対 関東学院大学戦

日時  10月27日 13:45 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 24 ― 14 関東学院大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 6 0 8 10 24
関東学院大 0 14 0 0 14

Game Report

よもやの開幕4連敗を喫してしまったウォリアーズ。
第5戦の相手は今季中央大・明治大の2校にアップセットで勝利し、勢いに乗る関東学院大学。昨年同校とは最終戦で対戦したが、多くのミスで自滅して7-13で惜敗し、共に2勝5敗。その直後の試合で筑波大が一橋大に勝って3勝4敗となったが為に、入替戦出場を余儀なくさせられた因縁の相手。何としても勝ってリベンジを果たすと共に、残り3試合全てに勝利するための足ががりとなる大事な試合。台風の影響で暴風雨の中、どん底から蘇ったウォリアーズのプライドを賭けた試合が始まった。

【1Q】関東大のキックオフで試合開始。
自陣30yd近くからの東大1stシリーズ。Iフォーメーションからのランニングアタック。RB#23末宗(4年)の23ydランやQB#8長尾(4年)のQBキープでFDを重ね、時間をたっぷり使って70ydをドライブ。最後はRB#32吉田(4年)の10ydランで先制のTD。TFPのキックは外れて6-0。(6:08)

同じく自陣35yd近くからの関東大1stシリーズ。ショットガン体型からQBのランニングプレーを中心にずるずるとドライブされ、ゴール前まで攻め込まれるが、TDを狙ったパスをCB#2刀田(4年)がゴール前3ydで見事にインターセプト。

【2Q】攻守交替した東大2ndシリーズは1回FD獲得するも、エクスチェンジミスで痛恨のファンブルを犯してしまい、関東大にリカバーされ、再び攻守交替。

ゴール前17ydで攻撃権を獲得した関東大2ndシリーズ。1回FDを獲得し、最後はエースRB#34三国の9ydランでTD。TFPのキックも決められ、6-7と逆転を許す。(2:56)

自陣39ydからの東大3rdシリーズはQB#8長尾(4年)のオプションキープやブーツレッグランで2回FD更新し、敵陣39ydまで攻めるも、3rd-4となり、更にオプションピッチをカットされて大きくロス。結局4th-20となりパント。

自陣20ydからの関東大3rdシリーズ。1stプレーでセンターからのダイレクトスナップを受けたRB#34三国が、緩急ある走りで第一線を抜け、そのまま脚力に物を言わせて80yd独走し逆転のTD。TFPのキックも決められ、6-14。(7:29)

自陣25ydからの東大4thシリーズは2回FD更新し、ハーフラインまで前進するも、後が続かずにパント。

残り時間1分半で自陣20ydからの攻撃権を手にした関東大4thシリーズ。東大守備陣はずるずると前進を許し、東大陣40ydまで攻め込まれるが、時間に助けられ、前半終了。

【3Q】東大のキックオフで後半開始。
東大カバーチームが気迫溢れる好カバーを見せ、関東大1stシリーズは自陣25ydから開始。QBランで9yd走られるが、スペシャルプレーのリバースをノーゲインに抑えて3rd-インチ。ここで関東大にとっては痛恨の、東大にとってはラッキーなスナップミスにより4th-11となり、関東大はFDを更新することなくパント。

関東大パントが全く飛ばずに東大1stシリーズは敵陣35ydと絶好のポジションから開始。QB#8長尾のカウンターランでゴール前10ydまで進んだ後、3rd-8となるも、QB#8長尾がオプションキープで8yd走ってエンドゾーンを駈け抜け見事なTD。1本目のTDでTFPを失敗しているので12-14。当然TFPはキックではなく、2点狙いのプレーを選択。QB#8長尾が関東大の裏をかいて投じたフェイクパスをエンドゾーンでフリーになったTE#9三品(4年)がキャッチし、14-14の同点。(4:36)

こうなると流れは完全に東大へ。自陣36ydからの関東大2ndシリーズに1回FDを更新されるも、LB#44川面(4年)やDE#97生川(4年)の闘志溢れる好タックルで4th-9に追い込み、関東大はあえなくパント。

自陣17ydで攻撃権を手にした東大2ndシリーズ。QB#8長尾のオプションキープ、RB#23末宗(4年)のダイブが着実にゲインし、TE#9三品へのショートパスも交えて、5回FDを更新してゴール前25ydへ。

【4Q】更にRB#4白山(4年)の13ydランでゴール前12ydへ。3rd-6のピンチもQB#8長尾のオプションキープで凌ぎ、ゴール前1ydへ。最後はRB#32吉田(4年)が力で押し込んで、念願の逆転TD。キッカー#3高橋のTFPキックも決まり、21-14。(2:49)
時間をたっぷり使い、一度の反則も犯さず完結させた16プレー/83ydの見事なTDドライブであった。

勢いに乗る東大は次のキックオフでも好カバーを見せ、関東大3rdシリーズは自陣20ydから。猛奮起した東大守備陣は一度のFDも与えずに1-2-3パントに追い込む。

残り時間7分強で手にした東大3rdシリーズは自陣23ydから。2回FDを更新して自陣46ydへ進んだ後の2nd-7でビッグプレー炸裂。ショットガン体型からWRのリバースフェイクでRB#32吉田のドロー。プレーコールの見事さとRB#吉田の味のあるランが相まって40ydのロングゲインとなり、更に関東大パーソナルファールもありゴール前5ydへ。関東大ゴール前ディフェンスの前になかなかTDを奪えず、ゴール前1ydで4thダウンとなったが、手堅くFGトライを選択。強風の中でキッカー#3高橋が見事に勝利を決定づけるFGを成功させ、残り時間1分で24-14と関東大を突き放す。

最後の関東大攻撃はパスの連発だったが、大きなゲインを許さずに試合終了。

守備陣が気合溢れるプレーで引っ張り、それに攻撃陣が応えて見事逆転。実に内容のある好ゲームで東大が雨中の激闘を制し、今季初勝利を収めた瞬間であった。4連敗の悪夢から蘇ったウォリアーズが、残り2試合完全勝利することを祈る。