対 日本大学戦

日時  10月27日 13:45 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 17 ― 28 日本大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 0 3 7 7 17
日本大 14 14 0 0 28

Game Report

苦しみながらも前半戦を何とか3勝1敗で折り返してブロック優勝争いに踏み止まり、1年間の全てを賭けて強豪明大に挑むも無念の完敗を喫したウォリアーズ。上(優勝)も下(入替戦)も無い中で、2012戦士達がどういう戦いを演じるのか・・・。
敗戦ショックから這い上がり、残り2試合にウォリアーズ魂を思う存分発揮して、2012戦士達の真価を見せて欲しい。王者日大に対して怯むことなく堂々と戦い、気持ちの面で上回り、高い潜在能力を今度こそ十二分に発揮すれば必ず勝機あり。

【1Q】日大のキックオフで試合開始。東大1stシリーズは自陣22ydから。
先発QBは#16山田一樹(3年)。OPキープは僅か1yd、次プレーではQBサックで4ydロス。RB#33大津(4年)のOPピッチで5ydゲインするも4th-8/123パント。

日大1stシリーズは自陣44ydから。
DE#63鈴木(3年)がパスディフレクトするもパワーランでFD献上/東大陣43ydへ。LB#11玉田(3年)が好タックルで中央ランを2ydに仕留めるも、QBスクランブルで東大陣32ydへ。更にフェイクパス成功でゴール前20yd。 2回のパワーランでゴール前5yd。最後もパワーランを止められず、僅か8プレーで先制のTDを奪われ、0-7。(5:24)

キックオフリターンは早い潰しでゲインできず、東大2ndシリーズは自陣13ydから。
RB#33大津の2ydOPピッチ、QB#16山田の5ydOPキープで3rd-3となるも、QB#16山田が根性のOPキープでギリギリFD獲得/自陣23ydへ。更にQB#16山田からWR#19久世(4年)へのフェイクパスが見事にヒット。WR#19久世はそのままハーフラインまで疾走。日大相手に東大オフェンスの真骨頂を魅せられるのか?
しかし、・・・OPキープで日大DLにボールを掻き出されファンブル。日大がリカバーして、無念のターンオーバー。

東大陣47ydで攻撃権を手にした日大2ndシリーズ。
7ydショートパスの後、QBブーツレッグランで大きくゲインされ、ゴール前23ydへ。LB#20渡部翔太(3年)が見事な守備でOPピッチを6ydロスに仕留めるも、パス成功でゴール前12yd。最後はアウトサイドHOでゴールを割られ、2本目のTD献上/0-14。(10:32)

東大3rdシリーズは自陣23ydから。
まずはWR#80上宮(3年)へのフェイクパスが見事にヒットし、2nd-インチ。RB#33大津が中央を突いてFD獲得/自陣34ydへ。

【2Q】2nd-10でRB#33大津がOPピッチで8yd好走して3rd-2。 しかし、続くブーツレッグパスはWRが弾いてあわやインターセプト。結局4th-2/パントと今回もドライブできない。

#18赤澤(4年)の好パントは惜しくもタッチバックとなり、日大3rdシリーズは自陣20ydから。
1stプレーでQBスクランブルにロングゲインを許して自陣44ydまで進まれた後のプレー。日大WRの周りに東大DB陣が居る中でロングパスを通され、何とそのまま一発TD献上。2Q開始早々0-21と点差は広がってしまう。(1:46)

明大戦で見事なKORを再三魅せた名手#7今井(4年)が、タックラーを巧みに躱して好リターン。東大4thシリーズは自陣35ydから。
RB#33大津の4yd中央ランの後、QB#16山田がOPキープ。パワフルな2nd・3rdエフォートでFD獲得/自陣46ydへ。3rd-4まで追い込まれるも、RB#33大津がOPピッチからオープンを快走し、13ydゲイン。 しかも、日大パーソナルファウルの反則でボールデッド地点から15yd罰退。ゴール前20ydと絶好の位置でFD獲得。
まずはWR#7今井がジェットスイープで5ydゲインし、2nd-5。QB#16山田の3ydOPキープで3rd-2。しかし、この後のOPピッチは日大の早い潰しでロスし、4th-6。結局、最後の詰めに決定打を欠き、FGトライを選択。#18赤澤が33ydFGを落ち着いて決め、3-21。(6:21)

続くキックオフでロングゲインを許し、最後はキッカー#18赤澤自ら日大陣40yd近くでタックル。しかし、日大ホールディングの反則により、日大4thシリーズは自陣32ydから。
2回のランでFDを与え、東大陣47ydへ。しかし、ここで東大ディフェンス陣がようやく覚醒。
まずはDL#91柳澤太郎(4年)がアウトサイドHOを見事に僅か2ydに仕留め、パスもDL#54角田(4年)の激しいラッシュとDB陣の好カバーでQBは投げ捨て。3rd-8では日大にスナップミスがあり、4th-10。怒涛の日大攻撃を今試合初めてパントに追い込む。

