対 上智大学戦

日時  10月6日 11:00 Kick Off

場所 大井第2球技場

◯東京大学 33 ― 13 上智大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 6 21 0 6 33
上智大 0 6 0 7 13

Game Report

立教大戦の敗戦ショックから立ち直り、苦しみながらも神大戦に勝利し、2勝1敗のウォリアーズ。
晴天の大井第2球技場での第4戦の相手は上智大。攻守蹴全てで圧倒して強豪との後半戦に向けて弾みをつけたい。

【1Q】東大#18赤澤(4年)のキックオフで試合開始。 風上からのキックは超ロングキックとなり上智大はリターンを諦めタッチバック。上智大1stシリーズは自陣25ydから。
中央のランをまともにタックルできず2nd・3rdエフォートを許し20ydゲイン/自陣45yd。スイープをDL#92青木(4年)が後ろから追いつき何とか4ydに留め、ヒッチパスはSF#25相澤(4年)とLB#11玉田(3年)が好タックルでノーゲイン。3rd-6でのドローはLB#47清水(2年)がナイスタックル/ノーゲイン。何とか4th-6/パントに追い込む。

東大1stシリーズは自陣13ydから。
先発QBは#16山田一樹(3年)。まずはWR#7今井(4年)へのフェイクパス。WR#7今井のナイスキャッチによりFD獲得/自陣27ydへ。
更に主将RB#33大津(4年)の中央のランプレー。RB#33大津は中央が詰まっていると見るや素早くオープンへ展開。相手ディフェンダーの動きを良く見て切れ上がり、脚力を活かして独走。何とそのままエンドゾーンへ。神大戦の76ydTDランに匹敵するRB#33大津の個人技による72ydTDラン。TFPは残念ながら外れるも開始早々6-0と先制(3:30)

#18赤澤のキックはまたもや伸びに伸び、何とノーバウンドでエンドゾーンへ。上智大2ndシリーズは自陣25ydから。
ショートパス成功するもCB#87柳澤翔平はRACを許さず2nd-6。しかし、スイープでロングゲインを許し一気にハーフラインまで侵攻を許す。更に中央のランでタックルミスが相次ぎ、東大陣39ydへ。東大ディフェンス陣、ここは何とか踏ん張って欲しい。
まずはブリッツしたSF#25相澤が見事なQBサックを決めて5ydロス/2nd-15。オプションピッチで9yd前進され3rd-6。パワープレーは副将DL#91柳澤太郎(4年)が闘志溢れるタックルでノーゲイン。上智大ドライブを見事に断ち切って4th-6/パントに追い込む。

自陣14ydからの東大2ndシリーズ。
まずはWR#7今井がRBの位置からナイスラン/2nd-4。RB#4長谷川(4年)のダイブで3ydゲイン/3rd-1。RB#33大津が中央を突いて好走しFD獲得/自陣30ydへ。このままTDドライブに結び付け一気に畳み掛けたい。
・・・しかし、本シリーズはこの後が続かない。フェイクパスはプレッシャー厳しく失敗。QBランで中央を突き6ydゲイン/3rd-4とするも、続くパスはイージーなキャッチミスで失敗。結局4th-4/パント。

上智大3rdシリーズは自陣27ydから。
ダイブで5ydゲインされるも続くパスはDL#63鈴木(3年)がディフレクト。ここでディフェンス陣にビッグプレー炸裂。3rd-5で繰り出されたジェットスイープ。DL#99岩城(3年)のタックルでファンブルフォースを誘い、DL#92青木がリカバー。値千金のターンオーバーにより攻守交代。

敵陣ゴール前29ydと絶好の追加点のチャンスを得た東大3rdシリーズ。ディフェンス陣の頑張りに応えたいオフェンス陣。
まずは今試合大活躍のビッグプレーメーカーWR#7今井へのフェイクパス。QB#16山田のナイスパス、WR#7今井のナイスキャッチでFD/ゴール前19ydへ。更に大黒柱RB#33大津がドローから緩急のある見事な走りでゴール前5ydへ。

【2Q】RB#33大津が2回連続で中央を突いてゴール前1yd。最後もRB#33大津がキャリー。オフタックルランで嬉しい2本目のTD!TFPは2ポイント狙い。QB#16山田がオプションキープでエンドゾーン駆け抜け成功。これで14-0。(0:37)

