対 立教大学戦

日時 9月7日 10:30 Kick Off
場所 川崎球場
●東京大学 12 ―14  立教大学○

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 0 12 0 12
立教大 0 7 7 0 14

Game Report

いよいよ2013年ウォリアーズの開幕戦。
初戦の相手は昨年22年ぶりに勝ち越した立教大。戦力喪失が殆ど無くプロコーチを多数招聘して前評判の非常に高い難敵。ウォリアーズにとっては、自滅による昨年の敗戦のリベンジを果たすと共に、今季勝ち越しを果たすためには絶対に負けられない相手。
2013戦士達の全てを賭けた熱き戦いが残暑厳しい川崎球場で始まった。

【1Q】立大キックオフで試合開始。東大1stシリーズは自陣31ydから。
先発QBは春に大きな成長を遂げた大型パッサー#12大槻(2年)。RB#36梅島(3年)の2回連続のパワープレーでFD更新/自陣44ydへ。しかし、この後が続かず4th-13/パント。

スナップが悪く一瞬ヒヤッとするも#1浦(4年)が冷静にパント。立大1stシリーズは自陣25ydから。
パワープレーを皮切りにジェットスイープ・スクリーン・アイソレーションが止まらず、3回FD更新を許し、僅か5プレーで東大陣29ydへ。
DL#54岩城(4年)がダイブを1ydに仕留め、スクリーンも7ydに留めて3rd-2まで粘るもショートパス成功/ゴール前15ydへ。 スイングパスを1ydに仕留めた後のサイドスクリーンには10yd近くゲインされるも、立大ホールディングの反則で2nd-15。
パワープレーに5yd前進を許し、ドローで9ydゲインされて4th-1/ゴール前6yd。
ランプレーに絶対の自信を持つ立大は迷うことなくギャンブル。しかし、春~夏合宿を経て成長してきた東大ディフェンス陣。#95神田(2年)・#79山名(3年)・#54岩城(4年)のDL陣、ILB#20渡部(4年)・#44倉地(3年)のILB陣が気迫のディフェンスで立大渾身の中央ランを阻止。
計測の結果、ボール一個分FDには足らず攻守交代。

ピンチを脱した東大2ndシリーズは自陣5ydから。
しかし、3回連続のランでFD更新できず、4th-1/123パント。

#1浦の好パントと#11玉田(4年)・#20渡部の矢継ぎ早のハードタックルで大きく陣地挽回。それでも立大2ndシリーズは好フィールドポジションの自陣49ydから。
しかし、立大1stシリーズを断ち切った東大ディフェンス陣が今シリーズも見事なパフォーマンス。
中央ランはDL#95神田のナイスタックルでノーゲイン。フェイクパスはSF#11玉田がRACを許さず僅か5ydゲイン。3rd-5でのショートパスもOLB#45春木(4年)がRACを許さず僅か2ydゲイン。気迫溢れるディフェンスで4th-3/123パントに仕留めて攻守交代。

東大3rdシリーズは自陣27ydから。
何とかディフェンス陣の頑張りに応えたいオフェンス陣。しかし、今度も4th-11/123パント。

しかもミスパントとなってしまい、立大3rdシリーズはハーフラインから。

【2Q】しかし、今度も東大ディフェンス陣が見事な頑張り。
アイソレーションで5ydゲインされるも、フリーフリッカーのスペシャルプレーを失敗させ、更にILB#20渡部の好パスカバーでパス失敗。4th-5として、2回連続の123パントに仕留める。

自陣19ydからの東大4thシリーズ。今度こそドライブしたいところ。
しかし、オプションピッチは2ydロス、ドローも4ydロスとため息の続く展開となるが、ラッキーにも立大パーソナルファールで自動的にFD更新/自陣27ydへ。
更にQB#12大槻からWR#80上宮(4年)へのフェイクパスがヒットし、自陣41ydへ。このままドライブを続けられるか?
・・・残念ながら、QBサックで大きくロスして2nd-21。
TE#10関(2年)への10ydパスをヒットさせるも3rd-11。
FD更新を狙ったパスを投じようとするもスクランブルに追い込まれゲインできず。結局4th-10/パント。

