2016/12/04-拓殖大学戦

日時 12月 4日  10:45 Kick Off

場所 アミノバイタルフィールド

○東京大学  52― 3 拓殖大学●

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
東京大 7 21 0 24 52
拓殖大 0 3 0 0 3

Game Report

全勝で迎えたリーグ最終戦。すでにBIG8の1位通過は確定したが、相手はここまで全敗の拓殖大学、チャレンジマッチ勝利へ向けて弾みをつけるには完勝が必須となる試合。決して気を緩めることなくWARRIORSのフットボールを体現したい。

【1Q】
東大のキックオフで試合開始、すっかりKとして定着した#6児玉(1年)が本日も安定した好キックを見せる。#48渡辺(4年)が痛烈なタックルで拓殖リターナーを仕留め、拓殖オフェンス第1シリーズはGoal to 79ydからとなる。
1stプレーのランは守護神DB#2村本(4年)の素早い上がりでわずか1ydのゲイン。さらにDB#80三宅(4年)がクイックパスに好反応を見せると、3rdダウンでのジェットスイープをDL#60高橋(4年)がロスタックル!4年生の活躍で拓殖をパントへと追い込む。4thダウンでオフサイドの反則があるも、拓殖のミスパントで東大オフェンス第1シリーズはGoal to 60ydからとなる。(1Q残り9:47)

先発QBは4年生#14荒川、この荒川からハンドオフを受けたRB#33宮山が力強いランでフレッシュを獲得し敵陣へと切り込む。
さらにRB#21関野(4年)、RB#28荒井(2年)の活躍で立て続けにフレッシュを獲得しボールはGoal to 21ydへ。
QBスプリントとパス失敗で3rd-11へと追い込まれるも、ここでQB#14荒川からWR#13瀬戸(2年)へドローフェイクのパスがヒット!
瀬戸が公式戦初タッチダウンを上げる。さらにK#20鎌形(3年)のTFPも決まり、7-0と先制する。(1Q残り5:11)

Goal to 75ydからの拓殖オフェンス第2シリーズ、今試合好調のDL#60高橋が1stプレーでロスタックルを見せる。拓殖がフォルススタートにより罰退し2nd-17、ディフェンスの好カバーでターゲットを見つけることができずにスクランブル発進したQBをDL#91伊澤(2年)がナイスタックル。続くオプションのキープランをLB#44勝(3年)が鋭いタックルで仕留めて拓殖をパントへと追い込む。
リターンチームの好ラッシュでこのパントも失敗、Goal to 52ydの好位置で攻撃権を得る。(1Q残り2:39)

ここで拓殖ディフェンスが意地を見せ東大オフェンス第2シリーズは3&アウト。
P#21関野が絶妙なコントロールパントを見せるも惜しくもタッチバックとなる。(1Q残り1:18)

拓殖オフェンス第3シリーズ、1stプレーのジェットスイープでフレッシュを許すも、続くスクリーンをLB#44勝(3年)、LB#47東(4年)が落ち着いてタックル。さらに中央のランに対しLB#44勝が痛烈なロスタックルを浴びせたところで1Q終了。

【2Q】
3rd-10のロケットスクリーンにLB#48渡辺が好反応を見せロスタックル、4thダウンで拓殖はパントを選択。
ここでパントリターンチームにビックプレー炸裂!#87中澤(3年)がパントをブロックし、こぼれたボールを#23石村(3年)がリカバー、さらに石村からトスを受けた#52加藤(2年)がそのままエンドゾーンまで走り込みタッチダウン!
拓殖の稚拙なパントの穴を突いた見事なパントブロックからのリカバータッチダウンでスコアを14-0とする。(2Q残り11:08)

続くキックオフはK#6児玉が再び好キックを披露、さらに#26中村(2年)のタックルも決まり拓殖オフェンス第4シリーズはGoal to 73ydからとなる。
LB#44勝とLB#55藤本(3年)のナイスタックルで3rdダウンまで追い込むもフレッシュを許してしまう。
DB#80三宅の落ち着いた好カバーで1stダウンのパスは失敗。続く2ndダウン、拓殖キャリアーに50yd以上のビッグゲインを許しあわやタッチダウンかと思われたが、エンドゾーン直前で追いついたDB#80三宅がボールを掻き出しLB#47東がこれをリカバー。しかし同時に拓殖がホールディングの反則を犯しており、この拓殖オフェンスを止め切れると判断した東大は自陣目前での攻撃権ではなく反則の施行を選択。続くプレーは2nd-20となる。
DL#99岡崎(3年)の好ラッシュで拓殖のスクリーンを失敗に追い込み3rd-20、LB#44勝の落ち着いたタックルで4thダウンへと追い込まれた拓殖はパントを選択。
R#80三宅ががっちりキャッチし、ボールはGoal to 77ydへ。(2Q残り7:26)

東大オフェンス第3シリーズ。オプションピッチを受けたRB#28荒井のランで7ydをゲインすると、続く2ndダウンでビックプレー炸裂!RB#21関野が70ydを快走しタッチダウン、#6児玉によるTFPも決まり21-0と点差を広げる。(2Q残り6:47)