続くキックオフではライン際を転がったボールを確保した上智大リターナーの足がサイドライン外に出てしまい、上智大4thシリーズは自陣ゴール前4ydから。
中央ランは好守備でノーゲイン。パスはLBの位置に下がったDL#92青木がカットしたボールを上智大WRがラッキーキャッチ。しかし僅か4ydゲインで3rd-6に追い込む。続くパスもナイスカット・・・と思いきや東大パスインターフェアの反則で自動的にFD献上/自陣20ydへ。
ここからディフェンス陣が大きく崩れてしまう。まずはベアピッチからのオープンランで18ydゲイン/自陣38ydへ。続くスイープでロングゲインを許し東大陣46ydへ侵攻を許す。更にハンドオフを受けたRBに中央突破され、そのままゴール前3ydまで独走されてしまう。最後は中央ランでエンドゾーンへ飛び込まれ、上智大に今季初のTDを献上。TFPは失敗し、これで14-6。(3:59)

東大4thシリーズは自陣36ydから。取られたら取り返すだけ。
RB#32藤田(3年)が中央ランで好走/9ydゲイン・・・と思いきや東大ホールディングの反則で10yd罰退。毎試合毎試合何度同じ反則をすれば気が済むのか!
上昇ムードに水を差す反則により1st-20。しかし、東大オフェンス陣はミスを引き摺らず冷静さを失わない。コールされたプレーはランフェイクからのロングパス。屈強なOL5人衆、#54角田(4年)・#69竹森(4年)・#75川添(4年)・#52籾井(3年)・#57渡部泰史(2年)が献身的で完璧なパスプロで守る中、QB#16山田は抜群の脚力で相手CBを抜き去ったWR#80上宮(3年)に見事な60ydロングパスをヒット!一気にゴール前14ydへ。
さあこのままTDへ繋げたい。しかし、ノーバック体型からのパスは乱れ上智大DBがエンドゾーンでインターセプト。
・・・残念無念と思いきや、上智大DBにパスインターフェアの反則。命拾いした東大はゴール前2ydへ。最後はRB#4長谷川(4年)がC#77山田雄飛(4年)のナイスブロックで空いた大穴を突いてTD。TFPは残念ながらが失敗してしまい、これで20-6。(5:09)

続くキックオフでは#91柳澤太郎、#63鈴木、#99岩城がコンビネーション良く好カバー。上智大5thシリーズは自陣23ydから。
中央ランはDL陣のプレッシャーでノーゲイン、スイープはSF#25相澤が好タックルで僅か4yd。3rd-6に追い込みパスも失敗。123パントに仕留めたと喜んだのも束の間、東大DB陣に「WRへのホールディング」の反則。自動的にFD献上し、上智大は自陣37ydへ。
オプションピッチはSF#25相澤が見事な3ydロスタックルを決めるも、ミドルパス成功で自陣49ydへ。上智大ホールディングの反則で1st-17となり、パス失敗、ダイブも5ydに仕留めて3rd-12。しかし、スプリントアウトパス成功を許し東大陣39ydへ。
残り時間3分、ディフェンス陣にとっての踏ん張りどころ。
上智大フォルススタートの反則で1st-15。オプションピッチは4ydに留めて2nd-11。フェイクパスはDL#91柳澤太郎の厳しいパスラッシュにより投げ捨てで3rd-11。更にパス失敗により4th-11/パントと何とか難を逃れる。

パントはゴール前に落ちそうになるが、リターナー#80上宮が果敢にキャッチし僅かだが前進。もしキャッチしなければゴールぎりぎりからの攻撃を余儀なくさせられる場面。#80上宮の勇気ある隠れたファインプレーにより、東大5thシリーズは自陣10ydから。
さあ、残り時間2分弱、このシリーズも得点に結び付け、相手を突き放して前半を終わりたい。まずはQB#16山田がQBドローから右へ左へカットを踏んで30ydのナイスラン。更にQB#16山田がスクランブルで好走。僅か2プレーで敵陣46ydへ。続くプレーでWR#7今井への8ydパスがヒットし、そのままサイドライン外へ出て時計を止める。
更に今試合のホットラインQB#16山田-WR#7今井の見事なパスが決まり、キャッチしたWR#7今井は気迫溢れるRACを魅せて2nd・3rdエフォートで前へ前へ。残り時間47秒でゴール前19yd、ここはどう攻めるのか。
・・・やはり、この場面では絶対的エースのRB#33大津のランプレー。ドローからオープンを快走してゴール前3ydへ。最後もRB#33大津が中央からオープンへビアし、迫り来るタックラーを2人3人と外して、個人技でエンドゾーンへ。#18赤澤のTFPも成功し、前半残り時間31秒で27-6と上智大を突き放す。

