対 明治大学戦

日時 10月31日 17:45 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 17 ― 28 明治大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 7 3 0 17
明治大 7 0 7 14 28

Game Report

ブロック優勝の可能性を賭け全力で挑んだ早大戦に敗北し、3勝2敗のウォリアーズ。
敗戦ショックから這い上がり、勝利へ賭ける思いで残り2試合に全力を尽くし、2010ウォリアーズの意地と真価を必ず見せる。

【1Q】東大のキックオフで試合開始。明大はいきなりリバースリターンを繰り出し、1stシリーズは自陣39ydから。
今試合の勝利がブロック優勝の絶対条件である明大は1stプレーでもリバースと続けざまにスペシャルプレー。意表を突かれて大きなゲインを許してしまい、東大陣44ydへ。
更にオフタックルランからゴール前7ydへのロングゲインと開始早々のピンチ。しかし、ここで気合の入った東大ディフェンス陣が粘りに粘る。リバース・ブラストに3ydしかゲインを許さず、ブーツレッグからのパスはWRをピッタリマークしていたSF#25高森(4年)が見事にカット。
ゴール前4yd・4thダウンに追い込むが、強気の明大はFGではなく、あくまでもTD狙いのギャンブル。残念ながらQBキープでTDを許してしまい、0-7。(2:53)

キャッチミスのためリカバーが精一杯でリターンできず、東大1stシリーズは自陣23ydから開始。
ここから東大オフェンスの見応えある実に見事なTDドライブが狼煙を上げる。
先発QBは#16郷原(4年)。 2nd-7からQB#16郷原がオプションキープで好走し自陣37ydへ。WR#19池内(4年)へのパスも鮮やかに決まって2nd-inch。FB#4小西(4年)の中央突破で自陣48ydでギリギリFD獲得。
2nd-6からWR#7今井(2年)へのフェイクパス。期待のアスリートWR#7今井の好捕により一気にゴール前24ydへ。ブラスト・QBキープでゲインできず3rd-10となるが、ここでタイムアウト。
大型WR#27久世(2年)へのパスはナイスパス・ナイスキャッチで。これで4th-1。QB#16郷原の強気のキープでゴール前14ydでギリギリFD。
オプションピッチ・キープで4ydしかゲインできず3rd-6となるも、今度もQB#16郷原がロールアウトからのスクランブルでゴール前4ydへ。オプションキープで3ydゲインし、ゴール前1yd。
パス失敗の後、QB#16郷原がキープから中央に飛び込んで嬉しいTD。#23大津のTFPも決まり、7-7の同点。(12:00)
16プレー/9分の集中力の切れない見事な77ydTDドライブであった。

【2Q】明大2ndシリーズは自陣41ydから。
中央ランは素早い集まりで2ydゲインに留め、モーションしてきたWRのランもプレーを完全に読んで2ydに抑え、3rd-6。オプションフェイクパスも失敗させて、4th-6/1-2-3パントに追い込む。

ディフェンスの頑張りに応えたい東大3rdシリーズは自陣9ydから。
今回も東大オフェンスの粘り強い見事なTDドライブが狼煙を上げる。3rd-10となるもウォリアーズの誇る機動戦士TE#34梅田(4年)へのパス成功。自陣27ydへ前進。
明大オフサイドの反則で1st-5となった後、RB#23大津(2年)がオフタックルを果敢に前進して2nd-inch。QB#16郷原が気合のオプションキープで自陣42ydへ。
次代のエースRB#23大津がオプションピッチから鋭いカットを踏んでライン際を快走。敵陣43ydへ。QB#16郷原が完璧なオープンブロックに守られてオプションキープで好走。一気にゴール前15ydへとテンポ良く前進。
RB#23大津が中央へのランでナイスカット・ナイスランを魅せて7yd前進。2ydQBキープの後、FB#4小西のダイブでゴール前4ydでFD。QB#16郷原の中央への突進でゴール前1yd/3rdダウン。
最後はQB#9高木万海(3年)が力で押しこんで逆転のTD。#23大津のTFPも勿論決まり、14-7。(残り時間3:33)
15プレー/91ydの素晴らしいTDドライブであった。

