留めて3rd-6。しかし、最後はアウトサイドHOが止まらず、7本目のTD。(1:25)

東大3rdシリーズは自陣27ydから。
QB#15高木からTE#13草場(4年)へのポストパスが見事に決まり、一気に敵陣47ydへ。WR#26吉永へのフックパス成功、QBエンドランで敵陣35ydへ。更に、WR#26吉永へのフックパスが見事に決まってゴール前24ydへ。
さあ、ここもTDを狙いたい。しかし、中大ゴール前ディフェンスの前に4th-12と追い込まれ、最後のパスも失敗。

自陣26ydで最後の攻撃権を手にした中大。ランプレーで3回FD獲得されて、東大陣31ydへ。
ここでも東大ディフェンス陣の気迫が光る。
ブーツレッグの動きをしたQBにDE#6上田(4年)が鮮やかな7ydロスタックル。更にアウトサイドHOにはDE#92青木(3年)が好タックルで僅か1ydゲイン。3rd-16まで粘るも、最後は肩越しの難しいポストパスをWRに好捕されてTD。7-49。(残り34秒)

最後に東大が2プレー行ったところで試合終了。

今試合の敗戦により4勝2敗となったウォリアーズ。
次節はいよいよ慶大との最終戦。2011ウォリアーズの真価を見せる最後のチャンス。そして4年生にとっては4年間の集大成となるラストゲーム。
チーム一丸となり、迷うことなく思う存分暴れまわって欲しい。
完全燃焼した後の満足感に溢れた笑顔を見せてくれ。

対 慶應義塾大学戦

日時  11月 13日 10:30 Kick Off

場所 横浜スタジアム

◯東京大学 21 ― 19 慶應義塾大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 7 7 21
慶應大 0 13 0 6 19

Game Report

厳しい接戦を全て制して2001以来の開幕4連勝を果たしたウォリアーズ。
ブロック優勝の夢を賭けて王者法大と強豪中大に挑み、無念の完敗を喫したウォリアーズ。
いよいよ2011戦士達の最終戦。ブロック3位の座を賭けた試合であることは勿論、2011戦士達の真価を見せるラストチャンス。
満身創痍の戦士達がフットボールへの情熱とウォリアーズへの思いをフィールドで体現する!
チーム一丸となって、最後まで勝利を信じて、迷うことなく思う存分暴れまわれ!
小春日和の横スタで、2011戦士達の全身全霊を賭けた熱い戦いの幕が切って落とされた。

【1Q】慶大のキックオフで試合開始。
中大戦でビッグリターンを演じた#32藤田(2年)が好リターン。東大1stシリーズは自陣35ydから。
先発QBは中大戦で大きく成長した#15高木勇海(3年)。いよいよ東大オフェンス真骨頂の「粘りのTDドライブ」の狼煙が上がる。
WR#80上宮(2年)の4ydオプションピッチ、QB#15勇海の15ydオプションキープで敵陣46ydへ。更に#15勇海のQBブラストで敵陣35ydへ。3rd-10のピンチをQB#15勇海がQBドローで好走、FD獲得/ゴール前25ydへ。
WR#80上宮の8ydフェイクパスがヒットするも4th-2。挑戦者のウォリアーズは迷うことなくギャンブル。WR#80上宮がオプションピッチで粘り強い2ndエフォート、FD獲得/ゴール前12yd。
しかし、3回繰り出すランでゲインできずに4th-8となり、手堅くFGトライ。今シーズンFG・TFP成功率100%の名手#89三上(4年)が見事に27ydFG成功。
・・・ここでラッキーにも慶大のパーソナルファウル発生。(スナッパーへの突き当たり)ゴール前5ydで自動的にFD獲得。
相手にもらったチャンスを何とか先制TDにつなげたいウォリアーズ。しかし、オプションキープ・POTは慶大ゴール前ディフェンスの前に僅か2yd/3rd-3。
次のプレーで絶対にTDを奪いたい。コールされたプレーはRB#32藤田のカウンターHO。あわやロスタックルとなりそうな相手のタックルを見事に外してエンドゾーンへ。#89三上のTFPも勿論決まり、7-0と先制。(9:54)
10分弱の時間を消費した理想的なTDドライブであった。全てランの18プレーに集中力を切らさず耐え抜いたオフェンス陣、今日は行けるぞ!

続く東大のキックオフ。今シーズン絶不調のカバーチーム。最後の試合で気迫に満ちたタックルを見ることができるか?
しかし案ずることなかれ、中大戦の後の2週間でしっかり成長したキッキングチーム。#32藤田がスピードを活かした迷いなき突っ込みで、リターナーの足元に一撃必殺タックル。
慶大1stシリーズは自陣11ydから。慶大自慢のランニングアタックを止めることができるか?
1回FDを献上し、自陣22ydへ。WRへのHOスイープは成長著しいDE#6上田(4年)が逆サイドから追いつき、僅か2ydに仕留める。続くHOも4ydに抑えて3rd-4。しかし、快足QBのスクランブルに惜しくもFD献上/自陣34ydへ。

【2Q】好RBが巧みな中央ランで14yd・15yd・12ydと3回連続で大きくゲイン、ゴール前25yd。更に同じプレーで6ydゲイン、2nd-4/ゴール前19ydへ。ランパスオプションのパス失敗で3rd-4まで追い込むも、カウンターでロングゲイン。ゴール前2ydへ。最後は中央ランでTDを奪われて、7-7の同点。(1:32)

東大2ndシリーズは自陣19ydから。
3rd-8となるも、中大戦で大活躍したWR#26吉永(1年)への13ydフェイクパス成功/自陣34ydへ。 QB#15勇海がドローで10yd以上の好走を魅せるも、東大側に反則(不正なフォーメーション)。勿体ない反則により5yd罰退して1st-15。
気持ちを切り替えて、QB#15勇海からTE#89三上へのポストパス。一橋大戦の奇跡の逆転TDパスに続き、中大戦でも肝の場面で抜群の集中力を見せた#89三上。今回も相手DBに厳しくカバーされながらも22ydのスーパーキャッチ。これで敵陣49ydへ。
しかし、今シリーズはこの後が続かない。パス失敗、オプションピッチは4yd、HOは3ydに終わり、4th-3/パント。
たゆまぬ努力で抜群の安定感を示しているパンター#89三上。魔法の足から蹴り出されたパントは絶妙のコントロールで相手ゴール前5ydでサイドラインの外へ。東大応援団の誰もが驚愕・感嘆した見事な職人芸であった。

自陣ゴール前5ydからの慶大2ndシリーズ。
今シリーズは何とか慶大オフェンスを断ち切って次のオフェンスにつなげたいところ。パス失敗の後、HOは2ydに仕留める好守備で3rd-8まで追い込むもフックパス成功でFD/自陣22yd。アウトサイドHOにはゲインを許さず2nd-10とするもQBドローで自陣33ydへ。更にパス成功の後のランアフターキャッチで大きくゲインされて、一気に東大陣35ydへ。
9ydスクリーンの後、カウンターHOでFDを奪われ、ゴール前20yd。最後は快足QBがドローから個人技で右へ左へステップを踏んで一発TD。 前半残り2分で逆転を許すも、慶大TFP失敗で7-13と微妙な6点差。

嫌なムードの中でまたもや#32藤田がサイドライン際を28ydのビッグリターン。
チームメイトの献身的な好ブロックと#32藤田の好走の見事なコラボレーション。東大3rdシリーズは自陣41ydと好位置から。
しかし、オフェンスの頑張りでモメンタムを掴みかけた慶大の前にあえなく123パント。今シーズン、パントカバーでも何度もリターンされている東大。
しかし、今試合は違う。拓大戦で見事な逆転TDパスキャッチを魅せ、法大戦ではパントブロック/SFを演じた#84小松(4年)。一撃必殺タックルで相手リターナーを仕留める気迫溢れるプレー。

前半残り時間1分。慶大最後の攻撃は自陣10ydから。
ヒッチパスを読んだディフェンスののハート&ソウルLB#45山田翔平(4年)。WRがキャッチした瞬間に火の玉タックル。2年時からプレーリードの確かさと迷いなきプレースタイルで数々のビッグプレーを演じてきた#45山田翔平。まさにその真髄を見るプレーにより、2nd-10。
しかし、好RBのHOによりFD献上/自陣24ydへ。残り7秒、最後のプレー。ロングパスを投じられるも、ディフェンス陣のプレッシャー厳しく失敗。

【3Q】7-13と6点差で迎えた後半戦。2011ウォリアーズの最後の1時間。絶対に有終の美を飾って欲しい。

東大キックオフで後半開始。
今回も東大カバーチームは闘志あふれるギャングタックル。リターンを許さず、慶大1stシリーズは自陣23ydから。
ブーツレッグからのQBエンドランでFDを奪われて自陣42ydへ。カウンターHOに良く対応し僅か1ydに仕留めるも、QBのスクランブルにもう一歩でタックルが決まらず。残念ながらFD献上/東大陣42ydへ。
何としても慶大オフェンスを断ち切りたい!
・・・この大事な場面で気迫に満ちたウォリアーズディフェンス陣がビッグプレー連発。
まずは、1年間チームを牽引してきた主将#59田中(4年)のQBサックで2ydロス。数少ない高校経験者として2年時よりOLスターターを務め、ウォリアーズのオフェンスを支えてきた#59田中。2年時にはカレッジボウルに選出され、日大の怪物DL小宮啓太と真っ向勝負を演じた男。今試合はDLとしても出場し、闘志溢れるプレーを連発。
次は、SF#11中野(4年)がカウンターHOに見事な3ydロスタックルを浴びせる。2年時より期待されるも度重なる怪我に苦しんできた#11中野。最終戦に間に合って本当に良かった。そして思いのこもった見事な見事な値千金のプレーができて本当に良かった。
こうして3rd-15。更にQBスクランブルも何とか9ydに仕留めて4th-6/パントに追い込む。しかもスナップミス。逃げ惑う慶大パンターをあと一歩まで追い詰めたが、関東屈指の慶大パンターは何とかパントキック。しかも、苦しい体勢にも関わらず、東大ゴール前9ydまでの超スーパーパント。敵ながら天晴れ。