続くキックオフでは#87中澤と#80三宅がナイスタックル、拓殖第4シリーズはGoal to 76ydからとなる。
1stダウンではDL#91伊澤がQBのキープランに好反応を見せノーゲインに抑える。3rdダウン、DL#52加藤とDL#60高橋が激しいラッシュで相手QBに襲い掛かり、最後は加藤のサック!4th-14でのパントにより攻守交替となる。(2Q残り5:00)

#87中澤のナイスラッシュによりGoal to 36ydの好ポジションからのオフェンス。QB#16松下(3年)からTE#83深澤(2年)へのドローフェイクパスがヒットしフレッシュを獲得すると、RB#28荒井がそのままタッチダウン!28-0と拓殖を突き放す。(2Q残り3:43)

キックオフでも#83深澤がナイスタックル、拓殖オフェンス第5シリーズはGoal to 81ydからとなる。さらに1stプレーではLB#45沼尻(2年)がナイスタックル!2年がどんどん頭角を現してくる嬉しい展開。LB#48渡辺、DB#1岩隈のナイスカットでパントに持ち込む。ここでR#80三宅がナイスリターンを見せ、Goal to 31ydの好位置でオフェンスにバトンを渡す。(2Q残り2:35)

QB#16松下のキープランとRB#38山田(2年)のオプションランで3rd-4まで進むも、ここでパスを失敗し4thダウンではFGを選択。しかし42ydFGは惜しくも失敗、Goal to 75ydから拓殖オフェンス第6シリーズとなる。(2Q残り1:13)

1stプレーのオプションランはLB#45沼尻がなんとかタックルするも9ydゲイン、続く2nd-1ではナイスカバーでパスを防ぐもQBのスクランブルによりフレッシュを許す。
さらにスクリーンとアウトパスでフレッシュされGoal to 27ydまで攻め込まれる。
DL#91伊澤のパスブロックとDB#80三宅のナイスタックルで拓殖の進撃を阻むも36ydFGを決められ3点を返される。スコアが28-3となったところで前半は終了、試合は後半へと続く。
【3Q】
拓殖大学のキックで後半開始。東大オフェンス1stプレー、RB#30山口(3年)が縦のランで大きくゲインすると、続いてQB#16松下が自らボールを持ちフレッシュ。更に#83TE深澤が際どいパスをキャッチ、RB#38山田も好走を見せる。しかし後が続かず、パントを選択。
RB#21関野がナイスパントを放ち、拓殖陣2ydから拓殖の攻撃へ。(3Q残り8:07)

続く東大ディフェンス、拓殖のランを素早い上がりを見せたDB#11石川(4年)とDL#90岡田(2年)ペアがロスタックルするなど好守を見せる。3rdダウンロングも激しいプレッシャーでパス失敗に持ち込み、攻守交代となる。(3Q残り5:26)

東大オフェンス第2シリーズはフレッシュならず、パントを選択。ここで、今試合初出場のDB#39八尋(1年)が真っ先にリターナーに到達!今後が楽しみな活躍を見せる。(3Q残り3:46)

拓殖オフェンス第2シリーズは、1stプレーでDL#53松重(3年)がQBキープをタックル!続くプレーもDB#20鎌形が安定感あるタックル。フレッシュを許さず攻守交代とする。(3Q残り1:26)

東大オフェンス第3シリーズ。2ndダウンでWR#13瀬戸へのパスが決まり、敵陣35ydとしたところで3Q終了となる。
【4Q】
いよいよ最終クォーター。WR#87中澤へのパスが成功し、一気にゴール前10ydとすると、RB#36上杉(2年)が力強いランで一気にタッチダウン!35-3となる。(4Q残り11:18)

続く東大ディフェンス、1stプレーでLB#46大谷(2年)が外のランをナイスタックル!更に次のプレーでDB#20鎌形がパスインターセプト!モメンタムを手繰り寄せる。(4Q残り10:19)

得点につなげたい東大オフェンスは、ゴール前17ydから。QB#15古賀(2年)が果敢にキープして前進、最後は守備の間をスルスルと抜け、タッチダウン!42-3となる。(4Q残り7:39)

得点後のキックオフはK#6児玉がタッチバックの特大キックを放ち、東大ディフェンス開始。
1 stプレー、DB#3池内(2年)がナイスタックル!DB#26中村(2年)も素早いリアクションで好守を見せ、パントに持ち込む。(4Q残り3:46)

続く東大オフェンス、いきなりQB#15古賀からWR#86塩谷(2年)へのロングパスが決まり、50ydゲイン!続いてRB#36上杉が滑らかな走りで残り18ydを走りきり、一気にタッチダウン!49-3とリードを広げる。(4Q残り3:06)

攻守交代後の東大ディフェンス、1stプレーはLB#45沼尻が素早くタックル!さらに、3 rd-2のピンチではLB#9浜崎(3年)が掻き出したボールをDB#3池内がリカバー!攻守交代となる。(4Q残り1:24)

残り時間わずか、ゴール前22ydから東大の攻撃は、惜しくもゴールに届かずFGを選択。K#20鎌形が37ydのキックを決め、トドメの3点追加。52-3となる。残り時間もしっかり守り抜き、試合終了。

リーグ最終戦も、貪欲に勝利を掴んだWARRIORS。これで残すはチャレンジマッチのみとなった。
2013年、BIG8所属が確定したその日から、どれだけこの日を待ち望んで来たことだろう?
このチームに関わる全ての人の思いを乗せて、打倒日体!がんばれWARRIORS!

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