後一歩でパントブロックとなりかけた#11玉田の激しいラッシュをかいくぐり、日大パンターはロングパント。しかも、ゴール前でラッキーバウンドして戻るボールを東大ゴール前で押さえられる。
東大5thシリーズはポジション悪く自陣5ydから。
RB#33大津がOPピッチから見事な快走を魅せ、ゴール前脱出/自陣21ydへ。しかし、この後攻撃が続かず、結局4th-8/パント。しかも・・・中央から猛スピードで割って入った日大の3人のラッシャーにブロックされてしまい、そのままエンドゾーンへ。痛恨のTDを許してしまい、前半残り時間1分強で3-28。(残り1:19)

#7今井が20yd近い好リターンを魅せ、東大最後の攻撃は自陣38ydから。
残り時間1分12秒、最後に一矢報いて後半に繋げたい。3rd-10まで追い込まれるも、QB#16山田がパスの構えから激しい日大パスラッシュの動きを見て素早くスクランブルに切り替え/敵陣48ydへ。
1stプレーのパスはあわやインターセプト、2ndプレーは2人のLBブリッツでQBサック。大きくロスして3rd-18。
しかし、QB#16山田は激しいパスラッシュにも動じることなく、WR#19久世へロングパス。QB#16山田のどんぴしゃりのナイスパス、厳しいマークの中でのWR#19久世のナイスキャッチ。一気にゴール前27ydへ前進。残り時間27秒、ここはどう攻めるのか。
しかし、残念ながらサイドスクリーン失敗、QBサックで3rd-14。スパイクして時間を止め、残り時間7秒で4th-14/最後のプレー。距離的に可能性の薄い48ydFGトライではなく、ロングパスを選択。
しかし、残念ながら失敗し、前半終了。

【3Q】東大キックオフで後半開始。前半は日大に圧倒されたが、後半何とかウォリアーズ魂を見せて欲しい。 闘志衰えない挑戦者ウォリアーズは、いきなりオンサイドキック。・・・惜しくも失敗し、日大1stシリーズは東大陣48ydから。
1stプレーのヒッチパスはDL#54角田が見事な反応でナイスカットのファインプレー。続くパワーランで6ydゲインされるも、中央ランを気合の入った全員ディフェンスで2ydに仕留める。結局、4th-2/123パントに追い込む。東大ディフェンス陣、お見事!

しかも、日大パントはミスパント。東大1stシリーズは自陣22ydから。
QB#16山田がOPキープで7yd好走した後、RB#4長谷川(4年)がダイブから中央を抜けて、一気に自陣46ydまで17yd爆走。
RB#33大津がカウンターで6ydゲインし、2nd-4。しかし、この後の2回のOPキープはノーゲインとなり、結局4th-4/パント。

#18赤澤のパントは飛距離こそ伸びなかったが、バウンド良くボールはゴール前へ。日大2ndシリーズはゴール前1ydと非常に厳しい位置から。
しかも、前シリーズで覚醒した東大ディフェンス陣が今回も見事なディフェンス。中央ランは僅か3yd、2回連続のパスは激しいラッシュと好カバーのコラボで失敗させ、4th-7。何と2回連続で日大に123パントを強いて、攻守交代。

今回も日大パントはミスパント。東大2ndシリーズは敵陣38ydと絶好の位置から開始。
ウォリアーズ自慢のオフェンス陣、何とかディフェンスの頑張りに応えて欲しい。
まずはWR#7今井へのフェイクパス成功でFD獲得/ゴール前25yd。更にRB#33大津がOPピッチから好走、ゴール前10ydへ。OL#69竹森の見事なブロックが光る好プレー。
RB#33大津の3ydOPピッチでゴール前7ydまで進んだ後のプレー。ノーバック体型からのパス。日大の激しいラッシュを見たQB#16山田は素早くスクランブルに切り替え。DEのラッシュを上手く躱してそのままエンドゾーンへ。
見事な見事なTDランであり、日大から奪った今試合初めての嬉しいTD。#18赤澤のTFPも成功し、10-28。(10:02)

攻守共に日大を圧倒し始めた東大。
続くキックオフでは#32藤田(3年)がリターナーの足元へ一撃必殺のナイスタックル。日大3rdシリーズは自陣15ydから。
中央ランはLB#11玉田のナイスタックルで僅か1ydに留め、パス失敗で3rd-9。続くパスプレーではスクランブルに切り替えたQBをLB#11玉田が猛追。スピードを活かして追いつき、僅か2ydに仕留める見事なプレー。
今回も4th-7/123パントと3シリーズ連続で王者日大にフットボールをさせない。

今回の日大パントも距離が伸びず、東大3rdシリーズは前シリーズと同じく敵陣38ydから開始。QB#16山田がフェイクパスの構えから素早くスクランブルに切り替え、ゴール前27ydまで快走。