自陣9ydからの東大1stシリーズ。
ディフェンスの頑張りに応えたいオフェンス陣。驚くなかれ、何とハドルの中心にはQB#9高木万海(4年)の姿あり。
3週間前の法大戦で大怪我をし手術をしたばかりのQB#9万海。誰もがもう一度その勇姿を見たいと待ちわびるも、かなわない夢と諦めていた男。最後の1時間に自らの4年間を賭けるため、スーパーエース復活! 2011ウォリアーズオフェンスの大黒柱#9万海のカムバックに東大応援団は大歓声。この男なら必ずやってくれるはず!
期待に応えて1stプレーからいきなり万海ラン。QBドローで11ydスーパーラン/自陣22ydへ。
更にRB#32藤田がオプションピッチで縦への鋭い切れ上がりを魅せ、12ydの見事なラン。自陣34ydへ。
RB#29木村(3年)がドローで粘り強い2ndエフォートを魅せて5ydゲイン。しかし、次の中央ランは1ydに留まり、3rd-4に追い込まれる。
しかし、・・・ここでもやってくれた#9万海。
オプションキープから鬼神のごとき独走で37ydゲイン/一気にゴール前23ydへ。更にTE#13草場(4年)への13ydフェイクパスがヒット。試合毎にキャッチングの確実性が増し、いぶし銀の活躍を見せている#13草場。この大事な場面で魅せた気迫のナイスキャッチであった。
さあ、これでゴール前11yd。
オプションピッチは1ydロスして2nd-11。しかし、最後はまたもや万海ラン。1RB体型から自らのブーツレッグランでエンドゾーンへ。
東大応援団総立ちの中で待望のTD。これでまずは13-13の同点。大事なTFPを#89三上が難なく決めて14-13と逆転。(9:05)

慶大2ndシリーズは自陣32ydから。
大事な今シリーズも絶対に抑えたい。ディフェンス・オフェンスの歯車が噛み合ってきたウォリアーズ。1stプレーのQBキープは#1徳田(4年)が見事に追いついて1ydロスタックル。今シーズン何度もそのスピードを活かしたプレーでビッグプレーを演じてきた#1徳田の見事なプレー。
続くカウンターHOで5ydゲインされて3rd-6。しかし、LB#38奥隅(4年)の激しいプレッシャーでパス失敗。4年生LB陣の一角を担う#38奥隅のいつもながらの安定感あるプレーで4th-6/123パント。

自陣32ydからの東大2ndシリーズ。
完全にモメンタムを掴んだ東大。何としても追加のTDを奪いたい。しかし、オプションピッチはノーゲイン、パスも失敗して3rd-10。ここでFD獲得できるかどうか、次のプレーが本ゲームのキープレー。
やはり、ここ一番は万海ラン。HOフェイクからのキープで根性のFD獲得/自陣43ydへ。

【4Q】いよいよ泣いても笑っても最終クォーター。
QB#9万海からTE#13草場への12ydパスが見事にヒット。ナイスパス、ナイスキャッチの見事なコラボで敵陣45ydへ。
QBブラストで2nd・3rdエフォートを魅せ、まずは3ydゲイン。RB#32藤田がカウンターHOからオープンへ。WR#83中村(2年)の好オープンブロックで4ydゲイン。
3rd-3となった大事な場面。RB#29木村がオプションピッチで成長を感じさせる素早い切れ上がりを魅せ、ゴール前30ydへ。
更にHOを受けたRB#4長谷川(3年)が9ydのナイスラン。2nd-1ではQB#9万海のキープ。相手DL陣の壁で走路が詰まっている中で、粘って粘って執念のFD獲得/ゴール前18ydへ。
更にTE#89三上へのフェイクパス成功。キャッチした瞬間にタックルされてもおかしくない中で、TE#89三上は体勢を立て直し見事なアフターラン。ゴール前7ydでFD獲得。
さあ、ここはどう攻めるのか?
コールされたプレーは、IフォーメーションのFBの位置に入った#46田代(4年)のダイブ。
不動のC#63斉藤大揮(4年)を扇の要としてウォリアーズのランオフェンスを支えてきた屈強なOL陣。渾身の力を込めた怒涛のブロックを慶大DL陣にかませて一気に押しまくる。まさに「ウォリアーズ部屋」の寄り切り。ボールをハンドオフされたDL兼任の#46田代。強靭な下半身を持つ鉄人が一気にエンドゾーンまで突進。相手を突き放す嬉しい嬉しいTD。#89三上のウォリアーズ最後のTFPは勿論成功し、これで21-13。(4:11)

続くキックオフでもナイスカバーを魅せ、慶大3rdシリーズは自陣31ydから。
スクリーンにはLB#1徳田がナイスタックルし、僅かに1ydゲイン。オプションピッチも集まりの良い好守備で4ydゲインに抑えて、3rd-5。 惜しくも快足QBのスクランブルにFD献上/自陣42ydへ。7ydパス成功の後、HOフェイクのQBキープでロングゲインを許し、東大陣39ydへ。カウンターHOをLB#38奥隅が見事に2ydゲインに仕留め、ロングパス失敗。スクリーンでゲインされるもFDは許さずに4th-インチ。ギャンブルを仕掛けた慶大のオプションピッチに残念ながらFD献上/ゴール前23yd。
しかし、この後東大ディフェンス陣が驚異的な粘りを魅せる。
カウンターHOは2yd、更にパス失敗で3rd-8。ディフェンスの大黒柱であるDE#20小河冬樹(4年)が激しいパスラッシュ。今シーズン何度も闘志溢れるビッグプレーで窮地を救ってきた頼れる副将。今回も激しいラッシュでQBを追い詰め、見事にパス失敗を誘発。
残り時間2分半、4th-8。コールされたパスプレーも失敗し、東大ディフェンスの粘り勝ちで攻守交代。

自陣21ydで手にした最後の東大攻撃。何とか時間消費して、そのままタイムアップを迎えたいところ。
QB#9万海の2回連続のキープでFD獲得し、自陣34yd/残り時間1分40秒。これで勝利はほぼ確定か?しかし、慶大はプレー毎に時計ストップのためのタイムアウト。
そして迎えた3rd-5。オプションピッチでサイドライン外へ押し出されてしまい、時計はストップ。残り時間1分13秒という微妙な時間を残してパント。しかも、スナップが乱れボールが手につかない#89三上。あわや自陣ゴール前で慶大ラッシャーにタックルされそうになる絶体絶命のピンチ。
しかし、何とか逃げ切った#89三上はミラクルパントで一気に敵陣深くまで陣地挽回。

残り時間1分で迎えた慶大最後の攻撃は自陣28ydから。
エンドゾーンまで72yd。慶大のシナリオはTD+2ポイントTFPで21-21の同点に持ち込み、タイブレーク勝負。QBはパッシングQBに交代。
9ydパス成功するも、続くパスはLB#1徳田のブリッツ激しく失敗。3rd-1/残り時間45秒。執念のパスを通されて自陣45ydへ。更にミドルパスを通されて東大陣41ydへ。
残り時間27秒、何とかこのまま逃げ切りたい。
しかし、パス成功でゴール前19ydへ。1回パス失敗で残り時間21秒。最後はTDパスをヒットされ、残り時間14秒で21-19と僅かに2点差。 ゴール前3ydからの慶大2ポイントコンバージョン。
・・・何とか凌ぎ切れるか?
ここでラッキーにも慶大にディレーオブザゲームの反則。5yd罰退してゴール前8ydからのプレー。誰もが固唾を呑んで見守る中でエンドゾーンへ投じられたパス。
これをCB#21原(4年)が見事に見事にインターセプト。下級生の時から期待されるも怪我に苦しんできた#21原。 初戦の神大戦でも成功を許せば21-22で負けてしまう大事な局面で、2ポイントコンバージョンのパスを見事にカットし、21-20の勝利を決定づけた#21原。怪我を克服して臨んだ最終戦の最後の最後に、最高のプレーをした#21原。東大応援団の大歓声の中で東大勝利をほぼ確定させるビッグプレーであった。

21-19とリードを保っているとは云え、未だ残り時間あり。慶大は最後の攻撃権奪取のチャンスに賭けて、オンサイドキック。
・・・しかし、オンサイドキック失敗。この瞬間、ウォリアーズの勝利は決定!!
C#63斉藤大揮からスナップを受けた#9万海が、万感の思いを込めて静かにニーダウン。東大応援団の歓喜のカウントダウンの中で試合終了。

1999以来12年ぶりに慶大戦に勝利し、2001以来の10年ぶりのシーズン5勝を挙げ、2年続いた4勝3敗・4位の壁を突き破ってブロック3位という見事な成績を収めた瞬間であった。
この勝利が真の強豪入りの契機と振り返る日がきっと来るであろう。それだけ価値のある1勝であり、ウォリアーズ史上に残る見事な見事な勝利であった。
「フットボールはハートのスポーツ」、まさにそれを2011戦士達全員で体現した戦いであった。最後の最後に満面の笑顔を見せてくれた2011戦士達、本当にありがとう。
今試合で引退する4年生、本当にお疲れさま。

対 神奈川大学戦

日時  9月10日 14:00 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 21 ― 20 神奈川大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 0 14 21
神奈川大 0 14 0 6 20

Game Report

いよいよ2011年ウォリアーズの開幕戦。
1部復帰後、6年目のシーズン。2年連続の勝ち越しを果たしたが、今季は何としても一部中堅校の殻を打ち破り、目標とするブロック優勝・関東制覇を実現したい。
ウォリアーズの熱い戦いが残暑厳しい聖地アミノバイタルで今年も始まった。

