2017/10/22-東京学芸大学戦

日時 10月 22日 13:30 Kick Off
場所 富士通スタジアム川崎
○東京大学  14―6  東京学芸大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 0 7 0 14
東京学芸大 0 0 0 6 6

Game Report

【1Q】
第1Qは学芸大のキックにより開始。RB#38山田(3年、駒場東邦)がGoal to 65ydsまでリターンし、東大の第1シリーズが始まる。RB#32樋山(2年、開成)や#23石村(4年、桐朋)の中央へのラン、WR#13瀬戸(3年、聖光)へのパスで敵陣に入り込む。ここからもRB#30山口(4年、甲陽)のランなどで確実にゲインを重ね、Goal to 36ydsで3rd Down 2ydsに。ここで、QB#14伊藤宏(2年、立教池袋)が自身でボールをキープしフィールド真ん中を駆け抜けそのままタッチダウン!!TD後のK#29上野山(3年、開成)のキックも決まり東大7-0学芸大。幸先の良いスタートを切る。

東大のキックオフで試合が再開し、学芸大はGoal to 74ydsから第1シリーズを開始。このシリーズでは#58南(3年、駒場東邦)をはじめとするDL陣のディフェンスが光り、パントで攻守交代となる。続く東大の第2シリーズはGoal to 45ydsから。

ラン、パスを試みるも大きなゲインにはならずP#20鎌形(4年、県立浦和)のパントで攻守交代。Goal to 86ydsからの学芸大の第2シリーズ。このシリーズもLB#9浜崎(4年、開成)のはやいタックルなどディフェンスが活躍し、自陣への侵入を許さずパントで攻守交代。ここで1Qが終了する。

【2Q】
東大第3シリーズはGoal to 67ydsから開始。しかし1プレー目のファンブルロストでボールを奪われてしまい、痛恨の攻守交代Goal to 38ydsという相手に有利なポジションから学芸大の第3シリーズが開始となる。厳しい状況の中LB#44勝(4年、東海)、#55藤本(4年、麻布)の思い切りの良いタックルでロスをさせるが、Goal to 32yds,4th Down 6ydsでの相手のランプレーを力で押し込まれ、ファーストダウンを更新されピンチは続く。

しかしDL#58南らディフェンスが粘り、これ以上のゲインを許さない。良い流れのままGoal to 26yds 4th Down 10ydsでのギャンブルを止めて攻守交代。東大はGoal to 74ydsから第4シリーズを開始する。RB#38山田、#32樋山のラン、WR#15古賀(3年、開成)へのパスでもゲインするが惜しくもフレッシュにはならず、パントで攻守交代となる。

学芸大の第4シリーズはDB#20鎌形のナイスタックル、続くプレーでのファンブルフォースで相手にプレッシャーをかけパントに追い込む。東大第5シリーズは大きなゲインを出せず、フレッシュ獲得なくパントで攻守交代。Goal to 67ydsから学芸大学の第5シリーズへ。

ランを中心にジリジリと攻め込まれるが、Goal to 46yds,4th Down 2ydsでの相手のギャンブルを粘りのディフェンスで止めきり、前半残り20秒で攻守交代して東大の第6シリーズ。リードを広げたい東大は1プレー目で果敢にもパスを選択するが、痛恨のインターセプトを被り攻守交代。前半残り10秒で学芸大の第6シリーズとなるが、1プレーが終了したところで時間切れに。東大7-0学芸大で前半終了。

【3Q】
東大のキックで試合が再開。K#2児玉(2年、学芸大学附属)の特大キックはエンドゾーンに入りタッチバックに。学芸大の第7シリーズはGoal to 75ydsから開始となる。相手のRBに翻弄され、テンポ良くフレッシュを許しハーフラインまで攻め込まれてしまうが、ここでDB#3池内(3年、灘)やLB#44勝、#55藤本のナイスタックル。DB#5中村(3年、東海)のディフェンスが力を発揮しパントに追い込み攻守交代。

続く東大第7シリーズはQB#14伊藤宏自身のランとWR#15古賀へのパスの2プレーでファーストダウンを更新し、RB#32樋山、#23石村、#38山田のランで着実にゲインをかさねる。WR#83深澤(3年、浅野)や#13瀬戸へのパスも決まり、ゴール前6ydsまで迫ると、RB#32樋山が中央を駆け抜けタッチダウン。TD後のK#29上野山のキックも決まり東大14-0学芸大とリードを広げる。

東大のキックで試合が再開。学芸大はGoal to 57ydsより第8シリーズの攻撃を開始する。シリーズ序盤は相手RBのランに対応できず、Goal to 22ydsまで攻め込まれてしまう。しかしLB#55藤本が渾身のロスタックル。会場を大きく沸かせたところで3Qが終了した。

【4Q】
攻め向きを変えて試合再開。引き続き学芸大がGoal to 24ydsから攻撃を開始。ここで#42中原(2年、桐朋)の裏から食うタックルが炸裂し相手を4th Down 13ydsまで追い込む。何としても得点が欲しい学芸大学はギャンブルを選択。東大としても勝利を確実にするために止めたいところだったが、ここで相手QBのサイドラインを駆け上がるランを止められずタッチダウンを許してしまう。東大14-6学芸大。学芸大学のTD後のFGはスナップの乱れもあり失敗。8点差で試合終盤に入る。

続く東大の第8シリーズは大きなゲインはできずにパントで攻守交代。学芸大の第9シリーズはGoal to 85ydsから開始。外側へのランなど多彩な攻撃に悩まされ自陣半ばまで攻め込まれてしまうが、ここでLB#44勝のディフェンスが再び冴えわたり、これ以上のゲインをゆるさない。

そのままパントで攻守交代。東大の第9シリーズはランプレーで時間を使い、試合残り時間2分30秒で学芸大の第10シリーズへ。これも大きなゲインは獲得させず残り30秒で攻守交代。勝利を確実にした東大はQBのニーダウンで時間を使い切り試合終了。東大14-6学芸大と、悪天候の中秋シーズン開幕4連勝を飾った。

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