対 立教大学戦

日時  9月 5日 17:30 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

●東京大学 10 ― 30 立教大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 0 3 10
立教大 9 14 0 7 30

Game Report

いよいよ2010年ウォリアーズの開幕戦。
1部復帰後、5年目のシーズン。昨年2001以来の勝ち越しで上位進出を果たし、今季目標はブロック優勝。そのためには、初戦の立教大戦勝利が絶対条件。
不振を極めた春シーズン以降大きく成長したウォリアーズの雄姿を思う存分見せて欲しい。
ウォリアーズの熱い戦いが今年も始まった。

【1Q】立大のキックオフにより試合開始。
#33土井田(4年)のリターンはゲインできず、東大1stシリーズは自陣18ydから。
先発QBは#9高木万海(3年)。好ブロックに支えられ、QB#9高木自らオプションキープで右サイドラン際を疾走。一気に自陣47ydへ。
WR#27久世(2年)への3ydパスの後、RB#33土井田の中央ランで敵陣46ydへ。更に#33土井田がギブからカウンターランで好走し、ゴール前24ydへ。このチャンスにQB#9高木がカウンターオプションキープ。フェイクに釣られた立大守備陣を置き去りにして独走し、見事にTD。
#23大津(2年)のTFPも決まり、7-0。(試合開始後2:40)
僅か6プレーの見事な82ydTDドライブであった。

東大キックオフカバー甘く、立大1stシリーズは自陣42ydから。
スイープでオープンを独走され、いきなり東大陣32ydへ侵攻を許した後、FB・TBの中央ランでゴール前19ydへ。更にショートパスと東大DLが押しまくられる怒涛のダイブでゴール前5ydへ。最後もダイブでゴールを割られ、僅か6プレーで同点のTD。(5:31)

風上からの立大キックは飛距離が伸びてタッチバック。東大2ndシリーズは自陣20ydから。
オプションキープは2ydロスするものの、RB#33土井田の10ydオプションピッチで3rd-2。更にRB#33土井田が右ブラストから左へ切り返して好走し、自陣43ydでFD。ショートパスフェイクのロングパスを立大DBを完全に抜いたWRへ投じるも、残念ながらパスが長過ぎて失敗。更にどんぴしゃりのフェイクパスはイージーなキャッチミスで失敗し、3rd-10。
QB#9高木の中央へのフェイクランは7ydゲインするもFDには届かず、パント。

パントは伸びず、立大2ndシリーズは自陣30ydから。
奮起した東大守備陣は、DE#54夫(4年)の好ロスタックルもあり、3回のランにFDを与えず、1-2-3パント。
しかし、このパントがロングパントとなり、更に東大リターナーの中途半端な判断ミスも重なり、ゴール前ギリギリで立大にボールを押さえられる。

何とかゴール前を脱出したい東大3rdシリーズ。
しかし、自信を持って選択したオプションキープで名手QB#9高木が、スクリーメージを割っって入った立大LBにエンドゾーン内でタックルされ、痛恨のセーフティー献上。7-9と逆転を許してしまう。(10:38)

更にセーフティー後の自陣25ydからのキックオフでも、カバー悪くタックルミスが相次ぎ、東大陣46ydまでリターンされてしまい、立大3rdシリーズは絶好の位置から開始。
立大はこのチャンスを確実にものにし、パス・パワープレーで立て続けにFD獲得し、一気にゴール前15ydへ。

【2Q】2回連続のFBダイブでゴール前1ydまで侵攻を許し、最後はFBが飛び込んでTD。勢いに乗る立大の前に、7-16と点差が広がる。(0:51)

早く追いつきたい東大の4thシリーズは自陣35ydから。
しかし、・・・RB#23大津のドローは相手に読まれノーゲイン、更にQBサックを許して3rd-17。RB#32安達(4年)がオプションピッチでゲインするもFD獲得には至らず、4th-6となり1-2-3パント。

#89三上(3年)の好パントにより、立大4thシリーズは自陣7ydから。
パスを通されて自陣24ydまで前進されるも、その後の中央ランは3yd、パスはCB#21大坪(4年)の好カバーで失敗、3rd-7のスクリーンも5ydゲインに留め、4th-2/パント。

残り時間6分弱で攻撃権を手にした東大5thシリーズは自陣34ydから。
しかし、・・・RB#33土井田のランは相手に読まれて3ydロス、QB#9高木の決め打ちキープも2ydロスして3rd-15。どんぴしゃりのフェイクパスは又もやイージーなキャッチミスで失敗し、4th-15。更にフォルススタートの反則により4th-20/パント。
一度逃がしたモメンタムは戻ることなく、悪循環を断ち切れない。

立大5thシリーズは自陣36ydから開始。
QBのロールアウトランでFDを許したが、更に東大に痛恨のパーソナルファウル。これで一気に東大陣37ydへ侵攻を許す。これ以上の得点は何としても阻止したいところだったが、・・・2プレー目にスイープからの独走TDを許し、7-23と16点差。(残り2:36)