【1Q】東大のキックオフにより試合開始。神大1stシリーズは自陣28ydから。
ホールディングの反則で1st-20となるも、ショットガンからの中央ランに8yd前進を許し、更に13ydパスを通されて自陣39ydでFD献上。中央ランはディフェンスの要であるLB#45山田(4年)の好タックルで3ydに仕留めるが、オプションキープで大きく前進され、一気に東大陣34ydまで侵攻を許す。
開始早々いやなムード。
中央ギブで4ydゲインされるも、続くアイソレーションには副将DE#20小河(4年)を中心にきっちりと止めて3rd-6。ここで東大ディフェンスにビッグプレー炸裂。強さとスピードを兼備した闘将DE#20小河が迷いなきハードラッシュで見事にQBサック。4th-23/パントと神大1stシリーズを断ち切って、流れを引き寄せる。

自陣22ydからの東大1stシリーズ。
先発QBは勿論、ウォリアーズの至宝である副将#9高木万海(4年)。ショットガン体型から進境著しいRB#4長谷川(3年)が鮮やかな中央ランで13yd前進。QB#9高木のオプションキープで5yd獲得した後、東大オフェンスにもビッグプレー炸裂。
RBの位置に入ったWR#7今井(3年)がハンドオフを受けた後、右オープンを切れ上がり、部内有数の快足を飛ばしてサイドライン際を疾走。見事に60yd独走して先制TD。#89三上(4年)のTFPも決まり、7-0。(5:25)

東大キックオフカバー甘く、神大2ndシリーズは自陣37ydから。
気合の入ったLB#45山田の好タックルもあり、FDを与えずに4th-7/123パント。

自陣27ydからの東大2ndシリーズ。
流れを引き寄せたまま、早めに追加TDを取りたいところ。IフォーメーションのFBに入ったDT兼任の重量級#96横井(4年)が、パワフルで切れの良いダイブで14yd前進し、自陣41ydへ。QB#9高木がTE#13草場(4年)に落ち着いてパスを通して、敵陣47ydへ。
しかし、この後が続かない。一気にTDを狙ったランフェイクのロングパスは長過ぎて失敗。パワープレーは僅かに1ydゲイン。ノーバックからのパスは惜しくも失敗して4th-9/パント。

自陣19ydからの神大3rdシリーズ。
RBにオフタックルからオープンへ廻られて自陣34ydへ。パス成功で東大陣49ydへ。スイープで大きくゲインされるも、神大ホールディングの反則に救われ、2ndロングではDE#20小河のラッシュ厳しく、パスを投げ捨て。
更にパスを失敗させて、4th-14/パントに追い込む。

【2Q】#7今井が果敢に15ydパントリターンし、東大3rdシリーズは自陣38ydから。
しかし、スクランブルで4yd前進するも、オプションキープは2ydロスして3rd-8。キャッチして然るべき15ydフックはWRが捕球ミスし、4th-8/123パント。

神大4thシリーズは自陣38ydから。
3rd-1に追い込むも、スクランブルでギリギリFDを与えて自陣48ydへ。5ydフックを通されて、東大陣39ydへ。更に2回連続の中央ランでゴール前27ydへ。
神大ロングパスは失敗するも、東大インターフェアの反則で15yd罰退。(WRが捕れるボールではなく、東大DBのリアクションも微妙だったので、 東大にとってはアンラッキーな判定。)
ゴール前12ydまで侵攻された東大ディフェンス。1stダウンのパスをDBがカットするも、2ndダウンでアウトパス成功/TD献上。これで7-7の同点。(4:42)

キックオフリターンでは神大ラッシャーを漏らし、東大4thシリーズはポジション悪く自陣16ydから。
WR#27久世(3年)への5ydパス成功で2nd-5となるも、アウトサイドHOは神大DLが漏れて5ydロスし、3rd-10。パスを試みるもラッシュ厳しく、あわやQBサックとなるところを何とか投げ捨て。結局今回も123パントと、何となくチグハグな展開が続く。

風の強いこの日のアミノバイタル。風下から高く上げてしまったパントは距離が伸びず、しかもバウンドしたボールは東大側に戻ってしまい、神大は東大陣34ヤードと絶好の位置で5thシリーズ開始。
アウトサイドHOはDE#6上田(4年)が好プレーで1ydロスに仕留めるも、ミドルパスをあっさりと通されてゴール前8ydへ。最後は神大中央ランをケアした東大ディフェンスを嘲笑うかのように、神大QBが決め打ちキープでエンドゾーンへ。残り時間4分弱で7-14と逆転を許してしまう。

東大5thシリーズは自陣27ydから。
未だ十分な時間あり。相手に傾いた流れを再度引き寄せたい。
オプションフェイクパスは190cmの長身WR#27久世が相手DBにピッタリ体を寄せられながらも見事にキャッチして大きく前進・・・さあ反撃の狼煙・・・・。
しかし、何とWR#27久世にオフェンスインターフェアの反則との判定。先のインターフェア以上に解せない判定だったが、15yd罰退して1st-25。
その後新星WR#80上宮(2年)への17ydドローフェイクパスが通るも、15yd罰退の影響大きく、結局4th-4/パント。

神大が1プレー行ったところで時間を流して前半終了。

【3Q】神大キックオフで後半開始。今回も殆どリターンできず、東大1stシリーズはポジション悪く自陣18ydから。
神大DL・LBにオーバーパワーされ、2回のランはゲインできず、3rd-12。キャッチして然るべきQB#9高木のパスもWRのミスで失敗し、幸先悪く123パント。

風下からのパントは大きく陣地挽回できず、神大1stシリーズは東大陣49ydと好位置から。
しかし、苦しい状況の中で東大ディフェンス陣が耐え忍ぶ。2nd-9のスイープをLB#1徳田(4年)が闘志溢れる突っ込みでリードブロッカーを潰し、LB#45山田が確実にタックルして3ydゲインに留め、続くパスを失敗させて123パント。

今回も自陣5ydと最悪ポジションからの東大2ndシリーズ。
RB#4長谷川の2回連続のダイブで1回FD獲得し、自陣19ydまで前進するも、3回連続のランで5ydしかゲインできず、結局4th-5/パント。

神大2ndシリーズは自陣42ydからと今回も好位置から開始。
中央ランにFD献上し、東大陣42ydまで侵攻されるが、東大ディフェンス陣は冷静さを失わない。これ以上FDを許さずに何とか神大攻撃を断ち切る。

しかし、絶妙な神大パントにより、東大3rdシリーズは自陣2ydと今回も最悪の位置から。
3rd-2に追い込まれるが、FB#96横井の渾身のダイブで何とかFD獲得。ゴール前脱出/自陣13ydへ。
2回連続のオプションピッチを繰り出すも、神大LBの寄りが早く、RBが縦に上がれない。結局今回も4th-2/パント。

【4Q】風下で耐えに耐えた東大。
我慢の甲斐あり、#89三上が風上からパントが蹴ったボールは伸びに伸び、起死回生の見事なロングパントとなってタッチバック。神大3rdシリーズは自陣20ydから。
2回のランを気合の入った好守備で2ydに留め、パスも失敗させて4th-8/123パント。

東大4thシリーズは敵陣46ydからと久々の好ポジションから。
変わりつつある潮目を何とかものにして、早めに同点にしておきたい。まずは、QB#9高木がハンドオフフェイクの決めキープで、好エフォートを魅せて6ydゲイン。ここで値千金の超ビッグプレー爆裂。
オプションピッチを受けたRB#4長谷川。WR#27久世の献身的で執拗なブロックにも支えられて、長躯35ydの見事なオープンラン。一気にゴール前5ydへ。
このチャンスに気負うことなくQB#9高木が落ち着いてオプションキープ/一発でTD。#89三上のTFPも勿論決まり、ようやく14-14の同点。(残り8:55)

モメンタムを掴んだ東大。
続くキックオフでは、#2高橋(3年)が気合の入った突っ込みを魅せてリターナーを一発タックル。神大4thシリーズは自陣17ydから。
オプションキープは好守備で1ydゲインに仕留め、スイングパスには東大ディフェンスのハート&ソウルの闘将LB#45山田が迷いなき串刺しタックルでキャリアをタックル。更に神大ホールディングの反則もあり、2nd-19。
神大は当然ロングパス狙い。しかし、このシリーズに投入された東大の新守護神SF#24浦(2年)。フェイクからのポストパスを見事にインターセプト。的確なディフェンスコールと期待に応えた選手の見事なコラボレーションであった。

ゴール前26ydで絶好のチャンスを手にした東大オフェンス。オプションピッチは4ydロス、ダイブは3ydゲインとなり、3th-11。
フォーメーションはI体型。コールしたプレーは100kg級FB#96横井のダイブ。
意表を突いたプレーコールに応えたOL陣と仲間を信じて中央に突進したFB#96横井。ミニ冷蔵庫のような体躯で躍動しながら、何とそのまま27yd突進。東大応援団総立ちの中で嬉しい逆転のTD。#89三上のTFPも決まって、21-14。(残り6:24)

神大5thシリーズは自陣29ydから。
LB#38奥隅(4年)とDE#20小河がダイブを1ydロスに仕留めるも、パスを通されて3rd-インチ。アウトサイドHOを闘志溢れる全員ディフェンスで凌いで4th-インチ。
誰もが中央ランでFDを狙いに来ると思いきや、今度は神大が意表を突いたプレーコール。ダイブフェイクのアウトパスを通されてRACを許し、一気に東大陣38ydまで大きく前進を許す。
更に東大のLBブリッツで空いたスペースにパスを通されてゴール前20ydへ。3rd-2まで粘るも、最後はディレーのパスを通されてTD献上。 これで21-20の1点差。残り時間は2分半。
ここで神大は迷うことなく、同点狙いのキックではなく2点コンバージョン選択。神大オフェンスチームも東大ディフェンスチームも全員サイドラインに集合。勝敗を決する次のプレーに対するアサイメントを確認し、気合を入れ直す。
誰もが固唾を呑んで見守る中、神大の選択したプレーはダイブフェイクのルックインパス。しかし、・・・WRをピッタリマークしていたCB#21原(4年)が、これを見事にカット。東大応援団の大歓声の中で東大勝利に大きく近づく今試合最高のプレーであった。
下級生時より期待されるもコンディション整わずに実戦で活躍する機会の少なかった#21原。今プレーをきっかけに今季ウォリアーズのDB陣の要として頑張って欲しい。

