対 立教大学戦

日時  10月 2日 13:15 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 24 ― 10 立教大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 3 14 24
立教大 0 0 7 3 10

Game Report

初戦は薄氷を踏む1点差勝利、第2戦はラスト36秒からの劇的な逆転勝利と集中力を切らさずにタフな戦いを制して開幕2連勝を飾ったウォリアーズ。
第3戦の相手は昨年の初戦で惨敗を喫した立教大。
昨年のリベンジを果たすためにも、ブロック優勝を果たすためにも、今試合も絶対に負けられない一戦。穏やかな秋空のアミノバイタルで戦士達の気迫に満ちた戦いが始まった。

【1Q】東大キックオフで試合開始。ふわっと浮かせた距離の短いキックのため、立教大1stシリーズはポジション良く自陣45ydから開始。
ヒッチパスで9ydゲインされるも、ダイブはDT#96横井(4年)の好タックルでノーゲインに仕留め3rd-1。続くパスはCB#25相澤(3年)がピッタリWRをカバーするも、相手の好キャッチでFDを与えて東大陣34ydへ。
しかし、ここで東大ディフェンス陣の集中力が光る。ダイブを2ydゲインに仕留め、フェイクパスはLB#45山田(4年)がナイスカット。ヒッチパスはプレーを読んだLB#1徳田(4年)が、WRがキャッチした瞬間に鮮やかなタックルを浴びせて大きくロスさせ、4th-17/パント。

パントはタッチバックとなり、東大1stシリーズは自陣20ydから。
QBは勿論我らのエース#9高木万海(4年)。3回連続のランでFDを獲得し、自陣33ydへ。エースRB#23大津(3年)がハンドオフから好走して自陣48ydへ。QB#9高木の切れ味鋭いオプションキープで敵陣39ydへ。
RB#23大津が粘り強い中央ランを2回続けて3rd-2とし、QB#9高木のオプションキープでゴール前26ydへ。最後はQB#9高木がドローから中央を切り裂いて一気にエンドゾーンへ。#89三上のTFPも決まって7-0。(9:26)
11プレー/80ydの落ち着いた安定感のあるTDドライブにより、嬉しい先制点。

続くキックオフで立教大にロングゲインを許してしまい、立教大2ndシリーズは今回もポジション良く、自陣47ydから。
ナイスパスキャッチでFDを許して東大陣41ydへ。ショートパスはCB#30玉田(2年)がRACを許さず、ベアピッチはDT#96横井が良く止めて3rd-2に追い込むが、QBランでFD献上/ゴール前30ydへ。更に2回連続のオプションキープでゴール前19ydへ。

【2Q】何とか同点TDを阻止したい東大ディフェンス陣。今回も東大ディフェンス陣の真骨頂、「粘り」と「集中力」が見事に発揮される。
TD狙いのパス失敗、中央ランは4yd、更にパス失敗で4th-6/FGトライ。FGはバーを逸れて失敗し、何とかピンチを凌ぐ。

自陣20ydからの東大2ndシリーズ。
QB#9高木がQBカウンターで22ydの好走を魅せて自陣42ydへ。更にオプションキープで大きくゲインし、僅か2プレーで一気に敵陣45ydへ。さあ畳みかける絶好のチャンス。
しかし、ドロー・オプションピッチを止められて3rd-14。更にフェイクパスを試みようとするもQBサックを食らって4th-20/パント。残念ながら好機をものにできず、攻撃権を手放す。

自陣29ydからの立教大3rdシリーズ。
ダイブを一発で止められず2nd・3rdエフォートを許し2nd-2。更にダイブで5ydゲインされるも、立教大ホールディングの反則で2nd-12。ショートパスはCB#30玉田がRACを許さず3rd-7。
ここで東大DBを完全に抜いたWRへ投じられたランフェイクのポストパス。キャッチされたらTD献上必至だったが、僅かにパスが長過ぎて失敗。結局123パント。

相手のミスで助かった東大の3rdシリーズは自陣23ydから。
QB#9高木が一橋大戦の劇的逆転TDの相手役である盟友TE#89三上へ15ydのフェイクパスを見事にヒットさせ、自陣38ydへ。更にQB#9高木がオプションキープで快走し、自陣49ydへ。FB#96横井のダイブで4ydゲインした後、RB#23大津がオプションピッチで見事に15yd走るが・・・東大イリーガルフォーメーションの反則で5yd罰退し、2nd-11。
ドローでスクリーメージを抜けたQB#9高木が、OL・WR陣がディフェンダーを好ブロックする間を縫って緩急をつけた変幻自在のランでオープンを爆走。一気にゴール前16ydへ進むが・・・またもや東大側に痛恨の反則。
背後からのブロックの反則を取られて発生地点から10yd罰退し、敵陣39ydでFD。中央ラン・QBランで殆どゲインできずに3rd-9となり、更にQBサックを喫して大きくロスして4th-18/パント。(残り時間1分半)
今回も好機を活かせない。

#89三上の蹴り出したパントはゴール前でサイドラインを割る絶妙のパントとなり、立教大最後の攻撃は自陣4ydから。
立教大が連続5回のダイブを繰り出して自陣35yd付近まで進んだところで前半終了。