続くキックオフでは#99岩城が超ハードタックルでリターナーを仕留め、上智大最後の攻撃は自陣25ydから。
パスでFDを1回献上し、残り時間11秒で自陣42ydへ。まずはパス失敗、続くパスもWRをピッタリマークしていたSF#2高橋光(4年)が見事に飛び込んでカット。最後に投じられたロングパスをCB#87柳澤翔平がインターセプトしたところで前半終了。

【3Q】上智大キックオフで後半開始。#32藤田が24ydの好リターンを魅せ、東大1stシリーズは自陣35ydから。
WR#80上宮へのパスを恐れた上智大DB陣のパスインターフェアの反則でFD/自陣46ydへ。RB#33大津がパワープレーで好走し、敵陣41ydへ。更にRB#32藤田が中央を抜けて11ydのナイスラン/ゴール前30ydへ。
前半の好調さをキープしているオフェンス陣。今シリーズもTDドライブに繋げたい。
・・・しかし、ここから微妙にリズムが崩れてしまう。パス失敗、中央ランは僅か2ydで3rd-8。スナップミスでこぼれたボールを持って走るもロスタックルを食らい、4th-14。結局パントに追い込まれてしまう。

#18赤澤のパントはタッチバックとなり、上智大1stシリーズは自陣20ydから。
1stプレーでオープンを20yd近く独走されるも、上智大にイリーガルモーションの反則で1st-15。オプションピッチで10ydゲインされた後のプレー。ヒッチパスを受けたWRに東大陣46ydまでのロングゲインを許してしまう。ベアピッチで4yd、ダイブはDL#91柳澤太郎とLB#47清水の好守備で1ydに仕留め、3rd-5。しかし、フェイクパスを決められてゴール前29ydへ。今度こそTDを奪われてしまうのか?
オープンランはCB#87柳澤翔平が好守備で2ydに仕留めるも、ダイブでパワー負けして3rd-インチ。ここで何と上智大にスナップミス発生でファンブル。自らリカバーするも大きくロスして4th-13。一度はFGトライをしようとするも、上智大に交代違反の反則(12人のプレイヤー)で5yd罰退。結局4th-18/パント。上智大の相次ぐ自滅に救われて攻守交代。

自陣15ydからの東大2ndシリーズ。QBは公式戦初出場の#6吉田侑矢(2年)に交代。
まずはWR#7今井のジェットスイープを繰り出すもまたもや東大にホールディングの反則。自らモメンタムを手放す最低最悪の反則で1st-17。
QB#6吉田侑矢はブーツレッグからのパスを完全フリーのTE#15高木勇海(4年)へ見事にヒット。TE#15高木勇海はRACで好走し、27yd前進/自陣35ydへ。更にQB#6吉田侑矢はQBドローで一線を抜けると速い速い、何と敵陣32ydまで見事な33ydラン。QB#6吉田侑矢の非凡なポテンシャルを垣間見るプレーにより、一気に得点のチャンス。
しかし、TDドライブを演出するのは並大抵のことではない。パス失敗、中央ランは4yd、スイープはロスで結局4th-10/パントに終わってしまう。

パントはタッチバックとなり、上智大2ndシリーズは自陣20ydから。
まずは今試合再三繰り返された上智大の交代違反の反則で1st-15。パワープレーで5ydゲインを許し、2nd-10となったところで、いよいよ最終4Qへ。