未だ残り時間は十分。神大は当然攻撃権奪取のためにオンサイドキック。
しかし、直接サイドラインに出てしまい、オンサイドキック失敗。東大最後のシリーズは自陣46ydから。
QB#9高木がブラストフェイクのブーツレッグで好走し、FD獲得/敵陣42ydへ。更にQB#9高木がオプションキープから2nd・3rdエフォートで敵陣30ydへ。しかし、未だ時間は1分半あり。4回連続のランで必死に時間を消費し、残り4秒で神大最終プレーへ。

神大最終プレーのロングパスを失敗させて、21-20で試合終了。まさに「薄氷を踏む1点差の勝利」であった。
そして、一昨年の初戦に続く「一部復帰後2回目の初戦勝利」であった。今試合で明らかになった自らの弱さ・不甲斐なさをバネに心技体を鍛えて、次戦の勝利、「ブロック優勝」という目標の達成を応援団一同で切に祈る。

対 一橋大学戦

日時  9月17日 14:00 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 27 ― 24 一橋大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 6 0 14 27
一橋大 7 0 3 14 24

Game Report

初戦の神奈川大戦では苦しみながらも最後まで勝利への執念を持続して、薄氷を踏む1点差の勝利で開幕戦を飾ったウォリアーズ。
第2戦の相手は一橋大。ブロック優勝を果たすためにも、東日本の国公立大の雄の座を渡さないためにも絶対に負けられない一戦。
真夏のように蒸し暑いアミノバイタルで、ウォリアーズ史上に残る激闘が始まった。

【1Q】一橋大のキックオフにより試合開始。風上からのキックが伸びてタッチバックとなり、東大1stシリーズは自陣20ydから。
QBは勿論オフェンスの大黒柱#9高木万海(4年)。QB#9高木がオープンを走って自陣31ydでFD獲得。更にWR#27久世(3年)への7ydパス成功で2nd-3となるも、2回のランでFD更新できず、4th-インチとなりパント。

自陣28ydからの一橋大1stシリーズ。
パワーオフタックルラン、QBキープで2回FD更新され、東大陣47ydへ。カウンターをLB#45山田(4年)が1ydに仕留め、フェイクパス失敗で3rd-9となるも、ヒッチパスをキャッチしたWRにあわやTDとなる独走を許して、一気にゴール前14ydへ。
ブラストは2nd・3rdエフォートで粘られ8ydゲイン、ダイブでFD更新されてゴール前3yd。最後はQBカウンターでTDを奪われ、0-7。(7:05)

キックオフで殆どリターンできず、東大2ndシリーズは自陣18ydから。
QB#9高木のオプションキープで自陣29ydへ進み、更にRB#4長谷川(3年)がドローから好走して自陣43ydへ。リバースはゲインできず2nd-10となるも、QB#9高木のキープで3rd-インチ。RB#4長谷川のアウトサイドHOでFD獲得/敵陣44ydへ。
更にQB#9高木がキープでオフガードを鋭く切れ上がり、一気にゴール前21ydへ。RB#4長谷川の好走でゴール前15ydまで進んだ後、QB#9高木がカウンターランでオフタックルを切れ上がり、一気にエンドゾーンへ。
QB#9高木の好走とOL・WR陣の好ブロックが噛み合った見事なプレーで嬉しいTD。安定感抜群の#89三上(4年)のTFPも勿論決まり、7-7の同点。(11:42)

【2Q】東大の好キックオフカバーにより、一橋大2ndシリーズは自陣21ydから。
調子の上がってきたオフェンスに応えたいディフェンス陣。期待に応えて、QBキープは3yd、パワーオフタックルは1ydロスさせ、3rd-8。 DE#20小河(4年)があわやQBサックとなる猛ラッシュをかけてパスを投げ捨てさせ、123パントに追い込む。

#80上宮(2年)が果敢にリターンし、東大3rdシリーズは敵陣48ydと好ポジションから開始。
QB#9高木がTE#13草場(4年)にコントロール良く13ydパスをヒットし、ゴール前29yへ。ピンポイント起用されたQB#15高木勇海(3年)が落ち着いてオフェンスを指揮して、RB#4長谷川の8ydスクリーンを演出。
更にQB#9高木が190cmの長身WR#27久世に見事なオプションフェイクパスをヒットして、一気にゴール前5ydへ。
さあ、絶好のTDチャンス。しかし、・・・ギブ・オプションキープと繰り出すも一橋大の必死のゴール前ディフェンスの前に前進できず、結局4thダウン/ゴール前6ydとなりFGトライ。#89三上が落ち着いて23ydFGを成功させて、10-7。(4:03)

東大キックオフカバー甘く、自陣5ydから35ydと大きくリターンして一橋大3rdシリーズ開始。
3回連続のランでギリギリのFDを奪われて自陣45ydへ。更にこの試合初めてのオプションピッチによりオープンを独走され、一気に東大陣34ydへ。ここが東大ディフェンス陣の踏ん張りどころ。ダイブで4yd前進されるも、QBキープ・ダイブを気迫溢れる好守備で阻止して4th-3。一橋大ギャンブルのパワーオフタックルもDL陣が踏ん張ってロスさせ、攻守交代。

自陣28ydからの東大4thシリーズ。
ランフェイクからドロップバックしたQB#9高木が相手DBを抜き去ったWRへ思いきってロングパスを投じるも惜しくも失敗。RB#4長谷川の6ydドローの後、オプションフェイクパスを投じるも、これも惜しくも失敗。
結局123パントとなったが、WR・DBの動きを冷静に判断できパスコントロールも良いQB#9高木とOL陣の鉄壁のパスプロ。今後の東大パスアタックの可能性を大いに感じさせるシリーズであった。

ラッシャーが漏れてあわやブロックされそうになりながらも、#89三上がスパイラルのかかった見事なロングパントを蹴り込んで、一橋大4thシリーズは自陣20ydから。
オプションピッチはLB#1徳田(4年)の好タックルで1ydゲインに仕留め、QBキープには相手OLをオーバーパワーしたDE#20小河が襲いかかって1ydロスを強いて3rd-10。QBキープに6ydゲインを許すも4th-4/123パントと東大ディフェンス陣の頑張りは続く。

残り時間41秒、自陣40ydで前半最後の攻撃権を手にした東大。
QB#9高木からWR#27久世へ24ydフェイクパスがヒットし、一気に敵陣36ydへ。スパイクで時計を止め、QB#9高木がドローから10yd好走。しかし、このプレーでグランドにはイエローフラッグが2枚。1枚は東大ホールディングで10yd罰退。
もう一枚は一橋大のデッドボールファウル(レイトヒット)で15yd前進&オートマチックFD。結局差引き5yd前進し、ゴール前31ydでFD獲得。
更にQB#9高木がドローで好走してゴール前18yd/残り時間15秒。スパイクして時計を止めた後、WR#27久世へのオプションフェイクパスで一気にTDを狙ったが、TD阻止を焦った一橋大DBにインターフェアの反則。15yd前進してゴール前3ydへ。
エンドゾーン内のWR#27久世へフェイクパスを投じるも、惜しくもエンドゾーン外でキャッチ。残り時間数秒となり、やむなくFGトライ。#89三上がこの試合2本目の20ydFGを見事に決めて13-7と微妙な点差で前半終了。

【3Q】東大キックオフで後半開始。
ゴロキックを一橋大リターンチームの第2列の選手がキャッチし、一橋大1stシリーズは東大陣49ydと好ポジションから開始。
1stプレーのランで10yd以上ゲインされるも一橋大ホールディングの反則で1st-20。5ydオプションキープ、12ydオプションピッチで3rd-3まで迫られるも、ヒッチパス失敗。4th-3に追い込むが、一橋大は迷わずギャンブル。パワーオフタックルに渾身のディフェンスで前進を許さず、攻守交代。

自陣40ydからと東大1stシリーズも好位置から。
前半調子の上がってきたオフェンスのリズムを持続したいところ。しかし、・・・オプションピッチはファンブル(何とか自らリカバー)、フェイクパスはラッシュ厳しく失敗、QBドローは一橋大ディフェンス大当たりで結局4th-12/123パント。

自陣32ydからの一橋大2ndシリーズ。ここから一橋大に時間を使った猛攻を許してしまう。
QBキープ・ダイブ・パワーオフタックルが止まらず、5回のランでゴール前26ydへの侵攻を許し、3回のランを何とか凌いで4th-5に追い込むが、一橋大はギャンブル。オプションピッチの前にFDを献上し、ゴール前14ydへ。
しかし、粘りには定評のある東大ディフェンス陣。3回のランに6ydしか前進を許さず、結局4th-4/FGトライ・成功。13-10と3点差に詰め寄られるが、このピンチをFGに留めた東大ディフェンス陣見事!(10:43)

東大2ndシリーズは自陣28ydから。
しかし、・・・オプションフェイクパス失敗・オプションピッチは7ydゲインとなるも続くパス失敗となり、結局4th-3/123パント。オフェンスのリズムが悪くチグハグな展開で、貴重な攻撃権をあっさりと手放してしまう。