【3Q】立教大キックオフで後半開始。#23大津が好リターンを演じて東大1stシリーズは自陣35ydから。
RB#23大津がオプションピッチで12ydゲインし、自陣47ydへ。RB#32藤田(2年)がブラストで7yd好走した後、ハンドオフを受けたRB#23大津がオープンへビアして10ydゲイン。しかも、立教大パーソナルファウル(首へのタックル)もあり、一気にゴール前21ydへ。
しかし、・・・3回のランでゲインできず4th-12となりFGトライ。キッカーは春の京大戦で見事な50ydFGを決めた名手#89三上。#89三上の黄金の右足から蹴られたボールは美しい弧を描いてバーの間を抜け、41ydFGは見事に成功。これで10-0。(3:47)

#47春木(2年)の好キックオフカバーで立教大1stシリーズは自陣18ydから。
2回のランを良く止めて3rd-5とするも、パスでFD献上/自陣35ydへ。10ydフックパス、ブラスト、ルックインパスで立て続けにFDを奪われて、あっという間にゴール前22ydへ。更に中央ランの2ndエフォートで粘られてゴール前9ydへ。
2回のランに良く耐えて3rd-7まで粘るも、最後はエンドゾーン隅へ投じられたパスをキャッチされてTD。これで10-7。(9:08)

何となく嫌なムードが漂う中、東大2ndシリーズは自陣28ydから開始。
取られたら取り返すだけ。東大オフェンスが再び狼煙を上げる。QB#9高木の5ydオプションキープの後、RB#23大津がオプションピッチで好走して14ydゲイン。
しかも、立教大レイトヒットの反則があり、一気に敵陣38ydへ。更に、RB#4長谷川(3年)がパワーオフタックルで5yd獲得。またもや、立教大フェイスマスクの反則があり、ゴール前18ydへ。RB#23大津の8ydパワーオフタックルの後、QB#9高木がエンドランでゴール前6ydへ。

【4Q】最後はRB#23大津がパワーオフタックルからオープンへカットしてエンドゾーンへ。#18赤澤のTFPも決まり17-7。(0:06)

#6上田(4年)がナイスタックルで立教大リターナーを仕留め、立教大2ndシリーズは自陣25ydから。
しかし、2プレー目にパワーオフタックルでロングゲインを許してしまい、東大陣43ydへ。フェイクパス成功でゴール前22ydへ。更にスイープでゴール前10ydへ。
僅か4プレーでここまで侵攻された東大ディフェンス陣。
ここでも自慢の「粘り」と「集中力」を発揮できるのか。ダイブは2ydに仕留め、パスは失敗、更にショートパス成功するもRACを許さずにゴール前4ydで4thダウン。立教大はFGトライを成功させ。17-10。(残り時間8:20)
このピンチにTDを与えずに耐え抜いてFGの3点に抑えたディフェンス陣お見事!

1TD差の緊迫した攻防。何とかもう1本TDを取りたい東大の3rdシリーズは自陣21ydから。
目を覚ました東大オフェンス陣、もう誰も止められない。
QB#9高木がオプションキープで13yd獲得し、自陣34ydへ。3rd-4となるもQB#9高木がドローで根性のFD獲得/自陣45ydへ。更にブーツレッグから投じたTE#13草場(4年)への11ydパスが見事にヒット。
しかも、立教大にラフィングザパッサーの反則があり、一気にゴール前29ydへ。2nd-11となるもWR#27久世(3年)へのフェイクパス成功で3rd-4。
ここでRB#23大津がオプションピッチでナイスラン。WR#80上宮(2年)の好ブロックにも支えられてゴール前12ydへ。
RB#23大津とFB#46田代(4年)が中央ランで5ydずつ走ってゴール前2yd。ここまでたっぷり時間を使い、残り時間2分。
立教大パーソナルファウルでゴール前1ydでFD更新した後、FB#46田代が2回連続で中央を突いて、残り時間39秒で嬉しいTD。#18赤澤のTFPも決まり、24-10。

最後まで何が起こるのかわからないのがフットボール。
残り時間僅かで2本差とはいえ、試合終了まで気迫溢れるプレーを続けたい。キックオフカバーで#91柳澤太郎(3年)が闘志溢れる好タックルでリターナーを仕留めて、立教大最後の攻撃は自陣35ydから。1回パス成功を許して東大陣38ydへ。(残り23秒)
しかし、ここで東大ディフェンス陣がビッグプレー量産。
DE#20小河が激しいパスラッシュを連発し、遂にはQBサックで10ydロス。更に、TEからDEへ転向し成長著しい#6上田も鮮やかなQBサックで9ydロス。最後は、4th-29で投じられたパスをDB#25相澤がインターセプトしたところで試合終了。

こうして2001年以来10年ぶりとなる開幕3連勝を飾ったウォリアーズ。
苦しみながらも、必死に努力することで勝利の果実を手にした戦士達。3試合の激戦を制した自信を大切にし、一方で未だ大きい上位校との実力差を冷静に受け止めて、日々伸び伸びと成長して欲しい。
君達の努力をお天道様は必ず見ているし、頑張ればきっと良いことがある。