2010/10/9-駒澤大学戦

日時 10月9日 11:00 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

◯東京大学 44 ― 3 駒澤大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 3 7 27 44
駒澤大 0 3 0 0 3

Game Report

初戦敗戦から立ち直り、ここまで2勝1敗のウォリアーズ。
秋雨そぼ降るアミノバイタルでの第4戦の相手は駒沢大。
目標であるクラッシュボウル出場を果たすためには絶対に負けられない一戦。攻守蹴全てで圧倒して次節の早大戦に弾みをつけて臨みたい。

【1Q】駒沢大のキックオフで試合開始。
#19池内(4年)がリターンして、東大1stシリーズは自陣34ydから。
RB#32安達(4年)の7ydオプションピッチ、16ydパワーオフタックル、13yd中央ランの3連発で一気に敵陣30ydへ。更にFB#4小西(4年)がダイブから力強い2ndエフォートでゴール前20ydへ。RB#32安達の2回連続のパワープレーでゴール前7yd。
エクスチェンジミスでロスするも、最後はQB#16郷原(4年)がオプションキープから鮮やかな9ydTDラン。#23大津のTFPも決まり、7-0。(5:01)

駒沢大1stシリーズは自陣33ydから。
2回のランに4ydしか前進を許さず3rd-6とするも、パスを通され東大陣41ydへ。3回のランを何とか止め4th-インチとするも、QBスニークでFD/東大陣30ydへ。スクリーンを読んだLB#1徳田(3年)のロスタックルもあり3rd-11とし、厳しいラッシュでQBを追い込むも、またもやパス成功。ゴール前14ydへ。

【2Q】ずるずると前進を許しているウォリアーズ。
何とか頑張りたいディフェンス陣。QBスクランブルは1yd、パスは失敗、QBキープも5ydに留めて4th-4。駒沢大をFGトライに追い込む。FGは成功し、7-3。(0:48)

自陣33ydからの東大2ndシリーズ。今シリーズもTDに繋げたいところ。
しかし、1stプレーでブーツレッグから投じたパスは弾道が乱れて、駒沢大DBがインターセプト。あえなく攻守交代。

東大陣49ydで絶好のチャンスを手にした駒沢大2ndシリーズ。QBキープとスクランブルで前進され、東大陣38ydでFD。
しかし、ここで東大守備陣が猛奮起。オプションピッチはDE#55松永(3年)がナイスタックル。しかも相手のホールディングの反則で1st-20。1回パス失敗させた後の2nd-20でLB#1徳田が見事なインターセプト。

自陣41ydで攻撃権を奪い返した東大3rdシリーズ。
しかし、3回のランでFD獲得できず、4th-5/1-2-3パント。しかも、パンターの足が滑ってボールにかすっただけの蹴り損ねで殆ど飛ばず。

東大陣44ydでチャンスを得た駒沢大3rdシリーズ。ランプレーで1回FDを奪われ、東大陣34ydへ。
しかし、ここでも東大守備陣が猛奮起。ドローはDE#55松永がノーゲインに押さえ、ブリッツに入ったLB#20小河(3年)が見事なQBサックを演じて3rd-18。
ヒッチパスにもゲインを許さず、4th-16/パントに追い込む。しかも、スナップミスで駒沢大キッカーはボールを確保するだけで精一杯。

前半残り時間3分強、敵陣44ydで攻撃権を手にした東大4thシリーズ。
QB#16郷原のオプションキープで敵陣31ydへ。3rd-3となるも、#28寿松木(4年)のパワーオフタックルでFD/ゴール前19yd。残り時間40秒、何とかTDを奪いたい。
しかし、2回のランはノーゲイン。3rd-10、残り時間1秒でFGトライ。37ydFGを#23大津が見事に決めて10-3で前半終了。

【3Q】東大のキックオフにより後半開始。駒沢大1stシリーズは自陣26ydから。
カウンター系のランにタックルミスして自陣37ydでFD。
しかし、ここで東大守備陣のビッグプレー炸裂。DE#55松永等の厳しいパスラッシュで追い込まれたQB。投じたパスをCB#21大坪(4年)がインターセプト。

敵陣44ydでチャンスを得た東大1stシリーズ。
RB#32安達がパワーオフタックルからオープンへ。一度はロスタックルを食らいそうになりながら、粘り腰で見事な12ydラン。更にRB#28寿松木がオプションピッチが好走し8yd前進。
最後はQB#16郷原がハンドオフフェイクからのカウンターランでオープンを疾走し、見事な24ydTDfラン。#23大津のTFPも決まり、17-3。(3:03)