自陣39ydからの一橋大3rdシリーズの1stプレーでQBがファンブル。
東大DT#43田代(4年)が見事にリカバーして攻守交代。

【4Q】自陣49ydと絶好のポジションで攻撃権を手にした東大3rdシリーズ。
しかし、・・・フェイクパス失敗の後のプレーでファンブルしてしまい、これを一橋大がリカバー。チャンスを活かせず、自ら手放してしまう。

めまぐるしい攻守交代の後の一橋大4thシリーズは自陣44ydから。
相手をオーバーパワーしたDL陣がランプレーに前進を許さず、3rd-7に追い込むも、ここでランニングQBからパッシングQBに交代。ショットガンからあっさりとパスを決められて東大陣45ydへ。
1プレーだけでランニングQBに戻り、3回連続のランの前にギリギリFDを献上/ゴール前34ydへ。東大ディフェンスも良く粘り4th-2まで追い込むも、QBキープに大きく前進を許しゴール前12ydへ。オプションピッチはSF#44倉鍵(3年)が何とか4ydゲインに留めるも、最後はパワーオフタックルで逆転のTDを許してしまい、13-17。(残り時間5:57)

キックはタッチバックとなり、東大4thシリーズは自陣20ydから。
残り時間は十分。後半不調のオフェンスを蘇らせて何とか逆転のTDドライブに繋げたい。タックルを振りほどいて密集からオープンに抜け出たQB#9高木が必死の4ydゲインをするも、続くプレーでは、何とディレーオブザゲームの反則で5ydロス。
2nd-11と苦しい場面で、QB#9高木がカウンターキープで好走し、自陣31ydへ。更に同じプレーで4ydゲインするも、ラッシュ厳しくあわやQBサック。何とかラッシャーから逃れて投げ捨てるも3rd-6とピンチは続く。
RB#4長谷川がオプションピッチで執念の走りを魅せ、自陣45ydへ。ここでも4th-インチと胃の痛くなる状況は続くが、QB#9高木が見事なオープンランで一気にゴール前31ydへ。
WR#27久世への6ydサイドラインパスでゴール前25ydへ進んだ後、1バック体型からQB#9高木はダイブフェイクからのドロップバックパス。QB#9高木が落ち着いて投じたミドルアウトのパスをWR#27久世が見事にキャッチし、そのままエンドゾーンへ。東大応援団の大歓声の中で待望の逆転TD。TFPも決まり、残り時間1:33/20-17と再逆転。

「これでほぼ東大の勝利は決まった・・・」と思いきや、ここからがドラマの第一幕。
ゴロキックではなく、まともに蹴ったキックを大きくリターンされ、一橋大最後の攻撃は自陣47ydから。一橋大QBはパッシングQBに交代。
WRへの9ydサイドラインパス成功、スパイク、TEへの5ydアウトパス失敗で4th-1。ここを止めれば勝利は確定。
しかし、・・・LBブリッツで空いたスペースにディレーで出たRBへのパスが成功し、そのままオープンを疾走され、何とかタックルするもゴール前6ydへ。(残り時間46秒)
最初のパスは失敗するも、次プレーでフェイクパスを見事に決められ、再度20-24と逆転されてしまう。

一橋大キックはサイドラインを割ったので東大は再キックではなく自陣40ydからの攻撃を選択。
勝利のためにはFGではなくTDが必要。残り時間36秒、エンドゾーンまで60yd。まさに絶体絶命のピンチ。
ウォリアーズの歴史の中で過去これ程のピンチからの逆転は記憶無し。このままウォリアーズは敗れてしまうのか?しかし、・・・ここからウォリアーズ劇場の最終幕「奇跡の逆転劇」が切って落とされた。

QB#9高木がOL陣の鉄壁のパスプロに守られながら、エアフォースWR#27久世へのポストパスを見事に成功させて敵陣36ydへ。(残り時間29秒)
1回パス失敗の後、DB陣がWR陣をきっちりカバーしていることを見極めたQB#9高木。冷静な判断力でパスからスクランブルに切り替え、エンジン全開・ゴール前25ydへ。(残り時間16秒)
更にDBにピッタリマークされながらもWR#27久世がホットラインQB#9高木からのパスをキャッチ。残り時間8秒、勝利まで13yd。せいぜい後2回のパスしか時間なし。
そして最終プレー。
RT#77山田(3年)・RG#59田中(4年主将)・C#63斉藤(4年)・LG#75川添(3年)・LT#69竹森(3年)というウォリーアーズ自慢の大型OL陣が一橋大DL陣の渾身のパスラッシュを体を張って阻止する中で、QB#9高木万海がTE#89三上へ落ち着いてパスを投じる。現役選手・スタッフ・応援団の願いが込められたパスは見事なコントロールでTE#89三上へ。
一橋大DBにダブルカバーされているTE#89三上。
サンドイッチ状態の中で、QB#9高木のパスを見事に見事にキャッチ。苦しい状況の中で、各選手が自分の役割を完璧に果たすことで誕生した「ウォリアーズの奇跡」であった。
#89三上自らTFPも決めて27-24。(残り時間3秒)

最後は#89三上のキックを全員できっちりカバーしたところで試合終了。

こうしてウォアーズ史上に残る見事な逆転勝利により、開幕2連勝を飾った2011戦士達。
オフェンス・ディフェンス・キッキングの課題は多数あるだろうが、「どんなに苦しい状況でも最後まで勝利を諦めずに冷静に戦いぬけるチームになったこと」「こういうタフな戦いをシーズン後半や最終戦ではなく、シーズン序盤にできるようになったこと」に自信を持って、目標達成に向けて日々進化して欲しい。
今年のチームはもっともっと強くなる。

対 立教大学戦

日時  10月 2日 13:15 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 24 ― 10 立教大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 3 14 24
立教大 0 0 7 3 10

Game Report

初戦は薄氷を踏む1点差勝利、第2戦はラスト36秒からの劇的な逆転勝利と集中力を切らさずにタフな戦いを制して開幕2連勝を飾ったウォリアーズ。
第3戦の相手は昨年の初戦で惨敗を喫した立教大。
昨年のリベンジを果たすためにも、ブロック優勝を果たすためにも、今試合も絶対に負けられない一戦。穏やかな秋空のアミノバイタルで戦士達の気迫に満ちた戦いが始まった。

【1Q】東大キックオフで試合開始。ふわっと浮かせた距離の短いキックのため、立教大1stシリーズはポジション良く自陣45ydから開始。
ヒッチパスで9ydゲインされるも、ダイブはDT#96横井(4年)の好タックルでノーゲインに仕留め3rd-1。続くパスはCB#25相澤(3年)がピッタリWRをカバーするも、相手の好キャッチでFDを与えて東大陣34ydへ。
しかし、ここで東大ディフェンス陣の集中力が光る。ダイブを2ydゲインに仕留め、フェイクパスはLB#45山田(4年)がナイスカット。ヒッチパスはプレーを読んだLB#1徳田(4年)が、WRがキャッチした瞬間に鮮やかなタックルを浴びせて大きくロスさせ、4th-17/パント。

パントはタッチバックとなり、東大1stシリーズは自陣20ydから。
QBは勿論我らのエース#9高木万海(4年)。3回連続のランでFDを獲得し、自陣33ydへ。エースRB#23大津(3年)がハンドオフから好走して自陣48ydへ。QB#9高木の切れ味鋭いオプションキープで敵陣39ydへ。
RB#23大津が粘り強い中央ランを2回続けて3rd-2とし、QB#9高木のオプションキープでゴール前26ydへ。最後はQB#9高木がドローから中央を切り裂いて一気にエンドゾーンへ。#89三上のTFPも決まって7-0。(9:26)
11プレー/80ydの落ち着いた安定感のあるTDドライブにより、嬉しい先制点。

続くキックオフで立教大にロングゲインを許してしまい、立教大2ndシリーズは今回もポジション良く、自陣47ydから。
ナイスパスキャッチでFDを許して東大陣41ydへ。ショートパスはCB#30玉田(2年)がRACを許さず、ベアピッチはDT#96横井が良く止めて3rd-2に追い込むが、QBランでFD献上/ゴール前30ydへ。更に2回連続のオプションキープでゴール前19ydへ。

【2Q】何とか同点TDを阻止したい東大ディフェンス陣。今回も東大ディフェンス陣の真骨頂、「粘り」と「集中力」が見事に発揮される。
TD狙いのパス失敗、中央ランは4yd、更にパス失敗で4th-6/FGトライ。FGはバーを逸れて失敗し、何とかピンチを凌ぐ。

自陣20ydからの東大2ndシリーズ。
QB#9高木がQBカウンターで22ydの好走を魅せて自陣42ydへ。更にオプションキープで大きくゲインし、僅か2プレーで一気に敵陣45ydへ。さあ畳みかける絶好のチャンス。
しかし、ドロー・オプションピッチを止められて3rd-14。更にフェイクパスを試みようとするもQBサックを食らって4th-20/パント。残念ながら好機をものにできず、攻撃権を手放す。

自陣29ydからの立教大3rdシリーズ。
ダイブを一発で止められず2nd・3rdエフォートを許し2nd-2。更にダイブで5ydゲインされるも、立教大ホールディングの反則で2nd-12。ショートパスはCB#30玉田がRACを許さず3rd-7。
ここで東大DBを完全に抜いたWRへ投じられたランフェイクのポストパス。キャッチされたらTD献上必至だったが、僅かにパスが長過ぎて失敗。結局123パント。

相手のミスで助かった東大の3rdシリーズは自陣23ydから。
QB#9高木が一橋大戦の劇的逆転TDの相手役である盟友TE#89三上へ15ydのフェイクパスを見事にヒットさせ、自陣38ydへ。更にQB#9高木がオプションキープで快走し、自陣49ydへ。FB#96横井のダイブで4ydゲインした後、RB#23大津がオプションピッチで見事に15yd走るが・・・東大イリーガルフォーメーションの反則で5yd罰退し、2nd-11。
ドローでスクリーメージを抜けたQB#9高木が、OL・WR陣がディフェンダーを好ブロックする間を縫って緩急をつけた変幻自在のランでオープンを爆走。一気にゴール前16ydへ進むが・・・またもや東大側に痛恨の反則。
背後からのブロックの反則を取られて発生地点から10yd罰退し、敵陣39ydでFD。中央ラン・QBランで殆どゲインできずに3rd-9となり、更にQBサックを喫して大きくロスして4th-18/パント。(残り時間1分半)
今回も好機を活かせない。