【4Q】QBドローを何とか4ydに留め3rd-6とするも、スプリントアウトパス成功でFD/自陣34ydへ。ヒッチパスからのRACで大きくゲインされ、ハーフラインへ。中央ランは一度止まったかに見えたが、2nd・3rdエフォートで11yd前進を許し、東大陣39ydへ。
更にドローからオープンを独走され、ゴール前20ydへ。オプションピッチはSF#25相澤が突っ込んでナイスロスタックル・・・と思いきや、 東大側にプレー終了後のパーソナルファウルの反則。好プレーを台無しにする絶対にやってはいけないパーソナルファウルにより、ゴール前11ydでFD献上。
パスキャッチしたRBがそのままエンドゾーンへ・・・・しかし、今度は上智大にホールディングの反則。1st-18のパスはLB#11玉田がナイスカット。しかし、ドローはタックルミスで12ydゲイン/3rd-6。最後は中央ランでTD献上し、27-13。(2:55)

得点を奪われた後のキックオフリターン。名手#7今井が32ydのビッグリターン。タックルをかわす判断力、自慢の快足、そして何よりも沈滞ムードを自らのプレーでブレイクするという強い気持ちが生み出した好プレーにより、東大3rdシリーズは自陣47ydと絶好のポジションから。
しかし、・・・折角の好プレーを活かせない。
QB#6吉田侑弥がHOフェイクからの中央ランで好走/5ydゲインするも、続くオプションピッチ・ドローは全く前進できずに4th-6/123パント。30yd近くリターンされるも、またもや上智大に交代違反(12人プレイヤー)の反則で5yd罰退。4thーインチとなるもギャンブルはせずに手堅くパント。

パントは飛距離の伸びない失敗パントとなるも、ラッキーバウンドにより上智大3rdシリーズは自陣10ydから。逆転に闘志を漲らせる上智大は連続パス攻撃。4th-6となるも、ギャンブル敢行。しかし、パス失敗で攻守交代。

バックワードパスだったため東大4thシリーズはリカバーしたゴール前2ydから開始。1stプレーでQB#6吉田侑弥がオプションキープでTD。TFPは失敗するも、これで33-13。(6:10)

続くキックオフでは東大はオンサイドキックにトライ。キッカー#18赤澤自らボールを押さえて見事にオンサイドキック成功。東大5thシリーズは自陣45ydから。
QBサックで大きくロスし、2nd-17。RB#35北岡(2年)がオプションピッチでスピード・縦の上がり共に素晴らしい8ydランを魅せ、3rd-9。続くパスはあわやインターセプトかとヒヤッとしたが、何とか免れ、結局4th-9/123パント。

パントカバーで#53倉地(2年)が見事な突っ込みを魅せ、二の矢三の矢のカバーできっちりタックル。上智大4thシリーズは自陣12ydから。
上智大パス攻撃の前に2回FDを与え、残り時間2分強で自陣47ydへ。4th-インチを執念のダイブでFD更新され、東大陣41ydへ。
しかし、投じられたパスをCB#40吉田亨(2年)がインターセプト。

東大最後の攻撃は自陣31ydから。
RB#35北岡がオプションピッチで9ydの好走。更にWR#85菅原(2年)へのパスがヒットし、FD獲得/自陣45ydへ。ブリッツが入る中で落ち着いて投じたQB#6吉田侑矢の冷静さが光るプレーであり、2年生ながら随所にセンスを感じる好選手WR#85菅原の公式戦初レシーブの嬉しいプレー。残念ながら次のオプションフェイクパスはインターセプトされてしまい、残り時間11秒で攻守交代。

上智大が最後の攻撃で2プレー行ったところで試合終了。

勝利はしたものの、何とも形容し難いピリッとしない試合、すっきりしない内容であった。反則合戦・自滅合戦の結果、相手の自滅で勝利を得た試合であった。

決して順風満帆ではなかったが、苦しんで苦しんで前半戦を何とか3勝1敗で折り返したウォリアーズ。いよいよ次節から明大・日大・日体大と強豪相手の後半戦。
特に次節は昨冬に2012ウォリアーズの初めての練習試合をした明大。2001以来10年以上勝利していない相手。 1年間で力量差は広がったのか縮まったのか、更には逆転したのか?まさにチームとしての1年間の取り組みと2012戦士達の真価が試される集大成のゲーム。
しかし、1プレー1プレーに全てを出し尽くし完全燃焼すれば、自ずと結果は付いてくる。毎年苦しみながらも最後の最後まで成長を続けてチーム力を高めてきたウォリアーズ。そのDNAを受け継いだ2012戦士達の奮起・意地を100%信じている。