【4Q】ロールアウトでスリップしてしまい3rd-14となるも、WR#15高木勇海(4年)へ見事なパスがヒット。厳しいLBブリッツをかいくぐり前へ出て投げ込んだQB#16山田と、執念のナイスキャッチを魅せたWR#15勇海。2人の見事なコンビネーションで、ゴール前16ydへ。
さあ、今シリーズもTD獲得の絶好のチャンス。何とかものにしたい。
しかし、・・・2nd-8で東大に今試合初の反則(チョップブロック)発生。15yd罰退して2nd-23。
RB#33大津がドローでナイスランを魅せるも、またもやイエローフラッグ。プレーサイドとは逆サイドでビローザウエストの反則発生。
更に罰退して2nd-30となり、自ら折角のモメンタムを手放しかけ、続くプレーではQBサック。 3rd-36とあり得ない状況に追い込まれてしまう。しかし、ここでWR#15勇海への20ydパスが見事にヒット。DBにカバーされながらも4年生の意地とボールへの執着心でナイスキャッチしたWR#15勇海。これぞウォリアーズ魂の見事なプレー。
大きくゲインしたもののFD獲得には足りず、4th-16となり、FGトライ。39ydFGは惜しくも右に逸れて失敗。

日大4thシリーズは自陣21ydから。 QBキープで後半初めてのFDを与えて自陣36ydまで前進を許すも、今回も東大ディフェンス陣が見事な奮起。
カウンターランはDL陣の圧迫強く僅か2yd。続く中央ランは今試合大活躍のアスリートLB#11玉田がRBの足元へナイスタックルで、これも僅か2yd。パスはCB#87柳澤翔平(3年)が好カバーで失敗させ、結局4th-6/パント。
これで4シリーズ連続で日大オフェンスを完全にシャットアウト!

#80上宮がパントリターンで1stタックラーを上手く外して見事な15ydリターン。東大4thシリーズは自陣33ydから。
まずはQB#16山田がスクランブルで爆走し、自陣48ydへ。更にQB#16山田がOPキープから見事なロングランを魅せ、一気に敵陣31ydへ。WR#10佐藤賢一(4年)の見事なオープンブロックが光る好プレー。 今度こそTDを奪いたいところだが、王者日大の強力ディフェンス手強し。QBサックで7ydロス、OPキープも1ydロスとなり、3rd-18まで追い込まれる。
しかし、今回もQB#16山田のスクランブルが窮地を救う。見事な12ydランで4th-6まで前進。ここを乗り換えられるか、まさにウォリアーズ魂の発揮しどころ。
ノーバック体型からQB#16山田がWR#19久世へ投じたパス。ダブルカバーされながらもエアアタックのエースWR#19久世が見事なスーパーキャッチ!まさに見事としか言いようのないプレーにより、ゴール前14ydへ。
RB#33大津の3ydOPピッチとRB#4長谷川の3ydダイブで3rd-4。さあ、ここはどう攻めるのか?
RB#33大津の左ランをフェイクして右へブーツレッグしたQB#16山田のランパスオプション。走路が空いていると見るや、見事にそのままエンドゾーンへ駆け抜ける!
嬉しい嬉しい2本目のTD!#18赤澤のTFPも勿論決まり、残り時間1分半で17-28。(残り1:34)

後半日大にフットボールをさせない堂々たる戦いぶりのウォリアーズ。
残り時間僅かだが、逆転に向けての闘志は衰えない。狙うは当然オンサイドキック。
相手も100%警戒する中でのオンサイドキック成功は至難の業。しかし、これを見事に成功させたウォリアーズ、素晴らしいの一言。
自陣46ydからの東大5thシリーズ。早い時間帯でTDを奪い、更にオンサイドキック成功・TDで逆転を狙いたい。
まずは、WR#15勇海へのパス。肩越しに投じられた非常に難しいパス。これをWR#15勇海が執念のスーパーキャッチで敵陣34ydへ。
日大のなりふり構わない激しいラッシュで2回連続のQBサックを食らい、3rd-20/残り44秒。
タイムアウトを取った東大は、WR#19久世へのパスをコール。激しいブリッツの中、ポケットから前へ出て渾身のパスを投げ込むQB#16山田がロングパス。これをWR#19久世が今度も超スーパーキャッチ!ゴール前5ydへ。
しかし、・・・スパイクして時間を止めた後のプレー。エンドゾーンぎりぎりに投じたパス。WRが弾いたボールを日大DBがインターセプトしたとの微妙な判定により、東大反撃は潰えてしまう・・・

最後に日大は2回プレーをしたところで試合終了。

ウォリアーズ魂を随所に発揮して王者日大を猛追するも無念の惜敗を喫したウォリアーズ。
後半は日大を完全に圧倒し、王者日大にフットボールをさせなかったウォリアーズ。今試合は春秋を通じた今年のベストゲーム。
しかし、厳しい言い方をすれば、王者日大に大健闘したものの負けは負け。2012戦士達の目標は強豪相手に善戦することではない。
次節は泣いても笑ってもいよいよ最終戦。2012ウォリアーズの真価を見せる最後のチャンス。そして4年生にとっては4年間の集大成となるラストゲーム。
フットボールへの情熱、ウォリアーズへの思い、仲間への信頼と感謝を全員で思う存分体現し、何としても最後に勝ち、4年連続の勝ち越しを果たして、2012ウォリアーズを締めくくって欲しい。
完全燃焼した後の満面の笑顔が見たい。