流れを完全に引き寄せた東大。キックオフでも気合十分のナイスカバーで明大3rdシリーズは自陣34ydから。 オフタックルランで7ydゲインを許すも、次プレーで明大がファンブル。これをハーフラインでCB#21大坪(4年)が見事にリカバーして、攻守交代。

さあ相手を突き放す絶好のチャンス。このチャンスに登場したQB#15高木勇海(2年)がビッグプレー。
ボディーバランスと健脚を活かして、オプションキープでライン際を疾走。観客を唸らせる長躯40ydの見事なランを披露し、一気にゴール前10ydへ。残り時間は2分強。何とか2TD差で折り返したい。
しかし、・・・ここからが手詰まり。オプションピッチはノーゲイン、オプションキープも明大ブリッツが大当たりで4ydロス。3rd-14となり、QB#15高木が10ydキープするもゴール前4yd/4thダウン。TDはあきらめて手堅くFGトライ・・・しかし、惜しくも失敗。

命拾いした明大。残り時間35秒、自陣20ydから最後の攻撃。1stプレーで一発TD狙いのロングパスを通されてしまい、一気に東大陣33ydへ。
更にショートパス成功で残り時間21秒/ゴール前21yd。QBキープを仕掛けてくるも、DL#55松永(4年)とDL#76鈴木の気迫溢れるコンビネーションで1ydロス。エンドゾーン目掛けたTD狙いのロングパスも失敗し、残り時間8秒。
最後はFGトライをするも失敗。ディフェンス陣の奮起により、14-7と1本差のまま後半へ。

【3Q】明大のキックオフで後半開始。
必死の明大はいきなりオンサイドキックの奇襲。なりふり構わずに攻撃権獲得を狙いに来る明大。
しかし、キックは10yd飛ばず、#54夫(4年)が冷静にリカバー。東大1stシリーズは敵陣32ydと絶好の地点から開始。
このチャンスにQB#16郷原からTE#34梅田のホットライン炸裂。見事にパス成功してゴール前15ydへ。焦る明大のオフサイドの反則で2nd-4。
しかし、ここで突き放されると勝利への道が苦しくなる明大は、全てのプレーでブリッツ。中央ランは僅か1yd、オプションキープは6ydロスとなり、結局4th-9/FGトライ。#23大津の30ydFGは成功し、17-7。(3:08)

キックオフを大きくリターンされてしまい、明大1stシリーズは自陣47ydから。
13ydオプションキープ、10ydスイープで一気に東大陣30ydへ侵攻を許す。スクランブルで5ydゲインされるも、闘志衰えない東大ディフェンス陣。
中央のランはLB#20小河(3年)とDL#58横井(3年)がノーゲインに仕留め、続く中央ランでも明大RBの懐からLB#20小河がボールをもぎ取る。この超ビッグプレーにより、攻守交代。

自陣25ydでディフェンスにもらった東大2ndシリーズ。
しかし、1stプレーのフェイクパスに一か八かで飛び込んだ明大DBがインターセプト。明大の凄まじい執念の前に、残念ながら攻守交代。

東大陣34ydで攻撃権を手にした明大2ndシリーズ。
2回のランでFDを与えてゴール前16yd。スイープ、アイソレーションを何とか止めて3rd-1。再度繰り出されるスイープは見事に止めたものの、ギリギリのFD献上/ゴール前5yd。
ここでも東大ディフェンス陣は良く粘り、2ydオフタックルランの後のスイープは2ydロス。しかし、最後はロールアウトからのパスでTDを許してしまい、17-14。(8:27)

東大3rdシリーズは自陣29ydから。
RB#33土井田(4年)がハンドオフからオープンを好走し、自陣40ydへ。ショートスクリーンをキャッチしたTE#34梅田がスピードとパワーで敵陣47ydへ。
しかし、・・・オプションキープはノーゲイン、パスはラッシュ厳しく投げ捨て、オプションピッチは明大ブリッツが大当たり。4th-10となりパント。