#1浦の好パントにより、立大4thシリーズは自陣20ydから。
QBスクランブルでFD献上/自陣35ydへ。 アイソレーションでタックルミスが相次ぎ自陣48ydへ。
パワープレーにタックルが決まらず、2nd・3rdエフォートを許して一気に東大陣33ydへ。
9yd中央ランの後のショートパス成功でFD更新/ゴール前20ydへ。
サイドスクリーンで7yd前進を許した後のプレー。ジェットスイープフェイクの中央ランでそのままエンドゾーンを割られて先制TD献上。TFPも成功して0-7。(前半残り4:26)

KORは全くリターンできず、前半最後の東大攻撃は自陣22ydから。
3rd-8に追い込まれるもRB#36梅島がドローで好走してFD更新/自陣36ydへ。QBキープとスクリーンで効果的なゲインを奪えずに今度も3rd-4。
しかし、今試合6レシーブの頼れるTE#10関へのパス成功でFD更新/ハーフラインへ。残り1分、エンドゾーンまで50yd、ここはどう攻めるか?
しかし、・・・中央ランは2yd、ロングパス失敗で3rd-8。
ドローフェイクパスを立大DBにインターセプトされてターンオーバー。

立大がそのまま流して前半終了。

【3Q】気迫溢れる守備を見せるも立大エースRBを一発で止められなかったディフェンス陣。前半全く良いところの無かったオフェンス陣。
しかし、ハーフタイムに気合を入れ直し、最終戦のつもりで戦うことを誓った2013戦士達。後半残り1時間に「戦士魂」は見られるのか?しかし、・・・。
立大エースRBが東大キックオフカバーチームのど真ん中を突破、そのままエンドゾーンへ。
あり得ない屈辱の91ydキックオフリターンTD献上。後半開始僅か12秒で2TD差の0-14と最悪の展開。

東大1stシリーズは自陣33ydから。
エースRB#32藤田(4年)の4ydランの後、TE#10関へのパスでFD更新/自陣45ydへ。
3rd-9に追い込まれるも、RB#32藤田の見事なランで一気に敵陣32ydへ。
更にRB#32藤田がドローで好走/ゴール前15ydへ。 オプションフェイクパス失敗の後のランプレー。今度もRB#32藤田が中央を突いてゴール前2ydまで前進。
最後もRB#32藤田が中央に押し込んで、このチャンスを一発で決めて待望のTD!まさにエースRBの真骨頂を見せつけた藤田シリーズであった。
さあいよいよ1TD差・・・と安堵したのも束の間、あってはならないスナップミスによりTFP失敗。ロースコアゲームでは致命的となる凡ミスにより、6-14と微妙な8点差。(4:42)

立大1stシリーズは自陣27ydから。
3回連続のパワープレーでFD更新を許して自陣38yd。
更に今試合180yd走られたエースRBのパワープレーが止まらずに一気に東大陣37ydへ。折角8点差に迫ったところで再び得点差が広がるのか?
しかし、・・・気合の入った東大ディフェンス陣は「ここぞという場面」では必ず止める。
RAC狙いのフィイクパス成功されるもCB#25吉田(3年)が猛然と一発タックルしてノーゲイン。
アイソレーションには6yd前進を許すも中央ランは僅か1ydで4th-4。強気の立大はギャンブル。
しかし、東大フロント陣が今度も体を張ってFD更新を許さない。今試合2回目の見事な4thダウンギャンブル阻止により、攻守交代。

自陣30ydからの東大2ndシリーズ。ピンチの後にチャンスあり。
まずは、QB#12大槻からWR#80上宮への40ydパスがヒットし、一気にゴール前30ydへ。
FB#28築山(4年)が力強いダイブで5yd前進。
更にRB#32藤田がドローから2nd・3rdエフォートでゴール前14ydへ。
最後はQB#12大槻からWR#89中村(4年)へのTDパスがヒット。ここは当然同点狙いの2ポイントTFP。
フェイクパスを試みるも惜しくもエンドゾーン外でのキャッチとなり、12-14(9:23)

続くキックオフでは立大に自陣30yd近くまでリターンされるも、立大ホールディングの反則により、立大2ndシリーズは自陣9ydから。
中央ランにFD更新を許して自陣20ydまで進まれるも、立大スナップオーバーのミスもあり、4th-6/パントに追い込む。