#89三上の蹴り出したパントはゴール前でサイドラインを割る絶妙のパントとなり、立教大最後の攻撃は自陣4ydから。
立教大が連続5回のダイブを繰り出して自陣35yd付近まで進んだところで前半終了。

【3Q】立教大キックオフで後半開始。#23大津が好リターンを演じて東大1stシリーズは自陣35ydから。
RB#23大津がオプションピッチで12ydゲインし、自陣47ydへ。RB#32藤田(2年)がブラストで7yd好走した後、ハンドオフを受けたRB#23大津がオープンへビアして10ydゲイン。しかも、立教大パーソナルファウル(首へのタックル)もあり、一気にゴール前21ydへ。
しかし、・・・3回のランでゲインできず4th-12となりFGトライ。キッカーは春の京大戦で見事な50ydFGを決めた名手#89三上。#89三上の黄金の右足から蹴られたボールは美しい弧を描いてバーの間を抜け、41ydFGは見事に成功。これで10-0。(3:47)

#47春木(2年)の好キックオフカバーで立教大1stシリーズは自陣18ydから。
2回のランを良く止めて3rd-5とするも、パスでFD献上/自陣35ydへ。10ydフックパス、ブラスト、ルックインパスで立て続けにFDを奪われて、あっという間にゴール前22ydへ。更に中央ランの2ndエフォートで粘られてゴール前9ydへ。
2回のランに良く耐えて3rd-7まで粘るも、最後はエンドゾーン隅へ投じられたパスをキャッチされてTD。これで10-7。(9:08)

何となく嫌なムードが漂う中、東大2ndシリーズは自陣28ydから開始。
取られたら取り返すだけ。東大オフェンスが再び狼煙を上げる。QB#9高木の5ydオプションキープの後、RB#23大津がオプションピッチで好走して14ydゲイン。
しかも、立教大レイトヒットの反則があり、一気に敵陣38ydへ。更に、RB#4長谷川(3年)がパワーオフタックルで5yd獲得。またもや、立教大フェイスマスクの反則があり、ゴール前18ydへ。RB#23大津の8ydパワーオフタックルの後、QB#9高木がエンドランでゴール前6ydへ。

【4Q】最後はRB#23大津がパワーオフタックルからオープンへカットしてエンドゾーンへ。#18赤澤のTFPも決まり17-7。(0:06)

#6上田(4年)がナイスタックルで立教大リターナーを仕留め、立教大2ndシリーズは自陣25ydから。
しかし、2プレー目にパワーオフタックルでロングゲインを許してしまい、東大陣43ydへ。フェイクパス成功でゴール前22ydへ。更にスイープでゴール前10ydへ。
僅か4プレーでここまで侵攻された東大ディフェンス陣。
ここでも自慢の「粘り」と「集中力」を発揮できるのか。ダイブは2ydに仕留め、パスは失敗、更にショートパス成功するもRACを許さずにゴール前4ydで4thダウン。立教大はFGトライを成功させ。17-10。(残り時間8:20)
このピンチにTDを与えずに耐え抜いてFGの3点に抑えたディフェンス陣お見事!

1TD差の緊迫した攻防。何とかもう1本TDを取りたい東大の3rdシリーズは自陣21ydから。
目を覚ました東大オフェンス陣、もう誰も止められない。
QB#9高木がオプションキープで13yd獲得し、自陣34ydへ。3rd-4となるもQB#9高木がドローで根性のFD獲得/自陣45ydへ。更にブーツレッグから投じたTE#13草場(4年)への11ydパスが見事にヒット。
しかも、立教大にラフィングザパッサーの反則があり、一気にゴール前29ydへ。2nd-11となるもWR#27久世(3年)へのフェイクパス成功で3rd-4。
ここでRB#23大津がオプションピッチでナイスラン。WR#80上宮(2年)の好ブロックにも支えられてゴール前12ydへ。
RB#23大津とFB#46田代(4年)が中央ランで5ydずつ走ってゴール前2yd。ここまでたっぷり時間を使い、残り時間2分。
立教大パーソナルファウルでゴール前1ydでFD更新した後、FB#46田代が2回連続で中央を突いて、残り時間39秒で嬉しいTD。#18赤澤のTFPも決まり、24-10。

最後まで何が起こるのかわからないのがフットボール。
残り時間僅かで2本差とはいえ、試合終了まで気迫溢れるプレーを続けたい。キックオフカバーで#91柳澤太郎(3年)が闘志溢れる好タックルでリターナーを仕留めて、立教大最後の攻撃は自陣35ydから。1回パス成功を許して東大陣38ydへ。(残り23秒)
しかし、ここで東大ディフェンス陣がビッグプレー量産。
DE#20小河が激しいパスラッシュを連発し、遂にはQBサックで10ydロス。更に、TEからDEへ転向し成長著しい#6上田も鮮やかなQBサックで9ydロス。最後は、4th-29で投じられたパスをDB#25相澤がインターセプトしたところで試合終了。

こうして2001年以来10年ぶりとなる開幕3連勝を飾ったウォリアーズ。
苦しみながらも、必死に努力することで勝利の果実を手にした戦士達。3試合の激戦を制した自信を大切にし、一方で未だ大きい上位校との実力差を冷静に受け止めて、日々伸び伸びと成長して欲しい。
君達の努力をお天道様は必ず見ているし、頑張ればきっと良いことがある。

 

対 拓殖大学戦

日時  10月 9日 16:00 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 41 ― 28 拓殖大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 14 17 7 3 41
拓殖大 14 7 7 0 28

Game Report

苦しみながらも10年ぶりの開幕3連勝を飾り、一回り大きくなったウォリアーズ。
穏やかな陽気のアミノバイタルでの第4戦の相手は拓殖大。目標であるブロック優勝を果たすためには絶対に負けられない一戦。内容の充実した戦いをして強豪との後半戦に向けて弾みをつけたい。

【1Q】拓大キックオフで試合開始。
自陣8ydでボールをキャッチした#23大津(3年)。ブロッカーが見事に切り開いた穴に突進して一線を抜けると、快足を飛ばしてそのままエンドゾーンへ。何といきなり92ydキックオフリターンTDのビッグプレー。#89三上のTFPも決まり7-0。(0:16)

拓大1stシリーズは自陣41ydから。
拓大ホールディングの反則で1st-20となるも、POTからのオープンランにタックルミスが相次ぎFD献上/東大陣42ydへ2回の中央ランに耐え3rd-1とするも、ブラストでFDを奪われゴール前26yd。
3rd-インチまで粘るも、最後はTBにPOTからオープンへ走られてTD。これで7-7の同点。(5:03)

東大1stシリーズは自陣31ydから。
先発QBは副将#9高木万海(4年)。#23大津(3年)のオプションピッチで6ydゲインした後のプレー。オプションピッチしようとした瞬間に背後からタックルされてピッチが乱れ、ファンブルボールを拓大がリカバーし、攻守交代。

東大陣32ydで絶好のチャンスを手にした拓大。
スイープは逆サイドから突進した副将DE#20小河(4年)が見事にロスタックルを決めて2nd-17。続く2プレーもしっかり抑えて4th-12とし、拓大はパント体型。
ホッと胸を撫で下ろすも、あろうことか東大に交代違反の反則があり、5yd罰退。これで4th-7となり、拓大はタイムアウトを取ってギャンブル。結局ショットガンからのミドルパスをスーパーキャッチされてゴール前3ydへ。TBが中央を駆け抜けて逆転のTDを許し、7-14。(8:26)

何とも嫌な展開で予想外の逆転を許してしまった東大2ndシリーズは自陣32ydから。本来の落ち着きを取り戻したいところ。
しかし、中央ランは2ydロス、2回連続のパスは失敗して4th-12/123パント。

自陣44ydからの拓大3rdシリーズ。
ここは東大ディフェンス陣がしっかりと抑え、4th-15/123パント。

自陣31ydからの東大3rdシリーズ。
1stプレーは伝家の宝刀オプションプレー。QBハードで守る拓大ディフェンス陣。QB#9高木からのオプションピッチを受けたエースRB#23大津。WR陣の献身的なブロックも決まり、RB#23大津はそのままライン際を疾走。ぐんぐん加速してそのままエンドゾーンへ。
「これぞオプション」ともいうべき見事な69ydの一発TDランのビッグプレー。#89三上のTFPも勿論決まって14-14の同点。(1Q残り0:23)

【2Q】続くキックオフでは#38奥隅(4年)が好タックル。拓大4thシリーズは自陣34ydから。
POTを3ydに留め、更に同じプレーではディフェンスの要LB#45山田(4年)の果敢なタックルでショートゲインに仕留める。拓大のチョップブロックの反則で15yd罰退して2nd-22。しかし、拓大TBにPOTからオープンを走られて大きくゲインされ3rd-2。
再び嫌なムードが漂うが拓大はハンドオフミスでファンブル。自らリカバーするも4th-3/123パント。

パントが超ロングパントとなり、東大4thシリーズは自陣11ydから。
2回連続の#23大津のランでFD更新し、自陣26ydへ脱出。しかし、結局4th-1/パント。

膠着しかけた状況の中での拓大5thシリーズ。LB#38奥隅の好守備で2nd-8とした後の中央ラン。東大ディフェンス陣がボールを掻き出して、頭上にふわりと上がったボールをLB#1徳田(4年)がしっかりキャッチして攻撃権奪取。