#89三上(3年)の好パントにより、明大3rdシリーズは自陣5ydから。
3rd-inchまで粘るもスイープにFD献上/自陣19ydへ。

【4Q】2回のランを何とか止めて3rd-1とし、FD狙いのブラストも良く止めたが、ギリギリFD/自陣29ydへ。
ロングパスはDB陣の好マークで失敗、続くパスも激しいラッシュの前に失敗。3rd-10まで追い込むも結局パス成功を許し、自陣42ydへ。更に中央のランで一線を抜けて東大陣44ydへ。(SF#25高森が何とか手を引っ掛けてロングゲイン阻止したプレーが光る。)
このままずるずる侵攻を許してしまうのか。
しかし、実力と自信をつけた東大ディフェンス陣。オプションキープは2yd止まり、パスはLB#1徳田(3年)の好カバーの前に失敗。3rd-10のパスはCB#3安部(4年)がナイスカット。4th-8/パントとし、このピンチを断ち切る。
あっぱれ、東大ディフェンス陣!!

相手に移りそうなモメンタムを力と気迫で押し戻したディフェンス。その頑張りに応えたいオフェンス陣。大事な東大4thシリーズは自陣43ydから。
1stプレーで超ビッグプレー。
QB#16郷原から投じられたフェイクパス。持ち前のクイックネスと快速で明大DBを抜き去ったWR#7今井が見事にキャッチ。そのままエンドゾーンへ。
これで24-14とほぼ勝利確定・・・と誰もが思ったが、解せないパス失敗の判定。アウトオブバウンズとの審判判断の前に、値千金のプレーは無効。
気を取り直して、2回連続で繰り出したオプションキープは9ydゲイン。残り時間7分弱/4th-1、ここは手堅くパント。

明大カバーチームはリターナー無しの全員ラッシュだったが、パントが伸びてしまい、タッチバック。明大4thシリーズは自陣20ydから。
中央ラン・アイソレーションは7ydに留めて3rd-3とするも、スイープからオープンを走られて一気に東大陣47ydへ。続くスイープにはLB#1徳田が迷いなき一撃必殺タックルで僅か1yd。
2nd-9とするも、明大お家芸のリバースの前に東大陣29ydへ侵攻を許す。2回のランでゴール前20ydへ進まれた後、スピード豊かなアイソレーションの前に逆転のTDを許してしまい、17-21。(残り時間3:38)

勝利への執念衰えない東大。主将#33土井田が気迫のリターンを魅せて、東大5thシリーズは自陣49ydから。
残り時間は十分。必ず逆転ドライブするはず。しかし、・・・QBの中央ランは1yd、パスは一度キャッチしたかに見えたが明大の激しいタックルの前に失敗、オプションキープも完全に読まれて3ydロス。残り時間2分半、ゴールまで53yd、4th-12。
FD獲得を狙ったパスだったが、これも失敗して攻撃権を手放す。

東大陣47ydで後半5回目の攻撃権を手にした明大。
一気にTDを狙ったフェイクからのロングパスが成功し、ゴール前5ydへ。続くプレーでスイープからオープンを走られて痛恨のTD。残り時間1分22秒で17-28。

未だ勝利をあきらめない東大。TDを決めて、オンサイドキックで攻撃権確保→TDで再逆転の可能性に賭けたい。
自陣36ydからの攻撃は、WR#89三上へのパスが決まって敵陣45ydへ。しかし、2回続けたパスは何れも惜しくも失敗。3rd-10で投じたパスは明大DBの包囲網の前に無念のインターセプト。

残り39秒、明大がニーダウンしてタイムアップ。勝利目前での実に悔しい敗戦であった。
次節はいよいよ最終戦。2010ウォリアーズの意地と尊厳を賭け、悔いなき試合をして欲しい。今一度立ち上がり、強豪中大に勝利することを祈っている。