東大#89三上(3年)のキックは滞空時間・飛距離共に十分なキック。
駒沢大2ndシリーズは自陣21ydから開始。LB#45山田(3年)の素早い判断によるロスタックルもあり、1-2-3パント。

パントは#19池内が果敢にキャッチして東大2ndシリーズは自陣43ydから。
RB#32安達の7ydパワープレー後、WR#19池内の8ydパスが成功し、敵陣42ydへ。RB#32安達がカウンター系のランで力強く8yd前進した後、QB#19郷原がオプションキープから14yd好走して、ゴール前20ydへ。一気に畳みかかるチャンス。
しかし、QBキープ時に相手タックラーとの接触でボールをファンブルし、これを相手がリカバー。

ターンオーバーにより自陣10ydで攻撃権を得た駒沢大3rdシリーズ。
しかし、今試合の東大守備陣は気持ちが切れない。今シリーズも3回のランにFDを与えず、1-2-3パントに追い込む。

駒沢大パントが飛ばず、東大3rdシリーズは敵陣32ydから。
3rd-2となるも、QB#16郷原の好オプションキープで一気にゴール前11ydへ。しかし、続くQBキープは4ydロス。

【4Q】ゴール前15ydからの2nd-14。
QB#16郷原がフェイクを入れてからの決め打ちキープで鮮やかなTDラン。#23大津のTFPも勿論決まり、24-3。(0:10)

キックオフカバーでは#6上田(3年)のナイスタックルもあり、駒沢大4thシリーズは自陣29ydから。
4th-3と追い込むが、駒沢大はギャンブル。QBにフェイクからオープンを走られて自陣45ydまで前進を許す。しかし、再度4th-8に追い込んだ後のギャンブルではきっちりと止めて攻守交代。

敵陣49ydからの東大4thシリーズ。
ここでQBは#15高木勇海(2年)に交代。公式戦デビューのQB#15高木は実に落ち着いたクォーターバッキングを披露。
初プレーでRB#32安達の7ydオプションピッチを演出。次プレーでもナイスパスを投じるも、これはWRのキャッチミスで失敗。しかし、3rd-3からのオプションキープでは素早い切れ上がりで見事に初FD獲得。敵陣34ydへ。
更に、ハンドオフフェイクを入れてからのQBキープで、オープンを快走。兄貴同様の健脚を活かして加速し、一気にゴール前8ydへ。最後はRB#28寿松木がオプションピッチからエンドゾーンへ。#23大津のTFPも成功し、31-3。(5:09)

駒沢大5thシリーズは自陣30ydから。
DE#54夫(4年)のQBサックもあり、安定感ある守りで4th-10に追い込む。更に駒沢大ギャンブルのパスは失敗。

ゴール前29ydで攻撃権を手にした東大5thシリーズ。
公式戦デビューのFB#24長谷川(2年)の3ydダイブの後、QB#15高木が先程同様にハンドオフフェイクからのキープでオープンを疾走。あわやTDとなる好走により、ゴール前3yd。
最後も自らのキープでねじ込んでTD。#23大津のTFPも決まり、38-3。(残り3:20)

ここでキッカーは1年生#47山田に交代。デビュー戦とは思えない落ち着きぶりで好キックを蹴り、駒沢大6thシリーズは自陣37ydから。
ホールディングの反則やLB#20小河のQBサックで大きくロスし、4th-27。
それでもギャンブルし、ロングパス。WRは東大DBを抜いてあわやキャッチ・・・しかし、ラッキーにも失敗。

残り時間2分を切って、ゴール前20ydで攻撃権を手にした東大6thシリーズ。
QB#15高木がQBドローから一気に加速し、相手守備陣の間を切り裂き、ゴール前7ydへ。RB#28寿松木の力強い中央ランで6ydゲインした後、最後はQB#15高木のキープでTD。TFPはゴールポストに当たって残念ながら失敗し、44-3。(残り38秒)

駒沢大最後の攻撃は自陣40ydから。
1回FDを与え東大陣42ydまで進まれるが、ロングパスをCB#35彦坂(3年)がインターセプト。

残り9秒、自陣16ydからの東大最終プレー。
QB#15高木がオプションキープで45ydロングゲイン。敵陣39ydまで進んだところでゲームセット。
決して順風満帆ではなかったが、前半戦を3勝1敗としたウォリアーズ。
いよいよ、次節から早大・明大・中大との強豪相手の3連戦。何としても目標のクラッシュボウル出場を果たす。

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