ディフェンス陣にもらった絶好のチャンス。東大5thシリーズは敵陣45ydから。
FD更新して敵陣32ydまで進んだ後の1stプレー。Iフォーメーションからダイブフェイクのロングパス。QB#9高木が投じたパスを拓大DBを振り切ったWR#84小松(4年)が見事にキャッチしてそのままTD。
投げも投げたり、捕りも捕ったりのビッグプレーで嬉しい逆転。ランニングアタック中心の東大オフェンス故に、普段は献身的なオープンブロックで貢献しているWR#84小松。ストイックな練習によって蓄えた実力を見事に見事に実らせたプレー。まさにウォリアーズファン冥利に尽きる本当に嬉しいプレーであった。#89三上のTFPも決まり、これで21-14。(6:57)

続くキックオフでは#47春木(2年)がナイスタックル。拓大6thシリーズは自陣37ydから。
ランプレーでFD更新されて東大陣43ydまで進まれるも、LB#45山田が好守備で2nd-9とし、更にハンドオフミスでファンブルしたボールをDT#43井上(4年)が見事にリカバー。

2回連続のターンオーバー。一気に畳みかけたい東大オフェンスの6thシリーズは自陣43ydから。
WR#27久世(3年)、WR#84小松のナイスブロックで空いた走路をRB#23大津がオプションピッチで好走して敵陣45ydへ。
QB#15高木勇海(3年)からのオプションピッチを受けたエースRB#23大津。またもや早い、強い、緩急自在の三拍子揃ったビッグラン。オープンをまくり、インサイドへカットしてそのまま長躯45yd疾走してTD。#89三上のTFPも決まり、28-14と初めて2本差。(残り2:13)

キックオフをかなりリターンされ、拓大7thシリーズは自陣41ydから。
何とかこのまま2本差で前半を終了させたい。中央ランを2ydに留めるも、QBのスプリントアウトランにFD献上/東大陣46yd。更にパス成功で東大陣35ydへ。2nd-11とし、続くパスプレーでは激しいラッシュでQBサック手前まで追い詰めるも、アスリートQBの個人技にタックルミスが相次ぎ、ゴール前5ydまでスクランブル。
残り時間42秒、何とかTDは阻止したい。しかし、ブラストを1ydゲインに仕留めるも、オプションピッチでTDを許してしまう。

残り時間36秒で28-21。東大最後の攻撃は自陣36ydから。
何とかFG圏内まで進んで、名手#89三上のFGで点差を広げたい。#23大津の6ydオプションピッチの後、ハンドオフを受けたWR#80上宮(2年)が自慢の脚力を活かして13ydのオープンラン。敵陣45ydへ。
更にQB#9高木からWR#27久世への21ydパスが見事にヒット。残り時間5秒でゴール前21ydへ。
ラストプレーはFGトライ。今季全てのFGを成功させている#89三上が蹴ったボールは美しい弧を描いてバーの間に吸い込まれ、見事に41ydFG成功。値千金のFGにより、31-21で前半終了。

【3Q】東大キックオフで後半開始。カバー甘く大きくリターンされてしまい、拓大1stシリーズは自陣46ydから。
1stプレーは一発TDを狙ったブラストフェイクのロングパス。東大DBを抜き去ってフリーになったWRにパスがヒットし、そのままTD。後半開始19秒で31-28の3点差まで追い詰められる。

ノーガードの殴り合いの様相を呈してきたゲーム。殴られたら殴り返すだけ。#23大津の好リターンにより、東大1stシリーズは自陣43ydから。
2回のQBキープでFD更新できず3rd-2となるも、今度もエースRB#23大津が超ビッグプレー。QB#15高木勇海からのオプションピッチを受けたエースRB#23大津。ライン際を疾走し、タックルを振りほどいて中央へカットインし、まさに爆走。観客を唸らせる長躯49ydのTDラン。#18赤澤のTFPも決まり、38-28。(1:52)
RBとして257yd、リターナーとして123yd、合計4TDを挙げた超人大津の活躍により、再度10点差まで点差を広げる。

拓大2ndシリーズは自陣39ydから。
3rd-6まで追い詰めるも、スイープから独走を許してしまい、何とそのままTD。・・・と思いきや、グランドにはイエローフラッグ。ラッキーな拓大ホールディングの反則で3rd-20。
九死に一生を得てホッとするも、スクリーンパスでロングゲインを許し、4th-インチ。QBスニークでFD更新/東大陣48ydへ。更に3回のランで再びFD更新されて、東大陣31ydへ。
しかし、ここで東大ディフェンス陣が良く踏ん張る。ブラストをノーゲイン、スクリーンは5ydロスとして、更にパス失敗。4th-15/パントと何とか拓大猛攻を断ち切る。

パントがタッチバックとなり、東大2ndシリーズは自陣20ydから。
東大フォルススタートの反則もあり3rd-7となるも、RB#23大津のオプションピッチでFD更新/自陣36ydへ。
更にQB#9高木からWR#27久世への15ydフックパスが見事にヒットし、敵陣46yd。3rd-10の肝の場面でWR#80上宮の献身的なブロックにも支えられ、RB#23大津が今度もオプションピッチでFD更新/ゴール前33ydへ。更にRB#4長谷川(3年)もオプションピッチで快走。ゴール前21ydへ。

【4Q】2nd-9でのQB#15高木のドローフェイクパスは失敗するも、イエローフラッグ2枚。1枚は東大の反則(無資格レシーバーのダウンフィールドへの侵入)。もう1枚は拓大の反則(ライブプレー時のラフィングザパッサー)。
反則が相殺された後の再プレーでRB#23大津がハンドオフスイープからゴール前10ydへ。何とかここでもう1本TDが欲しい東大。しかし、4th-15となり、結局FGトライ。今回も#89三上が冷静に32ysFGを成功させ、41-28。(1:12)

微妙な13点差での拓大3rdシリーズは自陣43ydから。ランフェイクのロングパスはDB#3植谷(2年)がWRをナイスカバー。競り合いながらも見事にカット。
更にパス失敗で3rd-10とするも、ブリッツをかわしたQBのスクランブルで東大陣44ydへ。拓大フォルススタートの反則で1st-15、2回連続のパワープレーもしっかり守って3rd-9。しかし、この勝負どころでミドルアウトパスを通されてゴール前26ydへ。
LB#38奥隅の好タックルでダイブを2ydロスさせ、QBキープも4ydに留めて3rd-8。スクランブルで7ydゲインされて4th-1。今度もQBスニークでFD献上/ゴール前15ydへ。(残り時間4:45)
ショートパス成功で2nd-3となるも、QBのブーツレッグランは2ydに留めて3rd-1。ここでブリッツしたスピードスターLB#1徳田(4年)が鮮やかなロスタックルを食らわせて4th-3。
何とかTDだけは阻止したい東大ディフェンス。東大応援団全員が「止めろ」と叫ぶ中でのオプションフェイクパス。WRがフリーになり絶体絶命と思いきや、コントロール乱れてパス失敗。

残り時間2分半、東大最後の攻撃は自陣8ydから。
FD更新して時間消費したい東大。RB#46田代(4年)の4ydダイブ、RB#4長谷川の4ydオプションピッチで3rd-2。
QB#9高木のスニークでFD更新を狙うも、ギリギリで届かない。結局パントとなり、残り時間41秒で攻撃権を手放してしまう。

東大陣37ydからの拓大オフェンス。
1stプレーはロングパス。ラッキーにもWRの足元が乱れ失敗するも、キャッチしていたらTDとなる冷や汗もの。
続くパスでは東大のラッシュ厳しく、最後はLB#45山田が仕留めて3rd-13。残り時間22秒、最後のタイムアウトを取った拓大は当然ロングパス。またもや冷や汗ものだったが、パス失敗して4th-13/残り15秒。
拓大の闘志凄まじく、東大ラッシュをかいくぐり、ミドルパス成功/ゴール前12ydへ。スパイクして時間を止めた後のラストプレー。DB#3植谷が見事にインターセプトしたところで試合終了。

こうして苦しみながらも厳しい戦いを制し、開幕4連勝を果たしたウォリアーズ。
早くも3年連続の勝ち越しとAクラス入りを確定させたウォリアーズ。
しかし、目標はあくまでもブロック優勝・関東制覇。いよいよ、次節からは法大・中大・慶大との強豪相手の3連戦。過去2年間と同じく4勝3敗で終わり「一部中堅」のまま終わるのか、それとも「真の強豪チーム」の一角に食い込むのか、全ては残り1ヶ月の成長次第。
2011戦士達の意地と尊厳と真価を賭けて、残り1ヶ月に1年間の全てをぶつけて欲しい。

対 法政大学戦

日時  10月 22日 13:15 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 9 ― 56 法政大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 0 9 9
法政大 21 14 14 7 56

Game Report

厳しい試合を制して2001以来の開幕4連勝を果たしたウォリアーズ。
雨上がりのアミノバイタルでの第5戦の相手は王者法大。
目標であるブロック優勝・関東制覇を果たすための大一番であり、2011ウォリアーズの全てを賭けて思う存分暴れまわって欲しい。

【1Q】東大#89三上(4年)のキックオフで試合開始。
法大はリバースリターンの奇襲。法大リターナ-は完璧なブロックに守られてサイドライン際を疾走。あわやそのままTDとなるところを何とかタックルするも、法大陣20ydからゴール前1ydまで長躯79ydリターンを許してしまう。このチャンスに法大は1stプレー/中央ランで先制TD。(0:20)

東大リターンを恐れた法大はゴロキックに殆どリターンできず、東大1stシリーズは自陣23ydから。
しかし、1stプレーのフェイクパスを法大LBがインターセプト。何もできないまま、ターンオーバー。

東大ゴール前23ydで絶好のチャンスを手にした法大2ndシリーズ。
7ydQBキープの後のパス。エンドゾーンでフリーになったWRへあっさりTDパスがヒット。試合開始早々、0-14。(1:11)