【4Q】完全にモメンタムを掴んだ追撃態勢の東大3rdシリーズは自陣31ydから。
TE#10関への6ydパスの後、WR#89中村への11ydパスが決まり自陣48ydへ。
3rd-5となるも、FB#28築山のダイブでFD獲得/敵陣40ydへ。
RB#32藤田が走路が詰まっている中で根性の2ndエフォートで5ydゲイン。FB#28築山もパワフルな2ndエフォートで5ydゲイン/ゴール前30ydへ。
RB#32藤田の2回のランで7ydゲインして3rd-3とし、更にRB#32藤田のパワーラン。見事に大きく前進してFD獲得と思ったのも束の間、グランドにはイエローフラッグ。
何とこの大事な場面でOLのホールディングの反則。反則による罰退は僅か10ydと反則数の極めて少ない今試合にも関わらず、何故一番大事な場面で反則が発生するのか?こういうプレーがあるようでは絶対に勝てない!
自らモメンタムを手放す最悪の反則により、3rd-12。
次プレーのドローは相手に読まれてノーゲイン。結局4th-12/パントとなってしまう。

立大3rdシリーズは自陣ゴール前7ydから。
残り時間は6分強と十分。早めに立大攻撃を断ち切りたいところ。
しかし、立大攻撃に時間をたっぷり使ったドライブを許してしまう。1stプレーのエースRBの中央ランが止まらず、自陣28ydへ。
フェイクパス成功で自陣40ydへ。 5ydランの後のスクリーンでタックルミス/東大陣48ydへ。
更にエースRBのパワープレーが止まらず、東大陣33ydへ。残り時間3分、ここは何としても止めたい。
パワープレーで7ydゲインされ2nd-3となるも、同じプレーをDL#95神田とILB#20渡部を中心に見事に1ydロスさせて3rd-4/残り時間2分。
タイムアウトを取って時間を止めた後のエースRBのパワープレーを何とか3ydに留め4th-1。2回目のタイムアウトを取って迎えた中央ランをディフェンス陣が見事に止める!
今試合3回目となる4thダウンギャンブル阻止により、攻守交代。

自陣24ydからの東大最後の攻撃。
得点差はFG成功で逆転できる2点差、残り時間は1分50秒、残されたタイムアウトは1回。
2回連続のパス失敗するも、QB#12大槻がTE#10関へ見事に24ydパスをヒット/自陣48ydへ。
TE#10関へ5ydパスがヒットするも4th-5に追い込まれ絶体絶命のピンチ。しかし、WR#80上宮が見事にサイドライン際でパスを好捕して敵陣40ydへ。
ドローは立大守備に読まれ、時間を止めるため3回目のタイムアウト。
投じたパスはあわやインターセプトとなりかけたが、難を逃れて3rd-11/残り時間1分。
しかし、立大ディフェンスの厳しいパスカバーを敷く中で、QB#12大槻がナイスパスを投じ、WR#89中村がナイスキャッチ。FG圏内のゴール前20ydへ。
スパイクして時間を止め、ドローは3ydロスし、3rd-13。
サイドラインとフィールド内の意思疎通が混乱する中で投じたパスはあわやインターセプト。
そして残り時間14秒で迎えた4thダウンは1点差勝利を狙った40ydFGトライ。
#1浦のキックは綺麗な弧を描いて2本のバーの中へ・・・と思いきや、プレー開始寸前に立大はタイムアウトを要求しており、幻のFG成功に終わってしまう。
立大サイドの大きなクラウドノイズの中での2本目のキックは弾道低く、FG失敗。

立大ニーダウンにより12-14のまま試合終了。

勝負所で決めきれず、初戦を落とした2013戦士達。
次節は昨年勝ち越しを賭けた最終戦で敗戦を喫した日体大戦。ウォリアーズが今季勝ち越しを果たすための死命を決する大一番。
全てを賭けて臨んだ今試合の敗戦ショックから如何に立ち直れるか。
2013戦士達一人一人が自ら奈落の底から這い上がるしかないし、それこそが今季チームスローガンの「戦士魂(Warriors魂)」の体現のはず。
4年生は自らの4年間の全てを賭けて最終戦のつもりで日体大戦に臨み、何が何でも勝って欲しい。