2023/6/10-立命館大学戦

日時 2023年6月10日(土) 14:00KO
場所 BKCグリーンフィールド

●東京大学 26 ー 32 立命館大学◯

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東大 7 6 7 6 26
立命館 3 10 7 12 32

 

【Game Report】

【1Q】
今シーズン初の関西遠征の相手は、学生王者関学と毎年名勝負を繰り広げている立命館大学。
立命館のキックオフで試合開始。自陣23ydからのオフェンス。ランを仕掛けるが、立命館ディフェンスの素早い集まりで3&outとなる。
3年DB/P#19松田(興)(開成)のパントで陣地を回復し、攻守交替。すると、立命館RB#28にビッグゲインを許し、自陣25ydまで攻め込まれる。ディフェンスはここから粘りを見せ、3年LB#54江原(甲陽学院)、3年DL#42三木(西大和学園)のタックルによりフィールドゴール(FG)で切り抜けた。(東大 0-3 立命館)
東大は自陣24ydから攻撃開始。4年QB#8曽原(筑波大学附属)が切れ味鋭いカットを披露すると、4年WR/K#13洞(武蔵)へのパスも通し一気にエンドゾーンに迫る。最後はQB#8曽原が持ち込み、タッチダウン(TD)。トライフォーポイント(TFP)も決める。(東大 7-3 立命館)
3年LB/K#41大島(開成)のキックで試合再開。
立命館RB#28のランがなかなか止まらず1st downを更新される。しかしLB#54江原のナイスタックルや立命館オフェンスのパス失敗もあり、パントへ追い込む。
続く東大オフェンスはQB#8曽原の相手ディフェンスを引きずるランでゲインするも得点ならず。ここで第2Qへ。(東大 7-3 立命館)
【2Q】
自陣35ydから立命館の攻撃開始。パスを通されエンドゾーンに迫られる。DL、LB陣の粘り強い奮闘によりランを止め、最後は2年DB#48椿野(兵庫県立神戸)のナイスタックルで4th downに追い込む。立命館RB#7のランで一旦はエンドゾーンに持ち込まれるも、立命館オフェンスのホールディング(反則)によりTDは取り消し。FGに抑えた。(東大 7-6 立命館)
東大は自陣35ydからの攻撃。4年RB#95伊佐治(東京都立戸山)の低く素早いラン、4年TE#82中矢(愛知県立時習館)へのパス、QB#8曽原のキープと多彩な攻撃で相手ディフェンスに的を絞らせない。敵陣深くに攻めこむと、最後は3年WR#80光吉(開成)のカウンターによりTD。TFPは失敗した。(東大 13-6 立命館)
続くキックオフカバー(KC)では立命館のブロックを崩せずにリターンTDを許し、すぐに同点に追いつかれる。(東大 13-13 立命館)
WR/K#13洞の気合の入ったリターンにより自陣45ydから攻撃再開。先ほどの攻撃からそれほど時間を空けずにオフェンスとなり、タフさが求められる中、2年RB#24米田(西大和学園)のランなどにより敵陣まで攻め込んだが、最後はインターセプトを喫し攻守交替。
残り1分21秒。立命館は2ミニッツオフェンスを展開するも、LB/K#41大島、2年DL#55田所(浅野)、4年DB#21筏井(麻布)のナイスタックルでパントに追い込んだ。
WR#80光吉、4年WR#4吉田(武蔵)の外へのランなどでタイムコントロールしながらFGレンジへの侵入を試みるも時間切れ。同点のままハーフタイムへ。(東大 13-13 立命館)
【3Q】
LB/K#41大島のキックで後半開始。立命館OLの激しいブロック、QBキープやRBの素早いランでロングゲインを許す。2年DB#6藤本(浅野)、LB/K#41大島などがいいタックルを見せるも、最後はランを止めきれずTD。TFPも決められ、リードを許す。(東大 13-20 立命館)
WR/K#13洞のリターンで反撃開始。WR/K#13洞へのピッチ、TE#82中矢への短いパスなどでテンポよく前進する。最後はQB#8曽原が広い視野を活かしてディフェンスを振り切りTD。TFPも決め、すかさず同点に追いつく。(東大20-20 立命館)
LB/K#41大島のエンドゾーンを超えるマグナムキックで試合再開。要所で2年DB#27金井(海城)らのタックルが光るも、パスやQBキープにより攻め込まれたところで、勝負は最終第4Qへ。(東大 20-20 立命館)
【4Q】
最後はTDを許したものの、TFPはDB#21筏井が値千金のブロック。これ以上の得点を許さない。(東大 20-26 立命館)
2年RB#37井上(大分県立大分上野丘)の光るランがみられるも、その後は立命館DL陣に跳ね返され3&outとなる。パントを蹴って攻守交替。
短いパスを決められ攻め込まれるも、DB#27金井があわやTDのところを素晴らしいパスカット。しかし最後はエンドゾーンに持ち込まれTD。TFPは2ptコンバージョンを試みるも、3年DL#97竹内(筑波大学附属駒場)の切れ味鋭いラッシュで得点を許さない。
(東大 20-32 立命館)
東大の攻撃は自陣20ydから。4Qになっても健在な東大OL陣の低いブロックに支えられ、3年RB#39山川(浅野)らがロングゲインを重ねる。2年TE/K#86太田(大阪星光学院)への安定感あるパス、3年WR#1出蔵(駒場東邦)の力強いランでゴール前まで迫ると、最後はQB#8曽原が自ら運びTD。TFPは外してしまう。(東大 26-32 立命館)
東大はオンサイドケアする立命館にスクイブを蹴るもアウトオブバウンズとなる。残り時間1分10秒、敵陣35ydから立命館オフェンス。3年DL#99中原(海城)のロスタックルや、LB#54江原の技ありタックルでパントに追い込み攻守交替。RB#95伊佐治が中央突破するも、簡単に倒れさせてもらえずここで試合終了。(東大 26-32 立命館)
日大戦に続き、強豪相手に惜敗したWARRIORS。今日出た課題を潰し、秋には勝ち切れるチームとなって帰ってくることだろう。

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