ウォリアーズ、落ち着きを取り戻せ! 東大2ndシリーズは自陣38ydから。
2011東大オフェンスを強く牽引してきた我らのQB#9高木万海(4年)。12ydオプションキープでFD獲得/ハーフラインへ。
3rd-10となるもQB#9万海が好判断でパスの動きからスクランブル。法大陣39ydへ。
オプションピッチはロスして2nd-14となるも、法大オフサイドの反則で2nd-9。ハンドオフを受けたRB#23大津(3年)の6ydオープンランで3rd-3。しかし、続くQBキープでゲインするもボールをファンブル。法大リカバーにより、今回もターンオーバー。

自陣13ydからの法大3rdシリーズ。
中央のランで自陣32ydまで進み、更にお家芸のスクリーンで東大陣37ydへ。更にオフタックルランでゴール前18ydへ。
僅か3プレーでここまで前進を許してしまった東大ディフェンス陣。ここは何とか踏ん張って欲しい。
1stプレーはスイープの動きからのリバース。ロングランを許すも、ラッキーにも法大パーソナルファウル(チョップブロック)発生。1st-25のQBキープを5ydに留め、続くプレーでは法大ホールディングの反則。
2nd-30で繰り出されたスクリーンを読み切った東大ディフェンス。DT#97宮田(4年)とDE#20小河(4年)が見事にタックルして2ydに留める。東大陣36ydでの3nd-28、法大攻撃を断ち切るチャンス。
しかし、・・・見え見えのロングパスをエンドゾーンで完全フリーになったWRがキャッチ。これで0-21。(10:19)

法大の早い潰しにリターンできず、東大3rdシリーズは自陣31ydから。
2nd-11でのパス。激しいパスラッシュの中で、QB#9万海から空中戦のエースWR#27久世(3年)へ21ydパスがヒットし、敵陣49ydへ。

【2Q】しかし、この後が続かない。
オプションの動きからの逆サイドのWRへのヒッチパスはロス、オプションキープも法大DL陣が漏れまくりノーゲイン。更にオプションフェイクパスではQBサック。結局、4th-16となりパント。

ロングパントをキャッチした法大リターナー。
法大陣30yd付近で東大カバーチーム4,5人がタックル。
一瞬止まったと思われたが、スピードでタックルを振り切った法大リターナーは密集を抜けてサイドライン際を疾走。そのままTDとなりそうなところを#27久世が何とかタックルするも、ゴール前3yd。
中央のランはLB#45山田(4年)の好タックルで2ydに留めるも、ゴール前1yd。最後はTDパスを通されて、早くも0-28。(2:24)

今回も法大の早いカバーの前に殆どリターンできず、東大4thシリーズは自陣26ydから。
2回のランはゲインできず、3rd-10。ここで、QB#9万海からWR#17浜崎(4年)へのポストパス。法大DBを抜き去ったWR#浜崎が、リードの大きい難しいパスを見事にキャッチ。一気に法大陣34ydへ。 しかし、やはりここからが手詰まり。オプションピッチはノーゲイン、続くプレー時に東大パーソナルファウルの反則で15yd罰退。2nd-25でのダイブは5yd、3rd-20のパスは失敗。結局、4th-20/パント。

自陣12ydで前半最後の攻撃権を手にした法大。
19ydランで自陣31ydへ侵攻されるが、東大ディフェンスも粘る。中央ランはDT#50角田(3年)とDT#97宮田の好守備で2ydゲイン。 QBキープもLB#38奥隅(4年)が2ydに仕留め、3rd-6と追い込む。 しかし、フェイクパス成功で法大はハーフラインへ。ここでも2nd-6でのショートパスをCB#25相澤(3年)がRACを許さない好タックル。 3rd-1まで追い込むが、オプションの動きから逆サイドWRへのヒッチでロングゲイン。一気にゴール前23ydへ。
残り時間1分半。何とか追加点を阻止したい東大。しかし、8ydオフタックルランの後、スナップミスしたボールをQB自ら拾ってゴール前2ydへ。 1stプレーはDE#20小河を中心にフロント陣が良く止めて1ydに仕留めるも、続くダイブでゴールを割られて5本目のTD。残り38秒で0-35。

最後に東大が2プレー行ったところで前半終了。

【3Q】法大キックオフで後半開始。#80上宮(2年)の好リターンにより、東大1stシリーズは自陣36ydから。
点差的には厳しいが、後半は本来のウォリアーズを見せて欲しい。1stプレーでQB#9万海からWR#27久世へのミドルパス。ナイスパス・ナイスキャッチのコラボで一気に敵陣41ydへ。
稀代のランニングセンスとスピードを持つQB#9万海のオプションキープでゴール前31ydへ。
しかし、・・・ここからが恐るべし鉄壁の法大ディフェンス。QBドローは1yd、ノーバック体型からのTE#89三上への5ydパスで3rd-4。 QBキープはノーゲインで4th-4。RB#4長谷川(3年)へのスイングパス成功するも、FD獲得には1yd足らず。

自陣22ydからの法大1stシリーズ。
中央のランはDE#20小河が4ydに仕留め、スイングパスはDE#99岩城(2年)の好タックルでFDを与えず、3rd-インチ。
更に法大ファンブル(自リカバー)で4th-4/123パント。

法大パントが超ロングパントとなり、東大2ndシリーズは自陣6ydと難しい位置から。
この位置ではパスは投げられず、ランは今試合を通じて効果的なゲインを奪えておらず。どうやってゴール前を脱出するか。
ダイブは2ydゲイン、オプションピッチは法大LBの早い潰しで1ydロス、スクランブルはノーゲイン。結局、4th-9/123パント。

ロングパントをキャッチした法大リターナー。東大カバーチームの一発目のタックルをあっさりと外すと、そのままエンドゾーンへ。
法大にとっては鮮やかな、東大にとっては実に惨めなパントリターンTDにより0-42。(7:45)

自陣16ydからの東大3rdシリーズ。
QBサック、スクランブル、パス失敗で4th-19/123パント。

東大陣42ydからの法大2ndシリーズ。
ショートパスをキャッチしたWRにRACを許さないCB#25相澤の好守備もあり、3rd-3まで粘るも、パス成功でゴール前30ydへ。フェイクパス成功&東大ラフィングザパッサーの反則でゴール前5yd。最後は中央ランでエンドゾーンを割られて、0-49。(3Q残り29秒)

法大ゴロキックを第3列の#21原(4年)が好リターンし、東大4thシリーズは自陣42ydから。

【4Q】今回も3rd-8まで追い込まれるが、ここで嬉しいビッグプレー。
QB#15高木勇海(3年)からハンドオフフェイクのカットインパスがWR#27久世へ見事にヒット。WR#27久世は190cmの長身を生かしたストライドの大きいランでサイドラインを疾走。一気にゴール前10ydへ。 何とかこのチャンスをものにして一矢を報いたい。RB#4長谷川がオプションピッチから7ydの好走を魅せて、ゴール前3ydへ。
パワーI体型からのブラストフェイクパス。QB#15勇海が落ち着いて投じたコントロール良いパスをTE#13草場(4年)が見事にキャッチ。東大は待望のTD。#18赤澤(3年)が冷静にTFPを決めて7-49。(1:10)

続くキックオフでは法大にロングリターンを許し、法大3rdシリーズは自陣46ydから。
1stプレーでWRのリバース。東大ディフェンス陣は完全につられ、大きく空いた穴を長躯50yd以上走られて、ゴール前1ydへ。ダイブであっさりと追加TDを許し、7-56。(1:57)

#80上宮の好リターンにより、東大5thシリーズは自陣40ydから。
RB#4長谷川の2回連続のランで9ydゲインし、RB#32藤田(2年)のブラストでFD/敵陣49yd。更にQB#15勇海からWR#27久世への見事なフェイクパス成功で敵陣30ydへ。しかし、続くロングパスをインターセプトされて、攻守交代。

自陣7ydからの法大4thシリーズ。ここで東大ディフェンス陣の真骨頂発揮。
中央ランはLB#45山田が1ydロスに仕留め、カウンターはフロント陣の総力で4ydロス、更にパス失敗により、4th-15/123パント。
しかも、法大パントを潰しにラッシュした#84小松(4年)が見事にパントブロック/SF。これで9-56。(7:02)

法大キックを#80上宮がナイスリターン。東大6thシリーズは敵陣45ydと絶好の位置から。
RB#4長谷川の7ydオプションピッチランで2nd-3とするも、その後は続かず4th-2。当然ギャンブル。 RB#32藤田がブラストからオープンに抜けて15ydのナイスラン。ゴール前22ydへ。残り時間約3分、もう1本TDを奪いたい。
3rd-14でWR#84小松が低めの難しいパスを見事にキャッチして4th-2まで粘るも、最後のオプションピッチは惜しくもFDに届かず、攻守交代。

自陣14ydからの法大5thシリーズ。
1回FDを許して自陣24ydまで前進を許すも、LB#86渡部翔太(2年)がスピード豊かな早い上がりでスイープに前進を与えず、更にパス失敗、激しいラッシュでのQBサックで4th-9/123パント。

残り時間約30秒、敵陣37ydからの東大最後の攻撃。何とかTDを狙いたいところだったが、残念ながら4th-3となりギャンブル失敗。

最後に法大が1プレー行ったところで試合終了。

全てを賭けて王者に挑み、無念の完敗を喫したウォリアーズ。
残りゲームは1週間後の中大戦と3週間後の慶大戦。敗戦ショックから立ち直り、辛くて厳しい残り3週間に自分達の全てを賭けて欲しい。
僅か3週間でもやる気になれば、心技体全てで大きく成長できるはず。4年生の意地、若手の台頭、そして何よりもチームが本当に一体となれるかどうか。どん底から這い上がり、2011ウォリアーズの真価を発揮して欲しい。
最後の最後まで100%信じている。