自陣25ydからの東大6thシリーズ。
RB#33土井田がオプションピッチで好走するも不用意なホールディングの反則。
しかし、ここでFB#4小西(4年)がダイブで一線を抜けて独走し、見事な47ydラン。沈滞ムードの憂さを張らず清々しいナイスランであった。
これで一気に敵陣35ydへ攻め込み、何とか前半もう1本TDを挙げたいウォリアーズ。
しかし、・・・今回もどんぴしゃりのフェイクパスはイージーなキャッチミスで失敗。残り時間45秒で4th-6まで追い込まれるが、RB#33土井田が意地の13yd中央ランでゴール前18ydへ。
1stプレーでQB#9高木が鮮やかなオプションキープからエンドゾーンへ飛び込んでTD。「これで14-23」と東大応援団が歓喜したのも束の間、無情にもイエローフラッグ。
不用意極まりない反則(背後からのブロック)により、折角の起死回生のTDは取り消し。返す返すも残念な反則・ミスであった。

そのまま立大が1プレー行ったところで前半終了。

【3Q】東大キックオフにより後半開始。
ハーフタイムに気合を入れ直した東大カバーチームの気迫溢れるカバーで立大1stシリーズは自陣20ydから。
僅か3回のランプレーで東大陣45ydまで攻め込まれるが、LB#20小河(3年)の好タックルやLB#45山田(3年)のQBサックで4th-12/パントに追い込み、立大攻撃を断ち切る。

自陣23ydからの東大1stシリーズ。
3rd-4のパスは失敗するも、立大反則(ラフィングザパッサー)によりラッキーなFD獲得。しかし、中央ランはOLが全く相手DLを押し込めず僅か1ydゲイン、更にフェイクパスではQBサックを食らって3rd-12。更にLBブリッツにより連続QBサックを喫して4th-20/パント。

立大2ndシリーズは自陣33ydから。
東大守備陣は今シリーズも頑張り、FDを与えることなく4th-インチに追い込む。
立大はタイムアウト。ギャンブルで止めを刺しに来るのか?
案の定スナップを受けたパンターはオープンに走ろうとするが、東大ラッシャーが追い詰め、何とかパントを強いる。

立大パントは距離が伸びず、東大2ndシリーズは自陣45ydの好位置から。
QB#9高木の6ydキープ、RB#33土井田の6yd中央ランで敵陣43ydでFD獲得。ここでQB#9高木がOLを左にプルアプトさせ自らは右ロールアウトラン。これが見事に奏功し、オープンから縦に切れ上がったQB#9高木はゴール前19ydまで大きく前進。
更にRB#33土井田が13ydオプションピッチランを魅せ、ゴール前8ydへ。

【4Q】しかし、・・・ここから攻め切れない東大。
3回のランは1ydもゲインできず、結局4th-8/FGトライ。
#23大津がこれを決めて10-23。(1:26)

続くキックオフで立大に20ydリターンされ、立大3rdシリーズは自陣42ydから。逆転への執念が失せない東大守備陣は今シリーズも奮起。
パスで6ydゲインされるも、ダイブはDL全員の力でノーゲインに仕留め、パスはプレッシャー良く失敗させて、4th-4/1-2-3パント。

東大の3rdシリーズは自陣20ydから。
逆転のためには2本のTDを挙げる必要のある東大は1stプレーでロングパスを選択。しかし、立大DBに完全に読まれてインターセプトを喫し、攻守交替。

東大陣33ydで攻撃権を手にした立大4thシリーズ。
このチャンスに立大は自慢のランプレーでダメ押しのTD。
残り時間6分弱で10-30となり、これで完全に勝負あり。

立大キックオフがタッチバックとなり、東大4thシリーズは自陣20ydから。
未だ勝負を諦めないウォリアーズ。
RB#33土井田の12yd中央ランで自陣32ydへ。3rd-8となるも、QB#16郷原(4年)からWR#7今井(2年)への33ydパス成功。今試合初の実質的なパス成功により、敵陣35ydへ。
しかし、ここでも後が続かない。中央のランはノーゲイン、WRへのパスはまたもやキャッチミス、更にパス失敗で4th-10。
最後に投じたロングパスは立大DBにインターセプトを喫し、攻守交替。

最後に立大が数プレー行ったところで試合終了。

多くのイージーミスと不用意な反則でモメンタムを自ら手放した東大。
立大に移ったモメンタムは、二度と戻ることなく、残念ながら初戦完敗を喫した東大。
ブロック優勝という目標達成は実に厳しく、一歩間違えば入替戦出場の可能性あり。しかし、未だシーズンは始まったばかり。全ては今後の取り組み次第。
今試合の不甲斐なさ・悔しさをバネに、残り試合全て勝利するという強い気持ちで日々練習を重ねれば、必ず結果はついてくると信じたい。全ては4年生の意地と率先垂範のリーダーシップ次第である。
まずは、次節の関東学院大戦で見事に蘇った戦士達を見せて欲しい。